中国のチベット弾圧をほっといたら近い将来FREE TAIWANのTシャツを着ることになる | 日本のお姉さん

中国のチベット弾圧をほっといたら近い将来FREE TAIWANのTシャツを着ることになる

【決意表明】私は台湾のために長野に行く
東京在住  齋藤 信人

4月25日の夜行バスで長野に向うことにした。
普通のサラリーマンである私には正直なところキツイ日程であ
るが、チベットの現状を考えると居ても立ってもいられない。

ところで、この中国のチベット弾圧に関して、台湾から声が聞
こえてこない。何を想っているのだろう。

出張帰りの新幹線の中で、そんなことを考えていると、あるビ
ジョンが浮かんだ。それは野蛮な大男が小柄な人をナイフで刺
しているというものだ。

刺されている小柄の人は、その大男と似ても似つかない顔をし
ているし、服装も異なる。全く人種が異なるようだ。周りの人
々は、その大男の蛮行を止めようとするが、その大男は「これ
は自分の家の問題であるから、何をしても勝手だ」と言って聞
かない。

その喧騒のためか、周囲の人の目は、その大男のもう一方の手
にはピストルが握られていて、別の小柄な人に狙いが定められ
ていることに気がつかない。その小柄な人は、乱暴で汚い格好
の大男と異なり、温厚で身なりもきれいで、やはり大男とは全
く関係がないように見えるが、大男はこちらも自分の家の問題
だと言う。

周りの人々がナイフで刺された人を助けようとしているのだか
ら、ピストルを向けられた人も声を上げれば、周りの人々も気
付くはずだが、どういう訳か声を上げない。ピストルを向けら
れた人の顔にははっきりした表情が浮かんでいないが、時折う
っすらと笑みを浮かべているようにも見える。

それはまるで「どうせ、このピストルは発射されることはない
」と安心しきっているようでもあるし、「ここで自分が騒がな
ければ、この大男もそれに恩を感じ、そのうち自分を解放して
くれる」と考えているようでもある・・・。

これが今のチベットと台湾の問題であると思う。
今チベット問題が世界の注目を集めている中、台湾が声を上げ
ないのは絶対に間違いである。

チベット問題で混乱している今、中国は台湾が声を上げないこ
とをラッキーと思っているだろうが、チベット問題が片付くと
次は台湾である。台湾が、今声を上げないことを「中国に対し
て恩を売っている」と思っているとすれば、その恩は間違いな
く仇で返される。

千を超えるミサイルは、まだ台湾に向けられたままである。

本日発売のSAPIOに、業田良家氏が「中国のチベット弾圧をほ
っといたら近い将来FREE TAIWANのTシャツを着ることになる

と書かれている。まさにその通りである。

だから私はあえて表明する。私は台湾のために長野に行くと。
チベット問題を通じて、世界の目を台湾に向けたいと思ってい
る。今こそ台湾の人々にも、声を上げて欲しい。

総統選挙期間中、「天佑台湾」という言葉をよく耳にした。「
天が台湾を守ってくださいますよう」という祈りの言葉である


私は台湾の人に言葉を送りたい。
「天は自らを助くるものを助く」と。
台湾の声:
http://www.emaga.com/info/3407.html