国際戦略コラム NO.2871      | 日本のお姉さん

国際戦略コラム NO.2871     

ようちゃん、おすすめ記事。↓

国際戦略コラム NO.2871     発行部数 4300部 
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/   2008.02.23   
米国FRBの政策でスタグフレーション入り
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投資家ジム・ロジャースは、米国の長期リセション入りを

予言している。           Fより

ロジャースは、米国ドルでの投資を引き上げて、中国人民

元や日本 円、ユーロ、スイスフランでの投資に切り替えて

いるし、今後10 年間は米国は景気停滞局面から抜け

出せないという。このようこと で金融投資の専門家たちは

ドルから他の通貨にシフトしている。日 銀などの世界の

中央銀行も外貨準備高をユーロなどに分散し始めて いる。

中東諸国の政府系ファンドも米国への投資からアジアなど

の投資に シフトするというし、サウジ・サイヤリ通貨庁総裁

は、通貨政策は 柔軟性を欠いてはならないとドル全面

信頼からシフトしている。
もう1つ、懸念事項は米ヘッジファンドまでが傷つき始めて

いるこ とである。もし、ヘッジファンドに火がつくと手の

付けられない事 態になる。いい面は、モノラインの救済が

ほぼ確定したことで、新 たに大きな損失が回避された

可能性があることである。

どちらにしても、米国ドルからの離脱が広がっている。

米国のバー ナンキFRB議長は今後もFF金利を下げる方向

であるので、ドル安局面 が続き、かつドル建てのインフレが

勢づいて、経済上一番悪いスタ グフレーション入りになる

のではないかと心配され始めている。
しかし、そのリスクがあってもバーナンキは敢て行うのには、

分け がある。

民間銀行に米政府は公的資金を投入しないと頑なに宣言

している。
このため、公的資金より貸し出し条件が悪い中東、アジア

政府系フ ァンドが入ったが、彼らは年率10%以上の

リターンを要求してい る。このリターンに見合う利益と銀行

の新しく発生する証券の損失 を埋め合わせる利益を創出

させる必要が米国FRBにはある。

FF短期金利を下げることで、企業に貸し出している金利と

の差が大 きくなり、銀行は大儲けできるチャンスを得る。

日本の銀行が大き なリスク(債権化証券などへの投資)を

犯さなくても儲けが膨らん でいるのは、日本の公定歩合が

低金利であり、企業貸し出し金利と の差が大きいためである。

これを米国FRBも行おうとしているのだ。

もう1つが、日本の銀行も持ち株の評価損が出て、90年代

に一時 株の持合をしなくなった時期があったが、持ち株の

評価損は大きい とバランスシート上大きな損失と見えて、

自己資本率というBISの基 準をクリアーできなくなる。

特に米国金融機関の株保有率は大きい ために、この株価

下落の防止を行う必要があるとFRBのバーナンキ議 長と

ポールソン財務長官は見ているようである。特にポールソン

財 務長官は銀行出身者であり、その仕組みをよく知っている。

しかし、このような微防策が結局の所、日本の失われた10年

を構 成したのであり、米国FRBもやはり、銀行倒産を避ける

ためにあまり よくない微防策を打っていると感じる。

ロジャース氏は損失の大き な銀行を倒産させて、出直した

方がこの困難な局面を早く抜けれる という。

私Fもロジャース氏の意見に賛成である。または、米政府が

銀行に 公的資金を大量に投入して、一時国有化もする

覚悟をしないと、負 の側面が蓄積されて、長期に傷を負う

ことになると心配する。

しかし、米国が衰退すると世界の権力構造は変化して、

米国&EU 連合とロシア、中国の3者が権力を争奪する構造

になる。このとき 中国とロシアが日本を味方に付けようと

して出てくる。投資家も発 展するアジアと日本に来るはず。

ロジャース氏も日本はいい位置に あると言っている。

さあ、どうなりますか??

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日本はEU&イスラエルと仲良くしてください。

理由は、特に無し。by日本のお姉さん
(聖書の預言では、EU10カ国連合が

世界のトップになって世界の食品の流通を支配するから。)