電気を消して寝よう。
真夜中に光を浴びると眠れなくなるのは、細胞に組み込まれている体内時計が光の刺激でバラバラになり、機能停止に陥るのが原因であることを理化学研究所などの研究チームが突き止めた。
この成果は、米科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」(電子版)に22日掲載される。 体内時計は人間などの動物に生まれつき備わっている。体を作る細胞はいろいろな「時計遺伝子」を備えていて、心拍や体温などを約24時間周期で調節する。このバランスが崩れると、不眠症などになることもある。 理研の上田泰己チームリーダーらは、マウスの皮膚細胞を〈1〉網膜のように光を感じる〈2〉朝の活動モードに切り替える時計遺伝子が働くと、細胞自身が発光する――ように改造。そのうえで、改造細胞群に様々なタイミングで光を当てた。 |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000001-yom-soci
夜更かしを続けると体内時計が狂って不眠などになる「シンギュラリティ」現象が起きるのは、脳に約2万個ある時計細胞の刻むリズムがばらばらになるためであることを、理化学研究所などが突き止めた。同現象を巡っては、時計細胞が一斉に機能を停止するためとの説もあり、30年以上論争が続いていた。不眠や時差ぼけなどの予防、治療に結びつくと期待され、21日付の英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジーに発表した。
体内時計は下等動物や植物にも備わる。ヒトなどの哺乳(ほにゅう)類では、脳の奥にある時計細胞が臓器などの時計細胞と同調し、体のリズムを作っている。体内時計が狂うと、細胞の活動に昼夜の差がなくなり、不眠や倦怠(けんたい)感の原因になるとされる。シンギュラリティは1970年に米国の研究者が発見したが、原因は不明だった。 研究チームは、マウスの皮膚の時計細胞を改造し、細胞自身が光を感知するようにして実験した。細胞の活動が鈍る時間帯に光を照射し、試験管内でシンギュラリティを起こすことに成功。時計細胞のリズムがばらばらになることを確認した。 理研の上田泰己チームリーダーは「今後、夜中にどの程度の光を浴びれば体内時計に影響するのかを調べ、予防や治療につなげたい」と話している。【西川拓】 10月22日11時20分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000029-mai-soci
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真夜中に強い光を浴びると、体内時計が一時的に止まって見える現象が起きるのは、個々の細胞のリズムがばらばらになるのが原因であることが、理化学研究所と近畿大、名古屋大の研究チームがマウスの細胞を使って行った実験で分かった。人間でも睡眠のリズムを守るには、深夜に強い光を避ける必要があることが改めて裏付けられた。論文は22日、英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジー電子版に掲載された。
10月22日10時33分配信 時事通信 |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000023-jij-soci
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たまに、電気をつけたまま寝てしまう時があるが、
ちゃんと、消してから寝ようと思った。
夜更かししないで、決まった時間に暗くして寝るのがいいみたい。
細胞のリズムがバラバラになるのって、きっと体に良くないと思う。
グリーンランドの人は、白夜の夜は、暗くして寝ているのかな。
by日本のお姉さん