米空母の報復    時局心話會代表 山本善心  (重要です。) | 日本のお姉さん

米空母の報復    時局心話會代表 山本善心  (重要です。)

【論説】米空母の報復
                     時局心話會代表 山本善心



 米海軍の空母キティホークと空母戦闘群8隻が香港への寄港を

申請したが、中国政府に拒否された。

翌日になって寄港は許可されたが、キティホークは入港せず、

11月23日、そのまま母港である横須賀基地に向かう途中、
台湾海峡を北上した。米空母の台湾海峡通過は96年の

中台危機以来である。

 台湾の消息筋によると、米空母の航行に際し中国海軍の

ミサイル駆逐艦が28時間追尾し、厳戒態勢が強化されたという。

米海軍当局は“天候による理由”としたが、米空母の台湾海峡通過

は中国海軍への牽制であり、有事の際は台湾関係法により

台湾を守る姿勢とシグナルを示すものであった。



 台湾海峡に出現したこのキティホーク戦闘群は、中国にとって

青天の霹靂である。

米中双方の対峙は25日まで続いたが、在日米軍のP3C哨戒
機と艦載機が発進して上空から護衛した。
もし戦闘状態になれば、

今の中国海軍では手も足も出ない、強力な力の差をまざまざと

見せつけられるものだった。

これは入港拒否に対する米海軍の報復である。


寄港拒否に米国怒る


 キーティング米太平洋軍司令官は中国のとった処置について

責任ある国家の行為ではなく、困惑している」

「平和と調和を提唱する国の行為ではない」と強く批判した。

 さらに米国のブッシュ大統領も中国の楊潔?外相に不快感を

伝えている。
米国防総省は駐米中国大使館の趙寧武官を呼び、厳重に抗議。

米国のマスメディアには、今回の中国側の処置に対して全般に

否定的な論調が見られた。

 米誌ワシントン・ポスト(11月24日付)は、米空母の入港拒否は、

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に米国議会が

最高勲章を授与したことに対する中国側の抗議と報じられている。

ダライ・ラマ14世は11月15~23日の日本滞在中、

中国政府によるチベット人への圧迫が強まり、緊迫状態にある」と

述べた。

欧米諸国は中国の人権抑圧に懸念を抱いている。


米空母の次なる標的


 中国が軍事力を背景にしてアジアの覇権を唱えることに、

周辺諸国は脅えている。

軍拡と威嚇を武器にして、前近代的な覇権主義による国盗り物語が
演じられようとしているからだ。緊迫した台湾情勢の中で、米空母の

存在とその力は中国を牽制する強力な手段となり得ている。

 米国の国防計画によると、米国は11隻の空母、護衛艦と艦船、

10のウイング(飛行中隊)を持っている。

仮に台湾海峡で戦争が起こるとしたら、6隻の空母と500機の戦

略爆撃機(F-18)が台湾海峡に集結し、一挙に目的地に飛び立つ

との報道があった。さらに中国の各都市や軍事基地、陣地に爆
撃を加えるというものだ。

 米空母のキティホーク一つを例にとっても、E2C電子偵察機と

艦載機が同乗、空母から発進して数百㎞周辺まで、中国の軍事

状況を瞬時に空母のレーダーに集めることができる。

しかも6隻の空母から4000発近いミサイルが発射できるが、1

0mの誤差もない高精度の命中率だ。


アジア海上路を狙う中国


 米国は迎撃ミサイル・パトリオットの改良型を台湾に売却した。

中国は台湾に向け1000発近いミサイルを配備しているが、

改良型ミサイルは1回の発射で20発以上のミサイルを撃ち落とす

ことができる。これは台湾にとって強力な味方だ。

 一方、中国海軍の潜水艦増強が、日本・韓国・台湾に脅威と

制約を与えている。

日韓台は自由と民主主義、人権という同じ価値観を持つ同盟国であ
り、米国に利権をもたらす仲間だ。中国の軍拡と野心を牽制する

義務と責任が、米国に問われている

 このままでは西太平洋からインド洋、マラッカ海峡などの海域を

中国が独占し、将来海上路が封鎖される可能性が高い。

中国がアジア全域の海域を独占すれば米国の影響力が薄れ、

米国が軍事的にアジアに入り込むのが難しくなる。


空母ロナルド・レーガン


 2006年、米国の最新鋭空母「ロナルド・レーガン」がマラッカ海峡に

姿を現した。これは中国の海軍力増強に対する牽制である。

中国が西太平洋、インド洋、東シナ海、南シナ海を制圧した場合、

石油や原材料の輸送が制約を受けよう。

かつての日米戦争も、日本がこの海上路を米軍に封じられ
石油が断たれたから起こった戦争であった。

 空母「ロナルド・レーガン」は約10万トン、乗組員6000人以上、

船体の建造費約1兆1000億円、ITや戦闘機、護衛駆逐艦、

巡洋艦、潜水艦など全部合わせると11兆円以上と見られている。

この空母の破壊目標は海の敵よりも敵対国の地上都市や

軍の重要施設、基地であり、本格的な戦争になれば

空母1隻で中国全土を何回も火の海にするくらいの破壊力がある

これはイラク戦争で既に立証済みであり、精度の高い米空母の

威力が記憶に新しい。

 今後世界の平和と安全を米国の空母が監視することになろう。

中国の覇権主義が日本の近海を脅かしているが、米国も中国の

軍事力強化に懸念を示している。

中国に利益があるうちは、米国政府も中国サイドに立って台湾を

コントロールするものの、利害がなくなれば、米中関係は敵対関係に
早変わりしよう。


台湾、南沙に軍事基地


 1946年から台湾が実効支配する南シナ海のスプラトリー島

「太平島」(約48万平方メートル)に、1150mの滑走路と

軍用空港が完成した。例によって領有権を主張する中国に対し、

台湾は兵員も駐留させる予定である。

航空燃料補給基地など付帯施設を整備しており、ミラージュ戦闘機、

国産戦闘機、早期警戒機E2T、ミサイルなどを配備し、ここが

中国に対する軍事拠点となるのは明らかだ。

 台湾の李天羽国防部長(国防相)は、南沙の「太平島」建設、

ならびに実効支配について台湾系メディアや講演会でアピールして

いる。このニュースは当初韓国の朝鮮日報が発信し香港の明報に

掲載されたが、当初日本のマスメディアでは扱われず、

中国メディアも沈黙状態だ。

 それに対して香港紙・明報(11月20日付)によると、中国

海南省政府は南シナ海一帯の一括した支配権を獲得するため、

新行政区として「三沙市」と名付けた。

三沙市は南沙諸島、西沙諸島、中沙諸島ほか約260の島(総面
積200万平方㎞)に領海などを加えた、広大な行政区域だ。

1970年代から中国、台湾、ベトナム、フィリピン、インドネシア、

ブルネイ、マレーシアがこれらの領有権を争っている。


中台、軍事力の誇示


 10月10日台湾の「双十節」では、16年ぶりに軍事パレードが

復活した。
強まる中国の圧力に対して「国民の自主防衛の意志と決意を引き

上げる」と陳水扁総統が提言。

ここで最も話題に上ったのが、上海や北京、香港まで
射程に入る台湾型「雄風2E型」巡航ミサイルの公開である。

しかしミサイル公開は中国を刺激するので展示を見送るよう、米国が

台湾を牽制した。

 中国も黙っていない。11月26日、サルコジ仏大統領は

胡錦涛国家主席と北京で首脳会談を行い、EUの

対中武器禁輸の解除に踏み切るとの考えを示した。

フランスは第3世代原子炉2基、エアバスA320型とA330型の

計160機など、総額3兆3000億円の商談を成立させた。

 さらに香港フェニックステレビは、中国が米国に到達可能な

ステルス型戦略爆撃機を自力開発したと発表。こ

れは1994年から西安の軍需工場で生産されたものである。

衛星誘導の核弾頭を搭載するステルス型戦略爆撃
機「轟8型」は実戦向きで、米国にとって脅威だ。


日本の変化でアジアが変わる


 ここにきて中国は対日融和政策と微笑外交を展開。日中間の懸案

事項である東シナ海ガス田問題は、3月の胡錦濤主席の訪日までに

解決したいと考えている。すでに安倍内閣では、胡政権と昨年秋

までに解決が取り決められていたものだ。

日中共同ガス田開発と漁業補償交渉問題は、福田内閣
でも引き継ぐことが予定されている。

 福田内閣は外交問題で毅然とした強硬姿勢と、国益を追求する

姿勢が見られない。あくまで「相手国の嫌がることはいたしません」と

の態度では外交不在となるのは当たり前である。

 中国はアジアを支配下に置き、米国をアジアから追い出そうとする

動きが明白だ。

その前に台湾を併合し、日本を従属国にするという中国の戦略は着
々と進行中である。さらにブッシュ政権はネオコングループ(強硬論)

からリベラル派(対中融和)に移行した。

日本を取り巻く国際環境は、さらなる厳しい
局面が迫りつつある。

台湾の声:


日本のお姉さんの意見。

サルコジさん!知らない間にチュウゴクに武器を売ってたんですね。

よけいなことをしやがって。おっと。感情的にブログを書いてしまいました。

チュウゴクには、もっとロコツにアメリカに対して牙をむいてもらいたい。

その方が、アメリカも、チュウゴクに対して厳しくなるし、

日本と台湾が大事だと分かるから!

チュウゴク軍は考えが浅いですね。

中央政府が、アメリカの船を香港に寄港してもよろしいと言っているのに、

わざと中央政府に逆らって嫌がらせをしたんでしょう?

アメリカは、日本よりも、気概があるから、

チュウゴクの態度にむかついて台湾海峡をワザワザ通って

デモンストレーションしたんですよね。

日本よりは、アメリカはまだマシな国だ。

日本は、アメリカの子分で十分だと思った。

悔しかったらちゃんと、軍隊を持てば?

軍隊を持たずに、アメリカに逆らうことはできないし、アメリカ軍に

日本から出て行けということはできない。丸裸で日本は

自分の国を守れないでしょう。核を持っていないのに。

チュウゴクと北朝鮮とロシアは核を持っているから、それで

脅されたら日本は言いなりになるしかないじゃん。

だから、アメリカを嫌っている人は現実的ではないと思う。

(いろんな意見があると思うけど、わたしはブログでは

 自分の感情のままに書いています。)

http://www.emaga.com/info/3407.html

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