「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に | 日本のお姉さん

「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に

「すべてやらせだ」直訴のチベット僧らTV映像に

 【香港=吉田健一】チベット族による大規模暴動が起きた中国・チベット自治区の区都ラサで、中国政府が組織した外国メディア取材団の一員として取材した香港無線テレビ(TVB)は27日、「取材先の寺院の参拝客らはすべて当局が動員した関係者だ」などと訴えるチベット僧侶の姿を放映した。

 チベット仏教寺院ジョカン寺(大昭寺)を訪れた取材陣の前に現れた僧侶が語ったもので、「当局者を信じるな。すべてやらせだ」などと泣きながら訴えたという。

 中国外務省の秦剛・副報道局長は27日、「僧侶が何を言ったか承知していないが、(やらせとの指摘は)根拠がなく、無責任で事実に合わない」と反論した。

3月27日21時47分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000065-yom-int

2008年3月26日、国務院新聞弁公室が国内外の記者団を組織してチベット自治区のラサを訪れ、一連の暴動「3・14事件」に関しての取材活動を行った。新華社の報道。

記者団は日本の共同通信社、アメリカのAP通信社、「ウォールストリート・ジャーナル」、「USAトゥデイ」、イギリスの「フィナンシャル・タイムズ」、ロシアのイタル・タース社、韓国のKBSテレビなどの国外メディアや香港の「文匯報」、「明報」、台湾の「聯合報」、中国本土の「中国日報」など国内メディアを含む19の媒体で構成されている。
現地での取材日程は3日間を予定している。(翻訳・編集/愛玉)(レコードチャイナ)


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チュウゴク中国外務省がわずかな外国メディアにチベットでの

取材を許可してチベット取材旅行を手配した。そこで、

逮捕されて拷問されたり殺されることを覚悟でチベットの僧侶

が文字通り必死で「すべてやらせだ!」と訴えた。チュウゴク政府は宗教弾圧を

行っているんだ!」と叫ぶ僧侶もいた。
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騒乱の地ラサ、緊迫ルポ! 欧米メディアが初取材


 中国チベット自治区ラサは、騒乱から28日で2週間を迎える。中国当局による厳しい取り締まりで表面的には落ち着きを取り戻しているようだ。しかし、チベット族の反発はくすぶっている。騒乱後初めてラサに入った欧米メディアが、中国当局の監視を受けながら伝えるラサの現状をまとめた。

 ■ハプニング
 取材団はまとまって行動しており、完全に自由な取材は許されていないようだ。AP通信によると、27日、中国政府の案内でチベット地区の旧市街にあるジョカン寺(大昭寺)周辺を訪れた際、30人ほどの僧侶が来て、当局者と騒ぎになった。

 「チベットは自由ではない!」「(抗議行動と)ダライ・ラマ14世には何の関係もない」。僧侶らはこう言って取材陣に近づいた。当局者が「チベットは何世紀にもわたって中国の一部だった」と説明する声が聞こえたためらしい。

 当局者は取材陣に現場を離れるよう叫んだ。ある僧侶は「恐らく逮捕されるだろうが、仕方ない」と覚悟を語った。僧侶らはAP通信に、14日の大規模騒乱以降寺を警備してきた部隊は取材陣の訪問を前に、現場から姿を消したと話した。

 ■市街分断
 ラサは、チベット族が多く住む東側と漢民族が住む西側に分かれている。新たに造成された漢民族の居住地区には警察官の姿が散見された程度。一方、チベット族地域にあるジョカン寺周辺には、治安部隊が配備されていた。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、チベット族の居住地域のあらゆる通りで黒こげの建築物がみられた。いずれも漢民族所有の建物とされる。チベット族の所有する建物にはスカーフが掲げられ、襲撃を免れていたからだ。

 騒乱から約2週間となるのに、ラサのチベット地区では建物が焼けこげたにおいが鼻を突いた。食料品雑貨店を経営する韓国生まれの男性によると、漢民族の多くは騒乱で生計を立てる術を失い、「多くの人々は家賃が支払えず、(ラサから)出ていかざるを得なくなっている」という。騒乱後、初めて開店した数少ないバーでチベット族の教師2人が痛飲していた。そのうち1人は、「基本的に外出は禁じられていた」と話した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル・アジア版(WSJ)は、目撃者の話として、騒乱が起きた14日、チベット族は漢民族に加えてイスラム教徒とも衝突、モスク(イスラム礼拝所)に放火したと伝えた。ラサで取材団が見せられたビデオには、イスラム教徒の商店やモスクに放火する様子が映っていた。チベット族の教師は同紙に、「お願いだから助けてほしい」と言い、漢民族の女性は「チベット族が怖い」と語った。

 ■取材規制
 中国政府は取材には規制は設けないとしていたが、実際は有形無形の規制がかけられたようだ。AP通信によると、26日に空港からラサ市街地に入る際、取材陣が乗ったバスは記者らが急ぐよう求めたにもかかわらず、65キロの道のりを90分かけ、わざとゆっくりと走ったという。

 26日夜、チベット地区では部分的に夜間外出禁止令が出された。「ここチベットはとても危険なのだ」。ある治安部隊員は、こうWSJの記者に言い、立ち去るよう求めた。

 「抗議行動や暴動などについて自由に話ができるチベット族はごくわずか。主要道には大規模な治安部隊が巡回し、通行人に身分証明書の提示を求めた。周辺には重く抑圧された雰囲気が漂っていた」-。FTの記事は取材団に共通する思いのようだ。

3月27日21時0分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000964-san-int

中国外務省手配の取材で北京駐在の外国メディア記者らがチベット自治区ラサに入って2日目の27日午前、市中心部のチベット仏教寺院ジョカン寺で約30人の若い僧侶が記者らに「政府の言っていることはうそだ」などと叫び、自由に外出したいなどと訴えた。

 若い僧侶らはラサで大規模な暴動があった14日の前から外出を禁じられており、外国メディアの記者らに、自分たちの主張や要求を伝えようとしたとみられる(共同)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/133121/
【大紀元日本3月22日】3月14日にチベット・ラサ市で発生したデモ隊列と中共軍の衝突事件で、タイ華僑の女性が、デモ隊の中にチベット人を装った警察官が刀を手に潜入していたのを目撃していた。ダライ・ラマオフィス宗教事務スポークスマンのヌガワン・ニェンドラ氏が18日、国際ラジオ「希望之声」の記者に対し、明らかにした。この女性は、BBC放送の番組で中国大使館が提供したニュース写真の中に、チベット人に扮した警察官の写真を見つけたという。

 当該の女性はラサ市で研究しており、現地の警察官と親しくなりよく派出所に行っていたので他の警察官のことも知っていた。14日、ラサ市でチベット人によるデモ行進が行われ、当時彼女と他の外国人達は八角街の派出所に名義上「保護」のために集められた。その際、警察官が手に刀を持ち、逮捕した人と共に派出所に入って来たのをその目で目撃。その後、その警察官は、チベット人の服を脱ぎ捨て警察の制服に着替えたという。

 ニェンドラ氏によると、この女性がもともと警察官の友人であり、当時その近辺は危険であったため多くの外国人と共に派出所の中に「保護」されていた。それは中共が全ての外国人に早く、チベットから離れさせることを決めたからだという。そのため外国人らは「保護」され派出所の中で待たされ、一刻も早くチベットから離れるよう促された。この女性は、こうしたことを目にして、やっと、警察官がチベット人に扮してデモ隊に潜入していたということは人に話してはいけない秘密なのだということを知ったという。

 このタイ華僑の女性はこの出来事を見て非常に驚き、これらはすべて人を欺く行為だと思ったという。中国共産党政府は社会の混乱を造り出している。警察が率先してこのようなでっち上げをすることは許されるはずがない。

 2日後、この女性は他の外国人と共にラサから離れることを迫られ、ネパールを経由し、インドに到着し、BBCの番組で中国大使館が提供したメディアの写真からチベット人に扮したあの警察官を見つけた。この女性の目撃では、実際は、チベット人に扮していた警察官が人々を煽動していたという。事実が隠ぺいされていることにこの女性は驚いた。

 女性は、インドのチベット人亡命組織にこの事を知らせた。17日の集会において、チベット人組織は外部に対しチベット人に扮した警察官の写真を発表した。中国大使館はメディアに対し前後に2枚の写真を提供したが、その写真からはチベット人に扮した警察官は消えていた。

 この写真は中国大使館がBBCと自由アジアの声に対し送ったものだとニェンドラ氏は話す。もう一枚の写真にもこの人物は映っていない。テレビ画面にはこの刀を持つ人物は映っているうえに、人を切りつけていたにも拘らず、その後のカメラはこの人物を追いかけていない。全くのでっち上げであることがわかる。ある人がこれらの問題を提出したところ、テレビ画面からも映像が消えたそうだ。

 デモ抗議事件で、警察官が暴徒に扮して煽動や濡れ衣を着せるための行為を図ったのは一度だけではない。1989年チベットに深く入り込んで取材を行った中国の記者・唐達献氏は「刺刀直指拉薩――1989年チベット事件記録」という記録を書いている。記録には、当年チベット人が起こした平和デモの数日後、中共当局は多くのスパイと普段着を用意し、市民や僧侶に扮し計画的に状況を盛り上げ、経塔を焼き払い、穀物食糧販売店を襲い、店から根こそぎ略奪し、民衆による物資の略奪を促した。この作戦が成功した後、軍警察は血腥い鎮圧を展開したのであるとされている。

 今回のチベット民衆による抗議行動は1989年と似ている。20歳前後の男性のグループが十分に計画を練ったうえで行動を起こしている。まずスローガンを叫び、すぐさま小昭寺の近くに駐車してあった車両に火をつけ、その後周囲の商店に押し入り、商品を略奪したうえ、続けざまに数十件の商店を焼き払っている。行動には秩序があり、歩調も機敏で動作も手練れたものである。小昭寺付近の道路にはすでに大きさが揃った、重さが1、2kg前後の石が用意され、配備された公安や私服警官らが早めに登場。その後、大量の軍警察と軍用車がすぐに到着し、違和感なく発砲し「暴動鎮圧」というシナリオを成功させる。

 中国共産党が、再び暴力事件を画策し、チベットの罪なき人々に濡れ衣を着せるのか否か、世界中が注目している。

http://jp.epochtimes.com/jp/2008/03/html/d53827.html

(翻訳・坂本、編集・月川)
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チベット民族による大規模な暴動が起きた中国チベット自治区ラサに26日、共同通信など一部外国メディアの北京駐在記者が入った。中国外務省と自治区政府の手配による取材で、14日の暴動後、日本人記者がラサ入りするのは初めて。日程は28日までの3日間で、共同通信などアジアや欧米、中東の外国メディア計9社が参加。このほか台湾、香港のメディアも参加した。暴動で壊された商店街や学校、地元政府当局者、宗教関係者、負傷者らの取材を予定している。

 中国外務省の秦剛報道官は25日の定例記者会見で「暴動の真相を客観的に理解してもらう」のが取材手配の狙いだと説明した。

 ラサ市内では14日、チベット民族による大規模な暴動が発生。中国当局の発表によると、住民18人と警官1人の19人が死亡し、住民と警官ら計623人が負傷した。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/132880/

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 【北京=野口東秀】中国チベット自治区の騒乱にからみ中国外務省は25日の記者会見などで、海外メディアの中国常駐記者の一部十数社十数人に対し、26日にラサで取材する機会を設けることを明らかにした。当局の手配付きとはいえ、14日の大規模騒乱の発生から13日目で取材を認めたのは、国際社会からの批判をかわす思惑があるとみられる。
 中国外務省によると、今回の取材ツアーは3日間で、日米英露ほかアジア地域のメディアで、日本は共同通信社のみが選ばれた。記者会見ではメディアの選別方法に質問が集中したが、同省の秦剛報道官は「すべてのメディアを満足させることは無理だ。今後も機会を設ける」と答えた。
 ラサなどでの取材がどこまで自由にできるかは不明だが、秦報道官は「(記者が)事件の真相を知り、客観的認識に役立つはずだ」と述べた。当局は、騒乱で負傷した市民らへの取材を設定するとみられ、“暴徒”による被害、非道さを強調することが予想される。
 日本を含む欧米各国政府は、メディアの現地取材を認めるよう中国側に求めていた。中国当局は、騒乱発生後、大量の武装警察部隊や軍部隊をチベット自治区を含む周辺各省に投入、外国人記者の取材を事実上、拒絶してきた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/132570/
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チュウゴク当局は死者を少なく発表しているが、

チベット人の発表ではラサで少なくとも80名のチベット人の

死者が出ている。トラック一杯に死体が詰まれて運ばれていくのを

見た人がいる。チベット人の発表では、140人のチベット人の

死者が出ている。40人に関しては名簿もできている。

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逮捕は1400人以上ーチベット亡命組織発表

 中国からのチベット人亡命者で組織するネパール・チベット人連帯委員会は26日、中国チベット自治区などで10日以降、抗議デモ参加者ら140人以上が殺害され、550人以上が重傷を負い、逮捕・拘束者は1400人以上に上っているとの声明文をカトマンズで配布した。

 声明文によると、デモに参加した僧侶が属する複数の僧院が軍と警察によって封鎖され、水や食料の供給を止められた状態。僧侶が軟禁状態となっており、ラサのラモチェ寺で僧侶1人が餓死したという。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/133051/

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ぺきんこねたぶろぐ(福島記者)3月23日の記事

■きのうから、YouTubeがつながるようになった、みたいだ。みたいだ、と推測形なのは、きのうの夜の段階で、私のパソコンでは、チベット動画につながらなかった。が、別のパソコンでためすと、チベット動画もアクセスできた。やはり、You Tubeがアクセス禁止になると、庶民の大切な「娯楽」が妨げられ、不満が爆発するからだろうか?いずれにしろ、よかった。You Tubeがないと、不便。


■とりあえず、国内世論が中国のラサ騒乱への措置に満足しており、むしろナショナリズム昂揚、漢族団結(?)に作用しているので、You Tubeの海外動画ごときの影響はおそれるにたらず、ということだろうか。

■きのうのチャイナ・デーリー1面は、海外ニュースサイト(CNNなど)の報道が、バイアスがかかっている、(写真のキャプションやトリミングによって)情報操作している、という批判が展開されていた。You Tubeのニュース動画は、海外メディアのバイアスがかかったニュースだから、中国国民はこれにまどわされてはならない、ということがいいたいらしい。http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/

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