気になるパキスタンの情勢
【ニューデリー栗田慎一】パキスタンのムシャラフ大統領は3日夜、憲法停止を含めた国家非常事態宣言を発令した。国営テレビは事実上の戒厳令を敷いたと報じた。クーデターで実権を握ったあと、8年間続くムシャラフ体制に対し、国民の反発が強まっており、非常事態宣言によって、パキスタン情勢がさらに混乱する可能性もある。
宣言により、全てのメディアや電話会社など通信関連は政府の管理下に置かれた。すでに軍が全テレビ局に配置され、ニュース放送は停止している。また、同国軍は大統領選の合憲性を判断していた最高裁に展開し、チャウダリー長官を排除した。 非常事態宣言で、最高裁で係争中のムシャラフ氏が再選された大統領選(10月6日)結果をめぐる合憲性の審理は中断する見通しとなった。政府内には10月末ごろから、最高裁が大統領選の結果に不利な判決を出すとの情報が広まっていた。 大統領は「選挙結果が認められれば陸軍参謀長を辞任する」と公言していたため、非常事態宣言は不利な判決が出るのを封じることが目的との見方もある。また、参謀長辞任は当面実現しない見通しとなった。 パキスタンでは、7月のイスラマバードのモスク(イスラム礼拝所)「ラル・マスジッド」の武力鎮圧後、これに反発するイスラム過激派が、軍基地周辺で自爆攻撃をエスカレート。また、最大野党「パキスタン人民党」総裁のブット元首相が8年半ぶりに帰国。9月に帰国を強行し、再び国外退去処分となった第3野党「イスラム教徒連盟ナワズ・シャリフ派」総裁のシャリフ元首相も、年内の帰国を計画するなど、大統領への政治的圧力も強まっていた。 11月3日23時7分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000082-mai-int ~~~~~~~
パキスタンのことなんて、日本と関係ないと
思っている人もいるだろうが、
世界は意外に小さいのだ。
回り回って、どこかで日本と関係しているのだ。
アフガニスタンだって、どうでもいい国で
関係ないと思っていたら、テロリストの巣窟になっていて
アメリカが9.11でやられて、日本も、
テロとの戦いに参加することになったではないか。
アフガニスタンとイラクのおかげで、日本が頼りとする
アメリカがどんどん貧乏になっていっている。
日本にとって大損害だ。
小さくて遠くてどうでもいい国のことだと思っていたら、
とんでもない目に会うことだってあるんだ。
だから、パキスタンのことも心配。
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