「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」  | 日本のお姉さん

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成20年(2008年) 4月2日(水曜日)
通巻第2140号  


 広東省の電力不足は深刻を通り越して経済の浮沈を左右している
  インフレの猛烈な加速、製造工場は人手不足。そして労賃の急激な上昇
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 4月1日から広東省の最低賃金は月給860元に改訂された。
中国で一番労賃が高い“先進地域”だが、その程度の給料では、いまや労働者は寄りつかない。
 労働コスト急騰に経営が成り立たなくなった繊維・アパレル産業ばかりか、電力がこないために悲鳴を上げている工場が目立つ。

 年率11%-12%増加の電力需要に追いつけず、中国の国家電力管理委員会は、中国全体で36億メガワット(毎時)需要があり、広東のみならず浙江省から江蘇省にかけて、いずこも電力不足に悩んでいるという。

広東省は火力発電が主だが、8922ヶ所に水力発電所もある。それでも規模が小さすぎて採算倒れ、一方で大雪による再建修理作業が軌道に乗らず、激しいインフレにも見舞われている。

(お知らせ)
 ダライラマ法王、4月10日に来日

  北京五輪にNOを!
   毒入り食品、チベット虐殺、中国に抗議する緊急国民集会

   登壇予定   加瀬英明、平松茂雄、殿岡昭郎、宮崎正弘ほか。
   とき       4月10日午後六時
   ところ      池袋東口 「豊島公会堂」
   入場      無料
           どなたでも予約なしで参加できます!
  緊急国民集会 4月10日豊島公会堂(午後六時)詳しくは下記へ
http://miyazaki.xii.jp/sina/index.html

(本日です!)
親日歴史博物館(タイ)への御支援のお願いと
叙勲親日館長来日の歓迎会のご案内

日本各地で櫻の便りが聞かれる季節となりました。
今年も靖国神社の櫻は、英霊を顕彰して咲きます。靖国で会おう。散華された英霊の誠を持って、我々は生かされています。国家護持なく一宗教法人のまま留め置かれている今の状況を思い帰す度、滂沱の涙を禁じえません。
一方、捏造・偽造・歴史の書き換えを日常とする「反日」記念館なるものがあまたあるなかで、現地の方が日本の兵隊さんを慰霊・顕彰している軍事博物館が泰國北部にあります。
「クンユアム戦争博物館」です。
博物館を紹介した「未帰還兵」が産経新聞社より二月に上梓され、瞬く間に三版を重ねました。
うそで固めた「反日」はもううんざり。大東亜戦争を戦った我が日本の「歴史の真実」を求める機運は、澎湃として全国に高まっています。
博物館の創設者で「日泰平和財団」(タイ政府認可)の理事長であるチューチャイ氏が、三月末に来日することになりました。

チューチャイ氏は一九九〇年代にタイ北部のクンユアムで警察署長をしていた頃、近隣の村々の住民が大東亜戦争当時の日本軍の水筒や飯盒を数多く持っていることに興味を抱き、それらを買い集めながらその由来を調査し、「第二次世界大戦でのクンユアムの人々の日本の兵隊さんの思い出」という本を出版されました。
それとともに同地において私財を投じて、遺品を展示する戦争博物館を立ち上げ、また大戦中に亡くなった日本兵の慰霊碑を建立致しました。

平成十八年五月、タイ国王在位六〇年祝賀式典に御臨席のため、天皇皇后両陛下におかれましては泰國に行幸敬されました。
「―日本の兵隊さんの思い出」(日本語版)が宸襟に嘉納され、日本大使館で開催されたレセプションにチューチャイ夫妻はお召しをうけました。拝謁の栄を賜り、今上様より直接、労をねぎらうお言葉を賜りました。
昨年には氏の永年にわたる日タイ友好への貢献に対して日本政府から「旭日双光章」が贈られました。

南京を代表としてその数や千にも達するという戦争記念館。
でたらめ展示により反日・侮日、思想侵略の根拠地と化している戦争博物館の中にあって、歴史の真実を伝え慰霊顕彰を続けている同博物館や同氏の活動に日本人として満腔の感謝をささげたいと思います。

つきましては、この度の初来日に合わせ、その活動を広く日本人に知ってもらうと同時に感謝の気持ちを表すために歓迎会を開催致したくご案内申しあげます。ご臨席いただければ幸いです。どなたでもご参加いただけます。
         記

・とき      4月2日(水)  午後五時三十分開会
第一部 講演(530-630)
インパール作戦概況 防衛省戦史教官室 和泉洋一郎一佐

第二部(1830開会) 親日歴史記念館 館長 歓迎会
            立食パーティ形式です

・ところ     九段会館(三階「瑠璃の間」)(東京・九段下駅下車)
・会費      おひとり 一万円

<< タイの親日記念館を応援する会 発起人(増補) >>
 阿羅健一, 井尻千男, 岩田温 植田剛彦、潮匡人、遠藤浩一、岡崎久彦、小田村四郎
加瀬英明、小堀桂一郎、佐藤優、櫻井裕子、すぎやまこういち、高池勝彦、高山正之
高森明勅、田久保忠衛、竹本忠雄、堤堯、西尾幹二 西岡力、西村幸祐 花岡信昭
花田紀凱、東中野修道、藤井厳喜、藤岡信勝, ペマギャルポ、水島総、南丘喜八郎
宮崎正弘、八木秀次、山本卓真

(政界)参議院議員 芝博一、衆議院議員 稲田朋美 中川昭一 西村眞吾 松原仁ほか。
都議会議員 古賀俊明 都議会議員 土屋たかゆき他多数
               (五十音順)。 
((( 募金のお願い )))                
「クンユアム戦争博物館」の創設者で「日泰平和財団」(タイ政府認可)の理事長であるチューチャイ氏は、1990年代にタイ北部のクンユアムで警察署長をしていた頃、近隣の村々の住民が第二次大戦中の旧日本軍の水筒や飯盒を数多く持っていることに興味を抱き、それらを買い集めながらその由来を調査し、「第二次世界大戦でのクンユアムの人々の日本の兵隊さんの思い出」という本を出版されました。
それとともに同地において私財を投じて、日本人協力者の支援を得ながら遺品を展示する戦争博物館を立ち上げ、また大戦中に亡くなった日本兵の慰霊碑を建立致しました。
この度のご夫妻の初来日に合わせ、その活動を広く日本人に知ってもらうと同時に感謝の気持ちを表すためにも、皆様には是非歓迎会にご出席を願いたく、出欠票をファックスにてご送付いただくようお願い申し上げます。
「日泰平和財団」では、現在ミャンマーとの国境近くにある博物館の展示物を、より多くの日本人やタイ人に知ってもらうべくチェンマイに分室を作ることを計画しております
広く浄財を集め、慰霊・顕彰とともに大東亜戦争の意義を改めて世に問う施設といたします。
趣旨にご賛同いただきご協力をお願い申し上げる次第です。

お振込みは ゆうちょ銀行 口座 00170-3-584415 日泰平和財団 日本事務局
                  nittaiheiwa@kvd.biglobe.ne.jp
尚、日泰平和財団は 泰国設立許可 第ト・チョモ0028/2548 の財団です。

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