本当にどうしようもない国ーチュウゴク
3月2日の(依存症の独り言)さんの記事の紹介です。↓
本当にどうしようもない国ーチュウゴク
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2008/03/post_2a55.html
朝日のニュースで久しぶりに笑った。
と言うと、ちょっと不謹慎か?
まかり間違えば、大事故につながる恐れがあったんだもんね。
でも、やっぱ失笑せざるをえない以下の記事(笑)
中国湖北省の高速道路で2月24日早朝、有機リン系農薬成分メタミドホス約5トンを載せたトラックが横転した。積んでいた300個余りの箱の約半数が破れて路上に流出、有毒ガスが発生した。地元紙の武漢晩報が2月26日付で伝えた。
ガスは強い風で広がり、数キロ先でも鼻を突くにおいが感じられたという。周辺住民や環境などへの被害は出なかったが、高速道路は約7時間にわたって閉鎖された。
冷凍ギョーザ中毒事件で問題となったメタミドホスは中国で生産、販売、運搬が禁じられているが、同紙はトラックがメタミドホスを運んでいた理由には触れていない。
中国でメタミドホス積んだトラックが横転 地元紙報道 (朝日新聞)
中国って、2007年1月からメタミドホスなど5種類の高毒性農薬が使用全面禁止になり、2008年―つまり今年の1月からは生産全面禁止じゃなかったっけ???
確か売買、運搬も禁止だったはず、だから「買えるかどうかを試す」ためにメタミドホスを購入した共同通信の記者が中国の公安(警察)に拘束された、だよね。
なのに、湖北省の高速道路でメタミドホス約5トンを載せたトラックが横転しただって!!!
メタミドホスの小瓶を持っていた共同の記者が、なぜか検問で摘発された。で、約5トンを載せたトラックは堂々と高速道路を疾走、そして横転。
こんなブラックジョーク、中国以外では滅多にありません。
「中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は極めて低い」と公安の幹部は国営放送を使って全国民に訴えたけどあ~た、こんなに大量に、しかも堂々と流通していることが暴露されたらどう弁明すんの???
でも、26日には中国のメディアが報じていたのに、なぜ今ごろ?という気もする。
「中国内で混入した可能性は極めて低い」という記者会見があったのが28日。「共同の記者が拘束された」ことが発覚したのも28日。
その前日に、このニュースが報じられていたら、公安幹部の記者会見も、共同の記者が拘束されたことも、また違った角度から論じられたんだろうけど、惜しいね。
で、朝日、もう1本「中国の毒」がらみの記事を報じている。
米国で中国産材料を使った薬を注射された人の死亡が相次ぎ、米製薬会社バクスターは製品の自主回収を始めた。米食品医薬品局(FDA)が中国の工場に調査官を派遣して原因特定を急いでいるが、米紙ニューヨーク・タイムズは原材料の豚の小腸が不衛生に扱われた可能性を指摘した。
問題の薬は、人工透析時や手術後などに血液が固まるのを防ぐのに使う抗凝固薬ヘパリン。バクスターが製造・販売する注射薬の一部で、1月ごろから重い低血圧などの副作用報告が急増した。
米メディアによると、1月以降の副作用報告は全米で400件以上、死者は21人に達した。バクスターは2月28日、副作用報告のないものも含めて、ほぼすべてのヘパリン製品の回収を決めた。
問題のヘパリンは、中国の家畜加工業者が豚の小腸から粗製品を作っている。米企業が保有する上海近郊の工場で加工後、バクスターが輸入して最終製品にしている。
FDAは、工場に不衛生な点があったことや手続きミスでFDAが工場の検査をしていなかったことを認めたが、「原因はまだわからない」としている。
一方、ニューヨーク・タイムズは、中国で昨年、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)と呼ばれるウイルス病が流行して豚の値段が急騰した際に、工場が不衛生な零細農家などから安く粗製品を購入したとする専門家の見方を報じた。
中国産材料の薬で死者相次ぐ 米国で製品回収(朝日新聞)
中国産はマジでやばい!
いや、怖いよ、こんな国で五輪をやるなんて。
バクスターという会社、つぶれるかも損害賠償で。
JTフーズも売上激減、JTと入っているだけで敬遠されるという。
中国を観光旅行しようと思っている皆さん、かの国は年々拝金主義がひどくなり、遵法精神というものが限りなく薄くなっております。
倫理というものが失せている。
これから益々危険になるよ。
そこんとこ、よ~く考えてね。
この国と「仲良くしたい」と思う人の気が知れない。