安っぽい婚約指輪をもらいそうな30代女性が不満をもらしている。
来月安っぽい婚約指輪を受け取りそうな30代女性が
本当は、ちゃんとしたダイヤの指輪が欲しいんだと、
ちゃんとした指輪をもらった方が、ありがたみが出るし愛情も
尊敬も変わってくると思うなどと、不満の気持ちを
ネットに出したのだが、それに対する男性たちのコメントは冷たいものだった。
世の中の男性は、本当はダイヤの婚約指輪なんて無駄使いだと
思っているんだと良く分かった。中にはダイヤなんか炭素の塊だと
書いている人もいた。
結婚指輪をするのは、独身者に対する警告の意味もある。
指輪をするのは、結婚相手に対する責任感がある行為だと思うけど、
婚約指輪はなんなんだろう。
わたしの周りの婚約指輪をもらった人たちは、ダイヤの指輪なんて
使っていない。家に置いているだけだ。
婚約指輪は、他人の結婚式に出席するときにしていくとか、
婚約したときに、周りの人に見せびらかす時にしか使わないのではないか。
無駄と言えば無駄だ。クリスチャンは、婚約指輪にダイヤの指輪なんか
贈らない。結婚指輪は、結婚式の時に、交換するけど、教会で婚約式に
ダイヤの指輪を贈る儀式なんか無いし、いったいいつ誰が婚約の時に
3ヶ月分のダイヤの指輪を贈るようにしむけたのだろう。
デビアスという宝石店が、そういう宣伝をしたという話だが、
スィート10ダイヤモンドだとか、ダイヤを三つつなげたデザインの
ネックレスを妻に贈ることなども、単なる宝石店の提案だと思う。
チョコレート会社が、バレンタインデーに女が好きな男性に
チョコレートを贈る習慣を勝手に作ったようなものだ。
日本人はイベントが大好きだから、新しい習慣が直ぐに定着する。
テレビのCMや新聞のCMに、すごい効果があるという証拠だ。
日本では、花王という洗剤の会社があるが、後から来たアメリカ系の
洗剤の会社がテレビでどんどんCMを流したら、その会社は一気に有名に
なって、日本でかなり儲けているようだ。日本の主婦はCMに弱いのだと
いうことだ。イメージがいいと、物が売れる。悪いと売れない。
婚約指輪にダイヤを欲しがるこの女性は、まさに宝石店が作り出した
イメージに惑わされている状態にあり、婚約するときはちゃんとした
ダイヤの指輪が欲しいと願っている。
でも、来月、婚約者からもらえそうなのは、安っぽい指輪。
安っぽい指輪をもらうのがいやなのに、この女性は
自分の意見を言えず、そのまま受け取ることになりそうなのだ。
それで、自分のもやもやした気持ちをなんとかしようと、
ネットに「どう思いますか?」と書いているのだ。
この女性は、嫌なことが起きた時、相手に自分の気持ちを伝えられないで
いる。そこが問題だと思う。婚約者とコミュニケーションがとれていない。
ちゃんとした婚約指輪じゃないと嫌なのだと相手に言えばいいのだ。
ダイヤには、いろんなランクがあって、大きくても色が黄色っぽいものとか
傷があるとか、小さくても輝きがきれいだとか、いろいろ選べるのだから
婚約者に予算を聞いて、一緒に店に行ってもらい好きな指輪を
買ってもらえばいいのだ。
東京には10万円代で、他店では20万円はするようなダイヤの
指輪が買える店などがあって、他県からも買いにきたりしているそうだ。
そういう店を探して、安くて良いダイヤの指輪を買えばいいと思う。
鳥でも、結婚するときは、メスの鳥にプレゼントをしたりダンスを
見せたりして、メスの気を引いている。
指輪で、喜ぶなら買ってあげるといいと思う。
または、早めに相手の持っている結婚のイメージを壊して、
自分のイメージを刷り込んで、
ダイヤの指輪の代わりになる物をプレゼントするとか、旅行に金を
かけるとか、結婚指輪を高価なものにして、婚約指輪は無しにするとか
婚約指輪の代わりのものを与えたらいいのだ。
最初から女性が、指輪に興味が無くて、なんでもいいというタイプなら
いいが、普通の女性で婚約指輪はダイヤが欲しいと願っているなら、
買ってあげたらいいと思う。
それで、一生ご機嫌になってくれるなら安いもんだ。
もてる男は、女性にプレゼントする時は、一生懸命相手に気に入られる物を
探すし、いいタイミングで渡す。これから結婚して一緒に生きようというのに
プレゼントをケチるような男性は普段の生活でも、妻にお花を買って贈ったり
出張に行ったらお土産を買うなどしない、つまらない人なのかもしれない。
自分の趣味や自分の持ち物には金をかけるタイプなのだろう。
安っぽい婚約指輪をもらいそうで不満がある女性は、
ちゃんと、自分の意見を言わないと、これから結婚してもずっと何も意見を
言わないで影で文句ばかり言っていそう。
結婚して主婦になってからも、ずっと心の中で安っぽい婚約指輪しかくれ
なかった夫を責め続けていたら、ケンカした時にそのことを口にする
かもしれない。それだったら、最初から、相手の予算を聞いて、
好きなデザインの指輪を選ばせてほしいと言うべきだ。
相手のためにも、その方がいい。
相手の男性だって、安っぽい婚約指輪のせいで一生ネチネチ
文句を言われるよりは、ちゃんとした指輪を買ってあげて満足させるほうが
得かもしれない。
女の人の中には、キラキラしたものが大好きなタイプがいて、「ダイヤの
指輪は一生ものだけど、物は古くなって壊れてしまう。」と言う人も
いるし、「ダイヤなんかより、結婚式なんかより、旅行で金を使いたい。」と
言う人もいる。いろんな女性がいるんだから、ダイヤの婚約指輪が欲しいと
考える30代の女性を罵倒する男性たちのコメントを読んでいると、
なんか違うなと感じる。いろいろなタイプの女性がいてもいいではないか。
きっと、その女性は結婚に関するイメージが「普通」なんだろう。
結婚するなら、せめて一か月分ぐらいのダイヤの婚約指輪を現金で
買えるぐらいの金を用意していないとダメだろう。
以前、バイトをしていた場所で聞いた話だが、
新しく来たパートさんに従業員の男性が恋をして、結婚を申し込んだのだが、
全然貯金をしていないことがバレてしまった。
パートの女性は、150万円貯めて結婚できるようになってから申し込んで
欲しいと言ったのだそうだ。
従業員の男性は、それから必死でいろんなローンを返して150万円貯めて
結婚を申し込んだ。ちゃんと、150万円以内でささやかな結婚式をして、
あまったお金で新婚旅行にも行ったそうだ。
貧乏でも、ちゃんと正直に予算が無いことを女性に話せば、婚約指輪も
安っぽくても我慢してくれるだろうし、出世したら買うからと約束して、
待ってもらって、結婚指輪に金をかけるという方法もある。
知っている女性は、ご主人になる相手に1千万以上の借金があったのに、
実家の両親と相談して、実家を売って相手の男性の借金を返済してあげて
から結婚した。話し合えばなんとかなるものなのだ。愛があれば。
自分が感じていることを素直に話し合える関係なのかどうかが結婚には
重要なことのだと思う。安っぽい婚約指輪をもらいそうな30代の女性は
自分の気持ちを相手に言えないでいる。その事が問題だなと思う。
もしかしたら婚約者は、貯金が無くて貧乏なのかもしれないし、
高価な婚約指輪は必要ないと思っている人で、
旅行や家具にお金をかけたいタイプなのかもしれないが説得したら、
ちゃんとしたダイヤの婚約指輪を買ってくれる人なのかもしれない。
この女性は、自分の気持ちをちゃんと言えない相手と結婚しても
いいのかな。相手のためにも良くない。婚約者がネットで不満を漏らして、
他人の意見を聞こうとしているなんて、嫌じゃない?わたしが男だったら、
自分の相手がちゃんとしたダイヤの指輪を欲しがる女性だったら、
必死で値段が安くてよいものを探すと思うけど。ダイヤの値段なんて、
店のオーナーの気持ちしだいでつけられている。いいダイヤを安く
売っている良心的な店もある。予算がなくてもそんな店を探す努力を
すればいいと思う。東南アジアや中国の女性は24Kが大好きだ。
貧乏な時に金を売れば金になるからだ。
本当はダイヤの指輪よりも、24Kの指輪を買ってもらった方が、
資産としては価値がある。一般の人が買えるダイヤなんて、
価値がまったく無いらしい。
インドネシアだったら、買った店の証明書を持っていると、金が無いとき
現金に換えることができる。日本でも18Kやプラチナを買い取って
くれる店もある。
でも、その時の金やプラチナのレートから手数料を引いたら、
すごく安くなるから、売るだけ損をしたような気分になります。
本当は無駄に高いダイヤの指輪よりも、日本政府のハンコが押してある
18Kの金の延べ棒を買ってもらうほうがいいんじゃないかな。
テレビのCMで、婚約のしるしにダイヤの指輪を贈るのは格好が悪い古い
習慣で、金の延べ棒をプレゼントするのがトレンディだと、どんどん流せば、
それが「普通」になるんだと思います。
P.S
でも、それだと、
どこの家の金庫にも、金の延べ棒があると悪い東アジア人に
知られちゃうから、アブナイですね。
ナイフで脅されて家族全員がガムテープで縛られて
金庫を開けさせられて、金の延べ棒を奪われてしまいますね。