在日韓国人への参政権付与の問題は、民主党の小沢代表が「実現したい」と李氏に明言しました
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▼福田首相、外国人参政権「実行するときは、実行したい」 (阿比留瑠比)
福田首相は昨日、韓国新大統領就任式への出席を前に、韓国報道機関の共同インタビューを受けました。その中で、永住外国人への地方参政権付与法案への対応を聞かれ、とりあえずは慎重姿勢を示しました。産経政治面(最終版)も「首相、在日外国人の参政権慎重」と報じています。しかし、韓国記者とのQ&Aを読んでみると、福田氏が本心ではこの法案に賛成であることがうかがえます。そのやりとりは次の通りです。
《中央日報記者 外国人参政権問題について、前向きな考えを持っているのか。
福田氏 在日韓国人への参政権付与の問題は、在日韓国人の方から強い要望があることは承知している。私も何度も相談を受けたことがある。しかし、このことは国の制度の基本に関わることなので、もう少し国民の間でよく議論させてもらいたい。軽々に引き受けられるとは申しあげられない。しかし、実行するときには実行したい。》
この「実行したい」の部分を記事にしていたのは、私が見る限り読売だけ(見出しにはとっていませんが)でした。今朝の読売は社説でも「たとえ地方であっても、外国人に参政権を認めることはできない」と書いており、GJだと思います。
私が何度も書いてきたように、福田氏は「波風立てるのを嫌う」政治家であり、かつ外国人参政権を推進すると党内外の保守派の反発を買うことを承知しているので、当面はやる気がないと述べています。でも、福田氏本人が「最低4年はやる」と言っているように、長期政権になれば、外国人参政権付与も実行したいという考えを持っているようです。この問題では、わざわざ福田氏の前に李明博次期大統領に会いに行った民主党の小沢代表が「実現したい」と李氏に明言しました。最大野党のトップで次期首相の可能性もある人物が、韓国の元首となる人物にこういうことを言ったことに関しては、外務省幹部も「国益を損ねる」と怒っていましたが…。
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なみに、昨日夜の福田氏と記者団のやりとりはこうでした。
・《記者 小沢代表がイミョンバクと会談し、外国人地方参政権法案の早期成立が望ましいと発言。この問題についての総理の考えを
・福田氏 この問題は、私も何度も、なんとかなりませんかと相談を在日の韓国人から受けている。しかしながら、難しいのは、日本の制度の基本、根幹にかかわる問題なんですよ。ですから、よくね、今後も議論して、よい結論を求めていかなければならないと思いますが、ちょっとね、その議論が足りないと思ってます。
・記者 訪韓の際には言及する予定はあるか
・福田氏 これは、話として提示されればそういう趣旨の話をするしかないと思っております。軽々にね、じゃあお引き受けします、そういうふうにしましょう、っていうわけにはいかないと思いますよ。》
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ここでも慎重姿勢は崩していませんが、外国人参政権自体に否定的ではないことはうかがえます。おそらく、自民党内で議論されている人権擁護法案に対しても、反発を恐れて推進を明言しないだけで、本心は賛成なのだろうと見ています。それは、福田氏のこれまでの言動や政治姿勢から間違いないと思います。
なんだかなあ、と世を憂いたくなる気持ちですが、昨日はもう一つ、うろんな動きがありました。私が今月15日のエントリ「民主党・『北朝鮮友好議連』(?!)が発足します」で紹介した「朝鮮半島問題研究会」が初会合を開いたのです。今朝の産経は、政治面4段で「対北『融和』議連が発足 民主有志ら 自民との連携視野」と報じています。
私は昨日も忙しくて取材に行けませんでしたが、記事には「対話の一環として北朝鮮訪問を検討するほか自民党側で訪朝を模索している同党朝鮮問題小委員会の山崎拓最高顧問(元党副総裁)らと連携する方針」「(会長の)岩国氏は、小沢一郎代表の訪朝の将来的な実現に期待感を表明」「岩国氏は来週にも山崎氏と会談し、自民党との超党派訪朝団も含め、連携について協議する考えだ」 などと書かれています。あーあ。やはりそうでした。
安倍政権が倒れたら、こういうことになるのは分かり切っていましたが、もうなんとかならないものでしょうか。いまさら言っても無意味な話でしょうが、サヨクメディアのネガティブキャンペーンに乗せられて、安易に安倍政権を批判し、足を引っ張っていた保守系言論人の顔が次々に浮かびます。別にあの参院選の結果は、彼らのせいだとまでは言いませんが、なんだか八つ当たりしたい気分です…。ちなみに、明日放送のフジテレビ報道2001の調査では、福田内閣の支持率はとうとう2割台に落ち込んでいるようです。
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・Commented by よもぎねこ さん >サヨクメディアのネガティブキャンペーンに乗せられて、安易に安倍政権を批判し、足を引っ張っていた保守系言論人の顔が次々に浮かびます。大変悲しいけど事実です。 一部の保守派の人達は自分達の理想を追い求めるあまり、現実の政策の中で安倍総理が出来る事と、出来ない事をわきまえずに、タダ不服だけを言っていました。 これは馬鹿左翼とおなじです。 私は現在の福田政権が好きではありませんが、それでも福田政権が倒れたらミンシュトウが政権を盗るのかと思うと、そう簡単に福田批判はできません。福田総理はよくも悪くも、圧力に弱そうなので、国民皆で少しづつ圧力を掛けていくしか無いと思っています。 政権の応援は野球の応援ではないのですから、負けたら「バカヤロー」と怒鳴ってオシマイでは、すまないのですから。
・Commented by やせ我慢 さん >なにか事件や事故が起こった場合、批判は大事なことだと思います。それによって改善や再発防止のための工夫が生まれるからです。しかし、昨今のメディアや人々の反応は、対象を壊す批難や感情的な攻撃だとしか思えません。国、政府、自衛隊、医者、公務員などどれもが公的な資源です。公的ということは、赤の他人ではなく我々自身の一部なのです。改善を目指す批判ならば、それは自分自身の利益になるでしょうが、対象を破壊してしまうバッシングは、結局、自分自身の不利益となります。まるで、自分の乗った飛行機の壁や床を、ここが悪い、ダメだとばかりに壊しているようなものです。最後には自分自身と他の乗客が墜落することに気が付かないのでしょうか。閣僚や社保庁の不祥事やあら捜しで、安倍首相の辞任をキャンペーンしたメディア、それに乗った勢力。そして、最近のイージス艦事故での自衛隊バッシング、防衛相への辞任要求。どこにも改善を望む批判を見出せません。ただ、感情を煽り破壊することしかないようです。しかし、叩いて壊そうとしているのは、自分たちが乗った飛行機であることに気が付いいるのでしょうか。それに気が付けば、承知の上でその飛行機を壊そうとしている勢力がはっきりと見えるはずです。
・Commented by truth-of-truth さん >小沢さんが、外国首脳との会談で、具体的事案、政策に言及することは珍しいです。今回の訪韓で明言したということは、小沢内閣になれば、永久外国人地方参政権付与は実現すると見て間違いないでしょう。それを阻止することは、簡単です。小沢さんを内閣総理大臣にしなければよいだけのことです。そのためには自民党がしっかりしなければならない。安部さんが退任後の現実的後継者は誰かと考えれば、常識的には麻生さんでしょう。麻生総理実現のシナリオと天命があるかどうかが今後の注目ですね。総選挙前の禅譲、ポスト福田なのか、総選挙後の福田辞任、乱世の麻生なのか。
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▼石破防衛相の辞任要求に思う (大島信三)
海上自衛隊のイージス艦衝突事故をうけて、野党各党は、石破茂防衛相の辞任を求めている。こんどの事故では、海上自衛隊やイージス艦側の不手際がだれの目にも、あきらかで、その責任は、捜査の結果いかんにかかわらず、免れることはできない。石破防衛相は、そのトップであり、全責任をおう立場にある。したがって、民主党をはじめとする野党の辞任要求も、それなりの根拠をもっている。
ただ、石破防衛相がこの段階で辞任することが、はたしていいことかどうかは、またべつの問題だ。ましてや、辞任要求を政争の具にしてはならない。いま、なにをおいてもなすべきは、行方不明の吉清(きちせい)治夫さん(58)と、長男の哲大(てつひろ)さん(23)親子の発見、救出である。そのことも考慮しないで、「辞めろ」「辞めるな」の応酬などは、もってのほか、というべきであろう。
防衛相というポストは、どうしてもアクシデントの多いところのためか、防衛庁長官時代から在任中に辞任するケースが少なくない。そのため、目まぐるしくトップが交代してきた。これは、日本の安全保障上からいっても、決して好ましい現象とはいえない。防衛相自身の不祥事の場合はともかく、そうでないケースにおいては、早すぎる辞任要求には、マイナス要素もあることを認識しておきたい。石破防衛相は、とにかく原因究明、組織改革などに全力を傾けてほしい。
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▼金大中・盧武鉉政権の北への投資の損得勘定 (大島信三)
韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は2月24日、退任する。韓国の大統領は、1期5年で、再選への道は閉ざされている。2期8年まで在職が可能なアメリカ大統領と比べると、3年も任期が短い。日本の首相は、在職期間に制限はないが、平均すれば、韓国大統領の5年にはとても及ばないのだから、やはり5年間というのは、たいへんな年月といえよう。
韓国は、金大中(キム・デジュン)大統領以来、進歩・革新系政権が、10年間、続いた。韓国ウオッチャーでもない人間が、この10年を評するのは、不遜だが、あえていわせてもらえば、やはり「失われた10年」という見方に同意したくなる。たとえば格差拡大。これは日本でも大きな課題のひとつだが、韓国の場合、日本以上に深刻といわれる。
そして、たとえば南北事業。一体、金大中・盧武鉉時代において、韓国は、北朝鮮に対してどれほどの投資をおこなったのであろうか。南北交流を促進し、工業団地を開発するなど多額の資金がつぎこまれた。北朝鮮、あるいは金正日総書記へ渡った資金の総額は、おそらく金大中、盧武鉉両氏を含めて、だれも正確な数字を掌握していないのではあるまいか。いずれにしても相当の額になるはずだ。
北朝鮮への支援で、金大中氏は、ノーベル平和賞を受賞し、盧武鉉氏は、任期の終わりごろに平壌へ行くことができた。しかし、韓国民は、莫大な投資に見合うものを、何か得たのであろうか
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▼北風と太陽 (先っちょマン)
紀元前5世紀の歴史家・ヘロドトスが残した著書「歴史」にイソップ物語について触れられている。それによると、イソップ物語は紀元前6世紀に古代ギリシャの寓話作家・アイソーポス(イソップ)が記したものであるらしい。「アリとキリギリス」、「ウサギとカメ」、「金の斧」、「狼少年」など、洋の東西を問わず、2500年以上経った今でも語り継がれている。子供にも分かりやすい教訓が人々に受け入れられているのだろう。
そのイソップ物語の中に「北風と太陽」の話がある。言わずと知れた話だが、念のため説明しておく。北風と太陽が力比べをしようとして、たまたま通りかかった旅人の上着を脱がせた方が勝ちだと決めた。まず北風が寒風を吹き付けて上着を吹き飛ばそうとするが、旅人は逆に上着をしっかり押さえ、脱がせることができなかった。次の番である太陽は、日差しを照りつけて暖かくした。すると旅人は熱くなったことから自ら上着を脱いだ。
この話にあやかって、韓国の金大中と盧武鉉の愚かな大統領が"太陽政策"を北朝鮮に対して行った。結果は誰もが知るとおり、大失敗である。よく言われているのが、イソップの「北風と太陽」は、最初に北風による厳しさがあったため、その後の太陽のやったことが効いた。太陽政策などと銘打って、援助ばかり与えていてもうまくいくわけがない。北朝鮮はミサイルを撃ちまくり、挙げ句の果てに核実験まで実施し、近隣諸国を恫喝した。簡単にいうと、ヤクザ国家である。近所の家からみかじめ料を巻き上げておきながら、近所の人間に拳銃をちらつかせるような感じだ。
2500年以上にわたって語り継がれているからといって、イソップ物語が正しいなんてことはない。特に「北風と太陽」は実際は太陽だけではダメだと肌で感じている人も多いだろう。子供にしても犬にしても、甘やかし、チヤホヤするだけが躾ではない。ときには厳しくしなければならないし、目に余るほどのオイタをすれば、罰を与えなければならない。
今の北朝鮮は、犯罪を犯したヤクザと同じだ。だから、そんなヤツらに"太陽"で接する必要などない。
日本でも「対話と圧力」などと言われているが、これまでは行われている圧力はそこそこに、対話ばかりが目立った。しかも、対話を望む政治家や論壇たちは、実際は話し合うだけではなく、すぐに援助をしたがる。北朝鮮シンパの政治家は、北朝鮮利権と繋がっているからだろう。北朝鮮好きの論壇たちは、本気で北朝鮮を支援し、物資を献上すればいいなどと考えているからだろう。
こいつらの最終目標は、日朝国交正常化だ。自分たちの利益のため、北朝鮮と仲良くせよと主張する。北朝鮮との国交正常化はまるで義務であるかのように主張する。
なぜ日本側から折れねばならないのか。拉致被害者を取り戻すために対話が必要だと主張するヤツらが多いが、今まで対話をしてどのような利益や効果があったというのだ。これまで散々騙されてきたというのに、まだ北朝鮮のクソ野郎どもに騙されろというのか。
民主党と国民新党の売国奴とも言える政治家が、北朝鮮との各種問題を解決し、日朝国交正常化を目指す議連を結成したらしい。呆れるばかりである。北朝鮮と仲良くすることなど、日本にとって何のメリットもない。てめえらにはメリットがあるのかも知れないが、国民のことを考えるなら、もっとマシなことをやってみやがれ。
北朝鮮におもねって、ヤツらが核を捨て、拉致被害者を帰し、いい子ちゃんになるとでも思っているのだろうか。本気で思っているのなら、心底頭の悪い甘ちゃん政治家だ。そうでないのだとしたら、そうとう腹黒いヤツらである。