しかしそれはおよそ10年間にわたった努力の結晶だった。
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼SM3発射実験評価の韓国紙:古澤 襄「頂門の一針」 1032号
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SM3発射実験評価の韓国紙
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古澤 襄
韓国の中央日報の方が日本のSM3発射実験の成功を高く評価している。
しかも今回の実験が北朝鮮の中距離弾道ノドン・ミサイル(射程距離
1300キロ)を想定し、標的ミサイルも推進部分と弾道部分が分離する
‘ロドン型’を選んだと正確に分析した。飛行速度がマッハ10にもなる
ので、分離されない‘スカット型’に比べ迎撃はもっと難しいというコ
メントをつけている。
<取材日記>国防韓国“失われた10年”
18日午前7時5分。米国ハワイのカウアイ島の米海軍ミサイル発射場か
ら1発の弾道ミサイルが発射された。
数百キロ離れた太平洋北側海域で待機していた日本の海自イージス
艦こんごうのレーダーが直ちにミサイル追跡を始めた。それから4分後、
こんごうから迎撃ミサイルSM3が発射された。
また3分後。「仮想の敵」役の米軍が撃ったミサイルは、日本イージス
艦から発射したSM3によって高度100キロ以上の上空で正確に
迎撃された。
この日、米国と日本のミサイル迎撃共同実験にかかった時間は計7分。
しかしそれはおよそ10年間にわたった努力の結晶だった。また米国と日
本の固い同盟体制を象徴的に見せてくれた場面でもあった。
カウアイ島のミサイル発射場でモニターを通じてSM3が標的ミサイル
に近付いて命中する姿を赤外線カメラで見守った日本防衛省の江渡聡徳
副大臣と米国防省関係者たちは手を取り合って歓呼の声を上げた。
米軍を除いてSM3による迎撃実験をしたのは今回が初めてだ。日本は
今回の実験で北朝鮮が保有した中距離弾道ミサイルロドン(射程距離
1300キロ)を想定した。
それで標的ミサイルも推進部分と弾道部分が分離する‘ロドン型’を選
んだ。飛行速度がマッハ10にもなるので、分離されない‘スカット型’
に比べ迎撃はもっと難しい。
この日、海上自衛隊の迎撃実験成功は、日本の迎撃能力が米国に
続いて世界最高クラスになったことを示した。
1998年8月、北朝鮮のデポドン1号が日本列島を横切って飛んだとき、
日本は驚かずに着実な計画を立てて実行に移した。米国との共同
ミサイル防衛(MD)体制を構築し、10年間コツコツと、執拗に
開発と演習を繰り返した。
米国からMD参加を呼びかけられた韓国政府が「北朝鮮と中国を
刺激するのではないか」と理想論を繰り広げる間、日本のMD戦略
は実利中心に着々と進行した。
地上配置型迎撃ミサイル(PAC3)もすでに実戦配置が完了した。ミ
サイルは初めから日本企業である三菱重工業のライセンスで
生産する。
10年で完璧な技術移転まで行われたのだ。
今年5月、韓国のイージス艦1号世宗大王艦が進水した。しかし、SM
3の運用能力はない。「後でSM3を買ってつければいいだろう」とい
って済む問題ではない。韓国は日本の景気墜落期を“失われた10年”
といってきた。すでに北東アジアの戦力均衡において韓国が逆に
その声を聞くことになった。(中央日報)>
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クラインたか子の日記
■2007/12/20 (木) 対中国の福田首相の踏み絵の意味とは
1昨日、寒気がしたなと、思ったとたん、風邪でダウン!
この慌しいクリスマス直前での風邪には、参っております。
さて、産経新聞の特派員に対する中国の嫌がらせですが、
福田首相は、どちらかというと左傾リベラルとのこと。
だから、この問題には関わる事をなさらないであろうと、
多くの方からメールが届きました。
もしそうであれば、おかしい。
福田首相は日本国のトップです。
少なくとも日本を代表して、中国に何らかの意思表示を
すべき立場の人物です。
従って日本の一国の首相として日本を弁護するのは当然の責務。
これに関連してすぐ思い浮かべるのが
北朝鮮の拉致問題です。
ようやく福田首相も国ぐるみで解決すると
という認識をもたれるようになりました。、
いい傾向と思います。
もっとも、不思議でならないのは
こと国内の人権に関してはヒステリックにがなりたてる
左傾リベラル=社民党は民主党左派の一部が、なぜか
この事件に関してはだんまり戦術を決め込んでいることです。
外と内では同じ事件でも対応が異なる。
というのは国際社会の常識なのに、なぜか
日本の議員さんたちは理解していない。
これだから、国際社会からはじき出される。
今回の産経新聞特派員問題も、中国は、福田首相なら
文句をいわないに決まっていると、高をくくっている。
そう思わせないために、日本国のトップ福田首相には
毅然として対応して貰いたい!
それでこそ、中国も日本を見直すし、日本国民も
福田首相に敬意を表する。
この事件が福田首相の踏み絵になると強調したいのは
実はそうした意味があるのです。
さてそこで奥中正之氏より
<<産経新聞の北京特派員に対するチャイナ政府の嫌がらせ。
折しも訪中する福田首相がこれにストップをかけさせるのか?
福田外交の踏み絵だとの指摘である。
私の大学の後輩で、ある大学の若手講師(助教授候補)をしている
のが居る。
私が産経新聞を読んでいると告げると、それは恐ろしいことだ、と
答えた。
右翼新聞の産経を読むのは危険な行為というのだ。
福田首相が私の後輩の如く、左傾リベラルならば、蛇蝎のように
嫌う産経新聞特派員に肩入れするとは思えない。
福田首相の過去の軌跡、例えば、人権擁護法案とか皇室典範改訂案
に対して示した言動から判断すると、彼は左傾リベラルの可能性が
高い。
ともあれ、どの様に対処するのか注目したい>>
~~~~~~~~~
日本のお姉さんの意見。↓
日本は、アメリカに日本を守ってもらうために(本当に守る気があるの
かどうかは、知らないが。)アメリカと協力して武器を開発するしか、
今のところ何も方法が無いのだから、地道にアメリカの言うことを聞いて
金と技術を提供するしかないではないか。
テレビのニュースキャスターは、「何発か迎撃ミサイルを持っていても、
仕方が無い。北朝鮮は、これから何百発もミサイルを持つだろうから、
何発か持っているだけでは意味が無い。アメリカのいいなりになって
高い開発費を出して、無駄ではないか。
もっと、他に金の使い道があるでしょうに。」などと言って
ニュースを締めくくった。女性アナウンサーも、
「他にいっぱい、使い道がありますよね~!」と言って画面が変わった。
自分の国を守るために金を使って何が悪い。
旧ソ連みたいに、軍事費に金を使いすぎて貧乏になって、国が崩壊
するのもよくないが、日本は周りを嫌な国に囲まれているのだから、
備えをして当然だろう。
韓国紙のSM3発射実験の評価は、以外に高かったようだが、
無駄使いに見えても日本はアメリカとやるべきことをやるだけ。
文句があるなら、自力でアメリカ並みの兵器と核と潜水艦を
開発してほしいものだ。(アメリカが許可しないかもね。)
アメリカに頼りたくないなら、自前の軍隊を用意するべきだが、
軍隊を持ったとしても、アメリカや他の強い国の援護は必要でしょう。
チュウゴクは、オーストラリアと仲良くする気でいるみたいけど、
オーストラリアが、逆にチュウゴクをコントロールしてくれたらなあ~。
甘い期待かな。日本は、自らは何も動かないなら、ずっとアメリカの
子分でいるしかない。じっとしていたら、内側からチュウゴク人に
日本を乗っ取られるだろうから、常に平和ボケしなでいることが大事だ。
在日や他国の移民たち以上に、アグレッシブに日本のためにならない
法律を作らせないようにしたり、グローバル化に備えて、新しい法律を
作らないと、本当に外国勢力に乗っ取られると思う。