歴史教育と公の精神=日本再生  | 日本のお姉さん

歴史教育と公の精神=日本再生 

私見時事論談 ▽▼              by hideおじさん
☆ 歴史教育と公の精神=日本再生 


国の根幹のひとつである「歴史」を重要視しないということでは

繰り返すようですが、「公」の精神が生まれるとは到底思えません

現代の若者だけでなく、私を含め戦後教育を受けた人間全てにおいて、

マナーの悪さやモラルの欠如云々を云われますが、元をただせば

「公」の精神を育む環境や教育が損なわれているからだと思います。

その損なわれた教育のひとつが「歴史」教育ではないでしょうか。

偉そうなことをいうようですが、歴史というものは、時代・時代で

独立しているものではなく、そうなるべき理由が存在し、続いていく

ものだと理解しています。

そして何故「歴史」教育が重んじられるかというと、「歴史」というのは

「その国」を信頼する為の教育だと思うからです。だからこそ何れの

国でも「歴史教育」が重要と考えられているのだと思います。

現在の日本の歴史教育では、日本の歴史を否定するような記述が

溢れていますが、これでは国民に「日本を信頼せよ」といっても

無理な話です。国家を信頼できない教育では、とうぜん国を大切に

しようなどという気持も起こりませんし、マナーやモラルだって

育つとは思えません。

国家を信頼しないから政治にも無関心になるし、公務員にしろ

国会議員にしろ目先の利益ばかりでお茶を濁してしまう。

「湾岸戦争」で、日本人がクウェート国内で人質のようになりました。

当然日本国としてこの日本人を助けるべきなのですが、憲法9条が

枷となって自衛隊の飛行機を出すことができませんでした。

その結果、お金を出してフランス軍の飛行機で助けてもらったという

醜態をさらしたのです。

ーーー世界中から嘲笑を受けたのは当然です。

国家は、どんなことをしても自国民を助けるのが当然ですし、それが

義務であり、だからこその国家であるはずです。

どんなことをしても自国民を守ることが国家の役目であるにも係らず、

自前では何もできなかった日本。これでは国民に信頼せよと

いっても無理です。北のならず者国家に自国民が拉致されても、

助け出すこともできない国家に成り下がった日本。

「話し合いで解決すべき」と訳知り顔でいう評論家、もともと

「話し合い」が通じる国であったら、犯罪である拉致などはしない

でしょう。

国民を助け出すことより憲法を大切にする日本、国として最も基本的

責務を果たしていないなどというのは本末転倒ではないでしょうか。

結局、日本という国を信頼できないから、国民は個人の利益にしか

目が行かなくなる。会社の利益しか考えなくなる。

偽装や詐欺まがいの事件が多くなるのは自然の成り行きといえる

かもしれません。

「国益」とはいうものの、単なる損得勘定だけでしか価値判断を

しない日本。

「国益」というのは、金勘定だけでなく、プライドでもあり、面子

でもあるでしょう。なによりそこに日本としての正義がなければ、

国民に信用される「国益」が生まれるとは思えません。

戦前のことはとやかく言われますが、少なくとも今より国民は

国家を信頼していたと思います。選挙をひとつをとっても、投票率の

高さは今と比べものになりません。

現在のような選挙制度ではないものの、衆議院選挙においての

投票率は低くても70%後半、90%を超えることも珍しくありません

でした。それが、戦後歴史教育のレベル低下に伴うように

選挙投票率も下がっていきました。

因果関係を選挙投票率に求めるのは無謀かもしれませんが、

少なくとも戦前の日本人は政治に対して無関心ではなかったことは

いえるでしょう。

それは、自分の国に対する責任を理解していたからだと思います。

だから国も国民の信頼を裏切らないよう、あらゆる方策を取って

いたのではと思います。
不幸にして先の大戦に敗れはしましたけれど、「国民の国への

信頼、国の国民への責任」というのは、戦前・戦後に関係なく

持ち続けなければならないものなのではないでしょうか

それを教える教育こそが「歴史」なのではないかと思います。

「国民と国家との相互信頼」などというと「国家主義」というように

批判されるかもしれませんが、民主主義、社会主義に関係なく、

「国家」の基本は国民と国との信頼関係がベースです。

日本の場合、戦前においては、国と国民の信頼関係を強固にする

その、そのシンボルとして「天皇」が存在したのではないかと推測

します。

次回は、その「天皇」について考えてみたいと思います。


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コメントボードに頂きました感想。

lonsome carboyさん」

雑種である日本人のルーツ、興味深いですね。因みに私は手足が

長く目鼻立ちが大きく、どちらかといえば「濃い顔」をしています。

中東系でしょうかね?

先日、靖国神社を参拝しようとした80代の男性が中国人に突然

襲われ、仲裁に入った男性もろとも軽症を負いました。逮捕された

犯人は、中国の自動車会社の重役だそうです。社会的地位の高い

人間がこのような行為に及ぶとは、世界広しといえども見当たりません。

本国のネットでは英雄扱いだそうですが、他国の神聖な場所へ来て

高齢者にこのような暴力を振るう行為が、咎められるどころか英雄視

されるというのは呆れたものです。中共の教育のせいなのか、

はたまた元々のDNAに強い残虐性が含まれているのかとさえ

思ってしまいます(通州事件などの例をみても)。

(チュウゴク人は)日本での外国人犯罪率で、国籍別断トツ1位なので

この程度の瑣末な事件は取扱いが小さいのかも知れませんが、

内容を考えるとこれは非常に大きな問題と思えます。

中共政府は、日本人の反応がどの程度かを測っているのかも

しれません。一歩退けば一歩踏み込んでくる、そういう国柄ですから。

産経新聞以外での報道がなかったのが残念です。