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▼中国経済大躍進(笑)(ネットゲリラ)
その国の経済の実状というのは、都会だけを見ていても判らない。たとえば日本なんだが、昭和30年代前半までは、農村の生活というのは江戸時代とさして変わらなかったわけだ。都会での好景気が田舎まで波及するには時間もかかるし、イコールで発展するわけではない。なので、昭和40~50年代に至るまで「出稼ぎ」というのが当たり前の事としてあって、農村の労働力を季節工として都会で吸収していたわけだ。都会に出ないと現金収入が得られないので、経済がローカルでは回らないわけだな。で、今でもタイでは出稼ぎというのが残っていて、主に東北部の貧しい農村からバンコクにやって来るんだが、北部や南部ではあまり出稼ぎしなくても生活できるようになった。タイの農村は、今ではそれなりに豊かになり、バイクやピックアップなら自家用に乗りまわせる程度になっている。で、中国なんだが、さて、どんなもんだろうか、という話なんだが。

770 :名無しさん@八周年:2008/04/11(金) 18:03:01 ID:mbgcWWjY0>>中国はこの10年間、年10パーセント前後の高度成長を続けている。
まずはここをよくチェックした方がいい 電力消費は年率2.5%しか増えていない 。あの民族が年率7.5%にもなる電力の効率化を10年間し続けたと考えるバカはいないだろう 。つまり、発表されたGDPは地方の経済委員会が作った数値を積み上げただけのもの 。自分たちの評価が直結してる数字を捏造しないわけがない (さらに集計の各段階でプラスが上乗せされているかもしれない)

・いずれにしてもシナはもうお終いと思って対応するのが吉
それが世界の共通認識になったのが今回の騒動ということになる 「公称」毎年10パーセント以上の経済成長というわけだが、そもそも中国人の性格から考えて、ソレって信用できないんじゃないの? というわけだ。で、おいらが思い出すのは大躍進という毛沢東の政策なんだが、 1957年11月6日、ソ連共産党第1書記ニキータ・フルシチョフは、ソ連が工業生産(鉄鋼・石油・セメント)および農業生産において15年以内にアメリカを追い越せるだろうと宣言した。毛沢東はこれに触発され、1958年の第二次五ヵ年計画において中国共産党指導部は、当時世界第2位の経済大国であったイギリスを15年で追い越すという壮大(無茶)な計画を立案した。しかし、市場原理を無視して人民に厳しいノルマを課し、ずさんな管理の元で無理な増産を指示したため却って生産力低下をもたらした。

大躍進政策が始まる前に毛沢東は1956年の百花斉放百家争鳴運動で共産党を批判した知識人達を1957年の反右派闘争で根絶やしにしていため、再度の弾圧を恐れた知識人層は沈黙するしかなかった。しかし1959年の7月から8月にかけて、江西省の廬山における会議(廬山会議)において、共産党の要人・彭徳懐が大躍進の問題点を諫めた。この指摘が、毛沢東の逆鱗にふれ、彭の支持者も含めて政治的に失脚した。この結果、大躍進に意見するものがいなくなるとともに、一層無理なノルマが課されるようになり、ノルマを達成できなかった現場指導者たちは水増しした成果を報告した。そして、その報告を受け取った毛沢東は更なる増産を命令するという悪循環に陥っていったのである。 よく、毛沢東が2000万人殺したと言われるんだが、この大躍進が原因となっている。計算では食料大増産ウハウハで国力充実のはずだったんだが、なんせ地方から報告される数字がみんな水増しの出鱈目なので、実際には足りない。で、みんな餓死してしまったのだ。で、今でも同じ間違いをしているんじゃないか?と。中国人はそんな事、百も承知なんだが、外国人は騙されがちだ。

「フィナンシャル・タイムズ」によると、外国投資銀行のアナリストは長期にわたって中国政府の公表したデータを利用せず、独自に入手したデータを用いて中国経済の実態を分析している。なぜなら、中国の地方政府は失職しないように、往々にして中央政府の定めた目標よりやや高めの経済成長率を中央に報告しているからである。中国国家統計局は近年来、地方の報告したデータにある水増しの部分を搾り出そうとしていたが、実現できないでいる。従って、2000年後は地方が公式に成長率を公表せず、すべて中央政府に任せることになった。まず現場から報告される数字が水増し、それを集計する地方政府がまた水増し、それをまとめる北京政府が水増し、それを外国の投資家に説明する政府高官が水増ししているので、どこまでも信用できないわけだ。中国人は面子にこだわる人種なので、ノルマを課せられると必ず達成する。
達成しなくても達成する。怖いねw で、大躍進の時には鉄鋼の大増産を目指してドタバタ騒動があったんだが、溶鉱炉を作れというんで耐火煉瓦もないのにやたら農村に原始的な溶鉱炉を作り、コーコスもないので石炭を生のままで燃やし、果樹まで燃料に燃やし、鉄鉱石がないので鎌や鍬までみんな溶かし、結果として中国全土が砂漠化し、食料生産は止まり、粗悪品の鉄しか出来なかった。それが中国人が「頑張る」という意味だ。

日本では、江川太郎左衛門が反射炉を作るにあたって、伊豆中を歩きまわって耐火煉瓦の素材探しから始めているんだけどね。伊豆には、二ヶ所だけ、耐火煉瓦に使える土が出る場所があるのだ。

で、今回の急成長のカラクリは「外資」だ。中国の溶鉱炉というと有名な話があるんだが、かつて日本の援助で最新型の溶鉱炉を作ったわけだ。ところが、メンテナンスをしないので数年でダメになってしまう。日本人だったらあちこち補修して何十年も使い続けるんだが、中国人はそんな面倒な事はしない。今度はインドかどっかの会社と提携して、新しい溶鉱炉を作らせて、古いヤツはそのまま放置w コレを何度も繰り返している。そういう国なので、いつも借金まみれで新車のベンツを乗り回しているヤクザみたいなもんで、収支決算取ってみれば、永久に赤字のままだ。まぁ、国家ぐるみの粉飾決算なので、バレるまでは株主もウハウハなんだがw

まぁ、おいらの実感としては、中国経済はまだこれから、農民工が都会にもっと大量に流れ込み、それが農村部にまで社会資本を持ち帰り、田舎がそれなりの水準まで成長するとなると、あと100年くらいは必要だろうし、そこまで行ってもまだせいぜいタイ並みにしかならないと思うよ。つうか、その前に国家としての限界が訪れると思うんだけどね。
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コメント
・>で、今回の急成長のカラクリは「外資」だ。米国を1871年から乗っ取った寄生虫-国際金融グループは、日本、中国、インドなどに米国債を大量に買わせ、今では米ドルと株相場を暴落させるぞと脅している。米国国内でさえも、意図的に国を割って米国民へ脅しを掛けている。祖国を持たないパラサイトは、次なる主たる寄生先を日本に求めているらしい。それなりの水準まで成長するとなると、あと100年くらいは必要だろうおそらくパラサイトは、中国をどのように利用するか50年-100年ぐらいの緻密な計画があるのだろう。チベット大虐殺もそのプランの大きなイベントだと見ている。日本人がどのようにリアクションするかジョンズ・ホプキンズ辺りで、詳しく予測・分析されているだろう。あいつらの最大の利益は、日中開戦で生まれるが、日本人の知恵と行動が試されるときだろう。投稿 FT | 2008/04/11 23:07

・バブルがはじけて、いよいよ易姓革命でしょうか?中南海に戦車が突入する映像がみれますかね、しかしその前に武装難民が海を渡ってこれない様に船を全て壊しておいてほしいです。投稿 弱小皇帝 | 2008/04/11 23:21
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ようちゃんの意見。↓
★「丁庄の夢」 閻連科 著、 川出書房、 ¥1,600  2007年1月印刷(中国エイズ村 奇談という本を読むと100年かかってでも貧しい9億人をどうする事も出来ないでしょう。閻連科は80年代から活躍し始めた中国で著名な作家です。この小説のエイズ村は黄河の南岸に実際にある。売血によってエイズ感染が村中に充満してて2月に3,4人ずつ死者が出る。そもそも売血しなくてはならなかった程、食べれないのです。理由は圧倒的な水不足から始まった。黄河の川底が見え始め、河川に流水すら消えた事なのです。加えて降雨量の少なさが決定的です。上海を基点に南北を分けると年間降雨量が750mmに達する地域と超える地域の分岐点になる。 北部で750mmに達するのは2省1市だけ。 四川省、湖北省、重慶市だけで、後は北京を含めて500mm以下。
山西省、甘粛省、 寧夏ウィグル自治区、新疆ウイグル自治区に至ってはその半分の250mmさえ 降らない!面積当たりの水資源も雨量を反映する。
湖南省、広東省、広西チワン自治区、江西省、福建省、拙に江省、集中してる。中国での最高値は日本の平均降雨量と同じです。これをクリアしてる所は、中国の全23省、5自治区、4市の中で、たったの3省(湖南、福建、広東)だけです。これを全土の面積に直すと5%でしかないのです。此処まで書いてることを事を読むと分かりますね。農業ですら 残りの9億人を養えない事態に来ています。飲み水すら危ないのです。
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▼お中華思想(ネットゲリラ)
文化人類学の世界では定説になっているんだが、いわゆる「中国」の版図というモノだな、これが現在の地政学的な意味での版図とは意味が違うという事があるわけだ。これが事態をややこしくしているんだが、 遙か古代から中国の王朝は「中華思想」に立脚した世界観を持っていた。辺境の属国は、中国王朝に朝貢すれば敢えて自国の領土には組み入れないという政治理念があった。インターネット行政調査新聞さんちでチベット問題の解説をしていて判りやすいんだが、この、中華思想に立脚した世界観というヤツなんだが、誤解されるといけないんでおいらが追加で解説しておく。
朝貢というのは、もちろん、中国皇帝にモノを貢ぐ事を言うんだが、「朝貢貿易」という言葉があるように「貿易」の一種でもあるわけだ。というか、貢がれる中国側にしてみれば「属国が貢ぎ物を持ってきた」になるんだが、逆の立場で考えると「なんだかよく判んないけど、中国に何かプレゼントするとお返しくれるよ」という程度の認識しかないわけで、たとえば琉球が日本と中国の二重支配的な構造にあったというのも、そこら辺が原因だし、遣明船なんてのも、中国側に言わせると「属国が何やら持ってきたのでお返しをあげた」くらいにしか思ってないのだろう。それが「中華思想」というものの正体であって、現代の「国家」とか「貿易」とかいう枠組みとは意識が違うわけだな。

で、日本国内でもそうなんだが、天皇家というモノは、最初は漁民や猟師などの縄文系住民を政治的に支配する事ができず、同じような形態を取っているわけだ。なんせ定住してない連中なので、税金取ろうとしたら逃げてしまう。しょうがないので、干し魚とか乾しアワビとか持ってきたら、この綺麗な布あげるよ、とかモノで釣って交換するわけだ。ギブアンドテイクなので、そら、支配するとかされたとか言えないんだが、それが定着し、進化すると、「伊豆半島西海岸の漁業権、通行権はオマエたちだけに認めるから、税金がわりに乾しアワビ年間10トン納めるように」とか決めるようになる。ココまで来れば、「支配」という概念に相当するわけだ。で、伊豆の海賊衆というのが生まれて、近海を通航する船からカネを合法的に取り立てたりするようになるわけだな。で、チベットなんだが、チベットに限らず「朝貢貿易」というのは中国側にとっても負担が大きかったらしい。中国側が儲かるようなレートでは相手が納得しないので、大盤振る舞いをしなきゃならない。貿易としては常に赤字になってしまうので、あまりに版図を拡げると国力が衰える。中国では何度もコレが繰り返され、巨大な政権が生まれては消えているんだが、まぁ、自分が支配しきれないモノまで抱え込むとそういうハメになるのは古今東西共通だ。まぁ、「朝貢すれば領土に組み入れない」というのは、そもそも概念として矛盾しているんだけどねw

で、現在の混乱は、「朝貢すれば領土に組み入れない」という約束で朝貢させていたのを、朝貢していたんだから領土だ、と中国が主張するからオカシクなっているわけだ。


その論理で行けば、一部の中国人が主張するように「沖縄も中国、日本も中国」の領土という事になってしまうし、それどころかローマ帝国だって大唐帝国と交流があったのでイタリアも中国領土という事になってしまう。笑い話みたいだが、それが中華思想というモノの正体だ。で、そういうアホな事を言いはじめたら間違いなく中国の政権は潰れるので、今の共産党政権が潰れるのもそろそろなんだろう。
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コメント
ネット潜水艦さん。毎日、記事を楽しく読ませて頂いています。先日、東洋史を大学で教えている友人から教えてもらったのですが、朝鮮という国号は朝(貢ぎ物)が鮮(少ない)という中国側での評判が語源らしいです。大笑いしました。投稿 はじめて投稿します | 2008/04/11 13:05


「巧言冷色 すくなし仁」というのの 「すくなし」という漢字は「鮮」というのを思い出しました。