チュウゴク加工食品が非難されているけれど | 日本のお姉さん

チュウゴク加工食品が非難されているけれど

チュウゴク加工食品が非難されているけれど

(無光塾ブロ)さんの記事を紹介します。↓

http://blog.goo.ne.jp/mkj2/e/9058072458c92d211545971e05fc9315

メタミドホスの混入で、いまや外交問題にも発展している中国食品。
マスコミは中国でのずさんな生産体制を批判しているものが目立つが、この問題は中国を一方的に非難するだけではおさまらない。

日本の食料自給率は40%。
中国の食品群に頼らなければ日本人は生きていけない状態になっている。
いわば生命線、首根っこを中国に掴まれているようなものだ。
(かつて「満州は日本の生命線」と言っていた時代があったが、日本っていうのは今も昔もあんまり進歩してないなあ)


餃子を店頭から省けばいいって話じゃない。
コンビニ弁当の材料はほぼ中国食品で成り立っている。

これを日本の材料でまかなったら、一気に弁当の価格は上昇してしまう。
サラリーマンがお昼にコンビニで弁当を買うっていうのがブルジョワな行為になってしまうくらい依存している。

こういう状態を作り出してしまったのは一体誰か?

そうなんですよ。
我々自身なんですよ。
工業振興に力を入れすぎて、農業を虐げてきた結果なんですな。
(フランスっておしゃれな国のように思われてるけど、世界有数の農業国なんですよね。日本もそういう選択肢があったかもしれないのになあ)


メタミドホスの浸透実験の結果はしっかり調べた方がいい。もし本当に袋の外部から浸透しないんだとしたら、中国は確実にウソを言った事になる。そういう国だということがはっきりするんだから

ところがそうなると実に情けないことになるのだが、我々は、中国という実に危ない国に、自分たちの生命線を自ら差し出した愚かな国民ということになってしまう。

日本の農業政策がどこでこうなってしまったのか、マスコミはしっかり追求してほしい。

最近、定年を迎えた団塊の世代が農業をしながら田舎暮らしをするようになっているという。
これは日本が農業という生活の根幹をないがしろにしてきたことに対する、潜在的な不安感が引き起こしているのではないかとすら思えてしまう。

コレはもう、日本が背負ってしまった業といってもいいかもしれないな。


ウチは業務スーパーに食材のかなりの部分を頼っている。
辻井バイパス付近にあって、週に一度は通っている。
(すさまじく地元ネタですまない)

ココは神戸物産という会社が経営していて、フランチャイズで全国展開しているのだが本社は加古郡稲美町というところにあり、姫路市とは目と鼻の先だ。

おもに中国からの輸入食材で低価格が魅力なのだが、メタミドホス問題で株価は下がる一方。おそらく業績も今期は大ダメージを受けているだろう。

俺は中国食品で世間がどれだけ騒ごうと業務スーパーがある限り利用する。
今更、日本食材だけでどうにかなるわけではないのだし、コンビニを中心としてさんざん中国食材を食べてきたのに何を今更中国製品を怖がっていられるかっての。

どこのスーパーでも同じだ。
安い製品であれば、間違いなく中国食材が使われている。
今でもおそらく国民の大多数が知らずに中国原産の食材を使った製品を食べている。我々は、危ないと分かっていてもその危ない国の危ない製品と付き合って行かなくてはいけない。
そういう選択をすでにしてしまっており、後戻りできないところまできてしまっている。
中国食品の問題は、我々自身の罪深さでもあるのかもしれない。
(ちょっちキリスト教的になっちったか?)


ちなみにうちのおかーちゃんは業務スーパーの冷凍たいやきが大好き。
ただ最近ちょっと食べ過ぎて太り気味。
もちろん中国製なのだが、本人は知らない。

まあ結局そういうことなんですよ。