日記
昨日は、起きたら8時を過ぎていた。九連休だから、生活のパターンを
乱したくない。規則正しい生活をしたいと思っている。
でも、目覚まし時計が無いと、6時45分には、起きることができないんだな。
朝、起きて何気なくテレビを付けて、パソコンを開けたけど、
何にもする気がなかった。ただ、のんびりしたいなと思った。
それで、昼すぎまで、ダラダラとご飯を食べたり掃除したりし、猫と遊んで
過ごし、友達に電話すると昼からショッピングモールに連れていってくれると
言うから待っているんだと言うので、車で迎えに行って、
楽しくおでかけをした。道はすいていた。みんな大掃除をしているのだ。
途中で海の近くの魚市場を見学。お客さんがいっぱいで、魚屋さんが
大声で魚を売ろうと頑張っていた。お休みだから、魚屋さんの子供たちまで
お手伝いしていて、可愛らしかった。亀田親子の末っ子みたいな子が
「安いよ!マグロがたったの2千円!」と叫んでいた。
冷凍のカニの大きいのが4千円だったので、友達が一瞬、買いたそうに
していたが、友達のお母さんが、「今からショッピングモールに行くのに、
カニ買ってどうすんの!」と制したので、友達は何も買わなかった。
ショピングモールでは、思ったほど人がおらず、やっぱり
大掃除をしている人が多いのかなと思った。
いろいろ買い物をした友達とお母さんは大満足。わたしも、いろいろな
商品を見て楽しかった。うろうろしていると7時を過ぎてしまったので、
レストランで食事をした。デザートのパンナコッタといちごヨーグルトが
おいしかった。友達のお母さんは、食事が終わると、ペットが
待っているから可愛そうだから早く帰ろう!と言う。
わたしの家でも、わたしのペットがわたしが帰るのを待っているのです。
家に帰ると、猫たちは大喜び。眠かったので早めに寝た。
夜中に起きたらテレビでおじさんと女の子が、狭い所で騒いでいる。
船が転覆して、一生懸命生き残った人々が逃げようと努力している映画
だった。途中で勇気があるおばさんがリーダーの牧師を助けるために
死んでしまった。その後、リーダーに文句ばかり言っているおじさんの
奥さんが死んでしまった。牧師はやけになって、
神さまに叫びながら、「どうして次々といのちを奪うんですか!
黙って見ていてください!いのちを奪いたいならボクを!」と
叫びながら、必死に蒸気が噴き出しているバルブに飛びついて
一生懸命閉めている。バルブが閉まって蒸気は止まったけど、
牧師は力つきてバルブから落ちて死んでしまった。
これは、昔有名だった映画で、何年か前にリメイクされた映画だなと思った。
オリジナルの方が、迫力あるんじゃないの。
朝早く起きて、ブログの記事を書きたかったが、
眠くて無理だった。友達と教会に行って、神さまを礼拝して、友達を家に
送って直ぐ家に帰って大掃除をした。
その後、別の友達が車を貸してほしいと言っていたので、家まで迎えに
行って、友達の家の掃除をちょっとだけ手伝った。
そこの友達は、お母さんの着物を出してきて、これでドレスを作りたいと
言うので、デザインを考えてあげた。それから着物の話しになって、
最近、着物に興味があるんだと言うと、友達のお母さんが、次々と
自分の着物や帯を見せてくれた。着物は、ほとんど絹でできている。
着物の下には、絹の長襦袢という薄手の着物を着る。帯も絹でできている。
見せてもらった着物は、どれも芸術作品のようだった。
友達はアートのセンスがあるが、お母さんのセンスは、すごい。
わたしは、着物は全く着ないし、元々浴衣も持っていないし、全然
興味が無かったのだが、最近、着物ぐらい着れるようになっておきたいなと
思い始めている。浴衣は一度、自分で買ったが、一度も着ずに人に
あげてしまった。友達は、子供の時に、おかっぱ頭のいちまつ人形を
持っていて、着物を着せ替えして遊んでいたそうだ。いちまつ人形と
言われても、どんな人形なのかよく分からないが、とにかく、
着物を着た日本人形の着せ替えごっこができる大きな人形らしい。
お母さんが子供のときに遊んでいた人形だそうで、着せ替えの着物が
いっぱいあったそうだ。それで、着物を着せたり、たたんだりして遊んで
いたので、友達は着物の着方は自然に覚えたそうだ。
「すごいね~!!」と言うと、「着物の着方なんか、みんな知ってて
当たり前だと思ってた。遊びながら覚えるのが一番だよ。」と言う。
そういう教育は、今の日本人は受けていない。学校でも着物の作り方や
着方は教えないのではないか?
今の着物も、絹ではなくて、ポリエステルだそうだ。
安くて汚しても自分で洗えるし、帯も簡単結べるようになっているらしい。
絹でも、汚れたり、すりきれると、裏地を外して、裏地を付け直して、
汚れた部分を脇などに持ってきたり、袖を少し短くしたりすると
また着ることができるそうだ。着物の上に着る上着にも作り変えることが
できるし、いよいよ汚くなるとお布団にしたり、座布団にしたりできるそうだ。
姿見のカバーにしたり、カバンにしたりもできるとか。
きれいに使った着物は、娘にあげたり、孫にあげたりできるそうだ。
絹だから高いけど、そういう風に長く利用できるから、着物は高くないそうだ。
着物は、バラバラにすると、全部長方形の布地になるので、
ドレスにすることも簡単なのだそうだ。簡単にたたむこともできるし、
考えてみれば便利な服だ。洋服だと流行があるし、簡単にたためない。
古いファッションの洋服は誰も着てくれない。おばあさんの着物を孫が
受け継げるのなら、着物は洋服よりも、よっぽどエコなのではないか。
でも、今は着物を娘が着てくれないし、孫も着ないだろうと
友達のお母さんが嘆いていた。
友達のために作った着物があるのに、全然着てくれないと言うので、
見せてもらったら、オレンジがかったピンクの絹のおめしで、長襦袢は、
薄いピンクのバラの花が織り込まれた絹だった。着物のことは何も
知らないが、見るからに上等な品物だった。
おめしと言うのは、絹糸を撚ってある織り方の布を言うらしい。
帯でも、いろんな着物に似合う物や、しめやすい素材があるらしい。
すべりが悪くて長い帯は締めにくいので、自然と使わなくなるそうだ。
いろんなきれいな着物や帯をみせてもらって楽しかった。
友達に、こんなにいい着物を持っているのだから正月に着たらどうかと
言うと、わたしもどれか一緒に着てみればと言う。でも、たびも無いし、
ぞうりも無いから無理だと言うと、正月休みに、家で着物を着て
デジカメで撮って遊ぼうと言ってくれた。
着せ替えごっこみたいに着物を家で着て過ごそうということになった。
リサイクルショップに行けば、古い着物が2千円から5千円の間で
売っているので、合うのがあれば、着物を手に入れるのも夢ではない。
着物にこり出すと、際限が無くなるらしいが、わたしは多分、
着物マニアにはならないだろう。
リサイクルショップの着物は、おばあちゃんたちが持っていたものを
お嫁さんや子供が売り飛ばしたという感じの物ばかりで、
そでが短く丈も短いものばかりだ。昔の人は小柄だったのね。
戦争で栄養が足りなかったのかな。
知っている人は、リサイクルショップで着物を探して、一部をTシャツに
貼り付けたり、カバンにしたりして売っている。
ずっと前にテレビで観たんだけど、
映画「シャルウィーダンス」に出た、ダンスを習っているおばさん役の
女性は、リサイクルショップの古着を買ってきて小さく切って、
ふとんにするのが趣味だとか。黒柳徹子は、それを聞いて、
「あら、もったいない!わたしは、古い着物をコレクションしているの。
ふとんにするならわたしにちょうだい!」と、真剣に言っていた。
古い着物には、切ってしまうのは惜しいような物もある。
でも、ドレスになって、また日本の女の子に着てもらえるなら、
着物も幸せかな。
できれば、日本人が、また着物をよく着るようになってほしい。
京都では、着物を着て観光をしている人には、観光料が安くなるなどの
特典があるらしい。本当なら、いいことだ。