「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 ・クライン孝子の日記 | 日本のお姉さん

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 ・クライン孝子の日記

ようちゃん、おすすめ記事。↓「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年) 4月6日(日曜日) 通巻第2146号   
ウィグル自治区の西側は厳戒態勢、まるで警察国家
ドイツにおける「東トルキスタン」独立運動本部も「五輪を希望しない」
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 北京五輪のモットーは「一つの世界、一つの夢」。
 「我々は違う。我々は五輪が中国で開催されるのを望まない」(ドイツにある東トルキスタン独立運動本部)。

チベットにおける仏教徒、僧侶弾圧と同様にウィグル自治区の西側、ホータンからカシュガルにかけて、厳重な警戒態勢が敷かれている。
目撃したアメリカ人は「あたかも警察
国家」と答えているとNYタイムズのハワード・フレンチが上海から伝えている。
 
 ウィグル自治区の西北部コチャでは「過激派のアジトから三個の爆弾が見つかった」として25人が拘束された噂が広がっている(NYタイムズ、4月5日付け)。四川省のチベット仏教寺院で銃がみつかったとか、こうしたでっち上げ、濡れ衣は中国公安の常套手段で「やらせ」「マッチポンプ」の類い。
 五輪を口実に反政府勢力の一斉壊滅を狙った作戦が進行中なのである。思い出して下さい。あの「通化事件」を。国民党残党と旧日本軍幹部を炙り出すために暴動準備などとでっち上げで、満州から引き上げ途次の三千人の日本人が殺された事件を!

 フレンチは東京支局長時代、日本の悪口をよく書いた記者だが、中国へ行くと人権無視に切れて、北京の遣り方に批判的な記事を多く送ってくるようになった。いま東京支局長で、盛んに反日記事を書きまくっているノリミツ・オオニシも、はやくチベット取材に行かせろ!
 
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♪(読者の声1)僕の最も敬愛する同志である小田内陽太大兄から送信されたメールをご紹介いたします。
同志同憂の方々に転送していただけましたら、ありがたく存じます。
【三澤浩一】

「講談社発行の「月刊現代」5月号に原武史明治学院大学教授(元日経新聞記者)が「宮中祭祀の廃止も検討すべき時がきた」との副題で「皇太子一家『新しい神話づくり』の始まり」なる文章を書いています。
 彼は宮中三殿の耐震工事完了のニュースを受ける形で「皇太子妃の『適応障害』について考えると、いまこのように参内する機会がにわかに集中することが、病状に良い影響をもたらすとは思えません。ましてや2003年提出9月を最後に出席できていない宮中祭祀に対するプレッシャーを、正式な宮中祭祀が再開されたお濠の内側で改めて感じとることになればなおさらです」「祭祀に対する夫婦間の温度差を広げる結果にもなりかねません。ですから、いっそのこと、根本的な見直しをはかるという選択もあり得るのです」とし、最終的に「一つの手段として、思い切って宮中祭祀そのものをなくしてしまうか、あるいは続けるにしてもすべて代拝で済ませてしまうぐらいのことを考える必要があると私は思います。」と述べています。
彼の本音は「建前では戦前と戦後では大きく転換していることになっている天皇制が、実は根幹のところで続いていた。憲法が改正されて天皇は象徴に変わったことになっているが、依然として天皇が大元帥だった時代の残滓があることになる。それがいまの時代と合わなくなってきているのも事実です」とあるあたりに明白でしょう。
従来からその言葉遣いに批判的感情を持って彼を見てきた同志もおられると思いますが、とうとう彼の本質が明らかになりました。
皇太子妃殿下の御上にかこつけて、御皇室の祭祀(その根幹は天皇と民が土着の古層で共有する新嘗文化)を妨害し奉り、御皇室と日本の歴史・文化・伝統と切断して遂には西欧王室化し奉り、「日本国憲法」体制に合致せしめんとする反国体分子であるということです。
現時点では論壇での動きではありますが、宮内庁内部の反日反国体分子と結託し、世論面での心理操作に加担している可能性もあり、軽々しく見るべきではないでしょう。監視と警告が必要です。(小田内陽太)

(宮崎正弘のコメント)左翼の戦術は執拗且つ卑怯が常道。ひょっと油断したときに、隙を狙うゲリラ戦です。善意の人々が安心して、ひとやすみしている時間が一番危ないのですね。
 大内蔵之助風に言うと「おのおのがた、一時の油断も禁物ですぞ」。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成20年(2008年) 4月6日(日曜日)
通巻第2146号   

がらりと台湾の政治雰囲気がかわり始めている
「チャイニーズ・タイペイ」名義で国際機関への加盟を申請へ方針を転換
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 馬英九次期台湾総統の動きが世界の焦点となっている。
 「WHOなど、国際機関への加盟は実利的かつ柔軟に」という基本姿勢で、加盟申請の名義をオリンピック方式の「チャイニーズ台北」でやり直すという。
http://www.cna.com.tw/CNAeng/RealTimeNews/NewsDetail.aspx?strNewsDate=&strNewsID=200804040022&strType=PD

この主権をはじめから投げやりにした態度には、今後多くの批判がありそうだ。

 また読売新聞のインタビューに答えた李登輝前総統は「アドバイザー役を受けることに前向き」と次期馬政権での対日交渉の顧問就任に前向きの姿勢を顕した。

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◎クライン孝子の日記
■2008/04/06 (日) 表現の自由を錦の旗に、実は巧妙なワナ

映画「靖国」ですが
昨日、チャンネル桜の水島社長とお話して
判明したこと.
、 
製作者側は事前に巧妙なシナリオを練り、
そのストーリイに従い、、
最終的にはどうやら稲田代議士潰しという、二年前だったかな
朝日(=NHK)により安倍+中川代議士潰しを仕掛けたと同様の
動きを画策していることです。

産経新聞ですら、ワル気は無いのでしょうが
記事内容はさておき
こんな見出し
「靖国」上映中止 「内容を見て正しく議論を」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080405/tnr0804052110006-n1.htm
な上、逆に観客呼び込み宣伝に手を貸している。
【主張】「靖国」上映中止 論議あるからこそ見たい
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080402/tnr0804020305000-n1.htm

その一部真相ですが、
<<映画「靖国」上映中止と参院内閣委での有村議員の質問
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/529429/ (前)

有村氏:
この映画宣伝用のパンフレット2ページ目に記載されている通り、
右、2ページ目の裏のキャストというところには、
3人の名前が書かれています。

この映画に出てくる中心人物のうち、
3人のうちの2人であるこの菅原龍憲さん、高金素梅さん両氏は、
小泉元前首相の靖国神社参拝についてこの映画の申請
がだされた当時も現在も靖国神社を相手取って訴訟を起こしており、
当該映画のテーマである靖国神社とは係争関係にあります。

しかも、この映画の中で両氏は、彼らが現実の社会の中で
提起している訴訟と同じ趣旨の主張をそのまま展開をされており、
一連の靖国関係訴訟を代弁する政治的宣伝がそのまま
キャスティングに反映されています。

にも係わらずこの映画が政治的、宗教的宣伝意図を持っていない
とどうやって断言されるのでしょうか。>>

さらにチャンネル桜が取材したところ
上映中止に関しては
「シネマート六本木、シネマート心斎橋」経営
エスピーオー担当者は
「当社が上映中止を決めたのではなく、配給会社の
方から中止の連絡があった」と説明し、配給会社アルゴ・ピクチャーズ
が一方的に作品を引き上げ てしまったと主張しているとの事。

というわけで、
映画館側の「配給会社から中止の連絡があった 」に対し
配給会社は「映画館から中止する」と食い違い、

これをたたき台として、
朝日新聞は「 映画館が右翼の妨害で上映をやめた 」と話を大げさにし、
挙句の果てマスコミ関係の力を借り、おもむろに
マスコミ各社の一致したコメントとして「表現に自由」を盾に 
「上映中止があってはならない」とし逆に、結果として映画「靖国」の宣伝に
一役買ってみせた。

うまいですなあ、この演出!
皆さん、騙されないで下さいね。
相手は、プロパガンダのプロですから。

そこでチャンネル桜では
<<4月 7日(月) キャスター:大高未貴・前田有一
            コメンテーター:井尻千男
   【映画「靖国」特集】
   「上映中止」問題をはじめ、相次いで話題となっている映画
   「靖国」の徹底特集!
   衝撃のスクープ証言映像をはじめ、
   ゲストに文化庁管轄団体からの
   助成金支出を問題視された稲田朋美氏をお迎えして
   この問題についてじっくりお話を伺うほか、当該団体への電話インタ
   ビュー等、独自企画でお送りいたします >>