リーダーは、部下たちと「知恵比べ」をしない。 (重要です!) | 日本のお姉さん

リーダーは、部下たちと「知恵比べ」をしない。 (重要です!)

ようちゃん、おすすめ記事。↓
★momotarou放送局さんの補足を掲載します。
とても素敵なカメラ上手なおじさんです。
リーダーは、部下たちと「知恵比べ」をしない。 (軍学者の兵頭二十八)
全能の個人はこの世にいません。夜中の3時にオーバル・オフィスに電話がかかってきたとき、その受話器を掴む「全米最高軍事指揮官(コマンダー・イン・チーフ)」にも、知らないことがいっぱいあるはずなんです。たとい大統領を2任期8年間も務めたとしても、なおまだ、分からぬことの方が、分かることの数よりもきっと多いでしょう。だからこそ、大統領には、自分を補佐させる部下閣僚を自由に任免する権限が与えられている。政策の足をひっぱるような役人はサクッと馘にできるわけです。
〈自分ひとりで仕切れる政治の課題なんて、ごく限られているよ〉〈それを自覚できるのが賢者の徳の第一歩だよ〉と、民主主義者のソクラテスは2400年も前に最優秀生徒のプラトンを訓導しようとした。 ……が、若きプラトンは、おのれの学才に自信を持ちすぎ、いかなる分野の専門家と知恵比べをしても負けない全能の個人はかならず国家に一人は居るのだと夢想し続け、けっきょく専制政治の大理論家になってしまう。 嗚呼、人の理性は有限であります。日本も採用しているデモクラシー制度の下で、大衆はどんなリーダーを選べば良いのか? あるいは、政治家志望者は、どんなリーダーを目指すのが妥当なのか。

 ――歴史上、ありえないことがすでに証明されているような、全能に近き者でしょうか?

これについて、デモクラシーと何の関係もなかった大昔の儒学者が、じつにあっさりと、もう答えを出しているんです。彼らは断定しました。「知(者)」とは、「誰にそれを任せたら良いかが分かる(者)」とイコールだろう、と。 そのような知者こそが、天下を安んずる統治者になってもいい資格の持ち主なんだ、と。 それ以上の知者なんて、いないんだ、と。ただしそんな知者は、単にidealに想定できるだけで、リアル世界にはあり得ないものなんだ……とも。

アメリカ大統領や日本国首相や東京都知事や民主党代表は、自分自身では、一流大学法学部卒の試験エリート役人たちと論争できなくとも良いのです。ロクに学識や経験はなくったって良い。税制改革から中小企業金融から核戦略から海難審査から在日/部落特権から対外宣伝からスポーツ振興までのオールラウンドの専門家である必要などみじんもありません。

〈大名が部下と智恵くらべをするなど、もってのほかです〉と、荻生徂徠が、わかりやすく切論しています。たとえば、複数の部下から上がってきた意見書を読み、これはダメだとかこれは間違っているとか論駁をするのは、もう、殿様が部下と知恵比べをして誇ろうという、まことに愚かしい自我である。そうではなく、最適の器量を有していそうな部下を探し、品定めし、一人を選んで、その問題をその男に何年か任せてみて、天下のウケをみて、どうにもダメなようだったら担任者を取り替える。それが、殿様にできる最良の仕事なのである――。松下幸之助などは、さすがにここの勘所は、わかっていたようです。

この部下探し、かならずボスが直接インタビューして、心証で決めるしかありません。自薦・他薦の何人かに口頭試問してみて、その反応から「こいつが良さそうだ」と決める。「前からのお友達」や「義理筋からの指定者」などに任せてはいけません。

もし、何年か経って、こうした配下の選定を誤ったなとリーダーが覚ったら、その部下を更迭するのもまたリーダーの責任であります。その更迭が遅れすぎた場合には、リーダーが天下から批判されるのは当然の話だ。古い儒教世界では、リーダーが部下の人事・人選を間違った結果、天下をうまく治められなかった場合、その「不知・非知」は、弑逆や革命によって修正されるしかありませんでした。 しかし「行政官殺し/上司殺し」がちょくちょく起っては、やはり天下が安泰とは逆の方向に行ってしまいますよね。

そこで、西洋と日本では、デモクラシーが、この無理・無駄を合理化しようとしてきたのです。すなわち、「行政リーダーの組織人事が不手際であるがゆえに天下が安泰になっていない」と有権者が感じたなら、次の選挙で、そのリーダーを落選させ、もっと有能な配下を知っている別なリーダー候補と取り替えてしまえる。そんな制度に、したのです。

選挙で選ばれている代議士である大臣(たとえば防衛大臣)が、部下の役人機構や職員(たとえば艦長)の起した不祥事の責任をかぶって自分から辞任する必要などありません。ちなみに艦で起きたどんな事故の責任も、常に、例外なく、艦長ただ一人にのみあります。艦長がそのとき意識不明の危篤状態であったというのでもない限り、副長や航海長以下には、艦長の万分の一の責任もありはしません。艦とは〈独裁国家〉なのであり、艦長には、部下乗組員に対して、たとえば「おまえが浸水区画の内側へに行き、内側から扉をロックしろ」と命ずる「生殺与奪」の権限があるのです。ズバリ、「死」を命ずることができる。その代わり、どんなに不運な事故であったとしても、さいごの全責任は、あくまで艦長が取るというのが、海のシキタリです。

なお、当該大臣を任命した内閣総理大臣が、その事故の原因がその閣僚個人にあると考える場合は話が別で、その場合は首相によって免職されるでしょう。 一般には、もし有権者が、「某大臣は、頼るべき部下の人事を間違っている」「しかもそれによって天下が乱れている」と判断するならば、次の選挙でその大臣は落選するでしょう。それが代議士の責任のすべてでしょう。

選挙で選ばれている代議士である大臣や、選挙で選ばれている知事が為すべきことは、おのれの所轄官衙内で不祥事が起きたならば、ただちに適当に部下や職員を罰し、クビにし、待命=予備役に編入し、告訴することです。ところが、日本の法律と政府の慣行は、代議士である大臣が、部下の役人・職員のクビを、簡単に切れないようになっている。(知事には、比較的に強い人事権がありますけれども……。) ここが、米国政体と日本政体の、決定的な違いです。日本の現行政体では、大臣に部下の人事を自由にする権限が与えられない。米国では、長官や局長や部長について、ほしいままに人事をおこなうことができる。だからこそ、米国では、リーダーが「知」を最大限に試せるのだといえます。

現下の日本では、内閣総理大臣や国務大臣が、ある問題について「こいつにまかせるのが一番だ」と見込んだ部下を抜擢しようとするのがそもそも不自由ですし、なんとか抜擢をしてみても、こんどは、その部下に対し、他の同僚や上司の役人・職員がサボタージュ活動をするのを、機動的な人事権や懲罰権の強制によって止める方途が無いときています。

つまりわが国では、国政のリーダーは「知」を発揮しようがありません。公務員の総意(=公務員試験の問題を出題する古手の大学教授よりも低い知恵)しか、動員することはできないようになっているのです。これでは民間企業よりも知恵が回らぬ国家になってしまうのはあたりまえではないでしょうか。

〔ミニ・ニュース・1〕
並木書房から『失敗の中国近代史――阿片戦争から南京事件まで』(別宮暖朗著)の見本が届きました。またチカラが入ってますね! 清朝の科挙制度の末路が、リアルに分かります。

〔ミニ・ニュース・2〕
今月末(たぶん25日過ぎです)に、PHP出版から拙著『[新訳]孫子』が出ます。本日、著者の手元に見本刷りが届きました。げんざい、書店には、中倉玄喜氏訳の『【新訳】ローマ帝国衰亡史』が売られていると思われますが、おそらくそのすぐ並びに、置かれることになるでしょう。
なお、これは新書サイズですけれども、PHP新書ではありませんから、ご注意ください。売価は税別850円の予定であります。

 ――水が自動的にいちばん低いところへ殺到するように、自動的にいちばん弱い敵を衝き続けなさい――という教えが『孫子』の中にあります。
北京政府は、すべての先進国・大国・富国・強国が憎い。しかし全世界を同時に敵にまわしたら、負けると分かっています。 一番弱い外国を叩くのが利口なのです。だから、日本はいつでも、いつまでも、北京からイケニエに選ばれる。みなさん、学びましょう。
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ようちゃんの意見。↓
★日本人は本当に真剣にならないと 隣国の拡散思想、散りじりに逃げ込む漢族や朝鮮半島人によって、 日本国土を 乗っ取られますよ!東南諸国では フィリピンでも、タイでもヴェトナムでもカンボジアでもインドネシアでも 漢族、中国人・華僑と言われる人々に国家の中枢を乗っ取られ、経済も奪われて、それぞれの民族は中国人の奴隷です。 第二次大戦以前から 英米のアングロサクソンは 東南アジア諸国の植民地経営に 直接統治を避けて 現地民族の恨みを避けるために
インド人=印僑(いんきょう)と 中国人=華僑(かきょう)を使って搾取したのです。 日本人の東南アジア諸国の独立運動は彼らの諸国に感謝されてますが 唯一中国だけが嘘・誤報・反日教育で日本人を貶める事に躍起になってる、狂気の国家のなのです。
彼らは今でも人肉を食べる食人鬼なのですよ。胎児スープは大人気です。
目を覚まさないと日本人は抹殺されますよ。しっかりと民主党や社民党、公明党、共産党を退治し、自民党内の親中国派や在日贔屓のパチンコ汚職銀は滅亡させないと駄目なのです。覚醒してください、 時間は余り残されてないのです。  米国のバブル崩壊。中国の内戦とインフレによる国内騒乱は北朝鮮にも伝染して、 日本の国土を目指して難民として 大挙押し寄せます。断固撃破して海中で沈没させて海底に沈めましょう!
恐怖の伝染病患者も 武器を隠し持った犯罪者テロリスト集団が 難民の魚の中に自分も魚と化けて扮装して日本に上陸する。これは嘘では無いのです、日本が中国大陸で昭和12年から終戦まで 街中のテロリストの工作で 強姦や、それも女性の陰部に石や棒切れを刺し殺した濡れ衣を着せられ日本兵の残虐性を強調するなどの 悪質なるデマゴーグで世界に宣伝した中国人の嘘つきの 悪鬼の仕業に立ち向かう勇気が無いと民族絶滅になりますよ。冗談と嘘は言いません!中国人は抹殺です。
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日本のお姉さんの意見。↓
上記のようちゃんの言葉は、本当ですよ。
みんなに知らせてください。
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