ゴールドシュミットの資源枯渇の原理(武田邦彦 中部大学)
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼一葉の心 ゴールドシュミットの資源枯渇の原理(武田邦彦 中部大学)
ゴールドシュミットという人は資源学大御所で、このぐらい大御所になると何かを整理しても本質を鋭く突いているものだ。
彼の整理の中でも飛び抜けて有名なものに下の図がある。簡単な図だが、ズバリ、本質がわかる。 私たち人間が使う資源を「枯渇寿命」で分類すると、3つのグループに分かれるという。一つが銅の仲間、次に鉄の仲間、そして最後に石の仲間である。 地球ができるとき、さまざまな理由・・・それはおいおい説明していくが・・・で人間が手の届く地表に多いものと少ないものがある。それをクラーク数という数値で整理する。
銅の仲間を彼は「親銅元素」と呼んだ。クラーク数の小さい方から金(Au)、セレン(Se)、銀(Ag)、水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、鉛(Pb)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)などだが、もともと量が少ないのに(クラーク数が小さい)、人間が好んで使う(年間生産量が大きい)。 金や銀は量が少なくても使いたいのは判るけれど、後は水銀、カドミウム、鉛とあまり環境によいような響きのものではない。実は人間は「少ないものは毒でも使いたい」と言うことらしい。
かくして、資源が枯渇するということを少し細かく言うと、「親銅元素が無くなる」ということだ。そしてゴールドシュミットは、「親銅元素が30年で無くなるとすると、親鉄元素は1000年、親石元素は3万年」と断定しているのだ。 30年というと「資源枯渇」という感じがするが、1000年では「枯渇しない」としてよい。つまり、枯渇するのは金、銀、銅のように貴重なものと、水銀、カドミウム、鉛などの「嫌われ者」であることがわかる。 一体、みんなが「資源が枯渇するから節約しよう」というのは何を言っているのだろうか?
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ようちゃんの意見。↓
★私は化学や数学は得意分野だった。銅という鉱物の近くには必ず金鉱物も埋蔵されてる。更に、この2つの鉱物は色が金色で類似してる。しかし銅は時間が経過してくると空気中の酸素と結合して、青く変色する、緑青を吹いてくる。この酸化銅は有毒です。だから、仏壇の仏具である、銅製花器や銅製飯器に使われる。子供時代に、真夏のある日、前の日が 何かの理由で多忙であった日だったので、飯器を下げるのを忘れて翌朝になった。その時に、まるで対比実験のように、瀬戸物¥飯器と銅製飯器の2つにご飯が盛られていた。 形は2つとも同形の 高脚型の飯器です。 真夏の事なので、1日経た 仏壇からのお下がりのご飯は、当然、腐敗が始まっていて、 ご飯をごみ入れに移す時に、腐敗臭や 粘って糸を飯器から外すと 瀬戸物の方は 予測の通りでしたが、 銅製の飯器のご飯は 底も粘って無いし、臭いもしない。詰り腐敗してなかった。これには驚いた。花入れも同じで、瀬戸物の花入れの水は、腐敗するのか花が駄目になっていた。銅製の方に活けていた花は生き生きしていた。細菌を殺す働きがあるのです。それだから、当然、銅と近い元素は有毒性があるのは当然です。だからこそ 金は価値が有る。無毒で空気中の酸素や水素と化合しない。錆びないし少ないし・・・・この銅や金が枯渇するのは残念なような気がします。
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▼中国共産党打倒を掲げた「臨時政府」が樹立されたのか?遼寧省都市・農村住民の「声明文」を読み解く。 (じじ放談)
中国共産党幹部及び彼らの一族が職権を濫用して暴利を貪り、さらにチャイナ・マフィアと結託して人民を弾圧している実態については多くの論稿があるから、今や「世界の常識」となった。「ついに」というべきか、中国共産党中・下級党員が「党中央に公然と反旗を翻し始めた」というのだから、共産党独裁政権も長くはないと見るべきであろう。2月21日付け中国反体制紙「大紀元日本」ウエブサイトは「中国遼寧省:住民が自治を宣言。臨時政府を擁護」と題する記事を掲載した。以下は、同紙が掲載した「声明文」の全文である。(ただし、日本語に訳する際、語尾の使い方に若干の誤りがあるので筆者の責任で訂正した。)(声明文は以下のとおり)
1.中国臨時政府を認める。臨時政府大統領の指導に従う。
2.自治人員は匿名。組織に所属せず、個人単位で行動し、周囲の民衆に(中国共産党、同共青団、少年先鋒隊からの)脱党を勧め、自治に関する情報を伝える。さらに自治に携わる人数を増やし、一刻も早く自治を全国いたるところに広める。
3.自治人員は、家庭を単位にして、中国共産党の旗、徽章、党の規約、書籍を処分する。中国共産党が主催する会議や公演には参加しない。税金は納めない。農民の場合は、現物農業税を納めない。中国共産党に対しては、非暴力的な対応「協力拒否」を貫く。
4.自治人員は各自、自治の準備を整えること。情報確保のため、海外のラジオ放送、テレビニュースを常時視聴する。貯金は外貨に両替して、中国共産党が解体した時、平和的に新政府に移行できるよう準備する。
5.各地域自治人員は使用しているインターネットを暗号化してから臨時政府との連絡を維持し、各自、該当地区における自治活動の進展状況を報告する。
神や仏はきっと守ってくれる。中国共産党を駆除し、中華民族の復興を迎えましょう。
中国遼寧省自治都市や農村の住民(執筆:新治)(日本語訳:侍傑)
2008年2月10日
以上の声明文の前文には以下の記述がある。(要約)
(1)2008年旧暦正月より、中国共産党の統治から離脱し、家族構成のコミュニティー単位で自治を実施する。臨時政府の命令及び指示に従う。
(2)1948年中国共産党が政権を樹立して以来、正邪転倒、庶民の生活が苦しくなる一方である。8000万人の人々は非業の死を遂げた。極悪非道な政権が権力を握り、庶民の抵抗は残虐な鎮圧だけを招いた。
(3)我々の父親は、幸せな生活をおくる夢を抱いて、共産党に追随し、命を失った人もたくさんいた。共産党政権は樹立されたが、人々の生活は(貧しいままで)変化がないか又は酷くなった。
(4)農民は耕す土地を失った。病気になっても治療費を捻出できない。子供の学費も払えない。こんな生活は「共産党の革命に力を尽くした父親達の望み」と反する。人々は「民衆本位の政府」を希望している。庶民の味方になってくれる指導者を求めている。共産党独裁政権下では「公正で自由な選挙」を行うことは不可能だ。
(5)もう諦めた。もう共産党は信用できない。生きるために、子孫の幸せのために共産党の統治を終わらせるしか道はない。
(6)中国の歴史は「暴力で政権を簒奪する」ケースが多い。内戦になると庶民が最大の被害者になる。これを考慮し、今回は非暴力的な手段、つまり「協力拒否」という方法によって中国共産党と決別し、自治の力で中国共産党を解体し、中国のモデルチェンジを実現したい。
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以上、宣言文と前文(要約)を紹介した。以下、「宣言文と前文(要約)」の意味を解読してみたい。
第1.「声明文」を作成した新治とは何者か?
おろらくペンネームであろう。声明3で「自治人員は家庭単位で中国共産党の旗、徽章、党の規約、党の指定文献等の書籍を処分せよ」といっているから、現役バリバリの中国共産党員であろう。いずれも、一般国民が所持する品物ではない。だが、彼は「共産党を離脱せよ」とはいっていない。表面上は共産党に党籍を残しながら、内部から党を掘り崩せ」と激を飛ばしているのだ。彼はまた前文で「家族構成のコミュニティー」という言葉を使用している。用語の使い方から見て、大学卒程度の学歴を有する人間ではないかと推測される。推察するに「自らの意思で、又は利権と縁遠い場所にいて」汚職と腐敗に縁がないのかもしれぬ。
大紀元日本ウエブサイトが報じる、中国共産党及び関連組織からの離脱表明者数は以下のとおりである。
2004年12月3日以降の離脱表明者数は、2008年2月21日午後0時現在で3255万7774人である。
おそらく、ペンネーム「新治」という者もこれに含まれているはずだ。それにしても「離脱表明者」というのが面白い。「離党者」や「脱党者」ではない。つまり、中国共産党に党籍を残しながら、「共産党打倒の意思を抱く者」という意味であろう。中国共産党員は公称約8000万人といわれるから、離脱表明者は全党員の約40%に達したということができる。その他、中央・地方の共産党・政府機関に所属する腐敗幹部はチャイナ・マフィアと結託又は兼任しているといわれるから、中国共産党はすでに「手術不可能」な重篤状態というべきである。余命はいくばくもないといってよい。
第2.中国臨時政府とは何か?
周期的に動乱が訪れる中国では、反体制側は「臨時政府」を立ち上げるから、今回も密かに「臨時政府」が樹立されていても不思議ではない。漢族は「臨時政府樹立」について場数を踏んでいるし、その方法にも習熟している。ウイグル自治区では、海外に「亡命政府」を樹立しているが、本「声明文」でいう漢族の「臨時政府」というのは、中国国内だろうか、それとも国外に本拠をおいているのだろうか?筆者は「中国国内」ではないかと考える。
前文5で「各地自治人員は使用しているインターネットを暗号化してから臨時政府との連絡を維持し、該当地区における自治活動の進展状況を報告する」と述べている。
中国ではインターネットを使用する者が1億人を超えた。かつ、中・下級共産党員であれば、インターネット通信にも習熟しているはずだ。当局の検閲体制の不備にも通じているかもしれぬ。
前文4で「情報確保のため、海外のラジオ放送、テレビニュースを常時視聴すること、貯金を外貨に両替して中国共産党が解体した時、平和的に新政府に移行できる準備を行う。」と述べている。この項目には違和感がある。つまり「陽動作戦用」の文章を挿入したのではないかとの疑いがある。インターネットで世界中の出来事が把握できるのに、ラジオやテレビはなかろう。さらに「個人が外貨を蓄え、新政府移行を円滑にする」などはマンガだ。当局の目をくらます陽動作戦の可能性が高い。
(臨時政府は、中国共産党の組織内部に設けているのか?)
「敵の牙城の中に拠点をつくる」ことは、毛沢東が好む戦法であった。蒋介石国民党軍内に共産党細胞を建設し、「国共内戦」という非常時に、国民党軍を共産党側に寝返らせることに成功した。中国共産党の得意な戦術であった。中国共産党員であれば当然「毛沢東全集」を学習しているはずだ。「文章の一言一句」を記憶しているといってよい。中国共産党に党籍を残しながら「民主革命」を企てる者」が離脱表明者3255万人のうち、10%もいれば、325万人となる。彼らは、体制内にありながら、体制を掘り崩す「二重の役割」を背負って生活している。「党中央への忠誠」を装っているから、分別するのが困難だ。
第3.「臨時政府大統領の指導に従う」とはどういう意味か?
中国共産党員は「胡錦濤総書記を中心とする党中央に従う」ことになっているはずだ。だが、「自治人員」と自称する彼らは、「臨時政府大統領の指導に従う」というのだ。中国共産党内に形成された地下組織がヒエラルキーを持った組織に成長しているのではないかとの疑問がわく。しかも「指導に従う」というのは「上命下達」の擬似共産党組織ができているのではないかと推察される。共産党の中に「民主化をめざす擬似共産党組織ができているのではないか」と思われる。
第4.納税拒否を柱とする「非暴力主義」を唱導するのはなぜか?
公然と「納税拒否」を行えば、たちまち逮捕・投獄されるであろう。だから、これを実践する場合は、いろいろ理由をつけて「税金を払う余力がない」という手法でやるのではないか。又は「所得をごまかす」手法を使うかもしれぬ。「非暴力主義」はガンジーが行った闘争方式である。だが、この方式はインドの民族性があってこそ成功できたというべきだ。「暴力肯定」で喧嘩好きな漢族の体質にマッチした戦法とは思えない。彼らも「非暴力」を貫くつもりはなかろう。当面、弾圧を避けるための「隠れ蓑」ではないか。
第5.「共産党を駆除して、中華民族の復興を」とはどういう意味か?
中国共産党は「人民の敵」だから、これを駆除することに異存はない。だが、「中華民族の復興を迎えましょう」というのには抵抗を感じる。彼らが中国共産党を打倒して新政府を樹立しても、中華意識は変わらないということだ。依然として「大国主義・覇権主義」国家中国をめざすのではないか。中国の近隣諸国から見ると「共産中国も、これを打倒した新政府も」大同小異なのだ。つまり、中国の権力闘争で「王朝が交代する」だけで、中国が「覇権国家」をやめることはないというべきだ。つまり「コップの中の争い」に過ぎない。
第6.中国に「民主主義革命」は訪れるのか?
56民族、13億人を、無理矢理統一することを前提とすれば、国家権力は「専制化」せざるをえない。中国の歴史は「分裂」と「統一」を繰り返している。「遠心力が強い」から分裂国家となるのが自然なのだ。これを無理矢理統一しようとすれば、武力で人民を弾圧する以外にない。中国大陸に民主国家を建設するためには、「自然の趨勢」で、多くの国家に分裂する以外ないのではないか。ヨーロッパ大陸においても多くの国家が存在する。そしてヨーロッパ連合(EU)を立ち上げた。中国も一度10数か国に分裂して、中国連合(CU)でも立ち上げたら如何であろうか。少しはマシになるかもしれぬ。
中国が10数か国に分裂して、それぞれ民主主義国家になれば、近隣諸国の「中国脅威論」も鎮火するかもしれぬ。希望的観測ではあるのだが。
(おわりに)
「共産党独裁政権崩壊以後」を睨んだ多様な動きが出てきた。百家争鳴といってよい。しばらく目が離せない。我が国の政府や各政党も「中国共産党一本に賭ける」のは危険であろう。反体制各グループを密かに支援するなどして「保険をかけておくべき」ではないか。
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ようちゃんの意見。↓
★コソボ独立宣言といい(バルカン半島と言う世界の火薬庫)にも火がついたし・・・。日本にとっては中国とロシアという悪魔から逃れることは出来るシナリオが出来た。問題は、日本の国民意識を変えないと生き残れない!さっさと憲法改正して、自衛隊を国軍にして、一番安上がりの核武装を早急に準備して、米軍撤退に備える必要が出てきた。
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日本のお姉さん。↓
ようちゃんが、カンタンにまとめてくれたとおり、
米軍撤退に備えるべきだと思います。