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ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼在日米軍司令官、ライス空軍中将の略歴 (大島信三)
4月14日、東京・日比谷の日本記者クラブで在日米軍司令官、エドワード・A・ライス空軍中将の会見がありました。ライス中将は、ことしの2月、ブルース・A・ライト司令官(空軍中将)と交代しました。昨年の6月22日に、前任のライト司令官が、やはり日本記者クラブでスピーチしました。同じ空軍中将で、ライトとライス。名前はちょっと紛らわしいですが、風貌もスタンスもかなりちがうという印象をうけました。例えていえば、ハト派(ライト)とタカ派(ライス)といった感じです。後者のほうが、目も鋭かったですね。
あいつぐ米兵の不祥事にどう対処するのか、有事への備えは万全か、米軍再編への取り組みは、といった問題山積の局面にたちむかう新司令官は、黒人中将です。オバマ氏をみるまでもなく、アメリカ社会におけるエリート黒人の台頭には、目を見張るものがあります。
前任のライト中将は、ユーモアたっぷりの話し方でした。
ライス中将はどちらかといえば、原則からあまりはずれない、手堅いスピーチ、応答に終始していました。たとえば、「中国の軍事力をどう評価するか」という質問には、「軍の司令官としては、軍拡の意図を知りたい。なにを望んでいるのか、もっと情報がほしい。その透明性を求めたい」とかわし、直接軍事力にふれるような発言はありませんでした。また、航空自衛隊が求めている戦闘機F22をアメリカが渋っている問題については、「それはアメリカの法律に基づいていること」と一蹴。横田基地の軍民共用化構想についても、前向きの発言はなし。ただ、米兵の事件については、「きちんと責任をとらせる」と、明言しました。
ライス中将は、在日米軍司令官と第5空軍司令官を兼ねています。在日米海軍とか沖縄の海兵隊とか、在日米空軍とか、日本に駐留するすべての米軍を束ねるのが、在日米軍司令官です(司令部は、横田基地)。そういう重要なポストに就任したライス中将は、どういう経歴の軍人なのか、日本記者クラブで用意してくれた経歴を参照しながらすこし紹介したいと思います。
ライス中将は、1978年、コロラドスプリングの米空軍士官学校を卒業。以来、飛行隊、航空群、空軍司令部、国家安全保障会議、国防長官官房などを経て、太平洋空軍副司令官に就任しました。
2001年10月から始まったタリバン政権に対する“不朽の自由作戦”の初期には、第28遠征航空団司令官として爆撃作戦の指揮をとったそうです。
ライス中将は、ハワイのヒッカム空軍基地にある米太平洋空軍司令部の副司令官から在日米軍司令官として横田に赴任しました。ライス中将は、上級操縦士官の資格をもち、飛行時間は3800時間を超えるとか。2002年、航空戦闘軍における優秀な航空団司令官に与えられるモラー・トロフィーを受賞しているそうです。
日本記者クラブで作成した略歴のなかに、昇進年月日が出ていました。アメリカのエリート軍人の昇進スピードがわかって面白いので、そのまま記載します。
少尉:1978年5月31日
中尉:1980年5月31日
大尉:1982年5月31日
少佐:1986年4月1日
中佐:1990年4月1日
大佐:1994年2月1日
准将:2002年2月1日
少将:2005年8月1日
中将:2007年2月25日
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ようちゃんの意見。↓
★体力あるから流石。飛行時間は3800時間を超える=凄いタフガイだと思います。空軍パイロットと出身とか海軍仕官と言えども これらの出身者は世界何処でも 激務ですから・・。知能の劣る人は本当は運動能力と別の 戦闘能力は悪いと言われてます。勝つためにはそれだけの強い精神力と戦略が無いと 戦術技能では決して倒せない!マサイの戦士だね!(これは体力も狩の能力も戦闘能力も優れてるし、身長が高く、走るのが早い!
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▼国務省の封じ込め (Containment) (島田洋一)
サウジアラビアを舞台に、米FBIの捜査官とサウジの公安当局者が組み、テロ勢力と戦いを繰り広げる映画『キングダム』をDVDで見た。なかなか面白かった。事なかれ主義から、アメリカ人も犠牲になったテロ事件をうやむやに済ませようとする国務省の担当者が何人か(本国および現地で)登場する。北朝鮮問題に関して、ある人が、最大の課題は「国務省の封じ込め(containment of the State Department)」だと言ったが、この映画にも、そうしたコンセプトが垣間見えた。
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ようちゃんの意見。↓
★米国務省の官僚主義は、「ことなかれ主義」の一言で、かたずく事例では確かにこの映画は お勧めかも。
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▼日本の資源を支配下に置くロスチャイルド(オルタナティブ通信)
オーストラリアの鉱山会社BHPビリトンは、鉄鉱石の生産で世界3位、石炭世界2位、銅3位、ニッケル3位、ウラン5位、ボーキサイト6位。南部オーストラリアにはオリンピック・ダム鉱山という世界最大のウラン鉱山を所有している、文字通り世界最大の鉱山会社である。最近、日本の住友金属鉱山が40年以上に渡り開発してきたニッケル鉱山の開発権を、中国と連合したこのBHPの子会社WMCに奪われた事でも話題となった。このBHPと、世界2位の鉱山会社で非鉄金属部門の最大手ロスチャイルドのリオ・チント社が合併しようと言う話が持ち上がっている。ボーキサイト生産で世界1位のリオ・チントは、単一の鉱山としては銅・金・銀・モリブデンを世界で最も量産する鉱山である米国ソルトレイク・シティのビンガム・キャニオン鉱山を所有している。ここではキリスト教原理主義教会の技師が働いている(拙稿「原油高騰の真の理由・・・オランダ紀行2」参照 )。世界最大の産金企業アングロ・アメリカン。世界最大のダイヤモンド企業デ・ビアス。そして非鉄のリオ・チント。この3つは全てロスチャイルドの企業であり、それがさらにBHPを飲み込もうとしている。これで日本向け鉄鉱石の60%がロスチャイルドに独占的に把握される事になる。
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▼北朝鮮=ロシアン・マフィア=チェイニー副大統領 (オルタナティブ通信)
拙稿「米国銀行の倒産劇の行方 」に記したように、ロシア正教会の教会はロシアのスパイ組織・諜報組織、そしてロシア経済を支配下に置くプーチン一派の事務所となり、ロシアン・マフィアのアングラ・マネー運用の出先機関となっている。近年、ロシア正教の信徒等ほとんど居ない北朝鮮、しかも宗教・思想に関しては事実上、戒厳令下にある北朝鮮に、このロシア正教の教会が次々建設されているのはなぜなのだろうか?共産主義経済に独特の北朝鮮の地下経済、つまり北朝鮮経済の「実権」が、イスラエルを本拠地としたロシアン・マフィアの支配下に入りつつある事を、それは示している。
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▼動き出す北朝鮮=ロシア経済圏 (オルタナティブ通信)
ロシアのヤクーニン鉄道省次官が、シベリア鉄道の北朝鮮乗り入れとロシア製原油・天然ガスの北朝鮮輸出で、北朝鮮と合意に達した。ヤクーニンは旧KGB出身で(つまり専門的なスパイ)、プーチンからの信頼の厚い次世代のロシア大統領候補NO1の実力者である。ヤクーニンの交渉相手は北朝鮮の金正日の息子・金正男(ジョンナム)である。日本に密入国しようとし逮捕され強制送還された、あの金正男である。
プーチンの狙いは、北朝鮮の資源とロシア製の原油・天然ガスとのバーター取引、さらに韓国への資源販売路線の確保、そして北朝鮮=中国の関係に「亀裂を入れ」、来るべき中国崩壊時には、朝鮮半島へのロシアの影響力を確実にする事である。将来、韓国経由で日本列島の南部への原油・天然ガス海底パイプライン建設も、ヤクーニンの頭には在る。北朝鮮に対する食料・エネルギー供給のストップによる「兵糧攻め」で、北朝鮮の核兵器問題・拉致問題を解決しようという日本政府の戦略は、これで大きな切り札を「失う事になった」。
プーチンの西欧=東欧=中央アジア=ロシア=中国=南北朝鮮=日本という、エネルギーによる巨大ユーラシア経済圏構想の中に北朝鮮はこうして「組み込まれて行く」。
◎しかしEUのような経済共同体を実態としながらの政治共同体を作るという構想は、プーチン=ヤクーニンには無い。従って、中国・北朝鮮崩壊時のアジアの動乱への対応策は、プーチンのようなKGB出身の諜報員にとっては構想の外にある。政治の手足でしかないスパイに、世界全体の構図を描く能力は無い。そのような訓練も受けていない。
一方、ガンで死に瀕している患者本人に、ガンの治療方法を研究しろと言っても無理である。動乱の当事者である中国・北朝鮮に、動乱を解決しながらのユーラシア全体の政治・経済圏・通貨圏構想を求めても無理である。知性・技術・資金力、全てにおいて、それは日本の仕事である。
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ようちゃんの意見。↓
★日本にはその能力は十分在る。しかし、その気力があるかどうかは極めて疑わしい。今日のトラさんの処の結論(米国の洗脳支配が解けないと駄目でしょう!)は・・・・・・少し以上に情けない!まー高村外務大臣が ロシアと経済協力の話し合いを持った記事は出ていたが どう発展するかは未定。
*巨大ダムに直系1cmの穴が空くと、直系1cmの水が漏れる時間が長い間続く。その「長い時間の末」、突然1cmの穴が数秒で直系5m程に大きく口を開き、次の瞬間、ダムは崩壊・決壊し大洪水を引き起こす。この巨大ダムが、現在の中国である。
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