イスラエルからのニュース
2007年10月26日(金)
****************************************************
*ガザからのカッサム砲による攻撃が再び激化の兆しを見せているため、
ガザへのエネルギー供給を一定時間停止する措置の実施をバラク国防
相が許可。同様の措置は何度か提案されて来た。(P,H,Y)
*ガザで国防軍とパレスチナ武装勢力の戦闘。武装勢力の3人が死亡し、
国防軍兵士も負傷した。(Y,H)
*国防軍が攻撃で破壊した原子炉の跡をシリアが完全に破壊し、撤去し
たと米国の専門家が衛星写真から分析。(Y)
*国防軍がゴラン高原で行う予定だった軍事演習をガリラヤで実施へ。
ゴラン高原で緊張が高まっているため。(Y,H,P)
*アルアクサ殉教団が、グーグルの無料ソフトを使ってカッサム砲の狙
いを定めていると、ガーディアン紙が報道。(Y,P)
*自治政府がナブラスの治安維持を強化へ。500人の自治警察官を派
遣し、ハマスによる無法状態を解消する。(Y,P)
*エルサレムのバプテスト教会に放火。バプテスト教会は多くのコング
リゲーションが使用しており、以前にも放火があった。(I)
2007年10月28日(日)
****************************************************
*イスラエルの攻撃を受けたシリアの施設は、2001年から建設が進
んでおり、米国が分析を進めていたことが判明。(P,H,Y)
*砲撃に対抗してガザへの燃料と電力の供給を停止する措置は集団的処
罰だとの批判を受けているため、国防軍は「ガザをイスラエルから切
り離し、エジプトの管理下に置く戦略の一環」と説明。(P,H)
*リブニ外相が中国訪問に出発。イランの核開発阻止に向けた協力を呼
びかけるのが訪問目的の一つ。(H)
*アラブ人が社会奉仕に志願すれば村八分にすると、アラブ系議員がア
ラブ系市民に警告。兵役を免除されているアラブ人に、政府が社会奉
仕への志願を呼びかけているため。(P,Y)
*アナポリス和平会議に向けて、ライス国務長官がカーター氏、クリン
トン氏らと会談。困難な交渉に向けて助言を得るため。(Y,H)
*ハマスの爆弾が誤爆発を起こし女性2人と子供1人が死亡。(P,H,Y)
*自治政府が自治警察官の数を半減へ。もともと自治警察官は約半数が
実際には仕事をせず、給料だけを受け取っている。(P)
2007年10月29日(月)
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*ガザへの燃料の供給は削減されたが、電力供給の停止はこれから。人
権団体が、制裁措置の中止を求めて最高裁に訴えている。(H,P,Y)
*シャロン前首相の息子のギラド・シャロンが180万ドルの詐欺を行
ったとして、米国で訴えられている。イスラエルも捜査に協力。(H)
*カツァブ元大統領を強姦容疑で訴えなかったのは、合意の上だった可
能性があるからだとマズズ検事総長が説明。(H,P)
*作戦中にトルコ領空を侵犯したとすれば遺憾だと、オルマート首相が
発言。シリア空爆を間接的に認めた発言と見られている。(H,P,Y)
*教師のストライキが解決しないため、労働組合のヒスタドルートがゼ
ネスト実施に向けた動きを開始。政府も労働裁判所に訴えて教師のス
トを中止させる方策を検討している。(H)
*アナポリス和平会議では、和平に向けた時間割は決められないとの考
えをオルマート首相が表明。一方、左翼政党メレツの会議に出席した
自治政府のクレイ氏は、時間割が必須だとの考えを示した。(P,Y)
*ラビン首相の暗殺犯、アミルと獄中結婚した女性が夫婦面会で妊娠し
た男児を出産。割礼式は11月4日。(P,Y)
2007年10月30日(火)
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*マズズ検事総長が、ガザへの電力供給停止に反対を表明。しかし、ガ
ザとの経済的な関係を断つのはイスラエルの権利だとした。(H,P,Y)
*国連の潘基文事務総長がガザへの制裁措置に反対を表明。しかし、武
装勢力に対してイスラエルへの無差別攻撃の中止を求めた。(H,Y)
*オルマート首相が、前立腺がんと発表。しかし、生命に危険のあるよ
うなものではないため、政務は続ける方針。(H,P)
*ガザ南部の銃撃戦で国防軍兵士が死亡。ハマスはガザに地下壕を建設
し、軍備を強化していると国防軍幹部は分析している。(H,P)
*イランの外相がシリアのダマスカスでハマス幹部と会談。ガザ封鎖と、
アナポリス和平会議への対応策を協議するのが目的。(H)
*ファタハが西岸地区でハマス支持者の掃討作戦を強化する中、ハマス
の幹部が「この秋に西岸地区も武力で制圧する」と宣言。(P)
*エジプトのムバラク大統領が原子炉を建設する方針を発表。平和利用
が目的だという。(P)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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*ガザからのカッサム砲による攻撃が再び激化の兆しを見せているため、
ガザへのエネルギー供給を一定時間停止する措置の実施をバラク国防
相が許可。同様の措置は何度か提案されて来た。(P,H,Y)
*ガザで国防軍とパレスチナ武装勢力の戦闘。武装勢力の3人が死亡し、
国防軍兵士も負傷した。(Y,H)
*国防軍が攻撃で破壊した原子炉の跡をシリアが完全に破壊し、撤去し
たと米国の専門家が衛星写真から分析。(Y)
*国防軍がゴラン高原で行う予定だった軍事演習をガリラヤで実施へ。
ゴラン高原で緊張が高まっているため。(Y,H,P)
*アルアクサ殉教団が、グーグルの無料ソフトを使ってカッサム砲の狙
いを定めていると、ガーディアン紙が報道。(Y,P)
*自治政府がナブラスの治安維持を強化へ。500人の自治警察官を派
遣し、ハマスによる無法状態を解消する。(Y,P)
*エルサレムのバプテスト教会に放火。バプテスト教会は多くのコング
リゲーションが使用しており、以前にも放火があった。(I)
2007年10月28日(日)
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*イスラエルの攻撃を受けたシリアの施設は、2001年から建設が進
んでおり、米国が分析を進めていたことが判明。(P,H,Y)
*砲撃に対抗してガザへの燃料と電力の供給を停止する措置は集団的処
罰だとの批判を受けているため、国防軍は「ガザをイスラエルから切
り離し、エジプトの管理下に置く戦略の一環」と説明。(P,H)
*リブニ外相が中国訪問に出発。イランの核開発阻止に向けた協力を呼
びかけるのが訪問目的の一つ。(H)
*アラブ人が社会奉仕に志願すれば村八分にすると、アラブ系議員がア
ラブ系市民に警告。兵役を免除されているアラブ人に、政府が社会奉
仕への志願を呼びかけているため。(P,Y)
*アナポリス和平会議に向けて、ライス国務長官がカーター氏、クリン
トン氏らと会談。困難な交渉に向けて助言を得るため。(Y,H)
*ハマスの爆弾が誤爆発を起こし女性2人と子供1人が死亡。(P,H,Y)
*自治政府が自治警察官の数を半減へ。もともと自治警察官は約半数が
実際には仕事をせず、給料だけを受け取っている。(P)
2007年10月29日(月)
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*ガザへの燃料の供給は削減されたが、電力供給の停止はこれから。人
権団体が、制裁措置の中止を求めて最高裁に訴えている。(H,P,Y)
*シャロン前首相の息子のギラド・シャロンが180万ドルの詐欺を行
ったとして、米国で訴えられている。イスラエルも捜査に協力。(H)
*カツァブ元大統領を強姦容疑で訴えなかったのは、合意の上だった可
能性があるからだとマズズ検事総長が説明。(H,P)
*作戦中にトルコ領空を侵犯したとすれば遺憾だと、オルマート首相が
発言。シリア空爆を間接的に認めた発言と見られている。(H,P,Y)
*教師のストライキが解決しないため、労働組合のヒスタドルートがゼ
ネスト実施に向けた動きを開始。政府も労働裁判所に訴えて教師のス
トを中止させる方策を検討している。(H)
*アナポリス和平会議では、和平に向けた時間割は決められないとの考
えをオルマート首相が表明。一方、左翼政党メレツの会議に出席した
自治政府のクレイ氏は、時間割が必須だとの考えを示した。(P,Y)
*ラビン首相の暗殺犯、アミルと獄中結婚した女性が夫婦面会で妊娠し
た男児を出産。割礼式は11月4日。(P,Y)
2007年10月30日(火)
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*マズズ検事総長が、ガザへの電力供給停止に反対を表明。しかし、ガ
ザとの経済的な関係を断つのはイスラエルの権利だとした。(H,P,Y)
*国連の潘基文事務総長がガザへの制裁措置に反対を表明。しかし、武
装勢力に対してイスラエルへの無差別攻撃の中止を求めた。(H,Y)
*オルマート首相が、前立腺がんと発表。しかし、生命に危険のあるよ
うなものではないため、政務は続ける方針。(H,P)
*ガザ南部の銃撃戦で国防軍兵士が死亡。ハマスはガザに地下壕を建設
し、軍備を強化していると国防軍幹部は分析している。(H,P)
*イランの外相がシリアのダマスカスでハマス幹部と会談。ガザ封鎖と、
アナポリス和平会議への対応策を協議するのが目的。(H)
*ファタハが西岸地区でハマス支持者の掃討作戦を強化する中、ハマス
の幹部が「この秋に西岸地区も武力で制圧する」と宣言。(P)
*エジプトのムバラク大統領が原子炉を建設する方針を発表。平和利用
が目的だという。(P)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp