変貌するイスラエルと日本 | 日本のお姉さん

変貌するイスラエルと日本

1948年にイスラエルが独立を宣言してから60年。節目の年に同国のオルメルト首相が来日した。福田康夫首相との会談では中東和平について意見を交換し、イラン、シリア、北朝鮮による大量破壊兵器の開発や拡散を防ぐ必要性を訴えた。こうした外交の課題に加えて産業面での日本との関係拡充に力点を置いたのが、今回の首相訪日の特徴だ。

 イスラエルはいま工業国へと急速に変貌(へんぼう)しつつある。その変化を認識することは中東情勢の理解に不可欠であり、今後の日本の中東外交にとっても重要だろう。

 イスラエルの1人当たり国内総生産(GDP)は2007年に2万2000ドル以上に達したとみられる。20年前の2.5倍だ。93年のパレスチナ解放機構(PLO)との和平合意以後、直接投資の流入が増え、同国の情報通信やバイオ関連などのハイテク技術が産業として花開いたからだ。90年から05年の間にロシアなどから115万人もの移民を受け入れ、良質な労働力を確保できたことも発展につながった。

 日本記者クラブでの会見でオルメルト首相は、1年半以内に経済協力開発機構(OECD)加盟実現を目指すと語っている。一方のパレスチナ自治区では経済の破綻が進み、失業も一段と深刻になった。この明暗がテロと軍事攻撃の連鎖が続く不安定な政治状況の背景にある。永続的な和平実現のためにもパレスチナの経済開発推進は重要だ。この点で主要援助国である日本の役割に、イスラエル側も今回あらためて大きな期待を示した。

 アラブ諸国のイスラエルへの反発はなお根強いが、イスラエルに進出した企業を市場から排除するボイコット制度は形骸化してきた。各国がいま最優先するのは自国への外国企業の投資であり、情報通信基盤などの整備だからだ。インテル、マイクロソフトなど、イスラエルに投資し開発・生産拠点を置く主要企業に、アラブ諸国も依存する時代になった。

 米国の51番目の州とも呼ばれるイスラエルと、中国も技術面での連携を進めている。経済グローバル化に伴う環境変化の中で、日本もイスラエルと新たな連携を進める余地は大きいと言えるだろう。 
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080302AS1K2900B02032008.html


イスラエルがチュウゴクに武器や兵器を輸出しないように、

日本はイスラエルと仲良くしておかねばならない。

できれば、日本はイスラエルと一緒に武器を開発したら

いいと思う。

パレスチナは、日本が主要援助国になっているとは、

知らなかった。

援助をするなら、イスラエルにミサイル砲撃をするなと

文句を言える立ち場なのでは?でも、パレスチナ人の

ハマスが言うことを聞く国なんて、無いかも。

ハマスが日本の言うことなど、聞くわけが無い。

イスラエルに迷惑をかけるだけかけて、逆にイスラエルに

攻撃されたら、そのこと「だけ」を世界中に宣伝する。

本当に、昔の蒋介石のやり方にそっくり!

by日本のお姉さん