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▼東大の博士院生の大半、授業料ゼロに 「頭脳」獲得狙い(アサヒ)
東京大学が来年度から、大学院博士課程の学生の大半について、授業料を実質的にゼロにすることを決めた。必要な財源は年間約10億円に上り、これほど大規模な支援は国内では初めて。世界的な「頭脳」獲得競争の中で優秀な学生を獲得するため、思い切った「投資」に踏み切る。 東大の博士課程在籍者は約6000人。うち、日本学術振興会などから経済的支援を受けているのが約2100人、休学者が約800人。東大は残りの3000人余りのうち大半の学生に年額52万800円の授業料に相当する額を援助する。
対象となるのは「少なくとも半分以上」(平尾公彦副学長)。ある程度選抜するか、成績不良者を除くほぼ全員とするか検討中だ。支給方法として授業料免除の拡充や、教育補助者(TA)や研究補助者(RA)にして月4万~5万円の給与を払う案などが出ている。 世界の有力大学は博士課程の学生には生活費まで援助するのが普通だ。しかし、文部科学省の05年度の調査では、国内の博士課程在籍者で経済的支援を受けているのは48%にすぎず、「生活費相当額」とされる月15万円以上を受け取っているのはわずか9%。平尾副学長は「現状のままでは、海外の大学院との頭脳獲得競争に負けてしまう」と話す。 約10億円の財源は経費の節減などで工面する。ただ、他の国立大からは「東大だからできることで、一極集中に拍車がかかる」という懸念も出ている。
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ようちゃんの意見。↓
☆遅いくらいの決定です。最も無料の大学、大学院 給料毎月6万円以上支給する大学は数校しかなかったのですから、学問分野が広がりよい事です。外国の:無料の大学へ奨学生とっして引き抜かれて行くのもあったので心配していたのですが・・・。
☆医師不足のことは山ほど理由がある。ところで学費にお話を戻しますが。日本の国立大学で、学費が年間60万円弱、6年間で360万円です(高い教科書代は含まない)。昔のように(父や叔父の60代の学生時代には 毎月3000円とかそういう金額じゃありません。)考えると、だいぶ負担になっています。
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文科省資料『国立大学と私立大学の授業料等の推移』について
2005年11月11日 国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局
本事務局は文科省資料『国立大学と私立大学の授業料等の推移』(最新版)を入手したので公表する。国立大学協会総会における文科省説明によると、財務
省が既に私立大学を上回っているにもかかわらず国立大学入学料を値上げするよう迫っている根拠は、入学時に納入すべき金額が国立大学282,000円(入学料)
に対して私立大学484,242円(入学料+施設設備費)であるという(文科省資料参照)。
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◎国立大学と私立大学の授業料等の推移
年度 国立大学 私立大学 私立大学/国立大学
授業料 入学料 計 授業料 入学料 施設
設備費 計 授業料 入学料 計
(円) (円) (円) (円) (円) (円) (円) (倍) (倍) (倍)
昭和50年 36,000 50,000 86,000 182,677 95,584 94,506 372,767 5.1 1.9 4.3
昭和51年 96,000 50,000 146,000 221,844 121,888 103,041 446,773 2.3 2.4 3.1
昭和52年 96,000 60,000 156,000 248,066 135,205 110,254 493,525 2.6 2.3 3.2
昭和53年 144,000 60,000 204,000 286,568 157,019 135,854 579,441 2.0 2.6 2.8
昭和54年 144,000 80,000 224,000 325,198 175,999 147,440 648,637 2.3 2.2 2.9
昭和55年 180,000 80,000 260,000 355,156 190,113 159,621 704,890 2.0 2.4 2.7
昭和56年 180,000 100,000 280,000 380,253 201,611 174,330 756,194 2.1 2.0 2.7
昭和57年 216,000 100,000 316,000 406,261 212,650 182,426 801,337 1.9 2.1 2.5
昭和58年 216,000 120,000 336,000 433,200 219,428 196,242 848,870 2.0 1.8 2.5
昭和59年 252,000 120,000 372,000 451,722 225,820 201,385 878,927 1.8 1.9 2.4
昭和60年 252,000 120,000 372,000 475,325 235,769 201,915 913,009 1.9 2.0 2.5
昭和61年 252,000 150,000 402,000 497,826 241,275 204,089 943,190 2.0 1.6 2.3
昭和62年 300,000 150,000 450,000 517,395 245,263 208,386 971,044 1.7 1.6 2.2
昭和63年 300,000 180,000 480,000 539,591 251,124 208,823 999,538 1.8 1.4 2.1
平成元年 339,600 185,400 525,000 570,584 256,600 207,932 1,035,116 1.7 1.4 2.0
平成2年 339,600 206,000 545,600 615,486 266,603 177,072 1,059,161 1.8 1.3 1.9
平成3年 375,600 206,000 581,600 641,608 271,151 162,571 1,075,330 1.7 1.3 1.8
平成4年 375,600 230,000 605,600 668,460 271,948 166,503 1,106,911 1.8 1.2 1.8
平成5年 411,600 230,000 641,600 688,046 275,824 172,850 1,136,720 1.7 1.2 1.8
平成6年 411,600 260,000 671,600 708,847 280,892 183,725 1,173,464 1.7 1.1 1.7
平成7年 447,600 260,000 707,600 728,365 282,574 182,028 1,192,967 1.6 1.1 1.7
平成8年 447,600 270,000 717,600 744,733 287,581 186,035 1,218,349 1.7 1.1 1.7
平成9年 469,200 270,000 739,200 757,158 288,471 193,907 1,239,536 1.6 1.1 1.7
平成10年 469,200 275,000 744,200 770,024 290,799 191,040 1,251,863 1.6 1.1 1.7
平成11年 478,800 275,000 753,800 783,298 290,815 198,982 1,273,095 1.6 1.1 1.7
平成12年 478,800 277,000 755,800 789,659 290,691 203,150 1,283,500 1.6 1.0 1.7
平成13年 496,800 277,000 773,800 799,973 286,528 201,980 1,288,481 1.6 1.0 1.7
平成14年 496,800 282,000 778,800 804,367 284,828 202,574 1,291,769 1.6 1.0 1.7
平成15年 520,800 282,000 802,800 807,413 283,306 202,330 1,293,049 1.6 1.0 1.6
平成16年 520,800 282,000 802,800 817,952 279,794 204,448 1,302,194 1.6 1.0 1.6
平成17年 535,800 282,000 817,800
(注) 1.私立大学の額は平均値であり、年度は入学年度である。
2.国立大学の平成16年度以降の額は国が示す標準額である