「ま、いっか~。」のキモチが事故に繋がるのだ。 | 日本のお姉さん

「ま、いっか~。」のキモチが事故に繋がるのだ。

渋谷温泉施設爆発、空調工事にミス「給気口」付け忘れ

 東京・渋谷で昨年6月、温泉施設「SHIESPA(シエスパ)」の別棟が爆発して3人が死亡した事故で、空調工事を下請けした「大成設備」(東京都新宿区)が、当初の設計で予定されていた給気口を取り付けていないことに途中で気付きながら、配管のすき間が給気口代わりになると判断し、工事を終えていたことが明らかになった。

 親会社で元請けの大手ゼネコン「大成建設」も設計変更を黙認していた。警視庁捜査1課は、温泉に含まれる天然ガスが充満して爆発したのは、この施工ミスが原因の一つとみて両社の過失の度合いを調べている。

 シエスパは、周辺の住宅街への配慮から、地中から源泉をくみ上げる施設を別棟の地下に設置するという特殊な構造を採用した。このため施設全体の建設を請け負った大成建設は、源泉の天然ガスが漏れた時に備え、地下室内の換気を重視する空調設備を設計。給気口と排気口の双方にファンを取り付け、空気を強制的に入れ替える方式にした。

 捜査1課や関係者によると、2005年1月から始まった建設工事のうち、空調工事を担当した大成設備では、当初の設計で予定されていた給気口を作らないまま工事を進め、給気口がないことに気付いた際も、本館との間に排ガス管や電気ケーブルを通す地下配管のすき間が、給気口の代わりになると勝手に判断して工事を完了させた。

 大成建設の担当者も05年12月に実施された完成1か月前の点検で、当初の設計が変更されていたことに気付いたが、改善を指示することなく黙認したという。

 捜査1課による再現実験によると、地下の源泉くみ上げ施設は排気量に比べて給気量が極端に少なく、室内の空気が常によどんでいたことが判明。天然ガスが漏れた場合、地下配管のすき間では給気量が足りず、屋外にガスを排出できないことが確認できたという。

 また、これまでの捜査で、源泉から分離したガスを屋外に出す排ガス管が結露で詰まり、ガスが室内に逆流して充満した結果、爆発したことも判明しており、捜査1課は、再現実験が終わり次第、関係者から改めて事情を聞き、両社の刑事責任の有無を判断する。

 大成建設広報部の話「捜査中であり、コメントは控えたい」

2月28日3時10分配信 読売新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000067-yom-soci

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日本人は、間違いを見つけたら、「ま、いっか~。大丈夫でしょ!」

なんて、考えないで、きちんと仕事をする民族だと思っていたよ!!