飼い主が泣き叫びながら役人にやめてくれと懇願する前で、頭に棒きれを振り下ろされて撲殺
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼中国には住めない (先っちょマン)
2006年7月25日から6日間、中国の雲南省牟定県で大規模な犬狩りが行われた。同年1月から7月の間に、人口20万人の牟定県では狂犬病感染による死者が3人出ていた。中には4歳の幼い子供も含まれていて、問題視されていた。それを受け、牟定県の役所は警察犬や軍用犬などの公用使役犬を除く県内全ての犬を皆殺しにするよう命令を出した。その数50546匹。文字通り、犬一匹残さない、世界でも類を見ない皆殺し命令である。
当初、牟定県は狂犬病の予防接種をすることで狂犬病対策を取るはずであったが、うまく集まらなかったり、その間に人が噛まれる事件が起こったため、手っ取り早く済ませるように犬の皆殺し作戦に変更された。同県は公安局長をリーダーとした犬狩り専門チームを結成し、各家庭を回り犬を差し出すよう人々に指示をした。しかし、ペットや食用犬を大人しく処分させる人が多いはずもなく、公安局は町中で銅鑼を叩いたり爆竹を鳴らすなどして大きな音を立てた。それに反応した犬がワンワン吠えているところに踏み込み、犬を次々と捕まえていった。散歩中に捕らえられた犬や、車で県外に移動中に見つかって捕らえられた犬もいた。
捕らえられた犬たちは薬殺されることもあったが、飼い主が泣き叫びながら役人にやめてくれと懇願する前で、頭に棒きれを振り下ろされて撲殺されることも多かった。
飼い主たちには補償金と銘打った5元(約75円)が支給されたという。この雲南省牟定県の犬の皆殺しの翌月には、山東省済寧市でも大規模な犬狩りが行われた。済寧市で2006年1月からの7か月で16人もの人が狂犬病で死亡したことが理由で、済寧市には50万匹の犬が飼育されており、このうち、狂犬病が発生した地域半径5キロ以内にいる犬は殺処分、半径5キロ以上15キロ以下にいる犬は強制的ワクチン接種が行われた。どれだけの犬が殺されたか明らかになっていないが、数千匹から1万匹程度が殺されたらしい。
中国のこの原始的対応には恐れ入る。いくら年間2500人もの中国人が狂犬病で死に、中国の法定伝染病の約2割が狂犬病であるという由々しき事態であるとはいえ、この非人間的な解決方法には身の毛がよだつ思いがする。外国から散々バッシングを受けたため、今では撲殺作戦はなりを潜め、畜犬登録と狂犬病予防接種を義務づけるなどする地域が増えた。それでも一向に狂犬病は減らない。登録料の高さ故、未登録で飼い続ける中国人が主な原因だが、恐ろしすぎて笑えない話もある。予防接種を受けた犬が狂犬病にかかることもあるのだ。どういうことかと言うと、獣医が儲けるために水で薄めた狂犬病ワクチンを打ったり、偽造ワクチンが出回っているからである。
中国人は、自分たちで作った偽物によって国を滅ぼしてしまうことになるだろう。産経新聞北京支局の川越一記者が、北京市内で子犬に足下を噛み付かれたとコラムに書いていた。幸い傷はなかったそうな。しかし、もし傷でもあれば、どうなるか分かったもんではない。飼い主がちゃんと狂犬病の予防接種を犬に受けさせているかは分からないし、やっていたとしても偽ワクチンなら無駄だ。
中国は恐ろしい。食うものはないし、そこらにいる動物は病気だらけ。病気を予防したり治す薬は偽物。中国などで仕事をしたら、寿命が何年か縮まるに違いない。下手すると命を落としかねない。私が働く会社では、何人かが中国に在住して仕事をしているが、万が一中国勤務を言われても、頑なに断るようにしよう。
私のような気の小さな男は、中国で住むのは向かない。また不安症を再発し、精神科医の世話になるに違いない。その上、その精神科医も出される薬も偽物だった日にゃどうなることか。おーこわ。
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▼セカンドライフの提灯持ち (先っちょマン)
マスコミの盛り上がりとは対照的に、過疎化が叫ばれて久しいセカンドライフという詐欺的なインターネット虚業サービスを、未だに産経新聞が記事にして紹介している。
ネット上では完全に「終わっている」と評判のセカンドライフであるが、新聞を中心とした一部メディアは、どういうわけかこの期に及んでもセカンドライフの宣伝と売り込みにご執心だ。セカンドライフが未だに人気があるなどと思っているのであれば、どんな感覚してんだと思わずにいられないし、広告代理店とグルになって流行しているかのような記事を掲載しているのであれば、マスコミの風上にも置けない。
実際はどうかは知らんが、新聞にセカンドライフの記事が掲載され、もてはやされる度にニヤニヤしてしまわずにいられない。「北朝鮮を地上の楽園です」と宣伝し、在日朝鮮人やその日本人配偶者を何十万人も北朝鮮に送り込んだ朝日新聞みたいだからだ。
スケールは小さいし、仮想空間でのできごとだし、実害もそれほどないが、それでもマスコミが囃し立てて誰かがそれに乗るんだとしたら、構図としては同じである。
今日、イザに掲載された記事がこれ。
・【イザ】 セカンドライフで歩く“もうひとつの「宮城」” (1/15)
この記事を書いた、パソコン音痴を自称する渡部一実記者を私は知っているような気がする。直接の面識はないが、この記者は2004年に中央大学法学部を卒業した人で、中大生時代に「北朝鮮に拉致された中大生を救う会」なる会の代表をしていた人物ではなかろうか。中央大学は拉致被害者の蓮池薫さんが在籍した大学であり、渡部一実なる人物は、大学生で会の代表をしていた時分に帰国して間もない蓮池さんと面会するなど、当時は結構なニュースになった。その功績が称えられ、産経新聞の記者になれたのだろうか。そしてしばらくは新潟支局にいたらしい。それが今では慣れないパソコンを駆使してセカンドライフの提灯記事を書いているのだから、学生時代にやっていたことなどクソの役にも立たないといういい例だろう。まあ、本当に同一人物かどうかは部外者の私が知るよしもないが、多分本人なのだろう。
そんなことはどうでもいいので話を戻す。
セカンドライフは、気持ちの悪いアバター同士のバーチャルセックスやカジノばかりが盛り上がり、犯罪の巣窟の様相を呈してきた。その上、何をするにも金がかかるためユーザー離れが進み、新聞に載るような一般の場所は過疎化が加速している。
今日発売の週刊アスキーで、唐沢なをきが漫画「電脳なをさん」にてセカンドライフをテーマとして扱っていた。「電脳なをさん」は見開き2ページの漫画で、ソニーのへっぽこ製品や熱烈なマック信者をシニカルに笑い飛ばす漫画や、わざとお下劣に描いた漫画など、週ごとにいろいろな時事的テーマを扱っていて面白い。
セカンドライフをテーマにした今回の漫画では、登場人物が寂れた町を歩く。建物に掲げられた企業の看板だけは真新しく、よく目立つ。人っ子ひとりいないと思われた町で、登場人物は見知らぬ人に出会って訳を聞く。すると、「過疎化が進んでこのようになってしまった」と教えられる。
それを聞いた登場人物は、やらせでも何でもいいから、もっと萌えキャラの女性ユーザを増やせばいいと提言するが、その人から「そんなことをしたら、"ときメモオンライン"のようにネカマだらけになってしまいます」と諭されたという話。
ある程度事情を知っている人でないとさっぱり分からないだろうが、セカンドライフの現状をよく表していると思う。過疎化が進むセカンドライフを救うにはエロしかない。しかし、皆が好むような外見のキャラを増やし、女性ユーザを誘ったとしても、来るのは出会いに必死な男をからかうためのネカマだけになったりするのはあり得る話だ。新聞は無責任にセカンドライフを持ち上げている場合か。もっとセカンドライフの負の面も紹介しないと、初心者ユーザがセカンドライフで詐欺に遭うなど散々なことになるのは目に見えている。少なくとも、不快な思いをするのは間違いない。
新聞はそのような犯罪や粗悪なサービスのお先棒を担ぐつもりなのだろうか。
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■唸声上海/上海・杭州リニア、反対は健康なのお金なの?
【RecordChina1/14-リニア反対の住民デモ激化、市政府は沈静化に躍起】
2008年1月13日、上海市政府の報道官は問題となっている上海・杭州間リニアについてコメント、沿線住民は理性的に意見を表明し社会の秩序を守るようにと要望した。中国新聞社が伝えた。2010年の上海万博に向け、現在市内と空港とを結ぶリニア建設の延長が計画された。しかし、騒音や磁気による健康被害が不安視されることから住民の反対運動が起き、工事は一時中断されていた。今月、一部を地下鉄化するなどの変更プランと環境アセスメント報告書が発表されたことに住民が反応、12日と13日に市中心部でデモが行われた。参加者及び外国人カメラマンなど100人近くが拘束されたと見られている。市政府は現在、沿線住民の意見聴取を実施していると発表、合法的な手段を通じて意見を表明するように求め、事態の沈静化に努めている。(翻訳・編集/KT)
◇唸声コメント
電磁波による健康障害を反対の理由にしているが、根本は立ち退きとマンションの価格が下がること。きっと、こちらの方を恐れている。健康障害をデモの理由にしていたら、毎日デモをしても追いつかない。通常は駅ができれば土地の価格が上がるが、リニアの場合は駅を多くしては短時間走行のメリットがなくなってしまう。つまり、リニア沿線は単に通過となり、騒音に悩まされるだけとなる。
リニアは浮いているので静かだと思うのだが、上海リニアは時速200kmを超えると騒音が明らかになると言う。空気抵抗の問題か???電磁波の問題も騒がれるほどのことなのか?もし、リニアの電磁波問題があるとするならば、中央リニア新幹線はどうなるの?リニアは金がかかりすぎるので、上海CRHを整備した方が国家予算を節約できる。リニアでは上海・杭州間は28分(150元?)、はやて型CRH2であれば68分(64元1等、54元2等)とリニアの時間は半分以下だが、運賃は倍以上、これでは利用者はどちらを選ぶのか?さらにCRHは時短が可能だ。計画は出したものの引っ込みがつかないので、当局は住民の反対でやめるつもりではないの?写真の中にサクラさんは居ませんか?(手前の笑っているおばさん怪しい)
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■唸声中国/アパートのベランダで金儲けのために豚を飼う中国人
豚肉の価格が上がっているので自己防衛策で豚をベランダが飼っていたのかと思いきや、このまま価格が上がれば、確実に儲かるからと言うのが飼っていた理由。去年の6月に子豚で買ったときの価格は8.2元/kg、現在は17元/kgと倍以上、もっと太らせてと皮算用していた矢先の退去命令だった。このアパートには17室あるが、とにかく豚の糞で臭くて仕方がない。住民からの苦情で駆けつけたのが、市民の嫌われ者の城管、1時間半後に飼主の蘇廷山が現れ、三日以内の改善を受け入れた。もし、飼い続けていれば罰金200元、そして豚は強制執行で没収されることになる。と言うことで「ブランド豚」ならぬ「ベランダ豚」は既に解体されていることだろう。しかし、臭いは簡単に消えるものではなく、このアパートはベランダ豚アパートとして、有名になるかもしれない。加えタバコの蘇廷山、きっと何か考えている筈だ。
黄文雄氏の「ジョークでわかる中国の笑えない現実」から豚のジョークを抜粋する
貧乏なときは豚を飼う、金があれば犬を飼う。
貧乏なときは家でお茶漬けを食べる、金があれば料理屋でお茶漬けを食べる。
貧乏なときは道路で自転車に乗る、金があれば室内で自転車に乗る。
貧乏なときは妻が秘書を兼ねる、金があれば秘書が妻を兼ねる。
【IZA1/13-中国の男性、自宅アパートで食用ブタを飼育】
豚肉価格が上昇を続ける中国で、南西部に住むある男性は自宅アパートでブタ3匹を飼育している。地元メディアが伝えた。重慶晩報によると、四川省・大足に住む食肉処理業者のこの男性は、昨年6月から自室のバルコニーでブタを飼育。男性の妻は同紙に対し、豚肉需要がピークを迎える来月上旬の旧正月に向けて、体重100キロに育ったブタを販売する計画であると明かした。昨年12月の豚肉の小売価格は500グラム当たり前月比6.4%高の13.69元(約200円)に達している。また、新華社は10日に記事を転載。アパートのほかの住民からは「ブタが昼も夜も鳴く」との声が上がっており、においに対する苦情を伝えた。別の住民は外出時、ブタのにおいをごまかすため着ている衣服に大量の香水をつけていると述べた。
地元当局は男性に対し、3日以内にブタを退去させるよう命じている。(ロイター)