マラリアの話には興味がある。
※このコーナーでは、JICA(独立行政法人国際協力機構)の職員や青年海外協力隊員が、世界各国の赴任先で体験した「HOTな世界の現状」をお届けします。
セネガルは季節に関係なくマラリアが存在している国で、マラリア感染予防など健康管理はとても大切。マラリア原虫が人間の体の中に入り、発育・増殖するには、ハマダラ蚊の存在が欠かせません。ハマダラ蚊の体内で増殖したマラリア原虫は、ハマダラ蚊の唾液腺の中で吸血時に人間の体内に入る機会を待っています。このハマダラ蚊は、夕方から朝方の時間帯に吸血します。
<以下、ある所員の体験談……
先日、モーリタニアまで出張したときのこと。朝7 時半に車で出発し、セネガル河を船で渡り、国境を超え、道なき道をとおり、ようやくセネガル河沿岸の都市、目的地のカエディに到着したのが夜の21時。所要時間13時間半。
すぐに出迎えてくれたモーリタニア人の宿舎で夕食を頂いたのですが、なんとそこは蚊、蚊、蚊。しかも見慣れない黒い羽のやや大ぶりの蚊ではありませんか。これはもしや、うわさのハマダラ蚊では……、こんなときに限って虫除けをホテルに忘れてしまっている……。そのうち真っ黒い蚊が私の腕に針を突き刺すように垂直にとまりました。急いで振り払いましたが、繰り返される攻撃にさらされ、抵抗もむなしく結局数カ所刺されてしまいました。
しかも、このハマダラ蚊、服や靴下もなんのその。しかも、刺された瞬間がブスっとわかるぐらい痛く、刺されてからもいつまでもかゆい。その日のせっかくのごちそう(羊の焼いたものと羊と野菜を煮込んだものをご飯のうえにかけたもの)も蚊が気になってしまい、ほうほうの体でホテルまで逃げ帰ってしまいました。刺されてから10日間対抗薬を飲み続けましたが、幸運にして特に目立った体調不良もなく、無事に過ごしています。……>
ごちそうを頂くどころか、自身がハマダラ蚊とマラリア原虫の餌食にならないよう、注意が必要です。ハマダラ蚊は白色のものを嫌います。もちろん、蚊取り線香や虫除けスプレーも嫌いです。防蚊対策は予防が基本、そして、予防薬は10日間ではなく、流行地を離れてから4週間は服用しましょう。みなさん、マラリアに気をつけて。
■文/在外健康管理員(セネガル)
http://news.ameba.jp/world/2008/02/10762.html
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日本のお姉さん。↓
マラリアにかかると高熱が出て、幻覚を見る人もいる。
貧血になって死ぬ人もいる。マラリアになりにくい人は
赤血球が曲がっているので、原虫がとりつきにくい。
熱帯に住んでいる人は、しょっちゅうマラリアになっているので
抵抗力がついているが、日本人はマラリアにやられると
ひどい症状が出る。
マラリアでしょっちゅう熱が出る人はガンになりにくい。
あまり関係ない話だけど、ガンは体温が低いと増殖しやすい。
マラリアは、一回なると、治らないという話もあるが、
最近では治るようになったらしい。
体が弱ると熱が出てくる。よく睡眠をとっていれば、刺されても
マラリアにならないという人もいるが、本当かどうかは分からない。
マラリアの予防薬は、肝臓に負担がかかる。
虫除けスプレーには、ディートなどのきつい化学物質が入っていて
ひょっとすると、そっちの方が体に悪いかもしれないが、
マラリアになるよりは、マシかもしれない。
アフリカでは、蚊が嫌う白い服を着たほうがいい。
夜に部屋でハマダラ蚊に血を吸われて発病する場合が
ほとんどなので、夜は長袖、長ズボンに防虫剤をふりかけ、
ベットには、蚊よけの薬をしみこませた蚊帳(かや)を吊るなど
したほうがいい。
関係ないけど、海や山に行く時は、花柄は止めたほうがいい。
友達の子供は花柄の服を着ていたので、ずっとくまんばちに
付きまとわれていた。お花と間違われていたのだと思う。
シンガポールでは、庭やベランダに汚れた水を置いていて
ぼうふらを沸かせていたら、罰金を支払わねばならない。
ハマダラ蚊が発生しないように、気を使わねばならないのだ。
日本にも、昔はマラリアがあった。瘧(おこり)と呼ばれていた。
http://sorairo-net.com/kokoro/html/malaria.html
マラリアは4 類感染症全数把握疾患であり、
診断した医師は7 日以内に最寄りの保健所に届け出る。
アフリカや東南アジアから帰って一ヶ月以内に、
高熱が出た場合は、熱帯病や伝染病専門の病院に
行かないと、普通の病院ではなかなか
マラリアだと見つけてくれない。
マラリアだと分からずに、検査ばかりしていて治療できず、
死んでしまった作家もいる。マラリア蚊でも4種類あって、
三日ごとに熱が出たり、四日ごとに出たりする。
熱帯熱のマラリアだと、しょっちゅう熱が出たりひいたり
する。放置すると慢性化したり、脳症になったり、
肺水腫や腎不全になって死ぬ。マラリアは世界で
100 カ国以上にみられ、世界保健機関(WHO )の推計に
よると年間3 ~5 億人の罹患者と150 ~270 万人の
死亡者があるとされる。結構、恐い病気なのだ。
(国立感染症研究所)↓
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g1/k02_20/k02_20.html
・ハマダラカが媒介する。メスのハマダラカに刺されると、唾液腺から糸状のスポロゾイト(マラリア原虫)が注入されて感染することが分かったのは1898年。
・感染すると。しばらくの潜伏期間をおいて、体温が急激に40℃以上に上がる。燃えるような熱い体ににもかかわらず、凍り付くような悪寒にブルブル震え、意識がもうろうとなる。すこしの間治まっていたと思うと、ふたたび悪寒のなかに灼熱感が全身をつらぬいて、大量の汗があふれ出す。このような症状が数日おきに繰り返し衰弱してゆく。
・日本で古くはオコリと呼ばれていたのもマラリアの一種で、ハマダラカに媒介されたマラリア原虫が体内で増殖し、突然の寒気ののち高熱を発するという症状を1日~数日おきに繰り返す。
・熱帯性マラリアでは、意識障害・黄疸などの症状を呈して死に至ることもある。
・クロロキンが効かないマラリアが増えている。
・ハマダラカの体内にいる原虫が引き起こす感染症。
・ハマダラカが生息する熱帯・亜熱帯で発生する。
・ふるえや頭痛・吐き気などの症状が出る
・蚊に血を吸われるときに。蚊の体内から原虫が人間の体内に侵入する
米国の学会でヒトの赤血球に寄生する異物小体について話し合った。私どもの経験例は、原因不明の発作性高熱で入院した36歳の女性。細菌による敗血症を疑い検査をしたが異常がなかった。検査技師が血液標本を観察し、マラリア原虫を赤血球内に見つけだした。これによりマラリアと確定診断され、キニーネとメフロキシンという薬を用いて治すことが出来た。通常、わが国では熱がある人に対して、マラリアやデング熱を疑うことはまずない。検査技師もマラリア原虫を見慣れていないため、診断が遅れがちになる。
また、友人の医師は「マラリアのような症状で溶血性の貧血を起こした男性患者の赤血球から、ネズミの血液に寄生するバーベシア原虫が見つかったことを学会に報告した」と語っていた。ただ、その原虫の人体への侵入経路は不明のまま終わっているとのこと。このことを米国の同僚に話すと「現在アメリカではエールリッヒオーシスと呼ばれる虫咬症が話題になっている」という。この原虫は0.2~0.8マイクロメートル大でグラム陰性のリケッチア様桿菌である。白血球に取とりこまれたものは、染色すると桑の実のように赤紫色の円形の集合体として観察できる。
犬などに寄生するダニによく潜んでおり、これに咬まれると2週間くらいたって頭痛・倦怠感・筋肉痛・発熱などの症状がでてくる。白血球や血小板の数下減少するが、肝機能は正常である。
10%くらいの患者はショック死する危険性があるという。
ヒトの血液の単核球か好中球の細胞質内に赤紫色の桑の実のような小体を見つけることが診断のキッカケになる。自動分析装置では発見できないため、検査技師の腕が重要になる。遺伝子検査で確定診断する。
http://www.naoru.com/mararia.htm
日本のお姉さんの意見。↓
友達の友達は、マレーシア滞在中、ずっとデング熱で
病院似通って点滴してもらってホテルで暮らしていた。
とても辛くて、観光はできなかったそうだ。
エジプトやスーダンなどで、ラクダや犬についているダニに
食われると、酷い目に会うことがある。
あまり、ラクダや犬は触らないように!犬は狂犬病にかかっている
場合もあるので、噛まれたらすぐ、 病院に行って注射を何本も
ぶっ続けで打たないといけない。普通は狂犬病にかかったら、もう
助からない。