中国のWebのルールで、「コピーしたメディアは、転載であることを明記する」ことが法律化された。( | 日本のお姉さん

中国のWebのルールで、「コピーしたメディアは、転載であることを明記する」ことが法律化された。(

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▼中国のWebのルールで、「コピーしたメディアは、転載であることを明記する」ことが法律化された。(株式日記と経済展望)
◆中国の「愛国行動」をネットから分析する 4月25日 インターネットウォッチ
チベット独立反対デモに、反仏カルフールデモ、さかのぼれば反日デモも日本人には印象深いところだが、オリンピックイヤーの現在、中国のデモに世界中から注目が集まっている。報道やネットの情報を総合すると、どうやら携帯電話のショートメールやインターネットの掲示板を通じて、不特定多数にデモを呼びかけているようだ。また、中国の掲示板の反応を報道する日本のニュース記事も登場している。

現在の愛国運動にネットが一役買っているとして、どのような中国人が利用しているのか、コメントの信憑性はどの程度あるのかなどを、現在、そして過去の事例から考えていきたい。 なお、以下では中国のネット事情をまったく知らない人にもこの記事を読んでわかっていただけるように書いている。筆者の連載を読んでいただいている読者の方には、説明がくどいと思われる部分もあるかもしれないが、ご了承いただきたい。
4月26日の長野の聖火リレーの状況によっては、中国の掲示板が騒がしくなることも考えられる。そうした際に、この記事の内容が少しでもお役に立てたなら幸いである。


中国メディアで瞬時にニュースが広まるわけ

中国に進出したフランスのスーパー、カルフールを主なターゲットとした反仏デモは4月24日現在、まだ終息するめどは見えない。中国最大の検索サイト「百度」のニュースを見ても、デモを終息させようとするニュースが目につく状況だ。ちなみに、百度のニュースはGoogleニュースと同様に、中国国内の多くのメディアの最新ニュースを紹介している。 中国のWebニュースサイトのルールで、日本ともっとも違う点として挙げられるのが、“あるニュースサイトが掲載した最新ニュースを、他社のニュースサイトが許可なく全文コピーしてよい”というルールだ。ただし、それだけでは元記事を書いたメディアが浮かばれないということからか、近年になって「コピーしたメディアは、ニュースのオリジナルのメディア名を記載し、転載であることを明記する」ことが法律化された。 つまり、ある記事が別の多数のメディアから面白いと思われれば、その記事がいつのまにか多数のメディアに転載されているという仕組みだ。中国では、上述のようにコピーしたら出典を記載することが法制化されるほど、それが当然のこととして認められているので、他メディアを見て客寄せができそうなニュースを収集し、コピーして自社メディアに記事として掲載するのも編集者の仕事のひとつなのだ。

こうした事情から、客寄せできそうな事件や、今回の反仏カルフールデモを抑えようとする意向のある文章などは、瞬時に中国全土の多数のメディアに掲載される。百度ニュースのページで「X条相同新聞>>(X個のサイトに同じニュース)」という緑色のハイパーリンクが設けられているのはそのためである。時に数百ものメディアがまったく同じ文章で同じ記事を掲載する。

:ニュース記事には必ず感想コメント欄が

また、もうひとつ中国Webニュースメディアの特徴として挙げられるのが、感想コメントが書き込める点だ。感想コメントは中国では「評論」と呼ばれる。まれに、「評論」コメントが意図的に付けられないようにした記事も見かけるが、基本的にはほとんどのWeb系メディアで、ひとつひとつのニュースに対して掲示板が用意され、「評論」ができるようになっている。たとえば、反仏カルフールデモを諌めようとする記事があれば、「筆者の言うことに賛成」や「諌めるなんて、それでも愛国者か!」といった賛否両論のコメントが感想コメントの掲示板に書き込まれるわけだ。 同じニュースが多数のニュースメディアで掲載され、それぞれのニュース記事に感想コメントがある。おまけに個人のブログでも、日本のブログのようにニュースを評論するブロガーがいる。そうすると、中国のインターネット利用者の意見を調べてまとめることは、雲をつかむかのような話に思えるのだが、それが意外とそう難しくはないのだ。

中国の老舗ポータルサイトは、人気順から新浪(Sina)、捜狐(SOHU)、網易(NetEase)があるが、感想コメントの書き込み順では、網易のニュースが圧倒的で、続いて新浪、捜狐となる。捜狐よりは、チャットソフトのポータルサイト「QQ」のニュースページのほうがコメントが多いので、QQにも注目する必要がある。 つまり、中国のニュース記事に対する読者のコメントを読むには、「百度でニュース検索をする」「その原文のニュースから同一文章である網易や新浪やQQのニュースソースをクリックする」「各メディアのニュースページのコメントを読む」という手順で捜せば、結構な確率で多数の感想コメントが付いたニュースにたどり着くことができる。 また、感想コメント以外にも、サイト利用者の意向を知る手段として、「投票」が挙げられる。例を挙げれば、今回の反仏カルフールデモに関しては「反カルフールをすべきか」という新浪の質問に全投票の9割弱におよぶ34万票が「すべき」と回答、一方「すべきでない」はわずか3万票だった。 ただし、この投票機能はすべてのニュースに備わっているわけではなく、編集部が読者の意見を見るべきと思う一部のニュースにのみあるので、意図的に投票結果を捜すのは感想コメントを捜すのとは違って難しい。(中略)


*掲示板の熱い書き込みが中国の民意とは限らない

上に述べてきたことから、「中国を支持する!」という熱いデモや激しい言葉を使った掲示板のコメントなど、強いアピール行動をしている中国人がいる一方で、意外と現実的な判断を下している中国人の姿も見えてくるように思う。 中国の掲示板の過激な表現だけで中国の民意を測ろうとするのは、かならずしもいい方法であるとは限らない。デジカメのExif情報を見るのが一例だが、言葉よりデータが雄弁に語る現実もある。表現に振り回される形で日中の掲示板での中傷合戦がエスカレートするのも状況により、一時的には仕方ないことかもしれないが、それが相手の本心か? という疑問をいつも頭のどこかに置いておくことが、事実を把握する助けになるかもしれないと思うのだ。

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(私のコメント)
北京オリンピックの聖火が日本にやってきましたが、厳重な警備の元に長野に運ばれました。チベット国旗がかなり売れていることから沿道にはチベット国旗が並んで聖火を歓迎する光景が見られるかもしれない。オーストラリアでは1万人の中国人留学生が聖火リレーの応援に動員されて、チベット弾圧に抗議する人たちは人数で圧倒されてしまったようだ。

長野でも中国人留学生が動員されて中国国旗とチベット国旗の競演が見られそうですが、ロンドンやパリで見られたような聖火への直接の妨害はないだろう。百人もの警官のガードに固められているから妨害は不可能だ。へたに妨害してフランスのカルフールのように反仏デモが広がってしまったように、反日デモがまた起きかねない。中国や世界で起きている反仏反カルフールデモは、インターネットの呼びかけで広がっているようですが、呼びかけが転載されて広がっているようだ。中国のネットにおいては面白い記事があれば転載されて広まっていく。インターネットウォッチの記事によれば他社のニュースサイトの記事も許可なく全文がコピーされていると言うことです。さすがコピー大国の中国ですが、これではまずいと言うことで、オリジナルのサイト名と転載である事を明記する事が法律で決められた。今のところネットは無料のメディアであり転載したところで直接的な被害が生ずるわけではない。むしろいかに多くの人に見てもらうかが問題なのであり、記事を書いても見る人がいなければ張り合いをなくしてブログを止めてしまう人が後をたたない。

「株式日記」においても、面白いと思った記事を紹介しながら私のコメントをつけているのですが、それでも著作権法違反だとクレームをつけてくる人がいる。私は著作権法31条の「引用」だと主張しているのですが、中国の例を見れば分かるように、オリジナルのサイト名をリンクして本文と分けて転載である事が分かれば良いのではないかと思う。反日デモが盛んだった頃に「日々是チナヲチ」というサイトから記事を引用させてもたったことがあったのですが、管理人の御家人氏から知的財産権の侵害だと抗議された事があります。ネットがなかった頃出来た著作権法を持ち出して厳密に解釈すればそうなるのでしょうが、そうなるとグーグルもユーチューブもみんな違反になる。ネットはネット用の法律を作って管理すべきだ。ネットでコピーが出来ないとなると言論の自由が損なわれる弊害のほうが大きいのではないかと思う。御家人氏の抗議文を読むと拡大解釈して、私がやってもいないことに対して抗議している。文の中には「訴訟を起こされ被告席に立たされてもても文句が言えません」と脅迫めいた文も見られるのですが、言論弾圧において中国共産党よりも悪質だ。
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◆デジタルコンテンツの知的財産問題 (御家人) 2006-08-12 11:08:49

TORAさんはどうやらブログを含むデジタルコンテンツの知的財産問題について致命的な誤解をなさっているようです。「ネットに公開されたサイトは公共財として自由に引用できる」とは驚き入る次第です。その御見解ですと一部メディアがネット上で展開している有料サービスから記事を引き写してもいいことになりますね。「著作権法32条には具体的な数字が無いから、正当な範囲内がどこまでなのかはそれぞれの主観によるものであり、読者に理解してもらうにはこれぐらい必要だと私が思ったから『引用』しているのだ。」というのはTORAさんの個人的な認識であり言い訳にすぎません。他人のブログであれ報道記事であれ、全文を引き写しておいて「引用」とは恐れ入ります(そりゃ短い記事のときは途方にくれてしまいますけどね)。

「それでも、全文ぜんぶ引用とか、書き写しなどというのはダメである。」と御自身のサイトで引用なさっていますが、TORAさんはその見解を支持されているようにみえます。それだけに貴ブログのスタンスは解せません。 
http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/840.html

例えばテレビからキャプチャーした画像を使用するのにテレビ局に対し事前承諾を得ていますか?得ていないのであれば明白な肖像権、著作権及び版権の侵害であり、中国や香港などで横行しているような、アイドルのコンサートの生写真を無断で販売するのと同じようなものです。権利を得ていない以上、海賊版を無料でバラまくようなものですね。アプルーブを経ていない以上、「読者の理解を助けるために掲載した」なんて理屈は通りませんよ。訴訟を起こされ被告席に立たされてもても文句が言えません。まあジャニでもなければそこまでしないでしょうが。TORAさんのブログの性質からすれば苦しいところでしょうが、他人の褌で相撲をとるにせよ、そのあたりはわきまえておいた方がいいのではないかと。デジタルコンテンツに対する知的財産侵害は最近うるさくなっていますから気をつけるに越したことはないと思います。 ちなみに、gooブログ規約第13条第3項を御一読さなることをお勧めします。
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◆RE:デジタルコンテンツの知的財産問題 (TORA) 2006-08-13 13:47:35
>有料サービスから記事を引き写してもいいことになりますね。

株式日記では有料サイトからのコピペはしていません。また良いと言った事もありません。
>アイドルのコンサートの生写真を無断で販売するのと同じようなものです。
株式日記では商品価値のあるアイドルの肖像などを張り付けてはおりません。
>権利を得ていない以上、海賊版を無料でバラまくようなものですね
株式日記では映画や音楽等のCDやDVDをコピーしてばら撒いてはおりません。
>中国の話にすり替えるなんて底が割れますからやめた方がいいですよ(笑)。
話をすり替えているのは御家人氏のほうでしょう。中国共産党は著作権を楯に反政府的な言論活動のサイトを抹消しています。御家人氏の主張は著作権を優先して言論の自由を圧殺するものです。

>訴訟を起こされ被告席に立たされてもても文句が言えません。まあジャニでもなければそこまでしないでしょうが。
コピペしたことにより御家人氏は金銭的な被害を受けたのでしょうか?

>TORAさんについては拙文からの引用は如何なる形であれ御遠慮下さい。
だからコピペされて不愉快なのならブログでそのように警告文を表示しておいていただきたい。

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日本のお姉さんの意見。↓

いろいろ考えさせられた。以上。