映画「ボーン アルティメイタム」を視た!(ネタバレ無し)
ジェイソン・ボーンは、記憶喪失になっている殺し屋で、
どういうワケで、殺し屋になってしまったのか謎のままだったけど、
今回の映画では、理由がついに分かった。
なぜ、ジェイソン・ボーンがいつも命を狙われるのかは、うすうす
分かっていたが、思ったとおりだった。でも、そんなことより、
最初から最後まで息をつくヒマもなく、アクション満載で
面白かったので、得した気分。マット・デイモンは、ハンサムでもなく
かわいくもなく、ジミー大西に似ている俳優だが、たまにかっこよく
見えるのだ。インドで殺された恋人をずっと愛していて、恋人の言ったことを
まだ尊重している。今までの仕事で殺した人々の顔を覚えていて、罪の
意識を持って悩んでいる。それでも、追ってくる暗殺者から逃げないと
いけないので、大変なのだ。ジェイソン・ボーンは、頭が良くて強くて
優しい。でも、いつも同じ行動をとるクセがある。電話をするときは、
相手を遠くから見ているし、プリペイド電話をよく使う。
純粋でいい人だから、周りの人も彼をほおっておけない。
マット・デイモンは、いい役をもらえてよかったなあ。
登場人物は、みんな国を愛している人ばかりなんだけど、
自分が神さまになってしまっていて、殺人もいいことだと思いこんでいるし、
人間らしくなくなって、悪魔的になっている。
そんな中で、正義を貫こうとする人々が輝いている。