メンツのために4か月も間違いを認めなかった陝西省の林業庁もすごい。 | 日本のお姉さん

メンツのために4か月も間違いを認めなかった陝西省の林業庁もすごい。

ようちゃん、おすすめ記事。↓

▼ギョーザ事件に匹敵するハイテク誤作動事件の恐怖 (大島信三)
2月5日夜に放映されたNHK「クローズアップ現代」は、<ソフトウエア危機――誤作動相次ぐハイテク製品>を取り上げていた。事柄はまったくちがうとはいえ、ギョーザ事件に匹敵するくらいゾッとする話であった。先月、大阪市内を走る特急列車が、本来の線路をはずれ、べつのルートに進入するというトラブルが起きた。方向を決めるコンピューターソフトが、勝手に誤った指示を出していたのだ。

番組によれば、平成14(2002)年以降に起きた誤作動の事故には、こんな例があったという。
ダム――突然、ゲートがひらき、2万トンの水が放流。
自動車――ブレーキの効きが悪化。
新幹線――制限速度を超過して走行。
航空管制――管制部のシステムが止まり、200便以上が欠航。
証券取引所――株の売買システムが停止し、取引不能に。
ガス給湯器――風呂の湯の温度が、設定以上に上昇。
血液検査システム――肝炎ウイルスの感染の有無などを誤って判定。
携帯電話――メール作成中にボタン操作が不能に。
新幹線や航空機などに、もしものことがあったら、たいへんな事態になる。

昨年10月12日午前2時33分、埼玉県のJR桶川駅で、異変が起きた。突然、自動改札機の扉が、一斉に閉じ、動かなくなったのだ。番組は、このときの模様を克明に追跡していたが、そのトラブルは、じつにかんたんなところにあった。


午前3時、自動改札機のメーカーに緊急連絡が入った。トラブルはJRだけではなく、私鉄や地下鉄をふくむ662の駅に及ぶという深刻な事態になっていた。自動改札機メーカーは、社員を主な駅へ派遣するが、自動改札機そのものに故障はなかった。

あと、考えられるのは、ソフトウエアのトラブルだ。自動改札機は、専門メーカーが4年かけて開発したもの。JR、私鉄、地下鉄のどこでも使え、12億以上になる膨大な組み合わせを処理する。そのため、改札機には82万行におよぶソフトウエアが組み込まれている。

調べた結果、なんと、そのうちの、たった1行がまちがっていたのだ。たとえ1行でも、ミスが出れば、すべてがストップする。それが、ソフトウエアのやっかいなところであり、怖いところだ。

ケータイの場合、いまでは500万行のソフトウエアが組み込まれている。年々、さまざまの機能が加えられて、ソフトウエアは複雑、かつ巨大になるばかりだ。これが、ソフトウエア危機の背景にある、と、番組は指摘していた。

現在、深刻なのは、システムエンジニアの人材不足だという。33万人必要なのに、現在は、10万人も不足している。そのため、システムエンジニアたちの多くは、過重な労働を強いられている。納期と利益を優先する経営側の都合で、かれらの一部の労働条件は、極限状態にあり、これが、トラブルを誘発する要因のひとつともなっているようだ。人材不足のため、自動車業界では、共同でソフトウエア開発をおこなっているという。自動車業界は、これでコストをずいぶん節約しているとか。ほかの業界の場合、自動車業界と同じ方法はムリにしても、なんとか可能な方策を考えて、現状打開につとめてもらいたいものだ。

いずれにしろ、いつ、なんどき、ソフトウエアが誤作動を起こし、大事故をもたらすかわからないというのだから、これほど恐ろしい話はない。関係当局は、十分に現状を把握しているはずだから、早急に対策を講じてほしい。

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ようちゃんの意見。↓
★このころは理系不足が目立ちますね。会計士も弁護士も余っていて、自分で開業できない、しても顧客不足で食べていけない事態が起きてる。
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▼死んでも諦めない根性 (先ッチョマン)
中国人の猟師・周正龍は10月3日、陝西省鎮坪県の山間部で野生の華南トラの写真を71枚撮影したと発表し、陝西省林業庁から2万元(約30万円)を得ることができた。陝西省の平均年収はおよそ1万5000元であり、大変な金額の報奨金だ。華南トラは1950年頃には中国全土に4000頭程度いたが、密猟などでここ数十年姿を消しており、いなくなったと思われていたから、中国のマスコミはその"スクープ写真"に飛びついた。

しかし、発表当初から中国のネット上では「捏造だ」との声が上がっていた。どう見てもウソくさい。写真に立体感がなく、公表された写真全てが同じポーズをしているトラを写していた。
誰が見ても実に疑わしい写真で、中国全土で疑問の声が上がったが、写真を撮影した周正龍は「絶対に本物アル」と主張。2万元の報奨金を出した陝西省林業庁も金を出してしまった手前、引くに引けずに「本物に間違いない」などと太鼓判を押してしまった。

しかし、ネット上ではそんな戯言は通じなかった。同じポーズを取るトラの写真が掲載されたカレンダーが見つかり、カレンダー写真を引き伸ばしてパネルにして撮影したものに間違いないという意見が大半を占めた。この件に関し、周正龍だけでなく、報奨金の支払いを決定した陝西省林業庁情報センター主任の関克にも批判の声が中国全土から多く寄せられた。写真は71枚も撮影されたはずなのに、わずか数枚しか公表されておらず、何か裏があるのではないかと疑惑を持たれた。

中国の撮影家協会が写真を鑑定して偽物だと判定し、動物学の専門家らも偽物と断言した以上、陝西省林業庁もさすがに当初の本物であるという主張を貫き通せぬと覚悟を決めたようで、昨日4日にようやく間違いであったことを認めた。野生の華南トラを撮影したと言い張った周正龍は、金のためか名前を売るためにでっち上げをしたのだろう。いや両方のためか。
すぐバレるような写真を撮影し、全国に公表してしまう周正龍の厚顔無恥もすごいが、偽写真にまんまと騙されて報奨金を払い、一度認めたメンツのために4か月も間違いを認めなかった陝西省の林業庁もすごい。

ある意味、この事件は中国の縮図だ。目的のためならどんな偽物でも作る。すぐバレるようなものでも平気。間違いは死んでも認めない。どうしようもなくなったときだけ、仕方なく認める。

端からこのニュースだけ見ると愉快に思えるが、今揉めている中国の毒入り餃子のことを考えると笑えない。これまでに分かった情報を見る限り、毒物はコンテナに詰められる前、工場にあった4日間の間に中国の工場の誰かが入れたとしか思えないが、中国人は絶対に認めないだろう。明確な証拠にはならないからだ。その証拠に、日本人が中国人を陥れるための罠だと主張する中国人も多い。日本でメタミドホスが流通しておらず、入手困難であること、被害地域がバラバラであることなどお構いなし。何だったら、それも中国を嵌めるためだと言うのだろう。

その上、ここに来てさらなる被害妄想を増長させ、日本のマスコミがこの事件を殊更大きく取り上げることによって中国を陥れようとしているなどという意見まで出てきた。
決定的証拠がない限り、中国は死んでも瑕疵を認めないだろう。しかし、日本が動かぬ証拠を突きつけられるとは思えない。結局、どっちつかずになってうやむやにされてしまうのがオチに違いない。中国は黒を白と言い張る根性がある。しかし、日本には相手を追い詰めて厳しく言うような根性はない。うやむやになれば日本の負けだが、多分今回も負けそうだ。

毒入り餃子にしても歴史認識にしても、中国とやり合う日本は負けてばかりではないか。ちょっとは根性を見せてくれ。
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ようちゃんの意見。↓
★日本の政府は日本人の安全など絶対に大事にしない。選挙の時だけ笑顔でお願いしますと言うだけです。医薬品過誤、拉致・誘拐が起きても近隣諸国有効条例の方が国内の日本人より大事なのです! 自分で自己防衛する覚悟が無いと駄目です。国内でも在日や同和部落民の方が優遇されてるのです。
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▼日本船と日本人船員を倍増、海洋基本計画原案は絵に描いた餅? (清谷信一)
日本籍船5年で倍増、資源開発計画も…海洋基本計画原案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080205-OYT1T00039.htm
でもって、「海上輸送に多くを依存する我が国にとって、非常時の海上輸送の確保等の面から問題がある」からそれに対処するために、1〉日本籍船数を2008年度から5年で2倍とする〈2〉日本人外航船員数を10年で1・5倍とするそうです。これを実現するために軽減税制やら恩恵を与えるそうです。
これが絵に描いた餅でしょう。よしんば税金が安くなって日本船籍が増えても船員は外国人のままです。だって人件費が違います。企業は当然人件費の安い外国人船員を使い続けるでしょう。仮に日本人船員が増えても船員組合は戦争協力をしないと言っています。つまり戦時や準戦時において彼らは乗り組を拒否するでしょう。航空会社も同じです。
つまり絵に描いた餅です。海自もシーレーン防衛と行ってきましたが、そのシーレーンなるもの自体が存在していないのです。今に至るまで。

前からぼくは主張しいていますが、海上自衛隊の経験者を船員として斡旋、これを受け入れた企業には人件費を補助し、税金も安くすべきです。その代わり、有事には乗組員ごと船舶の徴用を受け入れることを前提とする。こうすれば有事の最低限の輸送を確保できるし、海上自衛隊OB(これに海保のOBも加えてもいいと思いますが)の再就職先を確保できます。しかも防衛産業に天下りを減らすことができれば、それは防衛装備調達費の削減にもなります
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ようちゃんの意見。↓
★海上乗組員と言う仕事は。陸上勤務の数倍、多忙で過酷です。それに長期航海に狭い空間だから、協調性も必要だが、各人は、独特の守備位置での任務があれば、勤務シフトも、深夜勤務が直ぐ回ってくるし、「ワッチ」と言う見張りもある。 4食食べるシフトになってるし、病弱な者には勤まらない。陸上まで病気になっても救急車は無い。身体剛健な者しか選んでない。

退職した海上自衛官の再雇用が  一番船員の充足には適してる。でも国内の小さい遊覧船や、東京湾、名古屋湾なのどの、海上交通の込み合ってる水路には結構退役自衛官が仕事してる。