イスラエルからのニュース(シオンとの架け橋) | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース(シオンとの架け橋)

2008年3月30日(日)
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*オルマート首相がシリアに何度も和平協議の意向を打診した

 が、全て断られていたと、側近が語った。イスラエルとの和平

 でイランとの関係が悪化することを恐れたためと分析されて

 いる。(H,P)

*米国のライス国務長官が土曜にイスラエルに到着。オル

 マート首相と 夕食を共にして意見を交換した。長官は、

 イスラエルとパレスチナの和平交渉推進のために来たと

 語った。(P,Y)

ガザからの砲撃が再び激化。

 金曜には幼稚園を直撃したが、

 幸いにも子供に死傷者は

 無かった。国防軍はガザへの攻撃を再開し、2人のテ
  ロリストが死亡した。(H,P,Y)

*イスラム教の危険性を訴えるビデオに、多くのイスラム教

 国が反発。脅迫を受け、ウェブサイトはビデオ掲載を中止

 した。オランダのユダヤ人団体も懸念を表明。(H,P,Y)

*ガザ周囲のフェンスに近づき、爆弾を仕掛けようとしたファタ

 ハ系テ ロリスト2人を国防軍が殺害。(P,Y)

ハマスはイスラエルに対する武力闘争を支持するよう、アラ

 ブリーグに呼びかけ、また、ファタハとの和解交渉にも支援

 を求めた。(Y)

*土地接収に抗議する「土地の日」の集会がヨッパで行われ、

 アラブ系市民1000人が参加。今日、ガリラヤで大きな

 集会がある。(H)

ユダヤ人の系図をインターネット上で構築するプロジェクトが

 進行中。 現在、7万人の家系図が登録されているが、

 30万に達すると、ほぼ全世界のユダヤ人の家系図がつな

 がるという。(H)

2008年3月31日(月)
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*エルサレムで米国のライス国務長官と会談したリブニ外相

 が、自治区の人道的状況を改善する意向を表明。しかし、

 イスラエルの安全を犠牲にはしないと語った。(H,P)

*ライス国務長官とバラク国防相、自治政府のファイヤド

 首相が会談。バラク国防相は西岸地区の道路封鎖50

 箇所を解除する方針を表明し た。ハマスは「成功を印象づ

 ける偽装」と一蹴した。(H,P)

*ブッシュ大統領が、来年1月までの任期中にイスラエルと

 パレスチナが和平合意に調印するとの期待を表明。(H,Y)

*昨日はアラブ系市民が北部で「土地の日」の集会。指導

 者は、右派からの非難の言葉が激化していると懸念を

 表明。しかし、入植地のラビも出席し「平和のメッセージ」を

 語った。(H,P,Y)

*エルサレムと入植地のマーレー・アドミームの間にある

 E-1地区での警察署の開署を延期。事務的な理由による

 もので、ライス国務長官の訪問とは無関係だと、警察幹部

 は説明した。(H,P)

エジプトがガザとの間に掘られている密輸トンネルの摘発

 破壊作戦 を強化。それとの関係は不明だが、密輸トン

 ネルで落盤事故があり、パレスチナ人が重体。エジプトが

 救助作戦を行った。(Y,P)

*伝統的な受難日の祈祷「ユダヤ人がイエス・キリストを信

 じるように」の使用を教皇が許可したことに反発し、ドイツの

 ユダヤ人会議がカトリックとの絶縁を宣言。(P)

*イスラム教徒の数がカトリック信徒の数を超えたとバチカン

 が発表。プロテスタントを含めると、キリスト教徒の方が

 多い。(H,Y)

2008年4月1日(火)
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西岸地区でヒッチハイクをしようとしていた入植者をパレス

 チナ人が 刺そうとしたが、近くにいた入植者が射殺。西岸

 地区は公共交通機関が少なく、危険なヒッチハイクは後を

 絶たない。(Y,H,P)

*エルサレム市が、東エルサレムで600戸の住宅を建設

 する計画を発表。オルマート首相は、シャス党の要求に応じ

 て、入植地での住宅建設を推進する考えを示した。(Y,H)

ハマスの子供向けTV番組の人形劇で、子供がブッシュ

 米大統領を刺殺する場面。米国とイスラエルに対する

 「復讐」だという。(Y,P)

*労働党の集会で、ペレツ前党首が現党首で国防相の

 バラク氏を「権力に固執している」と非難。オルマート首相

 への追随をやめるよう求めた。労働党内では政権離脱を

 求める声が高まっている。(Y,H)

*ヨルダンで、自治政府のアッバス議長と米国のライス国務

 長官が共同声明を発表。イスラエルの入植地建設中止を

 求めた。(Y)

*麻薬取引に関係して、国防軍の機密情報をヒズボラに流し

 たとされる国防軍兵士が、機密情報を流したことを否定。(Y,P)

*オルマート首相が日本を訪問時に、シリアの核施設を攻撃

 したことを認めていたと、日本の朝日新聞が報道。イスラエ

 ル政府は攻撃を行ったかどうかを明言しない立場を取って

 来た。(Y)

*パレスチナ国家ができれば、アラブ系市民の地区はパレス

 チナ国家に含めるべきだとの意見に、イスラエル人の76%

 が賛成。(P)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp