原因不明の難病ヒルシュスプルング病類縁疾患の宗太郎にどうか力を | 日本のお姉さん

原因不明の難病ヒルシュスプルング病類縁疾患の宗太郎にどうか力を

原因不明の難病ヒルシュスプルング病類縁疾患と闘い、米国での移植手術を待つ小学2年各務宗太郎君(8つ)が29日、厚生労働省で記者会見し、渡米のため募金への協力を求めた。
 生後ほとんど病院で過ごしてきた宗太郎君が公の場に出るのは初めて。宗太郎君は「(移植を受けたら)ハンバーガーとフライドポテトが食べたい」と話し、名古屋市在住の母優子さん(36)は「生きるのに必死な宗太郎にどうか力を」と訴えた。
 宗太郎君は生後1カ月半で同疾患と診断された。胃から大腸までが全く機能せず、体重は11.5キロと2歳児ほどしかない。6回にわたる手術に加え感染症を併発、何度か危篤状態に陥った。移植を受けられるまでに回復したが、担当医の岩中督東大医学部教授は「多臓器移植を受けないと、あと1年は生きられない」と話している。
 募金は目標額の1億2000万円まで8000万円余り不足している。問い合わせは「そうたろうを救う会」(名古屋市)052(932)1393。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008012900837