日経新聞については、中国報道の姿勢に疑問を感じる機会が多々ある。 | 日本のお姉さん

日経新聞については、中国報道の姿勢に疑問を感じる機会が多々ある。

【読者投稿】中国人像を日本人に当てはめる日経
 日本経済新聞の市況欄に「大機小機」という短評が掲載されている。2月14日付の記述は「日本人の行動原理」と題しているが、「日本人ほど利にさとい民族も珍しいのではないか。」「見つからなければやってもよい。」「社会の規範やルールも自分の利益に合わなければ裏をかく。」と、
最初から「台湾の声」の中国人論と見紛うばかりの記述が続く。

 もちろん、現代の日本社会に、文中で指摘されているような問題が無い訳ではない。一方、国内市況担当である執筆者が、海外での経験、知識に乏しくとも不自然ではない。しかし、ここまで言い切るからには、
一年間でも中国での生活を体験して、その後でも同じ文章が書けるかどうか、試してみることを勧めたくなる。

 日経新聞については、中国報道の姿勢に疑問を感じる機会が多々ある。その背景には中国体験の不足と、日本人あるいは社会に対する自虐的な発想の連動があるのかもしれない。
香港在住
好田良弘
『台湾の声』 
http://www.emaga.com/info/3407.html