頂門の一針 オバマ氏のある日の演説(中) 平井 修一
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頂門の一針の記事です。↓オバマ氏の演説がかっこいい!
オバマ氏のメッサージを読むとアメリカはやはり、
いろんな人種がいる国だから大変なんだなと実感できる。
アフリカ系アメリカ人はローンも組めなかったのか、、、。
悲しいな。by日本のお姉さん
オバマ氏のある日の演説(中)
━━━━━━━━━━━━━━平井 修一
平井の注:オバマ氏の演説は核心に迫っていく。「ここまで
言っていい んかい」と思うほどに。へたをするとパンドラの箱
を開けて、黒人と白 人の対立を煽りかねないのではないか。
・・・・
人種差別(隔離)校は昔も今も学力が劣っています。ブラウン
教育委員 会がもたらした劣悪な教育制度は(公民権運動
の)50年後の現在も白人 と黒人の生徒間の学力ギャップを
解消していません。
合法化された差別。
そこでは黒人は、しばしば暴力的に資産を所有することから
排除されて きました。あるいはアフリカ系アメリカ人の
ビジネスオーナーは、事業 ローンを組むことができません
でした。あるいは黒人の住宅所有者は抵当権設定による
住宅資金の調達ができませんでした。あるいは黒人は組合、
警察、消防から排除されてきました。
黒人家族は、将来の世代に残すわずかばかりの富を蓄える
ことができま せんでした。その歴史は、黒人と白人の富と
所得の格差を説明していま す。今日の都市と地方のコミュ
ニティには、多くの貧困集中地区が残っ ています。
黒人男性の経済機会(就業)の不足、そして家族を養えない
ことから来る恥辱と欲求不満。これは家庭の崩壊を招きます。
長年、福祉政策は悪化してきました。
多くの都市の黒人居住区の社会的基本サービス(インフラ)
は不足して います。子供が遊ぶ公園、受持ち区域を見回る
警察官、定期的なゴミ収 集、建築規則監視。すべてが
不足しており、この悪循環が暴力、傷害、 人命軽視の
サイクルを招来し、我々を悩まし続けています。
これが、ライト師と彼の世代、アフリカ系アメリカ人が育った
現実なの です。彼らは、1950年代後半と60年代前半に
成年に達しました。差別、 人種隔離がまだ現行法で有効な
時代だったのです。注目に値することは、多くが差別・隔離に
直面してそれを克服したことです。多くは私のように、
失敗ではなく、むしろ成功しました。
しかし、アメリカンドリームを体得した一方で、それにたどり
着けなか った多くの人々がいました。差別に打ち負かされ
た人々。敗北の負の遺 産は将来の世代に引き継がれまし
た。街角にたたずむか、刑務所で苦し む青年や、あまりに
も若すぎる女性たち。将来に対する望みや見通しも
ありません。
成功した黒人でさえ、人種についての疑問、人種差別
主義があるのでは ないかという疑問が、基本的に彼らの
世界観を定め続けているのです。
ライト師の世代の男性と女性にとって、屈辱と疑いと恐れの
記憶は消え てはいませんでした。
また、その時代の怒りと苦(にが)さは去ってはいません。
その怒りは、白人の同僚や白人の友人の前では公然とは
表明されないかもしれません。しかし、それは床屋で、
または、キッチンテーブルのまわりで聞かれます。
時々、その怒りは、人種票を期待する政治家によって
利用されたり、あるいは政治家自身の欠点として指摘され
たりします。
そして、時折、その声を日曜日の朝の教会で、説教壇で、
そして教会の 席で耳にします。ライト師の説教のいくつか
でその怒りの声を聞いて多 くの人々が驚くという事実は、
アメリカでの暮らしの中で日曜日の朝に 最も(国民が)分裂
した状態になるという、古くからの自明の理を我々 に
思い出させます。
その怒りは、必ずしも生産的でありません。しばしば、それは
本当の問 題を解決することから注意をそらします。怒りは
我々が我々の状況の中 で真正面に考えることから遠ざけ
ます。怒りは、アフリカ系アメリカ人 のコミュニティが本当の
変化のために必要な連帯を創り出すのを妨げて しまいます。
しかし、怒りは本物で、強力です。単に消えればいいと思う
ことは、そ のルーツを理解することなく非難することに等しく、
人種間に存在する 誤解の溝を広げるのに役立つだけです。
実際、(黒人と類似した)怒りが白人社会の中に存在します。
主役を担 う中流階級の白人は、彼らが特に人種によって
特権的だったとは感じて いません。彼らの体験は、移民の
苦労と苦渋の経験です。彼らに関する 限り、誰も彼らに
何も遺産として手渡しませんでした。
彼らはゼロから資産を造っていったのです。彼らは生涯ずっと、
一生懸 命に働きました。しばしば外国に彼らの仕事を
奪われてきました。ある いは彼らの年金が退職後に減額
される目にもあってきました。
彼らは将来を心配しており、夢がすり抜けてゆくと感じて
います。停滞 した賃金と国際競争の時代には、機会は
ゼロサムゲームとみなされるよ うになります。
そゼロサムゲームでは、1人の成功は他者の犠牲の上に
あります。彼 ら白人が、町中の学校に黒人の子供たちを
バスで運ぶように言われる時、 あるいは黒人が(採用枠で)
良い仕事に就いたり、良い大学への特別入 学枠を得たり
するのが、彼ら自身が決して犯さなかった不正のための
黒 人優遇策だと聞くとき、また、都市近隣の犯罪について
の彼らの恐れに は偏見があると言われるとき、
憤慨は時間とともに高まります。
黒人社会での怒りのように、これらの憤慨は礼節ある会社
では必ずしも 表明されません。しかし、彼らは少なくとも
一世代(30年)にわたって 政治の現場で寄与しました。
福祉と(弱者に対する優遇策という)積極 行動についての
思いは、レーガン連立(民主党から共和党へ鞍替え)を
創り出すのを助けました。
政治家は(黒人の思いを)選挙のために利用しました。
テレビのホスト と保守的な解説者は、人種差別主義の
いいかげんな話を創り上げました。
一方で、人種的な不正と不平等に関する真面目な議論を
退けてきました。
黒人の怒りの表明はしばしば逆効果になってしまうとわかって
きました が、ちょうどその裏側では、中流白人の鬱屈した
憤慨がありました。
インサイダー取引、疑わしい会計実務、短期の貪欲な儲け
優先の投資社 風。ワシントンは、ロビイストと特権に群がる
人々、大衆より少数派を 優遇する経済政策によって支配
されました。人種差別主義者ではなく、 まっとうな白い
アメリカ人の憤慨がなくなればよいと思ってます。
これが現在、我々がまさしくいる「場」です。我々が長い間
はまり込ん だ人種問題の手詰まり状況という「場」です。
私に対する黒人、白人か らの批判があることは承知して
いますが、私はこれまでそう単純であり ませんでしたし、
今回の選挙、この立候補、特に私のような未熟者の
立 候補であっても、人種的な境界を乗り越えることができる
と信じていま す。
私はここに堅い信念を断言します。神に対する私の信仰と
米国民に対す る私の信頼です。そのふたつが一緒になる
ことで、我々は人種的な傷の いくらかを越えることができます。
実際のところ、我々がより完全な統 合へ道を歩み続けるの
ならば、我々には外の選択肢はないのです。
黒人のコミュニティにとって統合への道のりは、「過去の
重荷を受け入 れるものの、過去に私たちの未来を縛られ
ない」ということを意味しま す。それは将来のために正義を
目いっぱい主張し続けることを意味しま す。
しかし、それも我々の特定の要求、例えばより良い健康
管理、より良い 学校、仕事の改善などと、すべての
アメリカ人のより大きな願い、例え ば物価高に苦労して
いる白人女性、レイオフされたままの白人男性、家 族を
養おうとしている移民などの願いと、思いは一緒なのです 。
子供たちとより多くの時間を過ごすこと、子 供に読み聞か
せること、い じめやら差別に直面するかもしれないが決して
屈してはいけないこと、 彼ら自身の運命を自らが描くことが
できると常に思っていなければなら ないと彼らに教える
ことが大切です。(つづく)
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チベット騒乱の真相
━━━━━━━━━服部 充男
騒乱発生から3週間余を経てインターネットという新しいメ
ディアのお かげで中共の隠そうとした真相が次々と暴露
されている。中共当局はこ の新しいメディアの威力を見く
びったか古い頭には理解不能だったのか 今頃になって
事態の展開に慌てていることであろう。
今回の騒乱の真相をそういうことだったのかと一目瞭然に
分からせる映 像がネット上に流布している。
この映像をご覧頂きたい。
http://
ただ注意すべきはこの写真が今回の騒乱と直接関係がある
のかどうか不 明という点だ。英語のキャプションを読むと
どうも過去に映画撮影のた め僧侶役として雇われた
兵士一団の写真のようだ。
しかし今回の騒乱をまず中共主導で開始し、一般のチベット
人を巻き込 むというシナリオだったとしても不思議はない。
むしろ過去の中共のや り口を熟知すればさもありなんと
妙に納得してしまう。
そう思って中共メディアが一方的に流したTV映像をみると
僧衣をまとっ た暴徒が商店のシャッターに蹴りをいれ
引っ剥がしている若い男の姿が 写し出されている。
もしあれが兵士だったとすればあの元気さと暴力に
納得がいく。
また同じく中共メディアが配信した暴徒写真の中に
抜き身の刀を振りか ざした男の写真があるが、この男が
警察の一員であったことがばれると 早速この男を写真から
抹消してしまったというニュースがある。
嘘がばれて自分たちに都合が悪くなると無かったことにする
捏造をはか る。一方その逆もお手のもので例の南京虐殺の
証拠写真なるものは全て 無かったものをあったとする
デッチ上げ写真であった。
今回の騒乱が中共の自作自演だという真相は日を追うごと
に明白になり つつある。騒乱の原因を「ダライ・ラマ一派の
策謀だ」と決め付けた胡 錦濤は一体どうするつもりだろう。
ダライ・ラマの返した Who is liar? という言葉が痛烈に身に
突き刺さることだろう。
もっとも胡錦濤の過去、つまり1988年にチベット自治区の
党委員会書記 に転任し、チベットの分離独立運動を力で
抑え込み、党指導部の信頼を 得た結果、今日の国家書記
の地位に登りつめたという過去をみれば、自 分こそ
ダライ・ラマに代わるチベットの首領様だという自負も
あること だろう。8月の北京オリンピックは是が非でも
自らの名誉にかけて無事 開催したいのはやまやま。
そのために今やっておくべきことは何か。既に聖火リレーも
始まった今、5月にはチベットを走り抜けて、世界最高峰
チョモランマを登山するという計画もある。
チベット通過中に聖火に不測の事態でも発生すれば面子に
かかわるとす れば、今のうちに中共への不満分子を全て
あぶり出して逮捕し、五輪終 了まで監獄にぶち込んで
おきたい。さすれば聖火通過は勿論五輪も無事 開催でき
ると考えたのではないか。
これこそが騒乱自作自演の真相だろう。
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話 の 福 袋
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◎20代対象に県がデートDV調査 女性4人に1人
「恋人から暴力」
熊本県が20代の未婚男女を対象に、交際相手からの
暴力「デートDV (ドメスティックバイオレンス)」について
調査したところ、交際経験 がある男女の2割近くが恋人
などから身体的や精神的な暴力を受けてい たことが
分かった 。特に女性は4人に1人が経験しており、
後遺症で体調の不調を訴える など「最も信頼すべき相手」
からの暴力が及ぼす深刻な実態が浮かび上 がった。
■「恐怖で緊張」40%
県が若年層に絞ってデートDVの実態を調査したのは初めて。
昨年12月、 県内の2500に質問冊子を郵送し、デートDVの
認知度や経験について質 問。378人が回答した。
「交際経験がある」と答えた336人のうち「相手から何らかの
暴力を受け た」と回答したのは19・9%の67人。うち女性は
56人を占めて、回答者 (女性)の35・6%を占めた。
67人に被害の影響(複数回答)を尋ねたところ、40・3%が
「おびえや恐 怖で緊張するようになった」、38・8%が
「心身に不調を感じるようにな った」と答え、中には「死にた
いと思うようになった」人も。
被害後、656・7%が「友人や知人に相談した」と答える一方、
「誰にも相 談しなかった」という人も35・8%に上っている。
調査を実施した男女共同参画・パートナーシップ推進課は
「認知が進ん でいる夫婦間のDVに比べ、恋人間のデート
DVはまだ認知度が低い。 さらに啓発を進め、DVの未然
防止に努めたい」としている。
■将来の深刻化阻止へ 早期の啓発が必要
今回、県が初めて若年層に絞ってデートDV(ドメスティック
バイオレ ンス)の調査を実施した背景には、その延長線
上に、より深刻な夫婦間 のDVが存在するからだ。
県配偶者暴力相談支援センター(熊本市)な どに寄せられ
たDVの相談件数は06年度で1942件と3年前の1・3倍
に増えた。
夫婦間のDVは子どもや経済面などで問題が複雑化し、
表面化しにくい とされる。同センターで相談業務にあたる
県福祉総合相談所の花村陽子 女性相談課長は
「DVの被害者には『交際時代から束縛を受けていた』
という人が多い。
将来の深刻な事態を防ぐためにも、若年層から『いか なる
理由でも暴力はいけない』という啓発が重要」と指摘する。
県は03年度から高校生を対象に「DV未然防止教育」を
実施している が、今回の調査結果を踏まえ、新たに
若者向けの啓発冊子を制作。県内 の高校や専門学校、
大学などに配布し「異性との電話・メールを禁じる」
などデートDVの事例を挙げながら「自尊心を持ち、相手の
ことも尊重 して」と呼びかけている。
=2008/04/03付 西日本新聞朝刊=
◎阪市職員が勤務先で甘栗販売、地方公務員法違反で
処分へ
大阪市環境局の男性職員(31)が2007年末、職場で
同僚らに甘栗(あまぐ り)を売っていたことがわかった。
約4万円の売り上げがあったといい、市は地方公務員法の
兼業禁止規定 違反として、近く処分する。
市によると、勤務先の東南環境事業センター(平野区)で
12月30日、1 袋1500円(850グラム)と同1000円
(550グラム)の甘栗を“特設会場” の会議室で同僚
二十数人に販売した。
職員は甘栗業者と知り合いで、市に「同僚から『正月用の
甘栗を安く手 に入れたい』と頼まれ、昼の休憩時間に売った。
業者から謝礼として 4000円を受け取った」と説明。
この日は年末の特別勤務日で、職員は2 万円の割り増し
手当を受け取っていた。
市の指導を受け、職員は4000円を業者に返金しようとしたが
断られ、購 入した量に応じて同僚に分配したという。
(2008年4月5日14時41分 読売新聞)