中国の歴史的な建設物は、いい加減に立て直されているようだ。
「毎日ひとこと、中国語・留学生活ニュース（新聞）」 第770号 2007.11.5
今週は北京の名所案内で、まず初めは国子監です。
国子監(guozijian)は地下鉄雍和宮で下車し、南に約３００ｍ行って雍
和宮入口の反対側にある路地を約２００ｍ入った所にあります。
ガイドブックには国子監と孔廟を別々に説明してますが、現在はまと
めて一つの見学場所になってます。
また国子監は首都図書館、孔廟は首都博物館とも呼ばれてます。
中に入ろうとすると、切符売り場で「現在工事中だがよければ」と云
うので見てみると、確かに建物は全て足場がかかり、地面は掘り起こ
されてます。
これでは入っても仕方がないので入るのは諦めました。
工事完成は来年と言ってましたが、オリンピック前と思われます。
現在北京はどこもこのように工事中ですからオリンピック前の北京旅
行は薦められません。
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普段からメンテナンスをしていれば慌てることはありませんが、今ま
で放置して置いて突然改修工事と称してオリジナルと似て非なる物に
建て換えるのは一種の破壊行為としか思えません。
北京の文化財、旧市街の破壊の様子は
「ワイルドグラス」（イアン・ジョンソン著）
http://tinyurl.com/3db7jk
を読むとよく分かります。
■ 発行者
ケマル・カイセリ
会社を退職後、中国は天津に単身語学留学へ。
年に二回、夏休みと冬休みのみ実家に帰る風来坊。
趣味は旅行のやぎ座Ｏ型。
バックナンバー(写真もこちら！）
http://blog.livedoor.jp/hitokoto_news/
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日本のお姉さんの意見。↓
ケマルさんは、外国人ではなくて、日本人です。
会社を早期に定年退職して中国天津の学校で語学を学びながら
たまに旅行をしてメルマガを配信している。
天津でも北京でも歴史的な建設物が、ずさんな修復工事のおかげで
石垣の土台がコンクリートになったり、以前とは全く違うモノに
とってかわったりするのを悲しんでおられる。
普通の日本人旅行客が行かないような歴史的な場所に行って
旅行記を書いている。地味なメルマガだが、たまに地元密着の
おもしろい記事を書いてくれるので、つい読んでしまう。
「ワイルドグラス」（イアン・ジョンソン著）
http://tinyurl.com/3db7jk
という本は、おすすめだそうだ。
確かに、これはおもしろそうな本だ。
中国北京の歴史的な建築物は、オリンピック向けにあちこち修復されて
以前の建物とは違うケバケバしいモノに変わっているらしい。
何も知らない西洋人には受けるのだろうが、歴史的な建築物を
いい加減な形に作り直していいのだろうか。
中国人は、日本では考えられないようなことをする。
やっぱり、日本人と中国人は全く異なる民族だなあ。
顔が似ていても、文化や考え方や性格が全く違う。
中国語も英語と同じ文法だし、漢人と言っても、モンゴルや朝鮮人などの
いろんな民族が交じり合った雑種になっているし、少数民族を迫害して
二人目の子供ができると、漢人の医者と地元の漢人の幹部がやってきて、
奥さんを無理やり病院に連れて行って堕胎させ、勝手に子供が生まれないように
避妊手術をしてしまうのだから恐い。
日本人はあまり気にしていないけど、中国は人権なんか無い国なのだ。
でも、幹部の実力者は何でも金で解決するらしく、２、３人子供を作っている。
日本に私費で留学できるような幹部の子は、聞いてみると一人っ子ではなくて
大抵兄弟姉妹がいる。田舎の農民は、一人だけは戸籍をとるが、
後の子供は戸籍無しだ。戸籍無しの黒子（ヘイツ）を入れると、
中国の人口は１３億人ではなくて、１４億人か１５億人。へたすると１６億人は
いるかもしれないという話だ。
ヨーロッパに売春に出かけるような中国人の女の子は大抵戸籍の無い
黒子（ヘイツ）なのだそうだ。戸籍が無いから、ニセのパスポートを
中国マフィアに作ってもらって、借金をして外国に出かける。
戸籍が無いし中国にいても、未来はないから、外国に密入国することも、
不法滞在することも、あんまり苦にも思っていないし、悪いことだとも
感じていない。パキスタンで起こったイスラム教の神学校のテロも、
中国人売春婦に抗議することから始まった。中国人の戸籍の無い
黒子（ヘイツ）は、どこにでも行く。日本で犯罪を犯して捕まる中国人の中にも
黒子（ヘイツ）がいて、日本政府が中国に問い合わせても、戸籍が無い
ので、中国政府も「そんな人間はいない。」などと言って関与しない。
ニセのパスポートで日本に入国して犯罪を犯して捕まっている黒子（ヘイツ）が
たくさん日本の刑務所に入っているそうだ。