おすすめ記事3 『日本人は戦略・情報に疎いのか』
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼人民解放軍の仮想敵は中国政府
▼ハゲタカがアラブや華僑の高利貸しから金借りて、
首を括るのも時間の問題か?
ようちゃんの意見。↓
★ヒントは「古事記」にある。情報のマークは「雉」
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▼人民解放軍の仮想敵は中国政府(ネットゲリラ)
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/12/post_9317.html
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ようちゃんの意見。↓
★しかし、この独立愚連隊の中国軍が 地方に散った退役軍人と共同謀議を図ると 一気に崩壊への坂道だね。一日でも早く中国が崩壊することは地球人類の幸福ですし、
中国の辺境の貧しい農民や 異民族のチベット、モンゴル、中央アジアのウィグルにとっては朗報ですが 日本企業の撤退とか逃げる時間は無くては困るのよねー。
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▼ハゲタカがアラブや華僑の高利貸しから金借りて、
首を括るのも時間の問題か?(株式日記と経済展望)
◆サブプライム基金、設立断念へ=買い取り資金集まらず-米紙 12月22日 時事通信
【ニューヨーク21日時事】低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題の影響で経営困難に陥った運用会社を救済する共同基金構想について、推進役であるシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースの大手米銀3行は設立を断念する方針を固めた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が21日報じた。24日までに正式発表されるという。基金は、資金繰りが悪化している金融機関傘下の投資目的会社(SIV)から、回収不能になるリスクが少ないにもかかわらず値が付かない資産を買い取り、機能不全に陥っている金融市場を再活性化させるのが狙い。米財務省の主導で3行が具体策を詰めていた。しかし、シティや英金融大手HSBCなどが、系列SIVを自力救済する方針に転換。このため、金融界では基金の役割を疑問視する声が強まり、内外の大手金融機関の協力を前提にした総額500億ドル(約5兆7000億円)規模の買い取り資金集めが難航していた。
◆苦しい選択 12月17日 ぐっちーさんの金持ちまっしぐら
:金曜日のニューヨーク市場は息苦しかった。PPIに引き続きやはり、というべきか、CPIも予想を上回る上昇、米国債金利もじわじわ上がっている。金利が上がるということは債券の価値は下がりますので、ここで何度も申し上げました担保価値の下落を生んでいることになります。いま考えられるシナリオの中でこれが一番いやらしい。下がり始めたら対策がないんですよ、実際。まあ、アメリカ政府が介入して買い捲る、なんてことも技術的にはできますけどね、体質的に無理ですね。それに市場規模が大きすぎること、毎月毎月大量に借り換えているので発行をとめられないことなとなどなど、「そもそも論」で危ない代物なんですね。それがアメリカという国の信用枠でなんとか持っていた。そして、何より基軸通貨なもんで、
アメリカが借金して消費したものが日本とか中国に集中してお金が集まり、それで国債を買うのでうまくバランスしていたのが、実際ここ5年ほど流れがおかしい現実があります。
日本が圧倒的に稼いでいるうちは良かったのですが、いよいよアメリカの言う事をまともに聞かない奴らの手に、そのドルが集中して集まるようになった。さて、どうします? という状況の中でこのサブプライム問題が起きてしまったので、なんとも収集が付かん訳ですな。どうも当事者(バーナンキだったりポールソンだったり)の認識も甘いような気がしてなりません。この「何とかなるだろ」的なムードは嫌いですね、わたしは。(後略)
◆日本が世界を救う 12月20日 ネットゲリラ
今のところ、サブプライムローンの尻拭いはアラブの金持ちとか成金中国が出資して乗り切ろうとしているんだが、中国人とかアラブ人というのは知る人ぞ知る、ユダヤ以上の守銭奴であって、決して愛や慈悲でアメリカを助けようとしているわけじゃない。バンコクには世界中から守銭奴が商売しにやって来るし、おいらもユダヤ人、アラブ人、中国人、タイ人、インド人、ネパール人、インドネシア人なんぞと取引してるので良く知っている。で、シティ、UBS、モルガンスタンレーと立て続けにアラブやシンガポール、中国の援助でカネを調達しているんだが、金利がサラ金並みに高いのだ。9%とか11%とかで、日本の円トレードみたいにタダ同然というわけじゃない。で、アレだ、常考ってヤツだ。常識的に考えて、というのを略して「常考」。これ豆知識な。タダ同然の金利で失敗したヤツが、闇金のカネで立て直せるわけがない。今、景気が良い中国にしたって、そら、日本の下請けに徹して頑張ったから成長できたわけで、彼ら自身がそれを一番良く知っている。中国が日本の技術力と資本をうまく使いこなせれば、アメリカに代わって世界の覇者になるのも不可能ではないし、日本が中国を敵視してロシアや東南アジア諸国と手を結ぶ事になれば、中国の将来は絶望的だ。アメリカには中国をコントロールする能力はないし、そんな事が出来るくらいだったら第二次世界大戦は起こらなかった。
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(私のコメント)
日本もいよいよ最後の連休で、昨日あたりは忘年会とクリスマスパーティーで盛り場はどこも大賑わいでした。しかしニューヨークあたりでは大分風向きが違ってきたようで、特にウォール街は火が消えたようになっているらしい。ニューヨークは世界のマネーセンターとしてファンドマネジャーが肩で風切って歩いていたのですが、今では首切りの嵐で首の無い人間がうろうろしている。欧米の金融がただならぬ状況であるのは昨日書いた通りなのですが、欧米の主要な金融機関が相次いでアラブやチャイナの政府系投資機関から高利の金を借りて一時しのぎをしている。日本で借りれば2%以下で借りられるはずなのに、どうしてあのような危ないところから金を借りるのだろう。
彼らは日本人のように人がよくないから、金が返せなくなればコンクリート詰めにして海に捨てられかねない。いづれユダヤ人とアラブ人や中国人とのマネーをめぐる壮絶な戦いが始まるのだろう。彼らのような商業民族が生業とするのが金融業であり、スペインーオランダーイギリスーアメリカと世界帝国に付随してユダヤ資本もついて来た。アメリカという軍事大国に付随していれば借金の取り立ては軍隊がやってくれる。逆に金を借りて金が返せなくなれば戦争を仕掛けて勝てば借金をチャラに出来る。ドルが世界の基軸通貨であるのもアメリカの軍事力が支えになっているからですが、その軍事力を支えているのが経済力だ。しかしそのアメリカの経済力に黄色信号が点灯し始めた。次の世界帝国は中国になるのだろうか? UBSに100億ドル出資したシンガポールも華僑国家であるし、モルガンに50億ドル出資したのも中国の投資公司だ。いわばユダヤ国際金融資本が華僑から金を借りる構図は、アメリカから中国へ覇権が移行する前触れなのだろうか? 中国は戦略核ミサイルを持っているからアメリカもむやみに戦争を仕掛けられない。
アラブ商人も石油という戦略物資を持っているからむやみに借金を踏み倒すわけにも行かないだろう。イラクにアメリカ軍を送り込んで石油を独り占めしようとしても、軍事費がかさんで、それがアメリカの経済危機の原因ともなっている。世界帝国であるアメリカは中国からのマネー還流で繁栄してきましたが、中国人は日本人のように人が良くないから、中国人から金を借りればどういうことになるか思い知ることになるだろう。日本は85年のプラザ合意で一気に借金を半分に減らされましたが、中国はなかなか元を切り上げずに抵抗している。元の切り上げはドル建ての借金の踏み倒しに他ならないからだ。
もちろんアメリカ=ユダヤ商人、中国=華僑ではないから単純ではないのですが、ユダヤと華僑とアラブの三大商業民族の覇権争いが熾烈になってくるだろう。いわば欧米だけが世界経済を支配していた時代は終わり、多極化の時代が来ているという事が金の動きから読み取れる。しかし経済は金の動きだけで成り立っているわけではなく、富の源泉はあくまでも物作りにある。石油や金の産出も一時的には富の源泉になりうるが、掘り尽くしてしまえばおしまいだ。それに対して物作りでは、1トン1万円の鉄から一台の車を作る事が出来てそれを200万円で売る事ができる。いわば200倍の付加価値が生まれるわけですが、商業民族は金を回して年10%の利益が稼げれば御の字だ。すなわち商業民族は物作りの上手い民族にはかなわないのであり、戦争になれば兵器の優劣が勝敗を左右する。西欧の列強は鉄砲や大砲の威力で植民地を支配して帝国を作ることが出来た。それに対してアラブや中国の商業民族は優れた兵器を作ることが出来なかった。文化が違うからだ。アメリカもかつてはアングロサクソンやゲルマン民族などの物作り大国であり、フォードの自動車やIBMのコンピューターで世界をリードした。しかし今では金融業で金を稼ぐしかない国家になってしまった。そして現代の世界において一番優れた自動車やコンピューターを作っている国はどこか? それは日本だ。商業民族というのはいわば被支配民族であり、物作りの上手い民族に支配される民族なのだ。しかし情報や交渉力などは商業民族の得意技であり、だからこそ被支配民族である商業民族は生き残る事ができたのだ。
◆「商人」の矜持 1999年12月 佐藤祥一
世界で一番商売に長けた民族はどの民族だろうか?こんなことを戯れに考えてみたことはないですか?日本マクドナルド社の、藤田田会長の話によるとこうです。(お聞きしたのはかれこれ十年ほど前ですが、何故か頭に入っていました。)「あの商売が巧いとされる華僑三人が束になっても、独りのインド人に勝てるかどうか、そのインド人が三人束になっても、独りのアラブ人と同じぐらい、そのアラブ人が三人集まっても独りのユダヤ人にはかなわない。しかしそのユダヤ人が三人束になっても、独りのアルメニア人にはかなわない。だからアルメニア人の商売人としての能力は世界一」こういう話です。最期に出てきたアルメニア人とは聞き慣れない人種ですが、ロッキード事件の主役、田中角栄ともうひとり、贈賄側の主役コーチャンがアルメニア人の末裔だということです。(かつてあれほど世間を騒がせた「ロッキード事件」も歴史の一コマとして曖昧なまま終わってしまいました。ここでは詳しい説明は省きます。)日本の検察をひとりでむこうにまわし、ついには刑事免責を勝ち取り、悠々と罪を免れたコーチャン。一方の収賄側の日本人、田中角栄。晩節を汚したばかりか精神的な重圧に耐えられず、体調を崩し再起不能に陥ってしまいました。田中にとって相手が悪かったということでしょうが、日本の検察を易々とかわし無傷で生き延びたコーチャン。彼を生んだアルメニアという国は一体どこにあるかお判りですか?「ウン、大体ここだ」と頭のなかでイメージ出来た方は相当ロシア連邦の事情に通じているといえましょう。現在のアルメニア共和国(1991年独立)はトルコ、イランに接し、旧ソビエト連邦の中でも一番の南にあります。東西を接するアゼルバイジャン、グルジアとともにザカフカス連邦共和国を1922年に樹立。1936年にアルメニアとして単独のソ連構成共和国になりました。1988年隣国アゼルバイジャンとナゴルノ・カラバフの帰属をめぐって衝突、今なお未解決。
紀元前一世紀にアルメニア人の統一国家が形成され、4世紀はじめに世界で最初にキリスト教を受容した国でもあります。後に、ローマその他周辺強国に長く服属、十九世紀に一部ロシアに属し、南部はトルコ・イランに分属されたという変転極まりない民族の歴史を持っています。第一次対戦を機にトルコ領内で起こったアルメニア人の大虐殺では、死者100万人(300万人という説あり)を超え、50万人を超えるアルメニア人が主としてアメリカ合衆国へと脱出したのです。コーチャンの祖父母は間違いなく亡命者でしょう。華僑、インド人、アラブ人、ユダヤ人、アルメニア人といずれも順位を付けることに大きな意味はないとしても確実に言えることは、ここに述べた民族全てが歴史的に虐げられ政治的に分割 服属を余儀なくされた民族の末裔だということです。そしてこれらの民族にとって共通していることは、海外にあって守ってくれる「政府」がなく、それぞれの地で自らの結合組織、相互扶助組織を合法、非合法を問わず作り上げました。
(私のコメント)
アメリカでアルメニア人大虐殺の非難決議が出されたのも、アメリカのアルメニア系の住民によるものですが、ユダヤ人を上回る商業民族だ。彼らは国家そのものを信じてはいない。だから国家間の戦争にも弱いのですが、一人ひとりは非常にタフネスであり日本人はとてもかなわない。しかし国家と国家で見れば力関係は逆転する。物作り民族は国家への信頼が強いから戦争でも強く、アングロサクソンはそれで七つの海を支配した。日本もそれを見習わなければならない。
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Unknown (Lawliet)
2007-12-22 18:17:48
日本企業の海外移転」が、日本に与えた影響について、「ヒトラー第二の書」が参考になりますので、転載します。
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「なぜなら、われわれは以下のことを念頭におかねばならないからである。すなわち、たとえばドイツの造船所で中国の船を建設すれば、ドイツ国民にとって大きな利益になる。それによって、もはや不十分となった国土からは得られない食糧を手に入れる機会が、一定数のドイツ国民にあたえられるからである。しかし、たとえばドイツの金融グループなり工場なりが、いわゆる支店造船所を上海に作り、中国人の労働者を雇い、外国の鉄鋼を使って中国のための船を建設したとすれば、たとえその企業が利子や配当のかたちで莫大な利益をあげたとしても、ドイツ国民には何の利益にもならない。それどころか、その結果はドイツの金融グループが数百万、数千万と儲けるだけであり、他方、注文が失われた結果として、ドイツの国家経済からはその儲けの数層倍もの金額が引き去られてしまうのである。」(P.55)日本の失われた15年の原因は、バブル崩壊+消費税導入+日本企業の海外移転によるものです。 日本人は「物作りの上手い民族」だとしても、国内の工場でやって頂きたいです。
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★「古事記」をよく読め!情報のマークは「雉」が理解できる (ようちゃん)
2007-12-23 06:35:27
(メルマガ・軍事情報・平成19年(2007年)12月22日号)本来持っている実力・能力に気づかず、自虐的になっているわが国民に大きな勇気を与えてくれる本が出ました。ひとことでいえばこの本で書かれているのは、日露戦争が終わってからわが国は、一貫して「もっといいものはないか?」「もっとすばらしいものはないか?」と外にばかり目を向けていた。しかし実は、一番探し求めている答えは足下にあったのではないのかという問題提起です。戦略も情報もそうです。足下にあるものに気づかず、あれやこれや遠くまで探しに行って、勝手に絶望してたということです。日露戦争以後、百年以上にわたってそのことに気づかない国民に、「こんな立派な歴史と先人を持っている国」に改めて気づかせてくれる本です。著者の太田文雄さんについては幾度も紹介し、各位に置かれては既によくご承知のことと存じます。太田氏は、国史を省みてわが国には極めて高度な戦略・情報能力があると結論付けています。
私もそのとおりだと思います。日露戦争勝利以後、傲慢になったために戦略情報能力がゆがめられ、終戦につながった。戦後は極端に自信を失った結果、戦略発想ができなくなっている、との見方にも全く同意です。特にユニークなのは、わが国第一の古典である「古事記」を戦略・情報眼を養うための格好の素材とし、読み解くことを<知識としての情報から智恵としてのインテリジェンスを生み出す基礎的な実習>と見ておられる点です。
<古代日本における国家戦略、安全保障、国際政治、地政学、外務・内務問題、直接侵略、間接侵略、情報、諜報等のキーワードに満ちている事象・事績を抽象的に言語化したものが『古事記』です。>
私も「古事記」を愛読する者ですが、ここで示されている解釈は実に参考になりますね。また、わが情報本部のシンボルマーク「雉」の意味もここではじめて理解できました。
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『日本人は戦略・情報に疎いのか』
太田文雄
芙蓉書房出版
私は循環型の有機農法も、海底の燃える氷ノメタンハドレードの活用でも、其の前に精神だと思うのです。