立派な医者は日本ではうとましがられるという不思議
ようちゃん、おすすめ記事。↓
日本では、ちょっとみんなと違った方法で手術をすると、
ねたみからなのか、医学会には派閥があるからなのか
どういうわけだか知らないが、異端児扱いされて、
日本にいるより、アメリカに行った方が生きやすい状況になってしまうの
だそうだ。
医学に関することだけではなく、どんな世界でも
特出した天才は、日本ではつまはじきにされる。ところが、アメリカは
こころよくそんな日本人を受け入れてくれて、研究費もどんどん
出してくれるんだとか。
そういうことは、昔から言われているけど、2007年の今でも
同じ状況なんだね!日本の頭脳が海外に出て行ってしまって、
日本の損なのですけど、それが日本社会なのだそうだ。
わたしが子供の頃と全然変わっていないからびっくりするわ。
日本の良い部分は、どんどん消えていくけど、悪い部分はそのままだ。
クリスチャンなので、明治神宮の神に祈ると書いて
あったら、ちっとばかし、「ん!?」となるが、他人の宗教に文句を
言うのはやめておく。一生懸命、世のため人のためになることをして
頑張って生きている人のことは、神さまも、生きている間に
報いてくれるはず。
天国には、神さまに罪を赦してもらわないと行けないが、
聖書にソロモン王も、働くものが、その報いの実を得るのは
当たり前だと書いている。
立派な医者がそれ相当の報酬を受けるのは、当たり前のことなのだ。
受けていないなら、日本の仕組みが間違っている。
それと以前、医者が書いた無料メルマガで読んだんだけど、
「アルコール性肝硬変+食道静脈瘤=吐血+意識混濁 」
というのは、よくあることで、医者がいくら酒を飲むのを控えなさいと
言ってもいうことを聞かない人がよく陥りやすい症状なんだって。
血を吐いても、消化器内科医がいなくて、ベットが無いとどこの病院も
受け入れができないそうです。消化器内科医がいないのに、
むやみに受け入れたら患者を助けられないし、入院させたくても
ベットが無いのだから受け入れができないのは当然。
それを簡単に「たらいまわしにされたから患者が死んだ。」と新聞に
書かれると、医者はやりきれない気持ちになるそうです。
病院の数を減らしているのは日本政府なのに、
人が死ぬと医者や病院のせいにするのは、おかしいと思うんだって。
そうだよね。
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▼【やばいぞ日本】「神の手」世界で500人が待つ(イザ)
■第5部 再生への処方箋(12)
「ゴッドハンド」(神の手)、「ラストホープ」(最後の希望)。米医学界でそう呼ばれる日本人がいる。米デューク大教授、ウェストバージニア大教授などの肩書を持つ脳神経外科医の福島孝徳(たかのり)さん(65)だ。手がける手術は国内外で年間約600件にも及ぶ。日本に来るのは年8回程度で、2~3週間の滞在中に全国10カ所前後の病院を飛び回りながら、1日3、4件の手術をこなす。 「今、全世界で僕の手術を待っている患者さんが500人以上いる。手術依頼のメール、ファクスが毎週新たに50~60通も来る。対処しきれない」
12月上旬、千葉県長柄町の塩田病院福島孝徳記念クリニックで行われた手術を見学した。最初の患者は三叉(さんさ)神経痛の60代の男性で、動脈硬化などを起こした血管6本で三叉神経がよじれるという「100人に1人のケース」(福島さん)だ。血管と神経が傷つかないよう保護されながら手際よく離されていく様子を見学者用のモニターで見ていると、この手術が実際は顕微鏡を使った微細な世界で行われているとは信じがたい。
福島さんの両手とともに、両足も常に動き続けている。顕微鏡のズーム、フォーカス、電気メスなど複数のペダルを操作するためだ。その足は、特注品の白足袋(たび)を履いている。
「白足袋を履くのは機能性ばかりじゃない。お能の舞台に上がるように、心を引き締めるためです。脳外科は、医者の技術一つで患者さんが元気に家に帰れるか、車椅子(いす)の生活になるか、まひが残るかが紙一重で決まるんですから」明治神宮の先々代の宮司である故福島信義氏の二男として生まれた。信義氏は明治記念館の館長も20年以上務めるなど、「明治神宮を復興し、その運営を成り立たせることに一生をささげた」人だ。多忙な父はあまり家庭を顧みなかったが、その代わりに「金のことは言うな。世のため人のために働け」という教えを息子に刻んだ。「私は土日も手術、夏休みも正月休みも一切とらない。手術前は、『一生懸命やりますから助けてください』と神様にお祈りします。世のため人のために朝から晩まで働いていれば、必ず神様が見ていて助けてくれる。明治神宮の神様は、心のよりどころであり、支えです」
手術室での福島さんは冗舌だ。手術を進めながら現在行っている処置を英語で“実況”し、海外などから来た見学者のための説明も行う。余裕があり、上機嫌にも見えるが、看護師や若手医師に手際の悪さが出ると、とたんに厳しい叱責(しっせき)が飛ぶ。「言われたことをやるだけなら幼稚園児だ。看護師の免許を持っているんだろう」 「止血ができていない。この処置で患者さんがどれだけ迷惑するか考えているのか」 この日2件目の手術は、巨大な脳下垂体腺腫を患う30代の女性。他の大学系病院で2度手術を受けたが腫瘍(しゅよう)を除去できず、ホルモン治療の効果も得られなかった。鼻の穴を経由して頭蓋(ずがい)内の患部にメスを入れ、腫瘍をかき出す。「前の手術は2度とも腫瘍に達していないじゃないか」。さらにホルモン剤投与のため、腫瘍が変性してねばねばの状態になっており、摘出が困難を極める様子がモニターの映像から見て取れる。「治療方法が間違っている。最初から私のところに患者を送ってくれたら、一発で取れたのに。大学病院は患者を囲い込んで、やり方を知らないのにやるんだ。その治療で患者は一生苦しむかもしれないのに」怒りを吐き続けながらも、手術を進める両手両足の動きは休まない。「怒れる神」が、そこにいた。
■手術見学を禁止した教授たち
福島さんは48歳のときアメリカに渡り、南カリフォルニア大学の臨床教授になった。それ以来、活動の拠点はアメリカだ。裏を返せば、日本では教授になることができなかった。
「異端児」のレッテルがつきまとったからだ。東大医学部卒業後、研修医を経てドイツ、アメリカに5年間留学し、戻った東大病院で「日本の脳外科は戦前のままだ」と変革の必要性を主張した。教授は周囲との軋轢(あつれき)を案じ、学外の三井記念病院(東京)の脳神経外科部長に推した。37歳のときだ。そこで福島さんは、脳腫瘍(しゅよう)などを開頭せずに数センチの穴から摘出する「鍵穴手術」の開発に全力を注いだ。症例を集めるため手術件数は三井記念病院で年間600件、週末は他の病院でも患者を紹介してもらい、ピーク時で計900件にも達した。「世界各国から医者が手術を見に来た」という。「しかし、私を理解してサポートしてくれた教授は全国で2割程度だった。残り8割は医局の医者に『福島は特別変異だ。もっと平均的な脳外科を勉強した方がいい』と言い、『福島の手術を見に行くな』という教授も珍しくなかった」今年10月に開業したばかりの福島孝徳記念クリニックの北原功雄院長(48)は、苦笑しながらこんなエピソードを明かす。「テレビ局が取材で手術室に入るときに、見学者の中に『私を映さないで』という人がいる。『ばれたら破門になるから』と」福島さんはここでも怒りをあらわにする。 「この手術は私のやり方でなければできない、ホテル代も払うから勉強に来てくれと言っている。それなのに他国からは教授が来ても日本人は来ないんだ」
それでも「弟子」と呼ぶ医師が日本国内に20人程度いる。その一人が、前出の北原院長だ。1999年暮れ、初めて福島さんの手術を見た印象を、北原院長は「子供が初めてディズニーランドに連れてこられたような世界」と表現する。「美しいんです。手際のよさも、リズムも、血が全く見えないことも。今までの手術は何だったんだと思うほど衝撃だった」。それ以来、勤務がない日は「ストーカーのように追いかけて」手術を見学した。「福島先生の手術は、常にやり方が変化している。うまくいかなかった部分、もっと手際よくやれる部分を、日進月歩で改良している。65歳になった今も」 福島さんは「医師がもっと柔軟に勉強できる環境を、日本でもつくらなければいけない」と主張する。「文部科学省は、一人の教授が独裁する大学病院の医局の体制を改める必要がある。韓国の脳外科には教授が5、6人いるし、ドイツは他大学の先生しか教授になれない。日本もそうした体制を見習うべきだ」見学した手術室。2人目の手術を終えた福島さんに、前日手術した患者の脳の写真が電子メールで届いた。患部が取りきれていない。険しい表情で「もう1度だな」とつぶやく。その足で、別の患者の家族へ手術の説明に向かった。隣の手術室には、3人目の患者も待っている-。 “戦場”に立ち続ける姿がそこにあった。(鵜野光博)
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▼脳神経外科医の福島孝徳教授 [これ 見逃すな]
日本の脳外科医にとっては?イザ!「神の手」世界で500人が待つ」脳神経外科医の福島孝徳教授時に テレビで 神の手をもつ ドクターとしてその超人的な 手術 生活ぶりを 紹介しているのでご存知のかた… この記事にも あるように日本の脳外科医にとっては、おもしろくない 存在?
目の前の 患者を 福島は 治せるのに、自分では 治せない、となれば いくら 論文では 立派なこと 言ったってなに やってんのと・・・。
確かに 指摘されているように大学の医学部のの閉鎖性は 間違いなく 問題あるでしょう。それを 認めたうえで あえて 言わしてもらえば、福島先生のように 寝る間も おしんで 手術している。超人的技術を おもちの かたに それに 応じた 報酬を あたえる ような医療制度 に 現在は なっていないのでは? いつも テレビで みていて 思うのは、何時間にも及ぶ 手術で 先生は いくら もらっているのか病院は いくら 患者に 請求しているのか自費? お礼は?まさに 命を 助けてもらって なんにも しないことは ないだろうな・・・
などと げすの勘ぐり。産経が この記事を 書いたのは福島先生を 見よ日本の医師の報酬が 低いのは 当然だと 言いたいのですかね・・
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▼産経に抗議!(日々是よろずER診療)
産経新聞の4コマ漫画を見ました。
僻地の産科医先生のブログから知りました。http://
さらり君という4コマ漫画だそうです。それは、どうでもいいのですが、産経さんは、医師に恨みがあるのでしょうか?それはよくわかりませんが、この漫画は、医療界の侮辱に匹敵する内容だと思います。みなさんは、どうお感じですか? 抗議の意にご賛同いただける方は、コメント欄に「私も抗議します」とぜひお書きください。
漫画で登場する台詞「キミは医学部だったね」「いまどういうのを習っているんだい」 たらい回しか~
あまりに失礼です。 不愉快です。 断固、私のブログ上で、抗議の意を表明します。思えば、夏の事例 これも産経でしたよね。マスコミはいつも誰かを責めるだけ。最近では、skyteam先生のところでも産経でしたよね。 http://
最近の新聞各社は、あまり「たらい回し」という救急の現場で働く医師を冒涜する言葉をさすがにあまり使わなくなったなあ・・・と思っていた矢先にこの漫画ですか・・・・。 ため息がでますわ。最も直近の事例では、Dr.I先生のところでこれです。http://
産経はしっかりとたらい回しという表現を、この期に及んでもなおかつ使っていますね。
産経新聞の中にも、すばらしい記者さんは、きっと必ずおられます。私たち医療者の気持ちを代弁してくれる話のわかる記者さんもきっといらっしゃいます。それだけは信じています。
ですが、その一方で、永遠に私たちと平行線の人もいらっしゃるでしょう。そして、社内の力ある地位の誰かが、きっと「たらいまわし」という表現にこだわりがあるから、こんな漫画も出てくるんでしょうね。
考え方によっては、こんなくだらないことに付き合っても仕方がないと自分の気持ちをスルーさせればいいだけかもしれません。そうしたいのも重々承知の上ですが、今日は、できませんでした。
感情的な文章であることをお許しください。ですが、救急現場の一人として、新聞社の心無い報道に私は傷ついています。これは、私の気持ちですから、絶対的な真実です。
感情が入ると、時としてコメント欄が荒れる場合があります。当ブログの管理方針としては、コメントを通して、私と考え方の異なる方と議論はいたしません。もちろん、ご自身のお考えを私に伝えたいということであれば、コメントされるのはぜんぜんかまいません。ただ、そのときは、私が納得できる文章表現をお願いします。 私が納得できないと感じる節度に乏しい表現は、管理方針として私の独断でコメント削除または一部修正をさせていただくこともあることをご理解ください。
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▼今度は18病院「たらい回し」だってさ (健康、病気なし、医者いらず)
「たらい回し」「受け入れ拒否」という言葉の使い方は、間違っているという事は何回も書いてるけど。相変わらず、マスコミはこの言葉を好んで使っているようですね。
まあ、こんなちんけなブログで何回書いても、全く効果なんてないのでしょうけど。今度は、18病院「たらい回し」だそうですよ。
ーーーーーーーー18病院たらい回し…男性死亡 姫路
兵庫県姫路市の男性(66)が6日未明、吐血するなどして救急搬送された際、近隣の18病院が医師の不在などを理由に受け入れを拒んでいたことが分かった。
男性は最終的に約30キロ離れた市外の病院に、2時間近くかけて搬送されたが、途中で病状が悪化。搬送先の病院で死亡が確認された。市消防局は「最善を尽くしたが、いろいろな条件が重なり、受け入れ先を見つけるのに時間がかかってしまった」としている。市消防局などによると、6日午前0時7分、男性の家族から「(男性の)意識がぼんやりしている。目がうつろで吐血した」と119番通報があり、救急隊が出動。受け入れ先の病院を探したが、姫路赤十字病院や国立病院機構姫路医療センターなど18の病院に「専門の医師がいない」「ベッドがない」などの理由で断られたという。男性は当初意識があったが、受け入れ先の、赤穂市民病院に搬送される途中で心肺が停止。午前1時56分に同病院へ到着したが、同2時17分、死亡が確認された。救急搬送をめぐっては、昨年8月、奈良県大淀町の町立大淀病院でTさん=当時(32)=が分娩(ぶんべん)中に、意識不明となり、19病院に受け入れを断られた末、大阪府吹田市の搬送先の病院で後日、死亡。今年8月にも、同県橿原市内で体調不良となった妊婦(38)が11病院から受け入れを断られ、大阪府高槻市内の、病院で死産が確認された。Tさんの義父、憲治さん(53)は「救急医療をめぐる問題があると(関係者は)『二度とこういうことが繰り返されないように』と謝るが、何度も繰り返し起こってしまうことが、残念でならない」と話している。「2007年12月6日:産経新聞」http://
もちろん詳細な事実がわからないので、なんとも言えない事は多いのですが。いつものようにわかる範囲で、記事を分析してみると。
>午前0時7分意識がぼんやりしている。目がうつろで吐血した。って事だそうですけど。
時間からいって、もしかしたら、お酒を飲んでいたのかもしれませんね。そしたら、ぱっと思いつくのは、アルコール性肝硬変+食道静脈瘤=吐血+意識混濁 という所でしょうか。
「食道」っていうのは、「のど」と「胃」の間にある、管状の器官なんですけど。食道静脈瘤っていうのは、この食道の静脈が、太くなって「こぶ」のように膨れる病気です。
写真で見ると、こんな感じ ↓
参照:「胃腸病、大辞典:食道静脈瘤」http://
肝臓の病気、特に肝硬変の人がなりやすい病気です。症状は、吐血・下血で、そして死亡の危険性も高い、おそろしい病気なんですよ。静脈って血管が太くなって、それが破裂して血が出るわけですから。大出血するんですよ。場合によっては、死ぬ事もあるおそろしい病気です。まあ、この例が食道静脈瘤かどうかはわかりませんけどね。吐血(血を吐く事)の人がいたら、まず「胃カメラ」をやって。どこから血が出ているかって事を調べるんですよ。
食道静脈瘤だったら、静脈瘤の破れている部位が見つかったら、そこを輪ゴムのような物で縛ったり、硬化剤と呼ばれる血管を固める物質を投与して止血をします。
「胃カメラ」っていうのは、消化器内科医とか、専門の医者しかできない技術なんです。百歩譲って、胃カメラを入れて見るだけであれば、地方で幅広く活躍している医者だったら、専門外でもできる人はいますけどね。胃とか食道とかから出血していた場合、出血を止める治療。輪ゴムで縛ったり、硬化剤と呼ばれる、血管を固める物質を投与したりするような事は、消化器専門の医者以外はできませんよ。そんな事、医者だったら百も承知ですから。吐血ってわかっていたら、消化器専門の医者のいない、病院だったら、その患者を受け入れるはずありません。
だって、消化器内科専門の医者のいる病院に、搬送されたら助かったけど、いない病院にわざわざ連れてきたら、助からない可能性が高いんですよ。だったら、消化器内科専門の医者がいる病院に行って貰うに決まってるでしょ。患者の命を救う為には、そっちの方が良いに決まってますから。専門医がいないのであれば、他の病院に行って貰う。というのが、ベストの選択だと思いますよ。「患者の受け入れを拒んだ」のではなく、消化器専門の医者がいる病院に直接搬送した方が、患者が助かる可能性が高いので。消化器専門の医者がいる病院に直接行って貰う事にした。という適切な判断をしただけです。「ベッドがない」ってのもそうです。吐血して大出血しているんですから。入院するに決まっているんですよ。だったら、入院ベッドの空いていない病院じゃなくて、入院ベッドが空いている病院に行って貰った方が良いでしょ。患者にとって。だから、入院する事が確実な患者の場合。ベッドが空いていない病院であれば、他の病院に行って貰った方が良いんですよ。新聞記事には、
>「専門の医師がいない」「ベッドがない」 などの理由で断られたという。って、なんか病院が悪者のように書かれていますけど。「専門の医師がいない」「ベッドがない」というのであれば、この患者を受け入れる事は「不可能」なんですよ。逆に無理して受け入れて、別の病院に行けば、助かった可能性がある患者を助けられない、って事も十分にあり得ますからね。
こういう事が繰り返し起こって残念なのは、私も同じですけどね。そもそも、受け入れる専門医がいない。というのは、医師の数が少ないからですよ。マンパワー不足なんですよ。
ちょっと前まで、妊婦の話ばっかり記事になってましたけど。こういうのは、もう妊婦だけの問題じゃないんですよ。妊婦の問題だけだったら、産科医を増やせばよい。っていう意見もありますけど。今回問題になっている消化器内科だけに限らず、他の科も、どこでも専門医が足りないんですから。
医者の数を増やすしか、解決策はないんですよ。それに関して、何故マスコミは記事内で指摘しないんですか。これでは、まるで受け入れなかった病院が悪い。って言う病院叩きがメインの記事でしょ、これ。「ベッドがない」って。政府は診療報酬削減を繰り返して、97%の公立病院を赤字にしているんですよ。そして、赤字の病院は潰す、って言っているんですよ。「ベッド数削減政策」を行っているんですよ。だから「ベッドが足りない」んですよ。それって、政府の責任でしょ。診療報酬を下げ続けて、ベッド利用率を、ほぼ100%にしないと、赤字になるような、政策をとり続けているから、ベッドが足りない、満床だ、って事になるんですよ。
それって、政府の政策のせいでしょ。何故、その事を、この記事の中に書かないんですか?
>何度も繰り返し起こってしまうことが残念でならない。と記事には書かれていますけど。こういう記事が何度も繰り返し書かれてしまうことが残念でならないですよ、私は。
本当に、こういう悲劇を繰り返したくないと思うのであれば、問題なのは今の日本の医療政策だ。という事を、きちんと記事に書くべきだと思いますよ。医師数削減、医療費削減政策が続く限り、こういう悲劇はまた繰り返されると思います。マスコミの言葉の使い方が違うって事に関しては、「奈良、たらい回し!の問題点」「患者受け入れ不可能」の記事なんかも確認して下さいね!「まぐまぐ大賞2007」の応援もよろしくね!