金銭トラブルで殺されたおばあさん | 日本のお姉さん

金銭トラブルで殺されたおばあさん

香川県坂出市のパート従業員三浦啓子さん(58)と孫の山下茜ちゃん(5)、彩菜ちゃん(3)姉妹が大量の血痕を残し行方不明になった事件で、坂出署捜査本部は27日夜、死体遺棄容疑で、三浦さんの義弟で無職川崎政則容疑者(61)=高松市国分寺町国分=を逮捕した。

 川崎容疑者は「三浦さんだけ殺すつもりだったが、一緒に寝ていた子どもは騒いだので殺した。刃物で刺した」と供述。捜査本部は、供述から高松市と坂出市にまたがる「五色台」周辺の山中に遺棄された可能性が高いとみて、3人の発見を急ぐ。

 川崎容疑者は三浦さんの妹の夫で、三浦さんとの間に金銭トラブルがあったことが分かっており、捜査本部は詳しい動機を追及する。これまで任意で事情を聴いてきたが、事件に関与した疑いが強まったとして、27日午前から本格的に聴取していた。

 川崎容疑者が最近まで住んでいた坂出市の近隣住民らによると、三浦さんの妹がことし病死した後、妹が三浦さんのために借金していたことが分かり、恨んでいたという。

http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/article.aspx?id=20071127000447

「こんな大きな事件を起こす人とは思えない」。死体遺棄容疑で逮捕された川崎容疑者は、近所では物静かでまじめなイメージで通っていた。

 「普段は無口。あいさつ程度の付き合いだが逮捕は信じられない」と近所の住人は口をそろえた。その評判は、「騒いだから殺した」と幼い姉妹を手にかけた冷血さのイメージとはかけ離れる。

 一方、義姉の三浦さんとの間では金銭面でトラブルが絶えなかったようだ。

 川崎容疑者の妻で三浦さんの実妹は、今年4月に病死している。同容疑者は3月中旬、入院中の妻の見舞いに訪れた友人に「遺産の取り分でもめている。姉さえおらんかったら…」と漏らしていたという。三浦さんが妻の名義で借金することや保証人を頼むこともあったといい、義姉に強い不満を募らせていたとみられる。

 川崎容疑者は3人の行方が分からなくなった後の18日朝、三浦さんの実家を訪れている。平静を装い、3人の安否を気遣う三浦さんの年老いた両親に、「ニュースを見て事件を知った。大変なことになったが、力を落とさんように」と気遣うそぶりを見せていた。

 しかし、その日の夜には長男に、「友達と仕事に行く。じっちゃんとばっちゃんには言わんとってくれ」と言い残し、布団などを持って姿をくらましたという

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20071128000006

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殺されたおばあさんは、妹に金を借りさせて

その金を使っていた。川崎容疑者の妻が死んだ後、

妻の姉が妻に借金をさせて借りた金を返さないので

川崎容疑者が借金を背負うことになった。

川崎容疑者が殺したくなるような理由があったのだ。

おばあさんは、多分、

生活費に困って金を借りている内に、借金がかさんで

どうしようもなくなって妹に借金をさせたわけだ。

妹に借金をさせて、妹から金を借りたのだから、

自分で借金がもうできないくらいのひどい立場に

なっていたということだ。

金が無いのは、孫たちの親が生活費をくれなかったからか、

おばあさん本人がパチンコなどのギャンブルに

はまって金が無かったかだ。



名探偵コナンというマンガでも、毎回容疑者は、

やむにやまれぬ理由があって、犯罪を犯している。

殺された方も殺される理由がちゃんとあるのだ。

多分、世の中には、殺される方が悪い人だったり、

殴られて歯を折る方が実は悪い人である場合があるのだと思う。

それでも、日本は法事国家なので、殺人は殺人だし、暴行は暴行だ。

もしかすると、日本には、

日常のトラブルを解決する仕組みがちゃんとできていないのかも

しれない。

たとえば、地元の偉い人が、トラブルを解決するように、調停をして

くれるとか、裁判所で、裁判官がきつい命令を出してくれて

相手が、借金を払うようにしてくれるとか、

市役所のトラブル処理係りが解決の道を紹介してくれるとか、

消費者相談センターのような場所が無いか、あっても一般人には

分からない場所にあるのかもしれない。

警察は、事件が起こらないと動かない場所だから

助けてはくれない。

もっと気軽に弁護士に相談できて、気軽に裁判ができるような仕組みが

あればいいけど、逆にそれで他人に小さな事で訴えられて

苦しめられるようになるのもたまったものではない。

クリスチャンだったら、教会の牧師に相談して、牧師と一緒に解決するかな。

殺人を犯すのは、一番ヘタなやり方だ。人生をそれで、棒にふるのだから。

おばあさんは、妹に借金をさせて、借りた金を返さない悪い人だった。

そんなに、金が無かったわけは、生活費が無くて、借金がかさんだからだ。

生活費が無かったわけは、多分、孫の父親かおばあちゃん、本人のせいだ。

借金を返さない悪いおばあちゃんだけではなく、側にいた子供たちまで

殺すほど、川崎容疑者は怒っていたわけだ。普通は怒っていても

殺すまではいかないで、泣き寝入りするのだが、彼は行動的な人だった。

心の中で思ったことを実行してしまう人だった。

もしも、身近にトラブルを解決してくれる親戚や家族か、相談センターか

行政か、弁護士か、地元の偉い人がいたら、

こんな事件は起きなかった。

事件が起きないように、未然に防ぐ仕組みが、日本には無いのかな。

昔はあったのかもしれないな。