イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2007年12月5日(水)ハヌカの祭1日目
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ブッシュ大統領が来月にイスラエルを訪問へ。米国政府は正式に確認
していないが、ほぼ確実と見られている。ブッシュ大統領が大統領と
してイスラエルを訪問するのは初めて。(H,P,Y)

*イランは核兵器開発を中止したとする米国諜報機関の報告を、イスラ
エルの諜報機関が疑問視。
イランは核兵器開発を推進している多くの
兆候があると、バラク国防相は語った。
(H,P)

*ストを続ける高校教師に労働裁判所から職場復帰命令。出勤は、ハヌ
カの祭休暇後。しかし、組合内には徹底抗戦の動きも。(H,P,Y)

エチオピア移民の子供が宗教学校で差別的扱いを受けていることが発
覚。改宗手続に伴って、子供を強制的に宗教学校に通わせるラビ庁の
やり方に、労働党議員などから非難が高まっている。(H)

*東エルサレムのアラブ人の土地買収を進める右派組織に、大口献金者
名の開示を政府が命令。21日以内に献金者を開示しない場合、NP
Oの登録が取り消される可能性もある。(H)

*国防軍のガザ攻撃でハマスのメンバー3人が死亡。(H,P,Y)

*通常は8本の蝋燭を灯すハヌカの祭で、二酸化炭素の排出を抑えるた
めに蝋燭の数を1本減らそうというキャンペーンを環境団体が開始。
宗教派の人々からは反発も出ている。(P)

英国のイスラム教徒がホロコースト記念日のボイコットを中止する方
針を決定。今年は記念式典に出席へ。(P)

*ハヌカの祭が始まり、テロを警戒して治安当局は厳戒態勢。(P)

2007年12月6日(木)
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*国防軍がガザのハマス拠点に対して行った攻撃で、ハマスのメンバー
2人が死亡。国防軍の攻撃はガザからの攻撃阻止に役立っていると、
ガザ周辺を視察した国防相は語った。(H,P,Y)

*ディヒター治安相が逮捕を恐れて英国訪問を中止。英では個人で他国
の戦争犯罪者を訴え、警察に逮捕させることが可能
で、以前にもイス
ラエルの軍人が危うく逮捕を免れたことがある。(H,Y)

*食糧援助を行っている団体の調査で、貧しい人の4分の1が自殺を考
えたことがあることが判明
。1日2食しか食べない人は6割、1年以
上も援助に依存して暮らす人も多数を占めた。(H,P,Y)

*ブッシュ大統領のイスラエル訪問は、政府の戦争調査委員会の最終報
告発表から世間の耳目をそらすための策略だと、複数の国会議員が発
言。最終報告では政府が厳しく非難されると見られている。(P)

*人権団体の訴えを受け、エルサレム地裁が内務省に国籍と永住権の認
定基準公開を命令。
今まで、国籍と永住権の認定基準は非公開で、様
々な差別があったとの批判がある。(H)

*国防軍が大規模なガザ侵攻を準備する中、自治政府高官が「国防軍が
ガザに侵攻すれば和平協議は中断する」と警告。ガザのファタハ指導
者はハマスと共闘体制を組んで国防軍と戦う方針を表明した。(P)

ハマスのハニエがまたファタハ交渉を呼びかけ。アッバス議長は
マスがガザ支配をやめることが対話の条件
だとしている。(Y)

*エルサレムの糞門近くで、1世紀頃にユダヤ教に改宗したアディアバ
ネ王国のヘレナ女王のものと見られる邸宅が発見。(H,P,Y)

2007年12月7日(金)
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*暫定国境の中でパレスチナ国家を設立し、最終的国境の交渉を進める
との考えを、アッバス議長が拒否。あくまで来年末までに最終合意
まとめ、段階的に実施する方針を示した。(H,P,Y)

*リブニ外相がNATO事務総長と会談へ。ガザへのNATO軍の展開
について意見交換を行う。(P)

*最終地位合意に向けたイスラエルとパレスチナの協議は来週から。当
初は過去の合意の再確認作業となり、実質交渉は来年から。(Y)

ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領が、イランの核の
脅威は続いているとして、圧力は継続すべきだと発言。(
H)

*昨日エルサレムの国際会議場でエルサレム分割に反対する大集会。先
週も同様の反対集会があったばかり。政治や宗教組織など、様々なグ
ループからエルサレム分割反対の声が高まっている
。(H,P)

*教育省は、ハヌカの祭の後、特別補習授業を行い教師ストで遅れた授
業の回復を図る方針。しかし教職員の中には反発の動きも。(H,P)

*ビシャーラ議員に多額の金を渡していたと、東エルサレムの両替商が
証言。同議員はスパイ容疑を受け、国外逃亡している。(Y)

*ハマスがカッサム砲の性能を向上

させている国防関係者が警告。製造後の保存性を高め、

大量発射が可能になっているもよう。(H)

*カッサム砲の攻撃を受けているスデロット市では、不動産価格が下落。
市外に移転しようにも家が売れない人が増えている。(H)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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カッサム砲の性能を向上させていると書いてあるが、

ハマスに性能を向上させる能力があるとは思えない。

どこの国が、カッサム砲をハマスに与えているのでしょう。

引越ししたくても家が売れないなんて、

スデロットの住民はかわいそう。ハマスは、イスラエルを

ほぼ毎日攻撃している。

イスラエルは、パレスチナ人に妥協して土地を与えると、

逆にそこから攻撃されるようだな。今までもそうだったし、これからも

そうなのかもしれない。エルサレムを分割すると、そこから

カッサム砲で攻撃してくるかもしれないな。そうなると、お互いに

エルサレムの壊しあいが始まる。よけい危険になるのかもしれないな。