日本解放第二期工作要綱(ネットゲリラ)1 チナは、モンゴル語で「狼」の意味 | 日本のお姉さん

日本解放第二期工作要綱(ネットゲリラ)1 チナは、モンゴル語で「狼」の意味

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▼日本解放第二期工作要綱(ネットゲリラ)
田中上奏文というのがあるわけだか。いや、実はないんだが、あるアルよ。で、コレがひとつの遠因となって日米が戦争する事になるわけなんだが、
1934年ころ、アメリカで「田中メモリアル」という英語のパンフレットが出回り始めていた。田中とは田中義一のことで、彼は1927年(昭和2年)から1929年(昭和4年)まで首相の座にあった。彼が、1927年、6月から7月にかけて主催した東方会議で決定され、昭和天皇に上奏されたとするものだという。内容は「日本が世界を征服するためにはアメリカを倒さなければならない」というものだったという。この文書は宮内庁書庫から盗み出されたものとされたが、当初より日本政府はそれを偽物と発表。中国、あるいはソ連による偽文書ではないかとされ、真偽のほどはわからないようだ。だが、ルーズベルトら政治指導層は、当然この文書を目にしている可能性は圧倒的に高い。

中国のスパイがせっせとこの偽文書をアメリカで撒いて、ルーズベルトを焚きつけたりしていたわけだ。このサイトでは「真偽のほどはわからない」と書いているんだが、実際には偽文書という事で歴史の評価は一致していて、中共側でも偽文書だと言ってるらしい。 話は飛びますが 読み終わった「神なる狼上下」 姜 戒著 2007年11月28日・講談社 各巻¥1,900文革時代に下方された作者の経験から 遊牧民族と農耕民族の作者の出自の漢民族が、内モンゴルの牧場で羊飼いをした経験を下敷きに書いてる小説で奴。突厥。蒙古。と言うユーラシアの遊牧民族の優れた戦争上手の飛びぬけたこの3部族を 思考してる。突厥はオスマントルコ帝国を成立した。匈奴は東ヨーロッパからロシアにかけてのオウーストラリア帝国。蒙古は元でこの東アジアの殆どを占めて中国に帝国を築いた。

駆られ少数精鋭の人数で 多数の軍隊を滅ぼすその知恵・戦略・戦術は日々の高原・草原での
遊牧民と狼の知恵比べと戦闘から 磨かれ、それが元で
「孫子」と言う軍学書が出来た事や
、チナとかシナと 語尾が変わってるが赤那(チナ==モンゴル語で狼と言う意味だそうです)清(シン)も遊牧民族、元も遊牧民族。唐も遊牧民族の建設した国家です。ローマの建国の二兄弟も狼から生まれたなら、 チンギス・カーンも狼から生まれた伝説を持つ。 草原では狼が居なくなると 放牧が出来なくなる!草原を野生の黄山羊、野ネズミ、野兎が異常繁殖して、草原の草が 羊や牛や馬が食べる事が出来なくなる。 遊牧民と狼は太古から 戦争してた。と言うより狩をして来た。 狼は 豹や虎のような肉食動物で捕食者ですが単独とか 身内の家族だけの狩しかしない。 ライオン、虎、豹は猫科です。ハイエナとか 狼、犬は イヌ科で集団で狩をする。

中国人、蒙古人、トルコ人、ロシア人、アングロサクソンの白人などは遊牧民族の血統で 狼系なのです。 小説とは言え、様々な作者が実際に見聞きして研究した あらゆる狼の 集団で羊や 馬や、牛を人間を交えて狩をする実戦と その戦術と陣形、気象や地勢を知り尽くして戦闘する状態が詳細に書かれて孫子の戦法の解説書にもなってる、面白い本です。日本人は普段からこういう思考方法は取らないので、敵情視察には最適です。生き物は奇麗事では 抹殺されます!もう既にタイなどコメ価格が5割も高騰しています、
1年に地球上には人間が1億人ずつ増えるのです。 過剰な中国とインドの人口は地球の災厄です。

奇麗事、美辞麗句で飾って 嘘プロパガンダを掲げて、獰猛、残酷、非道の生き血を啜る 狼だと思うと間違いないようです。

そもそも、田中上奏文というのは「日本語の原文が見つかってない」そうで、対米工作用に作られたというのが透けて見えるわけだ。で、Wikipediaなんだが、
田中上奏文(たなかじょうそうぶん)は、昭和初期に中国を中心として流布した怪文書・偽書である。田中メモリアル・田中メモランダム・田中覚書とも呼ばれ、中国では田中奏摺、田中奏折と呼ばれる。英語表記はTanaka Memorialである。伝えられる経緯というのはこうだ。
田中上奏文は、その記述によれば第26代内閣総理大臣田中義一が1927年(昭和2年)、昭和天皇へ極秘に行った上奏文であり、中国侵略・世界征服の手がかりとして満蒙(満州・蒙古)を征服するための手順が記述されている
。この文書は発表当初から偽書であることが指摘されており、現在の史学でも偽書であるとされている。

天皇陛下に上奏した文章にしては文体がオカシイとか、事実誤認が多いとか、その当時から偽文書ではないかという疑惑はあったようなんだが、
政治的プロパガンダとして米国共産党が撒いていたというところからも、その出元が想像できるんだが、
この疑惑の文書「田中上奏文(田中メモリアル)」について、産経新聞(平成11年9月7日号)は、
ソ連による偽造の可能性が強いと報じた。
日本の世界制覇の野望の証拠とされ、東京裁判での「共同謀議説」や「南京事件の存在」にも深く関わっている「田中上奏文(田中メモリアル)」を偽造したのはKGBの前身GPUで、米国共産党によってその英語版が大量に配付された。「田中上奏文」は 1930年代に米国や中国で出回り、日本に対する強い反発を呼んだ。(産経新聞:平成11.9.7)

共産党というのは、世界規模の組織なわけだ。一国一共産党で、世界的に連携している。なので、戦後になっても中国共産党はコレをネタに日本を脅したりしているわけだ。 「田中上奏文」は、中国において絶好の「排日資料」として利用され宣伝された。今日でも、中国共産党は、「田中上奏文」を「日本帝国主義の意図と世界に対する野心」を断罪する根拠に使っている。近年の教科書問題においても、人民日報は、「田中上奏文」を引用して、日本の教科書の内容を批判している。

こちらのサイトではこう書いてあるんだが、Wikipediaによると、ごく最近になって中国側では偽文書だというのを認めるようになったらしい。2005年12月に、新しい歴史教科書をつくる会の八木秀次会長(当時)らのグループに対し、中国社会科学院日本研究所所長蒋立峰は「実は今、中国では田中上奏文は存在しなかったという見方がだんだん主流になりつつある。そうした中国の研究成果を日本側は知っているのか」と語ったと報じている。また北海道新聞は2008年1月9日に、日中歴史共同研究の中国側座長である歩平・中国社会科学院近代史研究所所長の発言として、田中上奏文が「本物だとする十分な根拠はないと考えている」と述べ、同年7月までにまとめる共同研究の報告書で中国側の公式見解を見直す可能性を示唆したと報じた。さんざん利用するだけして今さら「偽物でした」もないもんだが、ここでハタと気がつくのは、

何で偽物だと知ってるの?という事なんだが、今まで何十年間もホンモノだと主張していたのにねぇw まぁ、当時の毛沢東はソ連の子分なので、そこんとこは言うだけ野暮ってもんだ。で、田中上奏文の中身なんだが、田中上奏文は中国語で4万字といわれる長文のものである。中国の征服には満蒙(満州・蒙古)の征服が不可欠で、世界征服には中国の征服が不可欠であるとしているため、日本による世界征服の計画書だとされた。しかし、下記の項目を見れば一目瞭然であるが、その内容の要点は満蒙を征服して傀儡政権を作り、いかにして経営するかを具体的に示したものであり、世界征服の計画を示したものではない。で、ネット上に日本語の全文はないようなんだが、目次はこんな感じです。
1.満蒙に対する積極政策(資料により「総論」とする)
2.満蒙は支那に非らず
3.内外蒙古に対する積極政策
4.朝鮮移民の奨励及び保護政策
5.新大陸の開拓と満蒙鉄道
通遼熱河間鉄道、?南より索倫に至る鉄道、長?鉄道の一部鉄道、吉会鉄道、吉会戦線及び日本海を中心とする国策、吉会線工事の天然利益と附帯利権、揮春、海林間鉄道、対満蒙貿易主義、大連を中心として大汽船会社を建立し東亜海運交通を把握すること
6.金本位制度の実行
7.第三国の満蒙に対する投資を歓迎すること
8.満鉄会社経営方針変更の必要
9.拓殖省設立の必要
10.京奉線沿線の大凌河流域
11.支那移民侵入の防御
12.病院、学校の独立経営と満蒙文化の充実
13.附属文書

ところで、何で延々と70年も前の話をしているのかというと、中国共産党のやってる事はその時代からまったく変わってない、という事実なんだが、育ちが悪いのでゲリラ戦しか出来ないわけだ。嘘をついて攪乱し、敵方に潜入して工作に励む。アメリカみたいに正々堂々と要望書を送りつけたりしない。弱者の戦い方しか出来ない連中でね。ここんとこの聖火リレー騒動を見ても、妙な工作が目立つんだが、裏工作を別にすれば、やたら恫喝するしか手段を知らないみたいだね。で、ここで話はもうひとつの怪文書に移る。

日本解放第二期工作要綱」 というんだが、博士の独り言さんちによれば、だ。筆者が最初に読んだのは米国で、記述は英訳版だった。中共からの直接流出というよりは、中共以外の国の諜報機関が、毛沢東が存命していた中共から、断片的に得られた機密情報を体系付けてまとめ上げた、そのプロセスもまた否定できないものと考える。 もって、中国共産党内部でまとめられたものと云うよりは、数年ないし十数年にわたり、中共内部より得た機密情報を集積・編集したものである可能性が高いとものと考える。それゆえ内容が濃密で、中共の意図する全容を見てとれるものとなっている。

というわけで、つまり、よく判らないわけです。で、「日本解放第二期工作要綱」 中央学院大学の西内雅教授(故人)が昭和47年にアジア諸国を歴訪した際、偶然、入手した秘密文書。 内容は中国共産党が革命工作員に指示した陰謀で、当時から現在に至る迄、中国の対日謀略は秘密文書の通りに続いているとみられる。 長いんだが、なかなか面白いので全文転載しておく。どうせ怪文書なので著作権ない。つうか、中国共産党が無断転載だと怒って訴えてきたら楽しいんだが、怪文書なのでそれはないです。で、マスコミ対策とか国会議員対策とか、興味深いところはマーカー引いておきました。

で、思い出すんだが、ライブドアがフジテレビを乗っ取ろうとした騒動なんだが、アレを裏で仕組んだのは中共ではないか、と、おいらは睨んでいるわけだ。日本の影響力あるマスコミを資本ぐるみ、手に入れようという謀略だったのではないかと思うんだが、二階堂.comの活躍で潰れて目出度い限りです。本人から聞いた話なんだが、あの時期、二階堂はバイトを3つ掛け持ちして、廃品回収で生活費を稼ぎながらホリエモン叩きの原稿をネットに上げ続けていたそうで、その時期、自民党の武豚は「我が弟です」とか満面の笑顔でホリエモンを擁護していたわけだ。ブロガーの戦いは常に孤独だが、歴史がその評価を下す。
「日本解放第二期工作要綱」 目次
A.基本戦略・任務・手段 A-1.基本戦略 。A-2.解放工作組の任務 。A-3.任務達成の手段 。
A-1.基本戦略
我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有している国力の全てを、我が党の支配下に置き、
我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。
A-2.解放工作組の任務
日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。
 イ.我が国との国交正常化(第一期工作の目標)
 口.民主連合政府の形成(第二期工作の目標)
 ハ.日本人民民主共和国の樹立
・・
天皇を戦犯の首魁として処刑
(第三期工作の目標)  田中内閣の成立以降の日本解放第二期工作組の任務は、上の第口項、即ち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成することにある。
A-3.任務達成の手段
本工作組の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定の言動を、その対象者に行わしめることによって達成される。
即ち、工作者は最終行動者ではなく、隠れた使喉者、見えざる指揮者であらねばならない。以下に示す要領は、全て対象者になさしめる言動の原則を示すものである。本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。
B.工作主点の行動要領
第1.群衆掌握の心理戦
1-1.展示会・演劇・スポーツ。  1-2.教育面での奉仕 。
B.工作主点の行動要領  
第1.群衆掌握の心理戦
第2.マスコミ工作
第3.政党工作
第4.極右極左団体工作
第5.在日華僑工作
第1.群衆掌握の心理戦
駐日大使館開設と同時になされなければならないのは、全日本人に中国への好感、親近感を抱かせるという、群衆掌握の心理戦である。好感、親近感を抱かせる目的は、我が党、我が国への警戒心を無意識の内に捨て去らせることにある。 これは日本解放工作成功の絶好の温床となると共に、一部の日本人反動極右分子が発する 「中共を警戒せよ!日本支配の謀略をやっている」 との呼び掛けを一笑に付し、反動極右はますます孤立するという、二重の効果を生むものである。 この為に、以下の各項を速やかに、且つ継続的に実施する。
1-1.
展覧会・演劇・スポーツ
 中国の書画、美術品、民芸品等の展覧会、舞劇団、民族舞踊団、民謡団、雑技団、京劇団の公演、各種スポーツ選手団の派遣を行う。
 第一歩は、日本人大衆が中国大陸に対し、今なお持っている「輝かしい伝統文化を持っている国」「日本文化の来源」「文を重んじ、平和を愛する民族の国」というイメージを掻き立て、更に高まらせることである。我が国の社会主義改造の誇るべき成果についての宣伝は、初期においては少ない方がよく、全然触れなくても構わない。 スポーツ選手団の派遣は、ピンポンの如く、試合に勝ちうるものに限定してはならず、技術的に劣っている分野の選手団をも数多く派遣し、
日本選手に学ぶという率直な態度を示して、好感を勝ち取るべきである。
1-2.教育面での奉仕
 A.中国語学習センターの開設。
全国都道府県の主要都市の全てに中国語学習センターを開設し、教師を無報酬で派遣する。教師は、1名派遣の場合は女性教師、複数の場合は男、女半々とし、全て20歳代の工作員を派遣する。受講者資格は、もとより無制限とし、学費は無料又は極めて小額とする。
 B.大学への中国人中国語教師派遣の申し入れ。
中国語学習センターを開設し、日本人青年層に中国語学習熱が高まったところで、私立、公立の大学には個別に、国立大学については日本政府文部省へ中国人中国語教師の派遣を申し入れる。申し入れを婉曲に拒否した場合は、「我が国の純然たる好意、奉仕の精神に対する非礼」を責めれば、日本のマスコミも大衆も、学生も許さないであろう。しかし、第1回で全勝を求める必要は無く全国大学の過半数が受け入れればそれで良い。後は自然に受け入れ校は増加していくものである。
 C.委員会開設。
「中日文化交流協会」を拡充し、中日民間人の組織する「日中文化教育体育交流委員会」を開設して実施せしめ、我が大使館は、これを正式に支援する方式をとる。尚、本綱の全ての項目は、初期においては、純然たる奉仕に終始し、いささかも政治工作、思想工作、宣伝工作、組織工作を行ってはならない
第2.マスコミ工作
大衆の中から自然発生的に沸き上がってきた声を世論と読んだのは、遠い昔のことである。次の時代には、新聞、雑誌が世論を作った。今日では、新聞、雑誌を含め所謂「マスコミ」は、世論造成の不可欠の道具に過ぎない。
マスコミを支配する集団の意思が世論を作り上げるのである。
偉大なる毛主席は「およそ政権を転覆しようとするものは、必ずまず世論を作り上げ、先ずイデオロギー面の活動を行う」  と教えている。
 田中内閣成立までの日本解放(第一期)工作組は、事実でこの教えの正しさを証明した。日本の保守反動政府を幾重にも包囲して、我が国との国交正常化への道へと追い込んだのは日本のマスコミではない。日本のマスコミを支配下に置いた我が党の鉄の意志とたゆまざる不断の工作とが、これを生んだのである。 日本の保守反動の元凶たちに、彼等自身を埋葬する墓穴を、彼等自らの手で掘らせたのは、第一期工作組員である。田中内閣成立以降の工作組の組員もまた、この輝かしい成果を継承して、更にこれを拡大して、日本解放の勝利を勝ち取らねばならない。
2-1.新聞・雑誌
A.接触線の拡大。
新聞については、第一期工作組が設定した「三大紙」に重点を置く接触線を堅持強化すると共に、残余の中央紙及び地方紙と接触線を拡大する。雑誌、特に週刊誌については、過去の工作は極めて不十分であったことを反省し、十分な人員、経費を投入して掌握下に置かねばならない。接触対象の選定は「10人の記者よりは、1人の編集責任者を獲得せよ」との原則を守り、編集を主対象とする。
 B.「民主連合政府」について。
 「民主連合政府」樹立を大衆が許容する温床を作り上げること、このための世論造成、これが本工作を担当する者の任務である。「民主連合政府」反対の論調を挙げさせてはならぬ。しかし、いかなる方式かを問わず、マスコミ自体に「民主連合政府」 樹立の主張をなさしめてはならない。これは、敵の警戒心を呼び覚ます自殺行為に等しい。「民主連合政府」に関連ある事項を全く報道せず、大衆はこの問題について無知、無関心であることが最も望ましい状態である。本工作組の工作の進展につれて、日本の反動極右分子が何等の根拠も掴み得ないまま焦慮に耐え得ず、「中共の支配する日本左派勢力は、日本赤化の第一歩として、連合政府樹立の陰謀を進めている」と絶叫するであろう。これは否定すべきであるか? もとより否定しなければならない。しかし、否定は真正面から大々的に行ってはならず、計画的な慎重な間接的な否定でなければならない。「極右の悪質なデマで、
取り上げるにも値しない」という形の否定が望ましい。
 C.強調せしむべき論調の方向
大衆の親中感情を全機能を挙げて更に高め、蒋介石一派との関係は完全に断つ方向へ向かわせる。
朝鮮民主主義人民共和国並びにベトナム民主共和国との国交樹立を、社説はもとより全紙面で取り上げて、強力な世論の圧力を形成し、政府にその実行を迫る。
政府の内外政策には常に攻撃を加えて反対し、在野諸党の反政府活動を一貫して支持する。特に在野党の反政府共闘には無条件で賛意を表明し、その成果を高く評価して鼓舞すべきである。大衆が異なる政党の共闘を怪しまず、これに馴染むことは、在野諸党の連合政府樹立を許容する最大の温床となることを銘記し、共闘賛美を強力になさしめるべきである。
④人間の尊重、自由、民主、平和、独立の強調
ここに言う「人間の尊重」とは、個の尊重、全の否定を言う。 「自由」とは、旧道徳からの解放、本能の開放を言う。 「民主」とは、国家権力の排除を言う。 「平和」とは、反戦、不戦、思想の定着促進を言う。 「独立」とは、米帝との提携の排除、社帝ソ連への接近阻止をいう。
2-2.テレビとラジオ
A.これらは、資本主義国においては「娯楽」であって、政府の人民に対する意志伝達の媒介体ではない。この点に特に留意し、「娯楽」として利用することを主点とすべきである。具体的な方向を示せば、「性の解放」を高らかに謳い上げる劇又は映画、本能を剌激する音楽、歌謡等は望ましい反面、スポーツに名を借りた「根性もの」と称される劇、映画、動画、または歴史劇、映画、歌謡並びに「ふるさとの歌祭り」等の郷土愛、民族一体感を呼び醒ますものは好ましくない。前者をより多く、後者をより少なく取り上げさせるよう誘導せねばならない。
B.テレビのニュース速報、実況報道の利用価値は極めて高い。画面は真実を伝えるものではなく、作るものである。目的意識を持って画面を構成せねばならない。
C.時事解説・教養番組等については、新聞について述べた諸点がそのまま適用されるが、これは極めて徐々に、少しずつ注意深くなされねばならない。
2-3.
出版(単行本)
A.我が国への好感、親近感を抱かせるものを、第一に取り上げさせる。風物写真集、随筆、家庭の主婦が興味を抱く料理、育児所の紹介など、受け入れられ易いものを多面に亘って出版せしめる。
B.社会主義、毛沢東思想などに関する理論的著作も好ましい。しかし、我が国の社会主義建設の成果、現況については、極右分子の誹謗を困難ならしめるよう配慮させねばならない。
C.マスコミの主流から締め出された反動極右の反中国の言動は、単行本に出路を求めているが、これは手段を尽くして粉砕せねばならない。特に、社会主義建設の途上で生じる、止むを得ない若干の歪み、欠点について、真実を伝えると称してなされる暴露報道を絶対に放置してはならない。これらについては、誹謗、デマで両国関係を破壊するものであるとして、
日本政府に厳重に抗議すると共に、出版社主、編集責任者、著者を告訴して根絶を期すべきである。
D.一般娯楽面の出版については「デンマークの進歩を見習え」として、出版界における「性の解放」を大々的に主張せしむべきで、春画、春本の氾濫は望ましい。
E.単行本の出版についての今一つの利用法は「中間層文筆業者」 の獲得である。「中間層」とは思想的に純正左派、または右派に属しない、中間の動揺分子を言い、「文筆業者」とは、凡そ文筆を以て世論作りにいささかでも影響を与え得る者全てを言う。彼等に対しては或いは原稿料を与え、或いは出版の支援をなして接近し、まず「政治的・思想的立場の明快さを欠く」中間的著作をなさしめ、徐々に我が陣営へと誘導する。 (続く)