イスラエルからのニュース
2007年9月23日(日)
****************************************************
*テルアビブのアパートで警察が自爆ベルトを発見し、関係者を逮捕。
大贖罪日で混雑したシナゴグでの自爆を目指していたもよう。ナブラ
スで先週に摘発されたハマス組織の犯行と見られている。(H,P,Y)
*11月の中東和平会議にシリアとレバノン、アラブリーグ諸国を招く
よう自治政府が米国に要求。米国は受入の意向か。(H,P,Y)
*シリアの飛行機がレーダーから消えたため、超低空飛行による侵入を
警戒した国防軍機が緊急発進。しかし、シリア機が墜落したことが判
明したため、数分後に基地に帰還した。(H,P,Y)
*ラモン副首相がリクードの政権参加の可能性に言及。しかし東エルサ
レムをパレスチナの支配下にすべきだとの見解を再度表明したため、
リクードのネタニヤフ党首は政権参加の可能性を否定した。(P,Y,I)
*オルマート首相が10月末に英仏の首脳と会談へ。米主催の和平会議
の前に、状況説明を行うのが目的。(H)
*イスラエルとドイツの二重国籍の青年がレバノンでスパイ罪と殺人罪
で逮捕されていることが判明。外務省が対策を検討中。(H,P,Y)
*シリアの核施設攻撃前、国防軍の特殊部隊がシリアの施設に潜入し、
核物質のサンプルを持ち帰っていたと、英国紙が報道。国防軍の攻撃
で核施設は大破し、北朝鮮の作業員も死亡したという。(P,Y)
*今年の観光客は230万人に達し、紛争前のレベルに迫ると観光省が
予想。航空会社も増便しており、来年は280万人を目指す。(P)
2007年9月24日(月)
****************************************************
*ユダヤ民族基金(JNF)の土地を非ユダヤ人に売らないのは人種差
別だとする2005年のマズズ検事総長の意見表明を受け、同基金が
アラブ人への土地売却を認める方針に転換か。(H,Y)
*ラマダンの「善意の証」として91人のパレスチナ人を釈放すると閣
議決定。うち30人はガザ出身だが、ハマスが釈放を要求しているリ
スト中の人物は一人も含まれていない。(H,P,Y,7)
*イランのアフマディネジャド大統領が米国に到着。TVで「核開発は
平和目的」と強調、米国と戦争をする気はないと語った。(H,P,7)
*アッバス議長との交渉を促進すると同時に、ハマスとの交渉も行うよ
うに政府に呼びかける声明を11人の知識人が発表。(P,Y)
*テロ組織の巣窟となっているナブラスの治安維持のため自治警察が武
装警官500人を配備へ。成功すれば他都市にも拡大する。(H)
*レバノンで逮捕されたイスラエル人は、イスラム教への改宗者か。ヒ
ズボラなどテロ組織に関わっていた疑いを受けているが、家族は否定。
イスラエルはドイツ外務省と対策を検討している。(H,P,Y)
*西岸地区に逃れていたガザのファタハ幹部がガザに帰還へ。ガザでは
ファタハの基盤が弱体化している。ハマスとの関係に変化か。(P)
*イスラエルの携帯電話やインターネット会社の免許に、シンベトに通
信内容を開示する義務が含まれていると、民間団体が告発。(H)
*第二神殿の建設に使われたと見られる石切り場をエルサレム近郊のラ
マット・シュロモーで発見。切り出された5~8mの巨石は、西壁な
どの神殿の基礎部分に使用されたと考えられている。(H)
2007年9月25日(火)
****************************************************
*オルマート首相の自宅購入に関する汚職疑惑の捜査をマズズ検事総長
が警察に命令。しかし、疑惑の内容はすでに報道されているため、証
拠隠滅が進んでおり、捜査は困難と見られている。(P,H,Y)
*ヒルクソン元蔵相を詐欺罪などで起訴へ。(H,P,Y)
*自治政府のアッバス議長とファイヤド首相がブッシュ大統領と米国で
会談。ブッシュ大統領はパレスチナ国家設立を支持した。(P,Y)
*米国コロンビア大学でアフマディネジャド大統領が講演。ホロコース
トもイスラエル生存権も否定する持論を展開した。(P,H,Y,7)
*労働党のベンエリエゼル国防相が、バルグティを釈放してパレスチナ
の次期指導者にすべきだとの見解を表明。ハマスに誘拐された国防軍
兵士と交換で釈放することを提言した。(H,Y)
*訪米中のリブニ外相が米国で反イランデモに参加したことに外務省内
部から批判。反イランでイスラエルが目立つと「イランはイスラエル
だけの問題」という認識が世界に広がってしまうため。(P)
*東エルサレムで行われたラマダンのパーティーにディヒター治安相が
中止命令。演説などは中止、参加者は食事だけを食べた。(H)
*ナチ支配下でユダヤ人の画商が手放した名画を返せと、画商の遺族が
返還委員会に訴え。賠償額が巨額になる上、脱出のため自分の意思で
売却したとの経緯から、賛否両論が起こっている。(H)
*エルサレム市が2トンのキャンディーで1000平米の大型仮庵を制
作中。様々な催しを行い、来場者にはお菓子を配布する。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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*テルアビブのアパートで警察が自爆ベルトを発見し、関係者を逮捕。
大贖罪日で混雑したシナゴグでの自爆を目指していたもよう。ナブラ
スで先週に摘発されたハマス組織の犯行と見られている。(H,P,Y)
*11月の中東和平会議にシリアとレバノン、アラブリーグ諸国を招く
よう自治政府が米国に要求。米国は受入の意向か。(H,P,Y)
*シリアの飛行機がレーダーから消えたため、超低空飛行による侵入を
警戒した国防軍機が緊急発進。しかし、シリア機が墜落したことが判
明したため、数分後に基地に帰還した。(H,P,Y)
*ラモン副首相がリクードの政権参加の可能性に言及。しかし東エルサ
レムをパレスチナの支配下にすべきだとの見解を再度表明したため、
リクードのネタニヤフ党首は政権参加の可能性を否定した。(P,Y,I)
*オルマート首相が10月末に英仏の首脳と会談へ。米主催の和平会議
の前に、状況説明を行うのが目的。(H)
*イスラエルとドイツの二重国籍の青年がレバノンでスパイ罪と殺人罪
で逮捕されていることが判明。外務省が対策を検討中。(H,P,Y)
*シリアの核施設攻撃前、国防軍の特殊部隊がシリアの施設に潜入し、
核物質のサンプルを持ち帰っていたと、英国紙が報道。国防軍の攻撃
で核施設は大破し、北朝鮮の作業員も死亡したという。(P,Y)
*今年の観光客は230万人に達し、紛争前のレベルに迫ると観光省が
予想。航空会社も増便しており、来年は280万人を目指す。(P)
2007年9月24日(月)
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*ユダヤ民族基金(JNF)の土地を非ユダヤ人に売らないのは人種差
別だとする2005年のマズズ検事総長の意見表明を受け、同基金が
アラブ人への土地売却を認める方針に転換か。(H,Y)
*ラマダンの「善意の証」として91人のパレスチナ人を釈放すると閣
議決定。うち30人はガザ出身だが、ハマスが釈放を要求しているリ
スト中の人物は一人も含まれていない。(H,P,Y,7)
*イランのアフマディネジャド大統領が米国に到着。TVで「核開発は
平和目的」と強調、米国と戦争をする気はないと語った。(H,P,7)
*アッバス議長との交渉を促進すると同時に、ハマスとの交渉も行うよ
うに政府に呼びかける声明を11人の知識人が発表。(P,Y)
*テロ組織の巣窟となっているナブラスの治安維持のため自治警察が武
装警官500人を配備へ。成功すれば他都市にも拡大する。(H)
*レバノンで逮捕されたイスラエル人は、イスラム教への改宗者か。ヒ
ズボラなどテロ組織に関わっていた疑いを受けているが、家族は否定。
イスラエルはドイツ外務省と対策を検討している。(H,P,Y)
*西岸地区に逃れていたガザのファタハ幹部がガザに帰還へ。ガザでは
ファタハの基盤が弱体化している。ハマスとの関係に変化か。(P)
*イスラエルの携帯電話やインターネット会社の免許に、シンベトに通
信内容を開示する義務が含まれていると、民間団体が告発。(H)
*第二神殿の建設に使われたと見られる石切り場をエルサレム近郊のラ
マット・シュロモーで発見。切り出された5~8mの巨石は、西壁な
どの神殿の基礎部分に使用されたと考えられている。(H)
2007年9月25日(火)
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*オルマート首相の自宅購入に関する汚職疑惑の捜査をマズズ検事総長
が警察に命令。しかし、疑惑の内容はすでに報道されているため、証
拠隠滅が進んでおり、捜査は困難と見られている。(P,H,Y)
*ヒルクソン元蔵相を詐欺罪などで起訴へ。(H,P,Y)
*自治政府のアッバス議長とファイヤド首相がブッシュ大統領と米国で
会談。ブッシュ大統領はパレスチナ国家設立を支持した。(P,Y)
*米国コロンビア大学でアフマディネジャド大統領が講演。ホロコース
トもイスラエル生存権も否定する持論を展開した。(P,H,Y,7)
*労働党のベンエリエゼル国防相が、バルグティを釈放してパレスチナ
の次期指導者にすべきだとの見解を表明。ハマスに誘拐された国防軍
兵士と交換で釈放することを提言した。(H,Y)
*訪米中のリブニ外相が米国で反イランデモに参加したことに外務省内
部から批判。反イランでイスラエルが目立つと「イランはイスラエル
だけの問題」という認識が世界に広がってしまうため。(P)
*東エルサレムで行われたラマダンのパーティーにディヒター治安相が
中止命令。演説などは中止、参加者は食事だけを食べた。(H)
*ナチ支配下でユダヤ人の画商が手放した名画を返せと、画商の遺族が
返還委員会に訴え。賠償額が巨額になる上、脱出のため自分の意思で
売却したとの経緯から、賛否両論が起こっている。(H)
*エルサレム市が2トンのキャンディーで1000平米の大型仮庵を制
作中。様々な催しを行い、来場者にはお菓子を配布する。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp