頂門の一針の話の福袋 1094号
第1094号
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China との付き合い方
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佐藤ライザ
◇ China 天洋食品社長は、記者会見において、自社が
最大の被害者であると発言し、真摯な気持ちで「詫びを表現
する」態度は見られません。
◇ 日本側は、毒入りギョーザ問題の原因究明を、China の
警察当局に委託する意向であります。しかし、China 側が
真面目に取り組むと考えること自体が、間違いのもとと
言わざるを得ません。
◇ China では、自国の人民大衆が、農薬汚染の(毒入り)
食品を食べて中毒し・死亡に至っても、「当たり前」であり
ます(没法子=メイファーズ=仕方がない)。
◇ China とChinese は、中華思想に嵌って(汚染されて)いて、
周辺国の人間が、中毒しようが・死のうが、おかまい無しで
あります。従って、上記の如き態度を当然と考える国柄で
あります。
◇ 多くの日本人消費者(一般大衆)は、China 産の食品が
安価で利便性があるとみなして来ました。しかしながら、
近未来においてChina は、食糧の大輸入国に転じることを
念頭におかなければなりません。
◇ 日本民族は、当面、食材のコスト高に見舞われても、
国民の叡智で良質の国産品を開発し、China からの食糧
輸入問題を克服すべきであります。
◇ 当面は、China が0.1%でも関与(原材料の提供・加工・
製造・包装・輸送・販売等を実施)した食品は、次のいずれ
かの扱いとします。
A、個別消費者の要請によって、実費を負担してもらい
(有料で)、全てを責任をもって検査し、提供します。
B、官や公は、一切関知せず、「未検査」の旨を包装表面
の3分の1以上の大きさで明瞭に表示し、中毒・死亡等の
事故発生は、全て個別消費者の自己責任(医療保険も
不適用=自費・私費)とします。
◇ 上海の日本人学校向けに送った地理の教科書におい
て、尖閣諸島が日本の領土となっていることを重視し
たChina の税関が、当該教科書を受け容れずに、日本へ
送り返させる腹づもりと見られます。
◇ 歴史認識においても、領土問題にしても、China ・
Chinese の身勝手さは、他国に配慮することはなく
(他国を完全に無視し)、日本民族の常識は全く通用しません。
◇ Chinese の一部には、極めて紳士的な(良質の)例外が
あります。
しかし、一般的にはChina ・Chinese を、まともな相手と
考えてはなりません。
◇ 日本はChina と、ここさら対決する必要はありません。
しかしながら、面談は、常に挨拶程度を旨とべきであり、
最大の警戒態勢をもって、対応・対処する必要があります。
◇ 以上が、私がChina 語と共に、China とChinese の
思考基盤(根底)を学んだ「真髄」であります。
(注) 佐藤ライザの語学履歴: 生まれはイングランドです。
10代後半にロサンゼルスに移り、日本人と結婚しました。
「英語と米語」は、いわゆる母国語です。
「スペイン語」は、ロサンゼルスの土地柄、スペイン語に
接する機会が非常に多く、自然に覚えました。「日本語」は
結婚後です。「中国語」は、専門家による集中的な教育を受け、
同時にChina・Chinese の思考形態の根幹を学びました。
「日本の進路」 日本戦略の研究会 No.0379
2008/02/16から転載。
http://www.geocities.jp/si6376/
防犯カメラの功罪
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内田一ノ輔
近年、コンビニやATMを始め個人の自宅等に設置された防犯
カメラで撮影された映像が、事件の容疑者を映し出し犯罪の
解決に貢献している。
これらは、犯罪が起きた場所付近の防犯カメラのVTRを、
捜査官が探し出して全てを手作業で再生して、そこに写さ
れた容疑者を見つけ出した結果である。
一方、アメリカの人気テレビドラマ「24」は、テロを阻止する
組織の活躍を描いたドラマである。事件が起き、犯人の
テロリストが映し出されているであろう場所の防犯カメラの
記録は、特別にローカルな場所を除きネットワークで
繋がっていて、テロ対策センターから自在に閲覧することが
出来る。
犯人の顔や乗って逃げた車の情報等が、短時間のうちに
捜査官の携帯へ画像情報が送られる。それを基に
スピーディーに事件を解決する物語である。
このようなシステムが実際に存在するかどうかの真意は
定かではない。
しかし、インターネットの発達や防犯カメラの記録媒体を
ハードディスクとすれば十分可能である。
日本の話に戻る。
「Nシステム」や「Tシステム」というのをご存知ですか。
正式には「赤外線自動車ナンバー自動読取装置」といい
既に稼動している。
高速道路の上を跨ぐ形で防犯カメラのようなものが沢山つい
てるアレである。他には、高速の料金所、主要国道、主要
県道にも設置されており、数千箇所あると言われている。
スピード違反を取り締まるオービスとは異なり、赤外線
VTRでそこを通過した全ての車の「ナンバー」と『運転手と
助手席の人の顔』を撮影し、即座にその「ナンバー」をコン
ピュータに判別させ、結果を即時県警本部などにある
コンピュータに送り記録する。
そのデータ-を蓄積したコンピュータに、ある「車両の
ナンバー」を入力すると、その車両が通過した経路や
時間が瞬時に解るようになっている。
また、あらかじめ「盗難車両のナンバー」や「犯罪に使わ
れた車両のナンバー」などが登録されていれば、常にそれら
と照合し、一致したときは「Nヒット」として直ちに「手配」する。
つまり「Nヒット」したその端末の付近や行先方向の交番や
パトカーに情報が提供される。この作業には人間はまったく
干渉せずに、コンピュータが自動的にやるため、該当車両が
認識されてから数秒間で検挙の指令が出されることになる。
ロボット警官誕生である。
過去に、いくつかの有名事件で使われたとの警察発表も
なされている。
裏返せば、犯罪と関係ない個人の車両ナンバーを入力
すれば、その人のプライバシーが分かってしまうと言う
恐ろしさも有る。
愛人の浮気を疑った警察官が、私的にこのシステムを使って
監視した事実が発覚してしまったという情けない事件も
起きている。
「係」が違うだけで仲が悪い「縦社会」の警察では、出世
争いや権力闘争のための情報収集目的で、このシステムが
使いまくられているという話もある。
あくまでも「2チャンネル」程度の話だが、うなずける面もある。
ここまでは「ナンバー」を読み取る装置の話であったが、
ここ数年「顔認証システム」というものが稼動している。
文字通り人間が他人の顔を認識するように、映像から人間の
顔を「検出」し「照合」する顔認識するシステムである。
このシステムは、動画像の中から特定の人物の抽出や、認証
を行うことが可能である。まず画像から目と思われる領域を
抽出し、その位置など複数の情報から顔かどうか判断、顔で
あればその部分を切り出す。
表情が異なっていたり、正面を向いていない場合、メガネを
かけた場合でも検出が可能である。
http://www.nec.co.jp/soft/neoface/product/neoface.html
メーカーでは、このシステムを商業施設での顧客サービスの
向上やトラブルメーカーの対応と説明しているが、当然
セキュリティーとしての要素も大きいはずである。
価格も手頃のようで、かなり普及していると思われるが、
「プライバシー」「肖像権侵害」「盗撮」といった危惧から、
実情が発表されることは無い。
面積当りの防犯カメラ数が最も多く、横社会で、かつハイ
テク産業のパチンコ店が、「ゴト師」や「常勝客」の対策で
導入していることは間違いないようだ。
最近、日本に来た外国人は入国審査時に、「指紋」と
「顔写真」を取られることが決まり、既に実施されている。
顔認証のデータベース作りである。
これでテロリストや偽造旅券の摘発やテロの予防には
絶大な効果があるはずだ。
当然、このデータは友好国と共有されているはずで、各国の
巷にある防犯カメラから得た顔写真データと照合され、
24時間コンピュータが犯人探しをしている。
日本での問題は、この防犯カメラのネットワークが何処ま
で普及しているかであり、ネットワークが広がるにつれ、
個人の行動が把握されてしまうことは間違いない。
怪しげな外国人が入国した場合、何時何処に行ったのか
全て解るのである。
もし日本中の防犯カメラがネットワーク化されると、例えば
「日本人のA氏は何時何処から何処へ行き、誰と合って何を
した」をトレースすることが出来てしまうのである。
進歩的文化人や人権論者は憲法違反と騒ぐ。しかし、今の
時代どこへ言っても防犯カメラで監視されているのであり、何時
訪れるか分からない国民の「命の危機」の予防と考えれば、
時代の趨勢である。
多くの善良な日本人は、このシステムは「悪人だけに適用
される」と信じ込んでいる。しかし、覗き見ほど好奇心をそそる
ものは無いし、悪用や金儲けを企む輩も出てくるであろう。
このような両刃の剣は、厳しい管理が為されなければ必ず
破綻する事になる。
道路特定財源の意義
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寺田 嘉信
道路の整備とその安定的な財源の確保のために創設された
制度であり、原則「受益者負担」という考え方に基づき、
自動車利用者が、利用に応じて道路整備のための財源を
負担するのである。以上が道路特定財源の原則である。
民主党の公約である有料道路無料化は有料道路を利用す
る利用者のみ利益を受け全く利用しない国民が有料道路
補修に必要な予算を税金で負担しなければならない
不公平が生じるのである。
民主党はガソリン暫定税率引き下げを公約にしているが、
個人的にはガソリンが安くなるのに反対の人はいない。
然しながら政治家の立場であれば、経世済民を優先する
のが当然であろう。
宮崎県の東国原知事を代表して全国の地方知事が道路
特定財源の廃止に反対しているのは地方現場における
土木建築事業と雇用の確保である。
過日TV出演のエジプト考古学権威の吉村作治(元早稲田
大学教授)現サイバ ー大学学長もはっきりと明言しておら
れる。ピラミッドは公共工事であると。
墓は追加されたものに過ぎず、ピラミッドは公共工事として
経世済民されたものである。世界最古の土木事業、これこそ
要するに必要な道路なのか、不必要な道路なのか全く関係
ないのである。
もちろん必要な道路であるに越したことではないが、道路
建設とはピラミッド公共工事と同じく雇用対策事業であり、
地方の土建業者に事業を発注することにより建機及び建築
資材の需要が発生して労力の雇用が発生、作業着も必要。
雨が降れば雨合羽も売れ手袋も売れコンビニ弁当とお茶も
売れ、仕事が終われば居酒屋で一杯やる等、経済連鎖が
生じてGDP(国内総生産)に貢献するのである。
再度言おう。要するに必要な道路なのか、不必要な道路な
のか全く関係ないのである。公共工事土木建築事業こそ
経世済民の原点である。
石平氏 日本に帰化
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ようちゃん(日本のお姉さんのメル友のようちゃんかな?
(この記事は、以前にも掲載しています。読んだことが
ある人はごめんなさい。正確には、
ようちゃんが、集めたニュースのひとつです。)↓
月刊日本の2月号に、中国人反体制評論家・石平氏の
「国家意識の欠如こそ日本の最大の病巣」という論文がある。
この石平氏、宿願が叶い日本に帰化することができた。
これは、彼が帰化する過程で知る、日本という国における
国家意識の欠如である。
要約する。「昨年末、私は日本に帰化し、晴れて日本国民
の一員になった。来日して19年、日本民族と日本文化の
素晴らしさに傾倒してきた私にとって、当然の帰趨である。
18年前の天安門事件で、中華人民共和国に決別を告げて
以来の、悩み続けてきた末の結論である。
1月3日、私はまず伊勢神宮に参拝した。3度目の
お伊勢参りだが、今回はやはり特別の思いがある。
五十鈴川の水で身を清め、御正宮の前で姿勢を正し、
天照大御神に向かって日本民族への帰属を報告する。
大事な通過儀礼であり、心の決着のつけ方である伊勢
神宮参拝を思い立ったのには、もう一つ理由があった。
それは、帰化手続きの最初から最後まで、私は一度も
日本国民になることの意味を、日本国から問われなかった
からである。
尋かれたのは、在日年数、安定した収入の有無、前科の
有無だけであった。
どうして日本人になりたいのか、日本が好きか、皇室や
伝統文化をどう思うかといった、外国人帰化申請者に対し
て聞くべき大事な質問は一切出ない。
帰化申請中にも面接が1回あったが、チェックされたのは、
申請書類の信ぴょう性と中国国内の家族関係だけだった。
数ヶ月後、法務局から「帰化申請が許可された」との連絡
があった。
飛ぶような気持ちで法務局へ行ったのだが、そこでの
体験は、またもや衝撃的であった。君が代もなければ、
日の丸もない。日本への忠誠を誓う儀式もなかった。
市役所への届けや本籍の作り方など、帰化手続きに関する
説明が終わると、職員はすぐ席を立とうとした。あたかも
、どこかの消費組合かクレジットカードに1度加入したかの
な感じである。
日本という国家の重み、国家としての尊厳は、一体どこに
あるのか。日本には、法務局や法務省はあっても、国籍
管理の法律はあっても、それらの官僚組織と法令を貫く
べきところの、肝腎の「国家という意識」が、完全に欠けて
いるのである。世界中のどこ国にとっても一番大事なもの
だが、日本だけは欠けている。
しかし、このままで良いとは思えない。日本と日本国民は、
敗戦以来放擲したままの大事な国家意識、民族としての
大事な魂を、どう取り戻したらよいのか。
日本国民として新参者の私も、真剣に考えていきたい。」
石平さんが、日本人以上に日本人らしい教養を備えた人と、
担当者が知っていたからだと思いたいが、残念ながら、
そうではないらしい。
縄文塾通信 <2月特別号ー2(290号)>から転載
編集・発行人 《縄文塾》中村忠之
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http://www.mag2.com/m/0000184916.html
石平氏の略歴 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1962年 中国・四川省成都市で生まれる。少年時代は洗脳教育により、
毛沢東を崇拝。
1981年頃 北京大学哲学部在学中、毛沢東洗脳教育から目覚める。
1983年頃 毛沢東暴政の再来を防ぐためと、中国民主化運動に情熱を傾
け始める。
1984年 北京大学哲学部を卒業。
1988年 来日。間も無く日本語の勉強を開始。この数年後、祖国中国
では反日教育が推し進められる事に。
1989年 天安門事件。石が祖国中国に「精神的決別」を告げるきっ
かけとなる。
1995年 神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に
勤務。
2002年 在日中国人として、評論活動に入る。
2007年 年末、日本に帰化。
中国については最高指導者である毛沢東・トウ小平等を『狂気の権力亡
者・独裁者』、反日に傾倒している中国国民を『中国共産党による虚偽
歪曲捏造歴史教育・常軌を逸した愛国教育に踊らされている』と厳しく
批判している。
中国全国規模の環境汚染や、中国産の偽造品・コピー製品・有害物質入
りの食品・医薬品の氾濫や、中国共産党によるウイグル族やチベット族
といった少数民族への弾圧…などの「祖国中国で現実に起きている諸問
題」についても直視し続けている。
石はまた、中国は「統一大帝国」の時代遅れの「強迫観念」を捨てて、
台湾やチベットやウイグル族の独立を認めた上で、漢民族だけが構成す
る緩やかな「中華連邦」を作るべきとも主張している。
尖閣諸島領有権問題や東シナ海ガス田問題でも、当然のように日本寄り
の評論活動を展開している。
要は、明確な親日反中(反中国政府・反中国共産党)=基本的に日本の
視点から論ずる事をスタンスとしているという事だが、親日といえども、
朝日新聞や大江健三郎(『WiLL 2006年12月号』や『売国奴』)等といっ
た、「中国(共産党)に媚びる、日本のメディアと日本の文化人」には
批判をしている。
難しい中華料理原稿
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渡部亮次郎
中国料理を口にしたのは20歳を過ぎてから、中国の地を踏んだのは1972
年、36歳の時だった。人民大会堂で周恩来首相から接待を受け、ニクソン
大統領は予め断ったという海鼠(なまこ)の醤油煮を生まれて初めて食
べた。
何度も書くようだが、元の八郎潟沿岸で育った私は、魚を生で食べる事
を禁じられていた。肝臓ジストマという恐しい「虫」が居るから、淡水
魚はすべて火を通さなければいけない、と教えられて育った。
しかも八郎潟の鮒や鯰(なまず)は網や釣り針で、只で捕れるから、日
本海の魚を買う必要は無い。つい、刺身や寿司を知らないで育ったわけ
である。
田中角栄首相に同行して北京を訪れた時、沿岸部のごく一部を除いて中
国人も魚の生は食べない事を知った。揚子江(長江)などから捕れる淡
水魚には肝臓ジストマが棲み付いて危険な事を四千年の歴史で学んだの
である。
後年、外務大臣の秘書官になり、トウ小平副首相が日本政府による和食
の晩餐会でいわばメインデッシュたる鮪(まぐろ)の刺身を1切れだけ目
を瞑って食べるのを見た。四川省の山中で育った氏としては、死ぬ思い
だったろう。
しかし、日中間の人的交流が進んだ事もあって、最近では「海の魚は安
全、美味」が知れ渡り、中国人が鮪その他生魚をどしどし食べるように
なった。鮪は日中間で奪い合いになっているらしい。
ところで60歳までは刺身を食べなかったから専ら中国料理を食べたわけ
だが、このことを字にすると大変だ。日本のパソコンには入っていない
字が沢山出て来るからである。最近も北京ダックのことで読者からお叱
りを受けたばかりである。
北京からの報道によると、北京ダックを大量製造するために、ある老舗
が電気オーブンを採用しようとしたところ、大いなる反発を食らってい
るという話だ。
<電気焼き北京ダックに反対76%
北京ダックは老舗の味を守ってー。日刊紙・中国青年報などが市民を対象
に行ったアンケート調査によると、76・8%が北京ダックの伝統的な製法
を改めて電気オーブンで焼く事に反対と回答した。14日付の同紙が報じ
た。調査対象は3066人。
北京ダックの調理法をめぐっては、老舗「全聚徳」が昨年11月の株式上
場に際し、オーブン導入など生産を自動化する計画を発表、論議を呼ん
でいた。
全聚徳の北京ダックは、ナツメなど果物の木で火をおこし、特殊な窯の
中に吊るして焼き上げる製法で有名。調査では、62・8%が電気オーブンの
使用による北京ダックのファストフード化を懸念している。>北京=時
事 産経新聞 2008年1月15日付。
電気オーブンの採用は言わずと知れた北京オリンピックで押し寄せる厖
大な数の客に対応するには致し方ないというところだろうが、市民の反
応はなかなか厳しい。
ところで日本における中国料理店は明治中期、華僑が神戸に開いたもの
が第1号といわれ、その後、横浜でもいわゆる中華街として発展してきた。
横浜中華街は、横浜開港後の幕末から明治初期にかけて、外国人居留地
の一角に中国人が居住したのが始まり。明治4年に日清修好条約が結ばれ
ると、移住者が増加した。現在、中区山下町にあり、200軒以上の中華料
理店が軒を連ね、中国各地の味を提供している。
中国料理は日本の食べ物にも大きな影響を与えた。味噌、豆腐、羊羹、
饅頭、麺類、茶など多くの食品が長い年月の間に日本にもたらされた。
料理自体としては長崎の卓袱(しっぽく)料理やチャンポン、普茶料理な
どが知られる。
第2次世界大戦後満洲からの引揚者が持帰った餃子(ギョウザ)や焼売(シ
ュウマイ)その他の食べ物が人気を呼び、各地に専門の店も生まれて定着
している。出典:「エンカルタ」(マイクロソフト)2008・01・15
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話の福袋↓
◎装備品輸入、統括部門を新設=調達改革案まとまる-防衛省
防衛省は17日までに、防衛専門商社「山田洋行」の水増し請求事件など
を受け、検討してきた装備品調達に関する改革案の概要をまとめた。海
外メーカーからの輸入調達を専門的に扱う統括部門を新設し、企業によ
る不正行為へのチェック機能を強化することなどが柱だ。
輸入統括部門は、同省の装備施設本部に2009年度に新設する方針。公認
会計士、弁護士、貿易実務に通じた商社OBなどの外部専門家も登用し、
輸入調達全般の「司令塔」となる。現在は関連する業務が複数の部署に
分かれ、「非効率でチェック体制も不十分」との指摘があった。
水増し請求事件で山田洋行が海外メーカーの見積書を偽造していたこと
を受け、同省は4月から、商社との契約では海外メーカーの見積書を直接
照会する特約条項を新設。さらに現在は水増し額と同額としている違約
金を増額し、制裁措置を強化する。
また、商社の関与を減らすには、海外メーカーが防衛省の一般競争入札
に参加しやすくすることが必要と判断。英語による広報強化や相談窓口
の充実などを進める。 2月17日15時1分配信 時事通信
◎中国で再び大雪、都市部で停電
【大紀元日本2月17日】雲南省曲靖市で、停電により200万人に影響が出
ており、南西部では大雪のため幹線道路で数万人が立ち往生している。
国営メディアが16日、伝えた。
中国は近年、最悪の電力不足からはいまだ抜け出せず、先月から中央部
や南部において深刻な被害を与えている。数十年ぶりの寒波のため、電
線が氷結の被害を受け、発電所への石炭輸送が阻まれている。
曲靖市行政当局によると、雲南省で2番目の規模である同市発電所の石炭
備蓄も3日間、かろうじて持つ程度で、雪のため道路が不通になっている
という。
16日までに、市内の80%が停電の影響を受け、照明や暖房にろうそくや
灯油を使用しているという。
幹線道路6本が2日間にわたり閉鎖され、今週初めから旧正月を故郷で過
ごした旅客で陸路の利用が増えていることから、3万人以上が足止めされ
ている。
中国当局が14日に明らかにしたところによると、3月末までに寸断された
電線の復旧を完遂させ、電力供給の正常化を図るねらいだという。
数百万世帯が暗闇の中で旧正月を過ごし、食糧や生活必需品などの物価
高騰に直面している。
◎高齢ドライバーの8割「運転に自信」
65歳以上の高齢ドライバーによる交通事故が増えている中、加西市や市
老人クラブ連合会などが六千人規模のアンケートを実施したところ、4
割が視力や反射神経に衰えを感じると答える一方、8割が「運転には自
信がある」と回答した。
高齢ドライバーの過信ぶりが浮かび上がった結果に、同連合会は「運転
に自信があっても、体調の優れないときはバスなどの公共交通機関を使
ってほしい」としている。
兵庫県警によると、高齢ドライバーが起こした人身事故は、2007年で
4390件に上り、10年間でほぼ倍増している。
アンケートは加西市と市老人クラブ連合会、警察などでつくる「高齢者
交通事故防止対策部会」が昨年4-6月にかけて実施した。同連合会の会
員6600人のうち6018人が回答、65歳以上は88・9%を占めた。
結果によると、「車の運転免許を持つ」とする人は74%で、「ほぼ毎日
運転する」とした人は59・9%だった。
「運転中に視力、聴力、反射の衰えを感じたことがある」と回答した人
は38・8%。一方で、81・7%が「運転には自信がある」と答えた。
「何歳まで運転できると思うか」との問いに対しては、「80歳から84歳
まで」との回答が最多の46・3%。75-79歳が24・6%、 85-89歳が16・7%で
続いた。
同対策部会の三宅通義会長(72)は「今後このデータを生かして、お年
寄り宅を訪問し、安全運転の啓発に努めたい」と話している。神戸新聞
(2/17 11:31)