自衛隊の活動
自衛隊は今日も日本のために頑張って働いていることを
教えてくれる「軍事情報」という名前のメルマガの記事です。↓
ネパール人の兵士の監視や、ゴラン高原の停戦の監視、
イラク復興支援などをしている。対テロ戦争支援は終了した。
中国軍のミサイル駆逐艦が東京湾晴海ふ頭に
11月28日から12月1日までの間、やってくる。
この間、日本が東シナ海でガス田の試掘をすることもあると、
示唆したら中国軍は「それなら(中国軍は)軍艦をさしむける。」と
言ったのに、
日本政府は、中国軍のミサイル駆逐艦を東京湾に入れさせるのか。
わたしなら、日本に対して、偉そうに
軍艦を差し向けると言うようなヤクザ軍団には
ゼッタイに東京湾に入れません。一国の政府でもないくせに、
偉そうに失礼なことを日本に言うなんて、最低の礼儀も知らない
ヤクザ軍団だ。ヤクザは日本の領地に入れるな!!
ヤクザ軍団を躾けることもできずに、好きな事を言わせている
チュウゴク政府も同罪だ。ヤクザ軍団の方がチュウゴク政府よりも
偉いのかもしれない。または、チュウゴク政府が軍に
日本に好戦的な態度を示し、戦争を示唆する言葉を偉そうに語る事を
全面的に許可しているのかもしれない。
どっちにしても、チュウゴクは、日本に対して脅威だし、
チュウゴク軍は本当にヤクザっぽくて脅威だと感じる。
現在海外派遣中の自衛隊部隊・機関概要 ◎◎◎
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■国連ネパール支援団(UNMIN)
【展開背景と目的】
ネパールでは、1996年、マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義
派)が国王からの政権奪取を目的とした武装闘争を開始し、以来
約10年間にわたり内戦が続いていましたが、2006年に
新政権が誕生し、政府とマオイスト間の合意の元、国連に対し
ネパール国軍及び及びマオイストの武器および兵士の監視等を
要請しました。
その要請を受け、国連は2007年1月、安全保障理事会において
UNMINの設立を採択しました。
日本国政府は、国連からのUNMINへの軍事監視要員の派遣
要員を受け、3月27日閣議により派遣を決定し、同月30日より
陸上自衛官6名が派遣されることとなりました。
石橋克伸2等陸佐[陸軍中佐] 以下6名の隊員は、国連など関係
機関から現地情勢などの教育を受け、CRF(中央即応集団)
司令部所属かつ内閣府PKO事務局に出向した個人派遣として
ネパールの各地において4月中旬より展開中です。<中央即応集団>
【任務】
・マオイストキャンプにおける武器管理の監視、各種報告・調整、
活動地域の状況把握等。展開期間は1年間の予定。(~2008/03/31)
【構成】
1.軍事監視要員【陸】
石橋克伸2等陸佐[陸軍中佐] 以下幹部[将校]6名(佐官4・尉官2)
2.連絡調整要員:5名
■ゴラン高原 国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)
【展開背景と目的】
UNDOFは停戦に合意したシリアとイスラエルの間に設定された兵力
引き離し地域(AOS:Area of Separation)に展開し、両国間の
停戦監視及び兵力引き離しなどに関する合意の履行状況の監視を
任務とする国連平和維持活動[作戦]です。
1974年の設立から約30年が経過する現在活動中の国連PKOの
中で最も古い歴史を持つPKOの一つで、現在六ヶ国が参加して
います。
自衛隊はこの活動の中で輸送隊43名、UNDOF司令部要員2名を
派遣しています。中東和平のための国際的努力に対する、我が国の
人的な協力としての意義を有しています。
本来の任務以外の交流を通じても、「より安定した安全
保障環境の構築」に貢献しています。<中央即応集団>
【任務】
・輸送業務を中心とする後方支援活動
【編成】
1.司令部要員(2名 96. 2~)
(任務)
・UNDOF司令部におけるUNDOFの活動に関する広報・予算の作成並び
に輸送・整備などの業務に関する企画及び調整。期間は約半年。
2.輸送部隊(名称 ゴラン高原派遣輸送隊【陸】43名 96. 2~)
(24次隊)隊長 小倉好文3等陸佐[陸軍少佐](3師団主力 43名)
(任務)
UNDOFの活動に必要な日常生活物資などを、イスラエル、シリア及び
レバノンの港湾、空港、市場などから各宿営地まで輸送したり、
道路の補修などを行う。
関係国との交流、航空自衛隊の輸送機による物資輸送などの
各種支援により、現地活動の基盤維持にも努めている。
<陸上幕僚監部>
■対テロ戦争支援
●海(インド洋北部等 約600名 01.11~)
インド洋後方支援派遣部隊
【任務】米英軍等への補給等
【編成】
<第23次隊> 指揮官(第6護衛隊[駆逐隊]司令) 尾島義貴1等海佐[海軍大佐]
「きりさめ」(護衛艦[駆逐艦]) 「ときわ」(補給艦)
「テロ特措法」失効(07/11/1)に伴い、石破防衛大臣は平成17年11月1日15時、
部隊に撤収命令を発出し、同日24時、任務は終了しました。
●空(01.11~07.11)
【任務】在日米軍基地等にて物品等の輸送
テロ対策特措法に基づく航空自衛隊部隊による協力支援活動。
航空自衛隊は、第1輸送航空隊(小牧基地)所属のC-130H輸送機をもって、
01(同13)年11月29日 から在日米軍基地間の国内輸送を、
また、同年12月3日から在日米軍基地とグアム方面などとの間の国外輸送を
開始しました。
輸送支援は、主にC-130H輸送機で行っていましたが、在日米軍基地間の
国内輸送に、02(同14)年7月以降 C-130H輸送機に加えて、
C-1輸送機の使用を開始し、04(同16)年7月以降はC-1輸送機のみ
で国内輸送を行っています。
これら輸送支援で、主として米軍の航空機用エンジン、部品、整備器材、衣料
品などの 物資を輸送しています。
「テロ特措法」失効(07/11/1)に伴い、石破防衛大臣は平成17年11月1日15時、
部隊に活動中止命令を発出し、同日24時、任務は終了しました。
※対米支援空輸実施状況(平成19年11月1日現在)
国内運航:366回 国外運航:15回
■イラク復興支援
平成16年3月3日、クウェート国内の飛行場を拠点とし、イラク国内の飛行場と
の間でC-130機による人道復興関連物資等の輸送活動を開始しました。
現在第12期隊が活動中です。
●空(クウェート等 03.12~ 約200名)
【編成】
イラク復興支援派遣輸送航空隊
(12期) 指揮官 渡邊 弘 1等空佐[空軍大佐]
【任務】人道復興関連物資・人員の輸送
[参考]
DSI http://dsimil.com/jdf/143.dep.htm
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◎◎◎ 派遣部隊の活動概況 ◎◎◎
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【陸】
●第24次ゴラン高原派遣輸送隊の活動状況(陸上幕僚監部発表)
自衛隊はゴラン高原に1996年から輸送隊を派遣しています。派遣期間は、
当初、2年を目途としていましたが、国連からの強い要請などから、2年ごとに
延長されています。
総派遣期間は10年を超え、陸・海・空から選ばれた延べ約1,000名が
日本より約9000Km離れたゴラン高原の平和と安定に寄与してきました。
平成19年7月31日の閣議において、派遣期間が来年3月末までの6ヶ月の
延長が決定した事により、現在は今月6日から第3師団(司令部・伊丹市)を
主力として編成された第24次隊が第23次隊と交代し活動を開始しました。
「第24次ゴラン高原派遣輸送隊(UNDOF)」(中部方面隊)
第24次ゴラン高原派遣輸送隊は、陸上自衛隊第3師団を中心とした陸上自
衛官36名の要員の他、海上自衛官3名、航空自衛官4名の要員をもって編成
されました。任務として、UNDOFの活動に必要な日常生活物資等の輸送及
び関連業務(物資の保管、道路等の補修、重機材等の整備)を行っています。
2007年8月19日、千僧駐屯地において、第24次ゴラン高原派遣輸送隊が
編成完結し、小池防衛大臣から第24次隊長小倉3等陸佐[陸軍少佐]に対し
て、隊旗が授与された。
小池大臣は「国際社会の平和と安全の礎となっている事実を十分に自覚して、
任務の完遂に邁進されますよう期待しております。」と訓示した。24日には、
成田空港から第1波23名が出発、第2波は9月上旬に出発した。
10月30日~11月3日にかけて、中央即応集団副司令官(国際担当)の
磯部晃一陸将補[陸軍准将]が現地を訪問、部隊を激励し、UNDOF司令官を
表敬した。
【空】
●イラク復興支援派遣輸送航空隊(IRSAW)活動概況
輸送回数:607回(※輸送を実施した日数をカウントしたもの)
輸送物資重量:550.764トン
【物資等の区分1】期間:16.3.3~18.07.19
我が国からの人道復興関連の物資、陸上自衛隊の人員・生活
物資その他の補給物資、関係各国・関係機関等の物資・人員
【物資等の区分2】期間:18.07.20~19.11.9
我が国からの人道復興関連の物資、関係各国・関係機関等の
物資・人員、国連支援活動関連の物資・人員
( http://www.mod.go.jp/asdf/iraq/index.htm
)
【海】
●「インド洋後方支援派遣部隊」活動記録抜粋
「艦名」「これまでの出動回数」「母港」「展開期間」の順です。
<22次隊>
「すずなみ」(第1回) 舞鶴 070314~070827
「はまな」(第6回) 佐世保 070315~070826
<23次隊>
「きりさめ」(第3回) 佐世保 070714~
「ときわ」(第5回) 横須賀 070713~
○補給・輸送協力支援活動等の実績
平成13年12月2日(日)以降、平成19年8月20日(月)までに実施した協力支
援活動等の実績は以下のとおりです。
1 補 給
補給艦「とわだ」217回(艦艇用燃料)、29回(水)、9回(艦載ヘリ燃料)
補給艦「ときわ」191回(艦艇用燃料)、16回(水)、2回(艦載ヘリ燃料)
補給艦「はまな」216回(艦艇用燃料)、31回(水)、11回(艦載ヘリ燃料)
補給艦「ましゅう」99回(艦艇用燃料)、26回 (水)、30回(艦載ヘリ燃料)
補給艦「おうみ」51回(艦艇用燃料)、15回 (水)、12回(艦載ヘリ燃料)
[補給先]
カナダ駆逐艦(43回、3回(艦載ヘリ燃料))、フランス駆逐艦(94回、1回
(艦載ヘリ燃料))、ドイツ駆逐艦(29回、9回(艦載ヘリ燃料))、ギリシ
ア駆逐艦(10回)、イタリア駆逐艦(40回、3回(艦載ヘリ燃料))、オラン
ダ駆逐艦(11回)、ニュージーランド駆逐艦(15回)、パキスタン駆逐艦
(139回、117回(水)、13回(艦載ヘリ燃料))、スペイン駆逐艦(10回)、
イギリス補給艦及び後方揚陸艦等(33回、4回(艦載ヘリ燃料))、
アメリカ補給艦及び駆逐艦(350回、31回(艦載ヘリ燃料))
[回数合計] 774回(艦艇用燃料)、117回(水)、 64回(艦載ヘリ燃料)
[補給量] 約48万KL(艦艇用燃料)、約6430t(水)、約940KL(艦載ヘリ燃料)
2 輸 送
(1)補給艦「とわだ」による物品の輸送
(2)掃海母艦「うらが」による被災民救難物資の輸送
(3)輸送艦[揚陸艦]「しもきた」による建設用重機等の輸送
(4)イージス護衛艦[イージスシステム搭載型DDG]「こんごう」による
物品の輸送
(統合幕僚監部発表 070823より
http://www.mod.go.jp/jso/press/p200708232.pdf
)
(略)
2 質疑応答
Q: 新テロ法案が、今日午後の衆議院本会議で衆議院を通過する
見通しとなっておりますけれども、今後の参議院での審議入りを
巡って、与野党の攻防が早くも始まっているようですが、今後の
参議院での審議の見通し等について、
大臣はどのようにお考えでしょうか。
A: (略)
政府与党そして野党の間できちんとした話し
合いがされて、良い形でこの「テロとの闘い」というものについて、
わが国が引き続き活動していけることを望んでいるということでございます。
Q: 民主党の骨子というのは、海上阻止活動に参加する条件として、
国連決議に基づく活動だということを唱ってますけれども、
この点で歩み寄りはどの
ようなものが可能なのでしょうか。
A: それは、今から国連決議をやり直してくださいとか、そういうことが
言えるのかどうなのかということもございましょう。と同時に、
今の国連決議1368に基づいて行っている活動は、
全く国連と無縁のものかと言えば当然そんなことはありません。
国際連合の呼びかけに応じて、わが国が法律を作り
補給活動、あるいは輸送活動というものをやってきた。
そして、今度の新法においては補給に絞ってやっていくということ
ですが、そのことをもって、
「いや国連の呼びかけに応ずる形ではだめなのだ、なぜならば。」
という立論、
そこのところを私は聞いたことがないのです。
国連の呼びかけに応ずるのが駄目で、国連の決議に基づく国連の
活動に限定するという理由が、今ひとつ衆議
院の審議を聞いていても明らかではなかったし、
民主党の中においても、
「そうでなければ絶対にいけない。」という立論をされた方も
私はあまり記憶いたしておりません。
そうすると、私どもとして本当にご教示をいただきたい
と思っているのは、その点でありまして、
なぜ国連の呼びかけに応ずる形では駄目なのだ、
そしてなぜ国連の決議による国連の活動でなければ駄目なのだと
いうことを詳らかにしませんと、
歩み寄りの余地があるかないか、今の時点で
判断ができないのであります。
仮に国連の決議による国連の活動でなければ駄
目だということが、「国権の発動として」という部分に係るのだという
ことであれば、それは憲法9条をどう読むのか、
ということとして議論になることでございましょう。
あるいは、「その話ではない。」と、「そもそもそういうこ
とでなければ国際協調というものは成り立たないのだ。」ということ
であれば、
それは一つのご議論だと思います。
ですから、なぜそういうふうになるのか。
民主党の骨子に、確かにそのように書いてありますが、
それについての法律案を提出されるときには、
当然提案理由の説明というものがあろうかと思います。
そして、本会議になるのか何になるのか、
一体何故そういうこと
なのかということの説明あるいは質問に対するお答えと
いうものがあると存じます。
そこを聞いてみないと、今の時点で軽々に申し上げることは
よろしくないと思います。
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◎◎◎ 編集雑記 ◎◎◎
風邪にお気をつけ下さい。
(エンリケ航海王子)
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