イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2007年10月31日(水)
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ガザからイスラエルに対して

10発の砲撃があり、民家が炎上。

カッサム砲も2発の攻撃があった。(P,H,Y)

*国防軍がガザ南部のハマス拠点を攻撃し、4人を殺害。ガザ北部でも
イスラエルを攻撃中の武装勢力に対する攻撃が行われ、パレスチナ側
に数名の負傷者が出たもよう。(P,H,Y)

*シートリット内相が「他国のように移民者は徹底的に審査すべき」と
語り、ユダヤ人に自動的に国籍を与える制度の中止を提言。しかし、
移民相などから反対の声が起こっている。(P,H,Y)

*パレスチナとイスラエルの紛争の原因が解決されなければ、再び武力
衝突が起こるとアッバス議長が警告。自治政府のクレイ氏は、パレス
チナ国家設立の日が決められない限り交渉はしないと語った。(P,H)

リブニ外相の中国訪問は大きな成果なし。中国はイランの核開発に対
する制裁は不必要だとの考えを変えなかった。(P,H)

ハマスの武装部門指導者が、イスラエル領土内でのテロを数週間以内
実施すると宣言。バラク国防相は、ガザに対する大規模な軍事作戦
を近日中に行うとの考えを示した。(P,Y)

*テルアビブの路上で車上からの銃撃事件があり、1人が死亡。犯人は
逃亡した。テロではなく暴力組織の犯行と見られている。(P,H)

*カツァブ元大統領の司法取引に関する最高裁の事情聴取が終わり、最
高裁は近日中に判断を示す。司法取引が不適正とされれば、マズズ検
事総長が辞任に追い込まれる可能性もある。(Y)

2007年11月1日(木)
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*チーフラビとの会談のため、聖公会のカンタベリー大主教がイスラエ
ルを訪問中。ベツレヘムのパレスチナ人クリスチャンの減少はイスラ
エルの責任だと語り、イスラム教による迫害には言及せず。(
P,H)

*敵国を無許可で訪問した議員の、国会議事への参加を禁じる法律が予
備朗読を通過。シリアなど訪問しているアラブ議員からは、人種差別
だとして反対しており、敵国訪問を強行する構え
。(P,H,Y)

*ユダヤ人地区に住宅用地を購入しようとして拒否されたアラブ人が、
人種差別だとして最高裁に訴え。最高裁は、判決が出るまで問題の土
地の処分を禁止する仮処分を行った。(P,H,Y)

停戦決議に違反してヒズボラが射程250キロのミサイルを含む大量
の武器を密輸して備蓄していると、イスラエルが国連に報告
。国連の
潘基文事務総長は、懸念を表明した。(P,H)

*3週間も続く教師のストを解決するため仲介を行っていたエルダール
氏が仲介役を辞任。ストで65万人の生徒に影響が出ている。(P,Y)

*ガザでの銃撃戦でイスラム聖戦のメンバー1人が死亡。国防軍は、ガ
ザからの砲撃に対抗するため定期的に掃討作戦を行っている。(H)

ガザのテロリストが学校の敷地内からロケット砲を発射する映像を国
防軍が公開
。国防軍の反撃を防ぐため、ガザの武装組織は民間施設や
民家からイスラエルに対する砲撃を行っている。
(Y)

*「ユダヤ人兵士を殺す」と刻んだナイフなどを持った18歳のパレス
チナ人少年を国防軍が逮捕。わざと逮捕された可能性もある。(P,Y)

*イスラエルとパレスチナの警察が交通事故防止に関する始めての共同
研究会を開催。EUが双方に働きかけた。(H,P)

2007年11月2日(金)
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ガザとエジプトの間に掘られた武器密輸トンネル7本を国防軍が破壊。
長さは1キロで、人が通行できる太さ。この2年で数十本のトンネル
が新たに掘られたと見られている。(P,Y)

*政府関係者が、違法入植拠点の撤去を和平行程表に従い進める考えを
表明。撤去は実力行使ではなく話し合いで進める考え。しかし、バラ
ク国防相は年内に撤去を行うことは無いと語った。(Y,H,P)

*教師のストライキに解決の見通しが立たないため、労働党の閣僚もタ
ミル教育相を非難。(Y,P)

ラビン首相を暗殺したアミルの子供の割礼式を、アミルの立会いで監
獄内において行うことを監獄が許可。アミルはラビン首相を殺害した
ことが正しかったと主張しており、全く反省していない。(Y,H,P)

ガザから13発のカッサム砲攻撃

 国防軍のテロリスト掃討作戦で、ガザでは4人のパレスチナ人が死亡した。

 (Y)

*ナブラスに今日、自治警察が展開へ。国防軍との合意は1ヶ月前に成
立していたが、自治警察の体制が整わず実施が遅れていた。(H)

*ヒズボラが国連決議に違反しているとの非難に対抗して、レバノン政
府もイスラエルの偵察機が領空を侵犯していると指摘。(H)

*ギリシャ正教会のエルサレム教区長の支持者と前任者の支持者がエル
サレムの施設内で乱闘騒ぎ。(Y)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp