日記
MIOで、もらったボニーピンクのコンサートの抽選券を友達が
くれたので頑張って応募したら、ペアーチケットが当たった。
友達は行く気が無いし、身近な人にボニーピンクのファンが
いないので、一人で出かけた。コンサートと言っても、
ファッションショーの最後に出るだけで、会社の女子は、
「きっと、最後にちょろっと1、2曲歌うだけですよ。」と言っていた。
バレンタインデーの夜なのに、こんな企画をするMIOも不思議だ。
ファッションショーなんて、男性を誘いにくいイベントだし、
本当は、女の子はバレンタインの夜は、ボーイフレンドと食事を
おごってあげたりするのではないのか?(よく知らないけど。)
チョコだけあげたら、ご飯はあげなくてもいいのかな?
ボニーピンクは、大好きだから、1曲だけでもいい!と思って、
全然期待をしないで行ってみた。
行ってみると、なんとMIOは入り口で全員にフランス直輸入の
チョコを配っていたのだ。行ってよかった~。
しかも、全然期待していなかったファッションショーは、
夢のように手足が長いモデルさんたちがかわいい服やきれいな
服を、次々と着こなして見せてくれて、見ているだけで
大満足できた。モデルさんの顔は個性的な人もきれいな人も
いろいろいたが、みんなスタイルがバツグンにいい!
ファッションショーは初めて見たが、とにかく、見るもの全てを
吸収しようと必死になっていた。パンプスやブーツの形や色、
スカーフの使い方、アクセサリーの使い方など、自分に
応用できることがあるのではないかと、くいいるように見ていた。
スタイリストでもないのに、そこまで必死に見ている人など、いないと
思うが、何でも勉強だと思って貪欲になっている自分がいた。
大阪城ホールの真ん中に設置された長い台の上には、
常に3人のモデルさんがでたりはいったりするので、
目がまわりそうに忙しかった。くるくる寿司の店で寿司が出てくる
のを見ているような気分になった。
テンポが速くて、出てきたなと思ったら、もう、長い台の先端に
来ているし、ステージにある3台のj巨大スクリーンには
もう、次に出てきたモデルさんの顔が写っているし、長い台の
真ん中あたりでは、他のモデルさんがステージに戻っていく前に
ポーズを決めている。誰を見たらいいのか分からないぐらい。
途中で、日本人女性のバイオリニストが出てきて演奏をしてくれた。
うっとり聞きほれてしまった。
2曲だけだったがすばらしい演奏だった。来てよかったと思った。
他にも、タップダンサーや、パフォーマーが出てきて芸を
披露してくれた。最後にボニーピンクが出てきて、6曲も歌って
くれた。ボニーピンクの歌を生で聴くのは初めてだった。
ライブのチケットはいつも、申し込んでもとれなかったのだ。
好きな歌手の声をライブで聴けるなんて、一種の幸せだと思う。
ボニーピンクは、いつも車の中で聞いているCDとは、また違う
歌い方で楽しそうに歌ってくれた。こんなに声に力がある歌姫が
日本にいるってステキなことだと思う。幸せな気分のまま家に帰り、
もらったチョコをひとつ食べてみたら、めちゃめちゃおいしいので
我慢できずに寝る前なのに4個とも一気に食べてしまった。
来年も、こんなイベントがあればゼヒ、来てみたい。
普通のファッションショーだと、敷居が高くて参加できないが、
MIOのファッションショーは、普通の人でも気軽に来れる感じだし、
モデルが来ている服もそんなに奇抜な服ではなくて、普通に
着れそうな服をいろんな小物で着こなしてカッコよく見せているの
で、普通に可愛いのだ。全体的ニフォークロア調でバッグは、
大きめで、金色や銀色やキラキラの素材を使った服が多かった。
オーガンジーのスリップドレスに、何段にもフリルをつけたり、
ウエストに幅広のベルトやポイントをつけたミニドレスに
ベストやつば広の帽子をあわせたり、70年代に流行ったような
テイストがあちこちに見受けられた。バックは、大型のものを
型から下げるか、細長い箱型のものを手で持つのが多かった。
細長いスカーフをネックレスのように巻くのは、
まだまだ流行りそう。すそがふわっと広がったミニドレスの下に
ショートパンツをはいているのが新鮮な感じがした。
おしりの下できゅっと縮んでいる長めのストンとしたワンピースは、
モデルさんは足が長いからかっこいいけど、普通の女の子だと
フリフリがいっぱいついた短いスカートを下にはいてあわせると
かわいいと思った。
最後には、女の子たちは、席を立って有名なモデルさんと握手を
してもらって、楽しそうだった。
モデルさんたちを見ていると、同じ女とは思えない美しさ。
人間には、男と女の他に別の美しい種族がいるって感じがした。
本当は、そんなことはないのだが、ステージではモデルは
輝いている。でも、わたしには、最後にあいさつにステージに
揃った出演者とモダルたちの中では、バイオリン奏者の女の子と
ボニーピンクが一番輝いて見えたのでした。