おすすめ記事2 | 日本のお姉さん

おすすめ記事2

ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼世界中で妨害殺到の聖火リレー ~聖火リレーは
世界中の対中抗議をリレーする役目へ~(アジアの真実)
◎聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然:朝日
季節はずれの雪が舞うロンドンで6日、北京五輪に向けた聖火リレーが行われた。12年の次の夏季五輪開催地だが、祝福ムードはほとんどなく、開始直後から、リレーを阻もうと沿道から次々と飛び出す人たちをかわし続けながら走る異様な展開となった。聖火は午前10時半に西部ウェンブリー・スタジアムをスタートしたが、抗議はその直後から。チベットの旗を掲げた3人と警官隊がもみ合う騒ぎを皮切りに、抗議者たちは聖火を消そうとしたり奪おうとしたり。消火器を持ち出す人もいた。 ランナーには中国からの10人余りの警備要員と英国の警官数十人が伴走する物々しさで、断続的に現れる抗議者を阻みながらのリレーはさながら障害物レースとなった。ロンドン警視庁は36人の身柄を拘束したとしている。

大英博物館前やトラファルガー広場を聖火が通過すると、待ちかまえていた抗議デモ隊から「フリー・チベット!」「中国よ、恥を知れ」などという怒号やブーイングがわき起こる一方、別の場所では、中国人学生らの聖火歓迎デモもあり、騒然としたイベントに。一部コースでロンドン名物の2階建てバスに聖火を乗せる予定はもともとあったが、セントポール寺院付近ではランナーが走るはずの区域もバスに切り替えざるをえなくなった。
 リレー参加者は金メダリストや児童、著名人ら約80人。中華街やトラファルガー広場などを通る約50キロのコースに警視庁は約2千人を配置して警備にあたった。  警視庁によると、在英や在欧州のチベット人や人権団体など少なくとも6団体が抗議デモを計画。リレーには傅瑩駐英中国大使も参加したが、抗議の的になるのを恐れ事前に公表されず、ルートも変更された。 次期開催国という立場から、ブラウン首相も首相官邸前で聖火ランナーを出迎えた。しかし野党や人権団体からは「世界に誤ったメッセージを送る」と批判の声があがった。 聖火リレーは7日、やはり抗議行動が予想されるもう一つの「危険地帯」パリに舞台を移して続けられる。

■ダライ・ラマ「妨害行為するべきではない」
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、在外チベット人らによる北京五輪への妨害活動が相次いでいることについて、「すべてのチベット人は、オリンピックを妨害する行為はするべきではない」との声明を発表した。
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3月25日の当Blogの記事で、聖火リレーは世界を巡る中国への批判リレーと化し、歴史に残る暗黒の聖火リレーとなるかもしれないと書きましたが、それが現実になっているようです。過去にこれほど聖火リレーが邪魔された五輪があったでしょうか。既に聖火は別の意味を持ちました。聖火リレーで抗議活動が行われる度に聖火には批判の声が蓄積していき、北京に到着する頃には、聖火は世界中から集まった批判の炎でいっぱいになっていることでしょう。それが北京で聖火台に点火され、オリンピックの期間中ずっと燃え続けます。つまり聖火は、世界中の中国へ対する批判をリレーして北京に届けるという役割を担っているのです。
聖火はこれから、世界の中でもチベット問題に対して最大の関心を払っている国の一つであるフランスを通ります。さらに終盤では、まだデモの火が消えないチベットの地も通ります。今後、聖火はどれだけたくさんの批判の黒い炎を蓄積していくのでしょうか。中国が誇らしげに点火するであろう開会式の聖火は、暗黒の聖火として五輪の歴史に残ることでしょう。一方でダライ・ラマはチベット人に対して「抗議活動の自制を」と呼びかけていますが、これは「セブンイヤーズインチベット」でもあった、「こちらが手を広げて迎えれば、相手も我々を憎みはしないはず」と仏教の教えにもとづくものなのでしょうか。しかし、その結果中国から還ってきたのは50年前と同じく、今回もまた虐殺と弾圧という結果だったことを我々は強く認識する必要があります。
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▼ 『日本の大人の嘘』!(佐藤守)
昨日は体力回復に、家内の「ガーデニング」を手伝いつつ、石垣下の傾斜地の荒地を開墾して整地したのだが、このところ、PCの前に座っている時間が長く、いかに体が鈍っているかが良く分かった! 掛矢で杭を打ち棚を作り、鍬で耕して苗木を植えたのだが、てき面に腰や肩が痛くなった。しかし、鶯の声を聞き、桜の花びらが舞う中で土の香りを嗅いで作業をしていると、人間の原点に戻ったような気がする。甘夏、日本イチジク、アケビ、白南天などの樹木を植えたが、家内は専ら草花で、クリスマス・ローズやラベンダーなどである。ささやかな「庭園?」がどう生育するか、来年が楽しみである。
ところで、今朝の産経19面の「断」の欄に、医師で作家の久坂部羊氏が面白いことを書いていた。短いから全文転載しておこう。「先日、制限速度14キロオーバーで、ネズミ捕りに捕まった。在宅医療で患者宅へ向かう途中だったので、白衣姿で降りていくと、警官が困惑気味に「10キロオーバーまでなら、OKなんですが」と言った。それならはじめから制限速度を10キロ上にしておいてよ。しかし、日本ではこういう現実と法律(建前)のずれが多い。まずは売春。売春防止法があるのに、ソープランドなどの風俗店では、実質的な売春が行われている。私がかって外務省の医務官として勤務したウィーンでは、売春は地区と時間を指定して、合法的に行われていた。その代わり、保健省は娼婦を登録制にし、定期的な健康診断と、性病の検査を義務付けている。日本よりよほど健全な気がした。

二番手は人工妊娠中絶。母体保護法(以前の優生保護法)で認められる場合以外の中絶は、非合法である。しかし、この法律は極端に幅広く“運用”され、現在、年間33万件以上の人工妊娠中絶が行われている。日本の“大人の嘘”の最たるものは、何と言っても自衛隊だろう。憲法第9条には、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と明記してある。戦車やイージス艦や戦闘機を配備していて、陸海空軍を保持しないってどう、と思わず若者言葉で突っ込みたくなる。戦争放棄は世界に誇れる条文なのに、こんなウソがまかり通っていては、その信憑性も薄れる。惜しいことである」

「賭博禁止」とは言っても、街ではパチンコが堂々とまかり通っている。直接現金を授受しないから違法でない?とはいえ、店の外には立派な「交換所」がある。「拉致事件は無い」といっていた議員諸侯は、金正日が拉致を認めた途端無口になった。今までウソをついていたからである!

チベットで酷い弾圧が続いているのに、国内の「人権派」は無口である。彼らの主張が「ウソ」であり、偽善だからである。外務省は「ユナイテッド・ネーションズ」を「国際連合」と“意訳”してそれを押し通してきた。だから日本の辞書には「国連」=「国際連合の略」などと堂々と書いてあり、かっての我が国の「敵国」であった「連合国」とは全く違った組織であるかのような意識が日本人に「定着」しているが、常任理事国に代表されるように、彼らは未だに「戦勝国意識」なのである。

今朝の産経抄には、75歳以上を対象にした「後期高齢者医療制度」は、福田首相の指示で「長寿医療制度」に改称されたという。「75歳以上の人に失礼・・・」という声に配慮して、「悪いイメージを払拭する狙いらしい」というのだが、「人の嫌がることはやらないと癒やし系を自認している首相らしい指示だ」と産経抄子はいう。しかし、これだって「まやかし」なのである。食品に示されている「国産鰻」などという表示が、いかに「まやかし」だったかを、賢明な主婦は今回の中国の毒入りギョーザ事件で十分理解した。

10年前、韓国や中国の軍人や研究者達と意見交換したとき、「90式戦車を作り、イージス艦を装備し、最新鋭のF-15戦闘機を200機も装備していながら、自衛隊は軍隊ではない、侵略戦争は放棄した、という日本政府の神経が理解できない。日本の憲法がどうであろうと、われわれが『日本政府はまたウソをついている』としか思わないのは当然だろう」と言ったが、これには流石に日本側は反論できなかった。

中国では「日本政府は周辺事態を地理上の観念ではなく、機能的な観念だというが、では、南米にも派遣できるではないか?」と言ったが、これにも反論できなかった。日本政府だけが「周辺事態」には台湾が含まれない?かのごとき詭弁を弄してご満悦?でも、肝心の中国は全く信用していないのである。つまり、政府は自国民にウソをついているだけなのである。

国内問題の「ウソ」は、国民が「またまた~ご冗談を!」と笑いながら受け流す程度であれば、何と無く無事に済ませることができるが、こと「外交上」はそうはいかない。「日本人はうそつき!」と「国際連合」でいわれないように、日常身近に氾濫している「ウソ」を縮小していくべきだろう。福田首相には無理かもしれないが・・・

ちなみに植物は「ウソ」をつかない。水が切れると枯れるし、栄養が不足すると花が咲かず、実がつかない。笑い話で済まない「ウソ=偽善」は、改められなければならない。今日もまた、送られてきた「参考文献」をご紹介しておきたい。

日本政策研究センターから「これではだめだ!日本の海洋戦略」(ブックレット¥500)と「明日への選択4月号」、(財)国策研究会からの「新国策4月号」である。「新国策には「当面の防衛行政と最近の東アジア情勢」と題する石破防衛大臣の率直な意見が出ていて参考になる。
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