イスラエルからのニュース
2007年11月21日(水)
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*米国がアナポリス和平会議に40の国や団体を招待。シリア、リビア、
トルコ、バチカン、日本も招待されている。(H,Y,P)
*オルマート首相とエジプトのムバラク大統領が昨日、シナイ半島のシ
ャルムエルシェイクで会談。ムバラク大統領は、アナポリス和平会議
にシリアとサウジアラビアが参加するとの見通しを語った。(H,P)
*エルダッド氏が、世俗右派政党「ハティクバ」を立ち上げへ。政治的
には右派だが宗教に興味の無い有権者の獲得を目指す。(P)
*西岸地区のビルザイト大学が、ファタハとPFLPの争いのため授業
を中止。紛争は、他の大学にも拡大する兆し。(P)
*東エルサレムでアラブ人の土地の買収活動を進めているエラド
協会が、2005年に受け取った寄付の大半を占める約3千万シケル
の寄付者名の公表を拒否。不透明だとして問題になっている。(H)
*アンネの日記に登場する栗の木が、アムステルダム地裁の仮処分
で暫時保存へ。木の保存会が、木の再生法を検討する。(H)
*ナハリヤ近くの地中海岸で、漁をしていた青年が雷に直撃されて
死亡。一緒に漁をしていた弟の目の前での事故だった。(H,Y,P)
*禁煙法により125万人の喫煙者が不当に迫害され、喫煙する
権利が侵害されているとして、愛煙家らが最高裁に訴え。(Y)
*西岸地区への立入制限が緩和され、物価の安い西岸地区へ
買い物に行くアラブ系市民が急増。西岸地区の店は売上げが増し、
復興の兆しが見えている。一部の地区を除き、テロリストも減った。(Y)
2007年11月22日(木)
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*アナポリス和平会議に向けた共同宣言の作成交渉は、双方の
立場の違いが大きく難航。ガザに関しては、共同宣言で何かを採択
しても実施方法が無いため、双方が扱いに苦慮している。(H,P)
*25台の装甲車をオルマート首相が自治政府に提供へ。ガザでは
自治政府に提供した兵器が全てハマスに奪われているため、
西岸地区でも同じことが起こると、軍事関係者は懸念を表明した。
(H,Y,P)
*エルサレムのルプリアンスキー市長が、東エルサレムの開発
計画を発表。市域を一体化して分割を阻止するのが狙いか。(Y,P)
*大学教職員のストが長引き、あと10日余りで学期が不成立に
なる懸念。もし学期が成立しないと大きな影響が出る。(P)
*シリアを参加させるため、米国がゴラン高原返還問題をアナポリス
和平会議で検討か。イスラエル政府はパレスチナ問題だけを議論する
構えで、シリア和平に関する態度は決めていない。(P)
*アナポリス和平会議が失敗すればアッバス政権が倒れ、自治区は
無政府状態になり、ハマスが実権を握ると軍事関係者が懸念。(H,P)
*ブッシュ大統領の任期が終わる2009年までに中東和平の最終
合意を目指すと、ライス国務長官。しかし実現は難しいと認めた。(H)
*来月にバリ島で開催される気候変動対策会議にイスラエルは代表
の派遣を見合わせへ。テロの危険性が高く警備も困難なため。(H)
*スデロットに2発のカッサム砲攻撃。
負傷者は無かった。また、エレズ検問所に対して
数発の迫撃砲攻撃があった。(Y)
2007年11月23日(金)
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*昨日行われた自治政府との交渉でも、アナポリス和平会議での
共同宣言の文案は合意に至らず。これで直接交渉は打ち切り、
あとは27日から米国で始まる会議に持ち越されることになった。
(H,P,Y)
*止まらないガザからのカッサム砲
攻撃に対抗するため、12月2日からガザへの給電を削減へ。
最高裁に人権団体から出された訴えにより、ガザで「人道的危機」が
起こらない程度に止める。(H,P,Y)
*9月6日にイスラエルが行ったシリア攻撃には、米国も情報を提供
していたと航空雑誌が報道。イスラエルは米国の情報にもとづき、
事前にシリアのレーダーを破壊してから攻撃を行ったという。(H,P)
*レバノンのラホード大統領が任期切れ。後任を選ぶ国会は、
ヒズボラが率いる親シリア派の議員のボイコット作戦で成立しないと
見られている。権力の空白で混乱が起こる懸念が高まっている。(H)
*刑事捜査を受けた公職者は辞任すべきだとマズズ検事総長。一方で、
刑事訴追を政争の具とするイスラエルの風潮も批判した。(Y)
*拘束されたハマスのメンバーが、シンベトの長時間の拘束で手が
麻痺したとシンベトを訴え。事実関係の調査が行われている。(Y)
*現時点で総選挙を行った場合の議席数予測は、リクードが31、
労働党が20、現与党のカディマはわずか13となっている。(P)
*テルアビブで行われた核問題に関する会議で、グリーンピースのメン
バーが裸で会場に入り「核の無い中東を」と訴え。ペレス首相は「そ
の抗議なら、まずテヘランに行ってするべきだ」と応じた。(Y)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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グリンピースなどの平和論者は、イランで裸になって抗議しないで
安全なテルアビブで抗議をする。
まるで、日本の中の平和主義者みたい。
グリンピースは、日本の捕鯨船にわざとぶつかったりする、攻撃的な
連中だ。各国が合意して取り決めた言葉らも無視して、自分たちだけ
の理念で行動している迷惑な人々だ。
素直で一生懸命な人々というのは、新興宗教やテロリストや
暴力的な団体に入ると命をかけて他人に迷惑なことをする。
素直で一生懸命な人は、ヤクザに入っても、素直で一生懸命だ。
日本の親御さんのみなさんは、自分の子供を
素直で一生懸命な子供に育てるより、人間として
正しい生き方を選択できる賢い人間に育ててほしい。
日本を愛する日本人に育ててほしい。
ブラッド・ピットが主人公のチベットが中国に侵略される映画では、
チベットを愛するチベット人が中国のスパイになって、
チベットの軍の武器庫の場所を中国軍に教えて、中国軍が
チベットを侵略しやすいように、導いていた。
そのチベット人のスパイは、中国にチベットが併合されることが
チベットにとっていいことだと思ったからだそうだ。もちろん、中国に
高い地位を約束されていたこともあるが、自分ではチベットを愛して
いるからスパイになったのだと考えていた。映画の話なので
どこまで本当の話なのか分からないが、日本を愛していても
間違って日本をおとしめることをする人間もいるということだ。
日本を愛するとは、他国に侵略されたり、外国人に
乗っ取られないように気をつけるということだと思っている。
外国人に参選権を与えたい人は、日本を愛していない人だ。
日本の中で活動している平和団体には、バックに朝鮮半島と中国が
ついている。昔、アメリカがベトナムで戦争をしていた時に、
大学生や一般市民の中に入って平和運動を盛り上げていたのは
中国政府の息がかかったエージェントだった。
中国は、そういう工作を昔からしている。
今は、日本国内で工作していると考えてよい。
by日本のお姉さん