おすすめ記事(二回目) | 日本のお姉さん

おすすめ記事(二回目)

ようちゃん、おすすめ記事。↓重要なのでもう一度、

しつこく掲載します。

▼国家破産詐欺商法の小休止と次のターゲット(ダイヤモンド社)
筆者の記憶では、2005年頃まで、書店の経済書コーナーには日本経済破綻の可能性を訴える書籍が多数並んでいた。議論のパターンは、おおむね3つあった。
1つは、金融機関、特に銀行が不良債権によって経営破綻し、預金の封鎖と一部切り捨てが行なわれるというものだった。
もう1つは、国家財政が破綻し、やはりその穴埋めのために国民の預金が一部没収されるような筋書きだ。
少し後には景気回復の兆しが出てきたこともあり、日本の財政赤字がハイパーインフレにつながるという筋もあった。
いずれでも、預金や現金のかたちで貯め込んだおカネは「紙切れ」になると警告されていた。これらの書籍が提示する解決策は以下のようなものだった。
(1)著者の主宰するセミナーでの勉強、
(2)海外プライベートバンクへの資金委託、
(3)海外不動産投資、
(4)金投資、などだ。多くの場合、親切にも、解決策のための連絡先が巻末付近に書かれていた。読者はすでにおわかりだろうが、日本経済の破綻を語る書籍とその著者の活動は、健康に関する脅しをサプリメントなどの健康食品の販売に結び付ける商売や高額な「霊感の壺」を売りつけるビジネスとよく似ている。
相手を脅して不安にさせて、解決を与えるかたちで商品やサービスを売り込むのだ。もっとも、世の中は単純ではない。プライベートバンクを通じてヘッジファンドなどに投資した人は、これまでにかなり損をした可能性があるが、最近急騰した金に投資した人などは、「結果的に」大いに儲けたかもしれない。しかし近年、こうした「脅しのセールスマン」にとっては、状況が困難になってきた。まず、公的資金投入に次ぐ景気の回復もあり、日本のメガバンクの財務状態は快復し、公的資金を完済したうえで、さらに自社株買いを検討する会社さえある。
また、国際展開の遅れがかえって奏功して、サブプライム問題による損失も軽微だった。銀行預金の切り捨てには、目下、現実味がない。
日本の財政赤字は拡大を続けているが、国債は大半が国内で消化されており、しかもごく低利でもすぐに買い手が付く。
外資系の格付け会社による日本国債の格付けはAAとかAのままだが、信用を失ったのは、多くのサブプライム証券化商品の発行時にAAAを付けていた格付け会社のほうだった。また、原油など一次産品の商品相場には高騰したものが多いが、消費者物価レベルではインフレになっていないし、まして、現金が「紙切れ」になったわけではない。
低成長であったり、株価が米国のサブプライム問題のとばっちりを受けたりしていま一つパッとはしないものの、日本の金融資産の価値は安定している。
この事実は、将来、同様の手口に引っかからないために記憶する価値があろう。
日本の預金も国債も、将来が「絶対」と言えるだけ保証されているわけではないが、事情は海外の金融資産や実物資産でも同じだ。
日本経済破綻の脅しをテコに大衆から多大な資金を引き出すビジネスモデルは、幸い小休止を余儀なくされている。それでも、金融商人たちがビジネスを諦めたわけではない。


筆者の見るところ、新しいカモ候補は「日本版国家ファンド」だ。


一部の政治家とお調子者たちを上手にたきつけて、兆円単位の運用資金を引き出そうとしていて、油断がならない。国家ファンドがなぜどの程度ダメなのかは、本サイトの連載「山崎元のマルチスコープ」で取り上げたので、ご興味のある方は参照されたい。
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ようちゃんの意見。↓
★大前研一を筆頭に大ブームでした。あれも「霊感商法の変種」とは言い得て妙。今では、「ブック・オフ」でこれらの経済書は100円ですね。私も買ったけど、出始めの定価が¥3,200だよ。それと中国やヴェトナム、インドなどアジア株のお勧めも同様です!次はNHkテレビでも大宣伝の、「日本版国家ファンド」ですか・・!「中国の国家ファンド」「アラブ首長国のドバイを中心として作られたオイルマネー利用の国家ファンド」の紹介は2夜連続でしたねー。投機というギャンブルにのめり込むのは国民性もありますが、一攫千金を信じないし宝くじも大嫌いな私には無関係ですが、実はよく注目して見てるんですよ。穀物相場とかレアメタルなど特定銘柄の値動きは非常に面白い!ネットで覗けるので、見物する位は勝手ですから、 見てます。しかしその動きを見てジャレかかる猫科動物では無いので・・・。 猫はパチンコが好きとか言う書き込みを見た事があります。パチンコ屋さんにペット連れてきても、良いのかね? 玉の動きを猫は手を出して取ろうと夢中になってて、大人しく一緒にパチンコが出来るらしい?(全く困った現象です)