イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2008年3月16日(日)
***********************************************
*国防軍が、ガザ市の東でカッサム砲を発射しようとしていた

 武装勢力を攻撃。イスラム聖戦のメンバー3人が死亡した。

 国防軍によるガザでの攻撃は、ほぼ1週間ぶり

 停戦は崩壊か。(H,Y,P)

*金曜日にガザで、国防軍のヘリコプターを重機関銃で攻撃

 したとハマスが発表。重機関銃は旧自治警察からの略奪

 品か。国防軍によると、ヘリコプターはほとんど無傷で帰還

 した。(H,Y)

*テロで多数の死傷者が出たエルサレムのイエシバの

 卒業生が、復讐作戦を計画中だとの報道。しかし、

 シンベトは否定した。(H,Y,P)

*今週からドイツ首相、米副大統領、ロシア外相、英外務

 次官らが相次いでイスラエルを訪問。イスラエルに和平

 推進を要求へ。(Y,H)

*シリアとイスラエルの高官の直接会談が、ガザ情勢悪化

 で中止されたとの報道。しかし、会談予定は無かったと

 首相官邸は発表。(H,P)

*米国のユダヤ機関職員の自宅に火炎瓶が投げ込まれた

 極左勢力の犯行と見て警察が捜査中。犯行声明は出て

 いない。(H,Y)

*イランの選挙で保守派が大勝。アフマディネジャド大統領

 はさらに権力基盤を固めるものと見られている。(Y,H)

*ラファ検問所へのファタハ系自治政府職員の配備にハマス

 が同意か。外国による監査も受け入れる方向だと関係者は

 語った。(P)

*第二次レバノン戦争中に広報活動のためネタニヤフ氏が

 公費でロンドンに派遣された際、豪遊して公金を浪費したと

 TV局が報道。ネタニヤフ氏は、遊興は私費だと反論し、

 名誉毀損で局を訴えた。(H)

2008年3月17日(月)
************************************************
ドイツのメルケル首相がベングリオン空港に到着。出迎えた

 オルマー ト首相は「友情に感謝する」と語った。滞在予定は

 3日間。(H,P,Y)

イエシバ銃撃テロ犯の東エルサレムにある自宅を右派

 活動家約200人が襲撃。22人が逮捕された。事前に右派

 の情報をつかんでいなかったとして、警察の対応が批判

 されている。(H,P,Y)

*エジプト政府がガザでの停戦を仲介中。ラファ検問所の

 再開などを含め、包括的な停戦合意が成立か。(P)

*先週にベツレヘムで国防軍に殺害されたイスラム聖戦幹部

 シェハデの自宅再建を自治政府が申し出。ハマスとヒズボラ

 が争って再建資金の提供方針を表したため、自治政府も

 対抗した。(H,P,Y)

ユダヤ人と再婚しようとしたアラブ系市民の女性が銃撃を

 受けたが弾がそれて奇跡的に命が助かった。この一族では

 「家名を守るため」にこの6年間で8人の女性が殺害されて

 いる。(H)

*ナチス幹部の指示によりベルリン市内の施設で生き延びた

 800人のユダヤ人の物語を英紙サンデータイムズが掲載。

 ナチ幹部の友人や配偶者らと見られているが、真相は謎に

 包まれている。(H)

*イスラエルの作家アモス・オズ氏らを特集したパリのブック

 フェアで爆弾騒ぎ。一時は数千人が避難したが、偽情報と

 判明した。(Y)

*「棕櫚の日曜日」を迎えた昨日、キリストのエルサレム入城

 の道をクリスチャン巡礼者が行進。パレスチナ人クリスチャン

 と、キリスト教との相互理解運動に関わるユダヤ人も参加し

 た。(H)


2008年3月18日(火)
************************************************
*最近のガザの情勢悪化後、自治区におけるハニエの支持

 率が急上昇。
数ヶ月前はアッバス議長が大差で優位だったが、国防軍の

 ガザ攻撃がハニエの支持率を大幅に上昇させ、支持率は

 逆転した。(H,P)

*イスラエル建国60周年に合わせ、国外に住むパレスチナ

 難民にあら ゆる手段でイスラエル領内に実力帰還をするよう

 自治政府が呼びかけへ。混乱を起こしてイスラエルを困らせ

 るのが狙いか。(P)

*オルマート首相とドイツのメルケル首相が会談。イランの核

 開発に断固とした措置で対抗すべきだとの点で一致した。

 その後、イスラエル とドイツの閣僚が史上初の合同閣議を

 行った。(H,P)

*ドイツ閣僚のイスラエル訪問は、ドイツ国内の新聞では

 小さな扱い。
しかし、同行記者は両国の関係が大きく改善したと報じた。

 (Y)

*昨日から和平交渉が再開し、リブニ外相と自治政府のクレイ

 氏が会談。 しかし、イスラエルが入植地で住宅建設を進める

 方針を撤回しないため、クレイ氏は交渉を「非公式」とする

 方針を表明した。(H,P)

*21日のプリムの祭に合わせて、ヒズボラやハマスなどの

 組織が大規模なテロを計画中か。治安部隊は警戒を強化

 している。(P,Y)

*一部の右派ラビがイエシバ銃撃テロへの復讐を呼びかけた

 ことについて、チーフラビは非難声明を出すべきだとアラブ

 議員が表明。(H)

*イスラエル外務省が自治政府に対する自爆テロ損害賠償

 訴訟を許可。 自治政府は「イスラエルに裁判権は無い」と

 反発しており、今後の和平交渉に影響が出る可能性もある。

 (H)
[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 

http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp