イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2008年4月6日(日)
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*イスラエル国防軍が、民間防衛を中心とした大規模な演習を

実施へ。
周辺国が懸念を表明しており、偶発的な紛争が起こる危険性

があると、元シンベト長官のアヤロン氏は警告した。(H,P,Y)

*ベンエリエゼル国土建設相が、テロ首謀者として服役中の

バルグティの釈放を提言。ファタハの弱体化で自治政府が

崩壊し、無政府状態になれば2国家共存による和平自体が

不可能になるため。(H,Y,P)

*国会の冬季会期が今週で終了。しかし、議員のうち8人が

刑事捜査を受けている状態で、議員の名誉も地に落ちたと

の論評も。(P)

*ヒズボラが高性能の無人偵察機に爆弾を搭載してイスラ

エルを攻撃する可能性があると、軍事専門家が警告。

ヒズボラは45キロの爆弾を搭載可能なイラン製の無人

偵察機を保有しているもよう。(P)

イスラエルに対するカッサム砲撃を止める方法は無いと、

自治政府のファイヤド首相。ガザに対して出来ることは送金

だけだと語った。(Y)

*米国がヨルダンで自治警察の特殊部隊を訓練中。イスラ

エルとの戦いではなく、テロ組織との戦いに特化した訓練を

行っている。(H)

*西岸地区の入植地ケドミームの近郊で、違法入植拠点を

右派が再占拠。右派の動きを察知した国境警備隊は、許可

を得て現場を監視していた左翼団体のメンバーに退去を

勧告したことが判明した。(H)

アルアクサ殉教団のメンバー13人がナブラスの刑務所を

また脱獄。
彼らは国防軍の追跡を逃れるため自主収監されたが、待遇が

悪いなどの理由で脱獄と自主収監を繰り返している。(Y)

2008年4月7日(月)
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*今日から始まる全国的な演習は、市街地への大規模な

ミサイル攻撃などを想定した内容。あくまで防衛が目的で、

シリアなどへの攻撃の準備ではないと、オルマート首相は

語った。(H,P,Y)

シリアの核施設に対する攻撃の詳細をイスラエルが

近日中に公表か。
北朝鮮がイランに対して核技術を提供する動きを牽制する

のが狙い。
問題の施設は北朝鮮の援助で建設されていたもよう。(H,Y)

ベイルートに残るシナゴグの建物が、市街地整備の一環で

取り壊しに瀕していることが判明。レバノンにはほとんど

ユダヤ人がいないため、問題のシナゴグは20年ほど放置

されたままだった。(H)

エジプト政府がガザ国境での武器密輸阻止に力を入れて

いると、シンベトのディスキン長官が閣議で報告。(H)

反戦左翼団体として老舗のピース・ナウが創立30周年の

集会をラビン広場で明日に開催。政治情勢が複雑化する中で、

政府の立場を擁護する場面も増え、団体の存在意義を問う

声も出ている。(H)

*過越の祭にパン種入り食品の販売が許可されたことに、

宗教政党シャスのイシャイ党首が閣議で懸念を表明。しかし、

首相は「これを文化戦争の種にしないように」と語り、民族

調和を訴えた。(H,P,Y)

*イスラエルがテロリストの釈放に応じないなら、誘拐した

国防軍兵士を処刑し「遺骨の返還交渉を行う」とハマス

警告。(H,P,Y)

米国キリスト教福音派のハギー師が1000人の賛同者と

共にエルサレムで集会。リクードのネタニヤフ党首は「福音派

は最良の友人」と演説し、キリスト教との関係に反対する動き

を批判した。(H,P,Y)

2008年4月8日(火)
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*オルマート首相とアッバス議長が、約2ヶ月ぶりに昨日

エルサレムで会談。会談後、記者会見した自治政府の

エレカット氏は、入植地でイスラエルが住宅建設を進めている

ことに懸念を表明した。(H,P)

*ハマスが誘拐中の国防軍兵士の処刑を示唆したことを受け

もし殺害されればガザのハマスを激しく攻撃する」と閣僚が

警告。(P,Y)

*今日は、国防軍の民間防衛演習の一環で、各学校でも

避難訓練。ただし、日常的にカッサム砲からの避難を強い

られているガザ周辺の学校は、訓練の対象から除外

されている。(H,P,Y)

*バラク元最高裁判事が、フリードマン法相の司法改革を

激しく批判。
判事の任期短縮など様々な方策で最高裁の権限を制限し、

権力によって司法を支配できる体制を作りつつあると警告

した。(H)

*大富豪のゲイドマーク氏が設立した社会正義党が、

年金党などから議員を傘下に入れ、選挙を経ずに国会入り。

政権に参加して、ゲイドマーク氏自身が閣僚に就任する

可能性も出てきた。(H)

*カツァブ元大統領のセクハラ裁判は今日から。元大統領側

は、手続き上の遅れを理由に公判の延期を要求し、却下

された。元大統領は、裁判を強行するなら罪は認めないと

警告している。(H,P)

防護壁で受けたパレスチナ人の被害を調査する国連の

調査団には協力しない方針を、政府が国連に通告。

反イスラエル勢力が数の力で押し通す方法では、パレス

チナ人の利益にならないとの理由。(P)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二
naoji@zion-jpn.or.jp
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日本のお姉さんの意見。↓

防護壁は、パレスチナ人の自爆テロを防ぐために

設置されたもので、壁ができてからは、自爆テロが

格段に減った。ガザからは、毎日検問を通って、

パレスチナ人がイスラエルに働きにきている。パレスチナ人の

大学生もイスラエルの大学に通っている。

ガザには、何の仕事も無いので、パレスチナ人は、生活の

ためにはイスラエルの仕事場が必要なのだ。イスラエル人は

マジメによく働くので、イスラエル人入植者のいる町には

パレスチナ人が働ける場所があるのだ。

イスラエルのパレスチナ人も、正直、イスラエル人がいないと、

生活の質が落ちると言っている。ガザは、仕事が無いので


みんな、貧しい生活をしているそうだ。貧しいと言っても

元々パレスチナでは、放牧しか仕事がなかったので、

イスラエルの基準で貧しいと言っているのだと思う。