どうしてチベット人は怒っているのか  | 日本のお姉さん

どうしてチベット人は怒っているのか 

チベットのラサの暴動に関する報道は、すべてチュウゴク側から

のもので、たまたまチベットにいた外国人旅行者は保護(隔離)

されたため、本当の事情は誰も分からない。

日本人旅行者は、チュウゴク公安に、見たことを日本に帰って

からしゃべるなと脅されているのでしゃべれないと言っている

そうだ。どういう風にチュウゴク公安に脅されたのかしらないが、

暴動のことは、チベット人とチャットをした日本人記者福島さん

のブログや、チュウゴクが流しているビデオの影像からしか

分からなかった。

たまたまビデオを撮っていた外国人や、チベット亡命組織や、

チュウゴク政府が許可した一部の外国メディアの報道や、

チベット人が口頭で聞いた話をブログにまとめた記事、チ

ュウゴク政府が27日招待した一部の報道陣の記事など
をみると、チベット人の暴動の理由やデモの実情がすこしずつ

分かってきた。

チュウゴク政府は、300万人の漢人とイスラム教徒たち=

回族)をチベットに移住させようと計画しており、今でもチベット

の大学新卒者は就職難で、チベット族の失業者は多いのに、

そんなに大量の漢族、回族がくれば、チベットの子供たちは

生きていけないと、恐怖を感じたチベット人僧侶たちが、

そのことに抗議してデモをしていたところ、10日、デプン寺で

起きたデモ行進が軍=武装警察)に制圧された。

このとき発砲もあったし、死者や車でひかれた者もでた。

逮捕者も相当でた。

詳しいことは省くが、14日になってチュウゴク政府が発砲して

よいと正式に許可した。14日にジョカン寺のラムチョ寺で

僧侶がハンガーストライキをはじめた時、武装警官が殴る蹴る

の暴行を加えた後に発砲し8人が死んだ。

そのことをきかっけに、市民が怒ってデモがおき、他の僧院も

ハンストをはじめ暴動が広がったが、僧侶たちは素手であった。

その中に、チベットの民間人に扮装した警官が多数まぎれて

騒ぎを拡大させた。

チベット人は漢人の店を襲っておらず、回族との諍いがあって

回族が5人殺され回族の店が焼かれたが、漢人の店を襲った

のはチベット人ではないとチベット人は言う。

民間人に化けて騒ぎを酷くして、武力で弾圧するという手口は、

チュウゴク人が普段使っている手口で、土地を奪われて抗議

した農民たちも、同じように、扮装した武装警官に暴れられて、

それを理由に逮捕されたり殺されたりしている。

市民デモは、ラサの北京中路あたりで軍と衝突。軍は発砲を

繰り返し、銃創や圧死(おそらく軍用車両で)で、このエリア

だけで死者は70~80人は出ている。市全体では100人

以上。チベット亡命政府の発表では、当時80体の遺体が

確認された。少女も含む。

その後、デモは拡大し、チベット人によると、チベット人の死者

は140人とされており、40人は名簿もできている。

僧侶たちが望んでいるのは、漢族・回族移民政策をストップ

すること。チベット人が子供たちを守るために行ったデモに

対して、チュウゴク武装警官たちは水平射撃を行ったという。

チベット人に化けて騒動を大きくして、オリンピック前に、

いらないチベット人を一気に処分しようと考えてのチュウゴク

政府の計画的な陰謀かもしれない。

テレビでは僧侶が怒って素手で店を壊している影像や、

チベット人によって壊されたとされる店の影像を流して、

自国民にはチベット人だけが悪いと宣伝した。そして、

証拠も無いのに、ダライラマのせいにした。

27日の外国メディア取材団の一員として取材した香港無線

テレビ=TVB)では、僧侶が「当局者を信じるな。すべて

ヤラセだ」などと泣きながら訴えていたし、テレビニュースで

見た外国人がチベットで写したビデオには、チベット人が

「僕たちには宗教の自由がないんだ!」と必死に英語で

叫んでいた。

共産党は、チベット寺院の僧侶に対して「いかに宗教が害

であるか」について定期的に講義を受けさせている。共産党に

とっては、共産党が神よりも上にくるべきだと考えているので、

チュウゴク国内ではすべての宗教は弾圧されている。

ただ、対外的に宗教の自由があることをアピールする必要が

あるために、共産党が用意した建物と、共産党が用意した

宗教的リーダーの元で宗教活動を行うなら一部の宗教活動を

許可するというもので、宗教家たちにとっては、それは

宗教活動の自由がない」ということなのだ

また、宗教家たちの中は、逮捕されて拷問された後で殺され

る者も大勢いる。
共産党に管理された中での宗教活動がゆるされているだけ

なのだ。チベット人は、実はダライラマの肖像を掲げることも

できない。

どんな宗教にも寛容な今の日本人には、チベット人がチベット

仏教を共産党の教えよりも大事にする気持を理解しにくいと

思うが、ラサの住民の半分以上がすでに漢人なのに、

さらに300万人の漢人と回教徒を移住させようという計画を

チベット人僧侶たちが聞き、それに反対するデモをしただけで

殺されるのだから、チュウゴクとはどんな国なのか理解でき

ると思う。

チュウゴク政府は、少数民族を決して保護はしておらず、

彼らの文化や言葉や宗教をジワジワと取り上げて、漢人と

他の民族をチベットに移住させて最終的にはチベット人を

地上から消し去ろうと計画を練っているのではないかと疑い
たくなる。

チベット人の人権は、漢人であるチュウゴク共産党によって

蹂躙されている。
それに同情しない人間は、自分がそのような少数民族で

あったらどうか考える想像力が欠如した人間であると思う。

もしも日本がチュウゴク共産党に支配されたとして、チュウ

ゴクが300万人のチュウゴク人とイスラム教徒を日本に

送り込んでくるという計画を聞いた場合、デモで抗議したなら

チベット人と同じ目に遭うのである。

日本政府も日本の人権団体も、チベット人に対するチュウゴク

共産党の暴行に対して黙って何も言わないのが不気味で

しょうがない。朝のテレビニュースでは、日本語のうまいアメリ

カ人コメンテーターが「ホントはスポーツの場にチベットの

問題を持ち込んではいけないんですけどね。国内問題です

からね」と言っていたが、

実はチベットは、清国が消滅した時点できちんと国として

名乗りをあげ、中華民国の蒋介石が、何度も手紙で中華民国

に入れというお誘いをきっぱり断っていた、れっきとした

独立国だったのだ。

蒋介石が台湾に逃げ込んだあとは、共産党が攻め込んで

チベットをチュウゴクにとりこんでしまってから、「国内問題」と

されてしまったのだ。一度も独立国だったことがないコソボの

独立を日本が承認するのなら、
以前、独立国だったチベット人が、漢人のチュウゴク共産党に

迫害されている現実に沈黙しているのは卑怯なことだと思う。

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「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に
3月27日21時47分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000065-yom-int

【香港=吉田健一】チベット族による大規模暴動が起きた

中国・チベット自治区の区都ラサで、中国政府が組織した外国メディア取材団の一員として取材した香港無線テレビ(TVB)は27日、「取材先の寺院の参拝客らはすべて当局が動員した関係者だ」などと訴えるチベット僧侶の姿を放映した。
チベット仏教寺院ジョカン寺(大昭寺)を訪れた取材陣の前に現れた僧侶が語ったもので、「当局者を信じるな。すべてやらせだ」などと泣きながら訴えたという。

中国外務省の秦剛・副報道局長は27日、「僧侶が何を言ったか承知していないが、(やらせとの指摘は)根拠がなく、無責任で事実に合わない」と反論した。

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◇【大紀元日本3月22日】
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/03/html/d53827.html

3月14日にチベット・ラサ市で発生した、デモ隊列と中共軍の

衝突事件で、タイ華僑の女性が、デモ隊の中にチベット人を

装った警察官が刀を手に潜入していたのを目撃していた。

ダライ・ラマオフィス宗教事務スポークスマンのヌガワン・ニェン

ドラ氏が、18日、国際ラジオ「希望之声」の記者に対し明らか

にした。この女性はBBC放送の番組で、中国大使館が提供

したニュース写真の中に、チベット人に扮した警察官の写真を

見つけたという。

当該の女性は、ラサ市で研究しており、現地の警察官と親しく

なりよく派出所に行っていたので、他の警察官のことも知って

いた。14日、ラサ市でチベット人によるデモ行進が行われ、

当時彼女と他の外国人達は、八角街の派出所に名義上

「保護」のために集められた。

その際、警察官が手に刀を持ち、逮捕した人と共に派出所に

入って来たのをその目で目撃。その後、その警察官は、

チベット人の服を脱ぎ捨て警察の制服に着替えたという

ニェンドラ氏によると、この女性がもともと警察官の友人で

あり、当時その近辺は危険であったため多くの外国人と

共に派出所の中に「保護」されていた。

それは、中共が全ての外国人に早くチベットから離れさせる

ことを決めたからだという。そのため外国人らは「保護」され、

派出所の中で待たされ、一刻も早くチベットから離れるよう

促された。

この女性は、こうしたことを目にしてやっと、警察官がチベット

人に扮してデモ隊に潜入していたということは、他人に

話してはいけない秘密なのだということを知ったという。

このタイ華僑の女性は、この出来事を見て非常に驚き、

これらはすべて人を欺く行為だと思ったという。中国共産党

政府は社会の混乱を造り出している。警察が率先してこの

ようなでっち上げをすることは許されるはずがない。

2日後、この女性は他の外国人と共にラサから離れることを

迫られ、ネパールを経由しインドに到着し、BBCの番組で、

中国大使館が提供したメディアの写真からチベット人に

扮したあの警察官を見つけた。

この女性の目撃では、実際は、チベット人に扮していた警察官

が人々を煽動していたという。事実が隠ぺいされていること

にこの女性は驚いた。

女性は、インドのチベット人亡命組織にこの事を知らせた。

17日の集会において、チベット人組織は外部に対し、

チベット人に扮した警察官の写真を発表した。中国大使館

はメディアに対し、前後に2枚の写真を提供したが、その写
真からはチベット人に扮した警察官は消えていた。


この写真は、中国大使館がBBCと自由アジアの声に対し

送ったものだとニェンドラ氏は話す。もう一枚の写真にもこの

人物は映っていない。テレビ画面にはこの刀を持つ人物は

映っているうえに、人を切りつけていたにも拘らずその後の

カメラはこの人物を追いかけていない。

全くのでっち上げであることが分かる。

ある人がこれらの問題を提出したところ、テレビ画面からも

映像が消えたそうだ。

デモ抗議事件で、警察官が暴徒に扮して、煽動や濡れ衣を

着せるための行為を図ったのは一度だけではない

1989年、チベットに深く入り込んで取材を行った中国の記者・

唐達献氏は「刺刀直指拉薩――1989年チベット事件記録」と

いう記録を書いている。

記録には、当年チベット人が起こした平和デモの数日後、中共

当局は多くのスパイと普段着を用意し、市民や僧侶に扮し、

計画的に状況を盛り上げ、経塔を焼き払い、穀物食糧販売店

を襲い、店から根こそぎ略奪し、民衆による物資の
略奪を促した。
この作戦が成功した後、軍警察は血なまぐさい

鎮圧を展開したのであるとされている。

今回のチベット民衆による抗議行動は、1989年と似ている。

20歳前後の男性グループが十分に計画を練ったうえで行動を

起こしている。
まずスローガンを叫び、すぐさま小昭寺の近くに駐車してあった

車両に火をつけ、その後周囲の商店に押し入り、商品を略奪

したうえ、続けざまに数十件の商店を焼き払っている。

行動には秩序があり、歩調も機敏で動作も手練れたものである。

小昭寺付近の道路には、すでに大きさが揃った、重さが

1、2キロ前後の石が用意され、配備された公安や私服警官

らが早めに登場。その後、大量の軍警察と軍用車がすぐに

到着し、違和感なく発砲し「暴動鎮圧」というシナリオを

成功させる。

中国共産党が再び暴力事件を画策し、チベットの罪なき人々に

濡れ衣を着せるのか否か、世界中が注目している。

~~~~~~~~~~「ようちゃんのおすすめの本↓」

★「十面埋伏[じゅめんまいふく]」上下2巻 

張平作・荒岡啓子翻訳。

  2000年発行、新風舎¥1800 2冊で¥3600
張平氏は、1954年生まれで中国を代表するノンフィクション・

レポート作家です。この小説の中には、これとソックリ同じ

描写が繰り返し出てきます。

都市の不動産開発会社と、農村の悪徳幹部が結託して

進める耕地の不正取引といった今、毎年中国全土で起き

てる耕地の勝手な売買で、農民とこの不動産開発会社へ

農民が押しかけて文句を言う団体交渉を行うと、

必ずその不動産開発会社の雇用する私兵の治安軍隊や 

警察や公安の制服を着て公安や警察に偽装して民衆に

重火器で恐喝・蹴散らすとか、逆に公安や警察に民衆の

暴動を煽るように 警察や公安の重火器で負傷し民衆が

抗議デモを行うと、逆に民衆に化けて暴動が起きるように

煽る。

そして投擲するレンガや石や丸太から包丁、ナイフまで

多数積み上げて、民衆の興奮を煽り続ける罵詈雑言で

興奮させ誘導する。

中国の黒社会と政、財、官の癒着と汚職の見るも聞くも

おぞましい、民衆への圧制と奪略、海外への貨幣の貯蓄へ

の逃避から博打も麻薬も犯罪も殺人もやり放題の現実を

書いています。

警察官僚も刑務所まで汚職。精神病と査定して重罪犯人を

減刑し、刑務所から明るいシャバへ帰して、又それらの

重犯罪者が地域住民を暴力で統治するという、恐怖の

中国の実情をあますところなく書き込まれてる世界的

ベストセラーです!