メーカー別では、サムスンが17%で世界シェアトップ、ソニーが12%、フィリップスが11% | 日本のお姉さん

メーカー別では、サムスンが17%で世界シェアトップ、ソニーが12%、フィリップスが11%

2008年2月27日、26日付第一財経日報によると、07年の液晶テレビ出荷数で、中国メーカーの世界シェアが日本を抜いて世界第3位に躍進した。

ディスプレイ市場分析における最大手、ディスプレイリサーチ(本社:米テキサス州)が25日に発表した統計によると、07年の世界の液晶テレビ出荷台数は前年比73%増の約7933万台、出荷額は40%増の79億米ドルで過去最多。出荷量を国・地域別シェアでみると、中国が前年の10.4%から11%に拡大し、日本の9.7%を抜いて世界第3位に浮上した。上位2位は、西欧(31.4%)と北米(30.6%)が保持した。

メーカー別では、サムスンが17%で世界シェアトップ、ソニーが12%、フィリップスが11%と続いた。以下、シャープが10%、LGが9%、東芝が5%、松下が4%となった。(翻訳・編集/HI)

(レコードチャイナ)

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 ソニーとシャープは26日、液晶パネルとモジュール製造の共同出資会社設立に基本合意したと発表した。シャープが堺市堺区に建設中の新工場を分社し、ソニーが34%出資する。新会社の設立は09年4月、資本金は未定。ソニーは韓国サムスン電子と液晶パネル製造合弁会社を持つが、投資効率を考慮しシャープの新工場への出資を決めた。液晶テレビの販売拡大に伴いパネルの安定調達先が必要なソニーと、大規模生産拠点の投資負担軽減とパネル供給先がほしいシャープの思惑が一致した。

 新会社で生産したパネルは両社の出資比率に応じて分配する。新会社に出資し工場運営に関与することで、ソニーは自社の製品仕様に合うパネルを生産しやすくなる。ソニーがサムスンと韓国に設立した合弁会社「S―LCD」は第8世代と呼ばれるガラス基板を使用しているが、堺工場ではさらに大きい第10世代のガラス基板を用いて40型以上の大型パネルを効率よく生産する。

2月27日8時35分配信 日刊工業新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000017-nkn-ind